募集要項 - 八王子セミナーハウス

2015年度
公益財団法人 大学セミナーハウス 教員免許更新センター
第14回 1月20日(水)~1月23日(土)開講
募集:6月1日(月)~ 1月15日(金)
*ただし、定員になり次第締切らせていただきます。
1. 4日間の短期集中!
2. ベテラン講師によるホットな講習 !
3. 受講者相互の自由な交流!
教員免許状更新講習
講座担当者紹介
日程
都合により一部変更することがあります。
1月20日(水)
京都大学大学院教育学研究科講師
(映像文化論、マス・コミュニケーション発達史)
9:00~
12:00
A1
現代の学校教育が問われている
安田 忠郎
もの
13:00~
16:00
A2
学校改革・教育改革
安田 忠郎
16:20~
19:20
A3
学校危機管理
~3つのlackの視点から~
蔦沢 元晴
子どもの発達と教育
~子どもの多様性を学ぶ~
佐々木掌子
1月21日(木)
9:00~
12:00
受講対象:幼稚園・小学・中学・高校教諭
募集定員:必修は90名。選択科目は15~90名。先着順
費
用:
・全科目受講:30,000円(税込)
・部分受講(事務手数料1,000円を含みます):
必修のみ
13,000円(税込)
選択科目1科目のみ
7,000円(税込)
選択科目2科目のみ 13,000円(税込)
選択科目3科目のみ 19,000円(税込)
必修+選択 1 科目
19,000 円(税込)
講習の詳細、申込み方法等については「八王子セミナーハウス」
HPをご覧ください。URL http://www.seminarhouse.or.jp/
公益財団法人 大学セミナーハウス
教員免許更新センター
TEL 042-676-8532
FAX 042-676-1220
E-mail:[email protected]
〒192-0372
東京都八王子市下柚木1987-1
13:00~
13:50
14:00~18:00
A4
必修A1、A2、A3、A4一括試験
B1
教育相談~学校教育現場における 佐々木掌子
今日的問題に対する実践的対応~
(90名)
(間に60分の夕食)
19:00~21:00
1月22日(金) (昼食タイム1時間)
10:30~
17:30
10:30~
17:30
10:30~
17:30
*
B2
*
B3
山脇由貴子
*B2、B3、B4は同時開講のため、ご注意ください。
異文化理解と「ステレオタイプ」
~映像を通して異文化体験の深層
を探る~
科学技術と倫理
谷川 建司
(40名)
(35名) 田中 三彦
体験学習で何を体験し、何を学ぶのか
松岡 信之
B4 ~からだで関わるということ~ (15名)
*
1月23日(土) (昼食タイム1時間・ブレイクタイム30分)
9:00~
16:30
B5
*選択科目の試験は、各科目の時間内で行います。
(90名)
安田 忠郎
A1~A4:必修「教育の最新事情」(12時間)
B1~B4:選択科目(各6時間・全18時間)
B1
教育相談
~学校教育現場における今日的問題に対する実践的対応~
佐々木 掌子・山脇 由貴子
学校現場における、いじめ、不登校、発達障害、デートDV、セク
シュアル・マイノリティといった今日的問題に対して、教師が知って
おきたい基本的な知識のみならず、その対応について、特に心理学の
立場の紹介をし、その対応について実習していただく。
A1
現代の学校教育が問われているもの
安田 忠郎
まずマクロの歴史的視点から、「日本と世界の関係の変化」を押
さえる。次いで「日本の近代化と学校教育の歴史」における重大な
結節点、とりわけ第1・第2・第3の各「開国」=「教育改革」を
系統的に把握する。最後に、現在の学校を取り巻く諸状況をつぶさ
に検討するとともに、今日の時代状況にふさわしい教育観・教師
観・子ども観について「人間・教育とは何か」の原理的視点に立っ
た模索を試みる。
A2
学校改革・教育改革
安田
忠郎
まず戦後日本の「学習指導要領」の変遷過程を、経験主義vs.系統
主義の対立軸をもとに跡づけながら、近年における同要領の改訂問題
の根本を明らかにする。次いで2006年「教育基本法」の客観的な内容
を掘り下げるために、同法と1947年「教育基本法」および1890年「教