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いんすいしげん
飲水思源
町長
松岡市郎
写真家
福島菊太郎が伝えようとしているもの
人々の日々の闘いの事実でもあり、風
りかけている。写真を通じて、平和で
今年の東川国際写真フェスティバル
の方々がご尽力され、見事にこなして
あることの意義、そして今日の豊かさ
化させてはならないものを私たちに語
大成功であったと思う。天気も良く、
はどのようにして築かれてきたのか、
やどんとこい祭りも、それぞれの分野
人出は過去最高を記録しているようで
戦後
周年の節目となる年にしっかり
ある。ご苦労さまでした。
と目に焼き付けて置くことは大切なこ
とである。ぜひとも鑑賞してほしいと
周年、今日まで平和で
繁栄してきたことは素晴らしいことで
思う。
今年は戦後
ある。しかし過去の大切な教訓などが
と気付かされることがある。私たちは
なっているの﹂と問う世代が多いとい
作られるの﹂﹁ジャガイモはどこに
今年の﹁写真の町﹂東川賞・飛弾野
生活や業務に不可欠になってきている
るようだ。パソコン、携帯電話などが
うか。未来を創るのは子どもたちであ
☞
シリーズ8作目の主人公は、
エゾリスの子ども「アカキチ」と
その家族。退院していった野生
動物たちのために、獣医の竹
田津さんが用意した庭や裏山
にある給餌台にやってくる森の
お客さんのひとりです。小さか
ったアカキチがたくましく成長し、
その子どもがまた育っていく様
子を4年にわたるリスの生活を
美しい写真と温かな文章で紹
介します。
魔女の血を引く少女、キキは
13歳になった。一人前の魔女に
なるための決まりに従い、黒猫の
ジジとほうきに乗って旅に出る。
やがてたどり着いたのは海辺の
町、コリコ。キキを待ち受けてい
たのは、パン屋の女将・おソノや、
空を飛ぶことを夢見る少年・とん
ぼをはじめとして個性豊かな住
人だった。キキはおソノの家の二
階に居候し、お届けもの屋「魔女
の宅急便」を始める(108分)。
風化してしまっているのではないか、 ある会話である。﹁牛乳はどこから
加齢とともに過去も段々と遠くなり、
数右衛門賞は、山口県在住の福島菊次
が、大地の大切さや命をいただくこと
世代の交代とともに記憶が消えていく。 う。このことは世界各国で共通してい
歳︶に決まった。今も自立し
郎氏︵
の意義が薄れている。しっかりと体験
娘さんの代理出席となった。娘さんは
り教育である。
には残念ながら歩行困難という事情で、 できる教育が求められるのではなかろ
受賞祝賀会で﹁当時、写真の焼き付け
多い。写真文化首都は﹁大切なものを
などを手伝った思い出があり、暮らし 福島菊次郎氏の写真から学ぶことは
は厳しかったが、なにか豊かさを感じ
写し、残し、そして伝える﹂ことであ
る。
竹田津実/著 アリス館/刊
東映ビデオ株式会社
北国からの動物記 エゾリス(児童書)
魔女の宅急便(映画、DVD)
文化交流館
☎82−4245
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1975
(昭和50)年、偉大なる
総統の死の直後、愛すべき祖父
は何者かに殺された。内戦で敗
れ、追われるように台湾に渡った
不死身の祖父。無軌道に生きる
17歳の私には、
まだその意味は
分からなかった。台湾から日本、
そしてすべての答えが待つ大陸
へ。友情と恋、流浪と決断、歴史、
人生、
そして命の物語。第153回
直木賞受賞作。
70
た﹂と記憶を辿って話されていた。
その写真は、終戦から復興へ向かう
東山彰良/著 講談社/刊
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ビデオ紹介
流(一般書)
70
た暮らしを続けているという。受賞式
94
14
Higashikawa 2015 September