公益財団法人 大学セミナーハウス 教員免許更新センター 2015年度 第13回 12月24日(木)~12月27日(日)開講 募集:6月1日(月)~ 11月30日(月) *ただし、定員になり次第締切らせていただきます。 1. 4日間の短期集中! 2. ベテラン講師によるホットな講習 ! 3. 受講者相互の自由な交流! 教員免許状更新講習 講座担当者紹介 日程 都合により一部変更することがあります。 12月24日(木) 9:00~ 12:00 ( ) A1 現代の学校教育が問われている もの 13:00~ 16:00 A2 学校改革・教育改革 16:20~ 19:20 A3 安田 忠郎 安田 忠郎 学校危機管理 ~3つのlackの視点から~ 蔦沢 元晴 子どもの発達と教育 ~子どもの多様性を学ぶ~ 佐々木掌子 12月25日(金) 9:00~ 12:00 受講対象:幼稚園・小学・中学・高校教諭 募集定員:必修は90名。選択科目は15~90名。先着順 費 用: ・全科目受講:30,000円(税込) ・部分受講(事務手数料1,000円を含みます): 必修のみ 13,000円(税込) 選択科目1科目のみ 7,000円(税込) 選択科目2科目のみ 13,000円(税込) 選択科目3科目のみ 19,000円(税込) 必修+選択 1 科目 19,000 円(税込) 講習の詳細、申込み方法等については「八王子セミナーハウス」 HPをご覧ください。URL http://www.seminarhouse.or.jp/ 公益財団法人 大学セミナーハウス 教員免許更新センター TEL 042-676-8532 FAX 042-676-1220 E-mail: [email protected] 〒192-0372 東京都八王子市下柚木1987-1 13:00~ 13:50 14:00~18:00 A4 必修A1、A2、A3、A4一括試験 B1 異文化コミュニケーションと 効果的な授業運営方法 (90名) (間に60分の夕食) 19:00~21:00 12月26日(土) (昼食タイム1時間) 10:30~ 17:30 10:30~ 17:30 10:30~ 17:30 * 荒木 晶子 *B2、B3、B4は同時開講のため、ご注意ください。 何のための教師 B2 ~「子どもから」神話からの解放をめざして~ 山内 芳文 (40名) * 教師のための環境サイエンス B3 ~「近代化」と環境問題~(35名) 吉田 真史 * 体験学習で何を体験し、何を学ぶのか 松岡 信之 B4 ~からだで関わるということ~ (15名) 12月27日(日) (昼食タイム1時間・ブレイクタイム30分) 9:00~ 16:30 B5 *選択科目の試験は、各科目の時間内で行います。 安田 忠郎 A1~A4:必修「教育の最新事情」(12時間) B1~B4:選択科目(各6時間・全18時間) 異文化コミュニケーションと効果的な授業運営方法 荒木 晶子 B1 A1 現代の学校教育が問われているもの 安田 忠郎 まずマクロの歴史的視点から、「日本と世界の関係の変化」を押 さえる。次いで「日本の近代化と学校教育の歴史」における重大な 結節点、とりわけ第1・第2・第3の各「開国」=「教育改革」を 系統的に把握する。最後に、現在の学校を取り巻く諸状況をつぶさ に検討するとともに、今日の時代状況にふさわしい教育観・教師 観・子ども観について「人間・教育とは何か」の原理的視点に立っ た模索を試みる。 A2 学校改革・教育改革 安田 忠郎 まず戦後日本の「学習指導要領」の変遷過程を、経験主義vs.系統 主義の対立軸をもとに跡づけながら、近年における同要領の改訂問題 の根本を明らかにする。次いで2006年「教育基本法」の客観的な内容 を掘り下げるために、同法と1947年「教育基本法」および1890年「教 育勅語」を比較検討する。最後に、現在の小学・中学・高校・大学の 全般的な教育改革をめぐる諸問題を一考する。 A3 学校危機管理~3つのlackの視点から~ 蔦沢 元晴 近年、学校の内外には「学校危機」に直結する様々な問題が起き、 その度に学校の危機管理のありようが問われている。本講座では、 「学校危機」は何故に起きるのかを3つのlack(欠如)という視点か ら考察するとともに、その未然防止(リスクマネジメント)や危機発 生時及び事後対応(クライシスマネジメント)のあり方や手法、心構 え等についても考えていきたい。 A4 子どもの発達と教育~子どもの多様性を学ぶ~ 佐々木 掌子 「障害の有無、人種やセクシュアリティの違いなどの区別をせずに 包含し、さらに特別なニーズのある子どもには必要な対応を行う」イ ンクルージョンという教育理念が現在、重視されてきている。この根 底にあるのが、子どもの「個人差」である。本講座では、子どもの個 人差に着目した研究や知見について紹介をする。そして「子どもの多 様性」に基礎を置いた教師による集団形成について、考えていく。 文化背景の異なる人々と円滑なコミュニケーションをはかるため に、日本の文化と日本人のコミュニケーション・スタイルに焦点を あて、共感力あふれるコミュニケーション能力をどう育成するのか を解説する。また、多様な学生のニーズに応えるために、学習者に とって学ぶ喜びが大きく、満足度の高い授業をするために、四つの 学習スタイルを取り入れた効果的な授業運営方法を目ざし、バラン 何のための教師~「子どもから」神話からの解放をめざして~ 山内 芳文 (同時間帯開催3-①) B2 児童中心主義の教育思想が教師のありかたに与えてきた論理を相 対化し、教師像をめぐる古今の言説を整理し、現代の教育状況を生 き抜く教師のあるべき姿を追求する。具体的には、①現代の教師を めぐる状況、②「子どもから」(vom Kinde aus)神話の呪縛、③ 「子どもから」神話の系譜(ルソーの「子どもの発見」からデュー イの「子ども重心」説へ)、④教育の神秘化と機械化、⑤教育の主 体としての教師、⑥「何のための教師」。 B3 教師のための環境サイエンス~「近代化」と環境問題~ 吉田 真史 (同時間帯開催3-②) 若者の理系離れが指摘される現代日本において、環境問題に関す る話題は、生徒たちが科学技術に関心をもつ最大のきっかけとなっ ている。一方、生徒たちに環境問題を正しく伝えるためには、観測 結果の信頼性、環境問題にかかわる社会的思惑、日本と西欧の自然 観の違いなど、背景として考えておくべきことも多い。本講義で は、教育現場で環境問題を取り上げるときに必要となる、これらの 事柄について具体的な事例をあげて考察する。 B4 体験学習で何を体験し、何を学ぶのか ~からだで関わるということ~ 松岡 教育は情報の伝達だけでなく個人の内面の成長に関わるものであ りたい。野外での体験教育、調べ学習、課題発見・課題解決といっ た教育手法は自らの体験を基にした学習である。このような、体験 から子どもたちは何を学ぶのか。体験学習を体験することで終わら せず、体験学習の学習内容、学習成果をどのように考えるかについ て、体験学習サイクルに基づくPA(Project Adventure)プログラムを 題材にして考える。 B5 安田 忠郎 ルース・ベネディクトが日本の文化を「恥の文化」と規定して以 来(『菊と刀』1946年)、すでに久しい。これに対する賛否両論を 整理するとともに、日本神話(『古事記』)→日本民話の系譜をた どり、この思想的系譜にギリシア神話→プラトン哲学→キリスト教 を比較照射し、日本と西欧の行動様式⇒意識構造の違いを解明して みたい。本講習を通して、日本文化の世界史的位置づけを確かめる とともに、グローバル化が進む現代社会に生きる日本人としての素 養・教養を深めてもらいたい。 JR JR 中央線 中央線 京王高尾線 野猿峠バス停 京王線 京王相模原線 大学セミナーハウス 小田急線 大学セミナーハウスは2015年に開館50周年を迎えます 信之 (同時間帯開催3-③) 横浜線 山手線
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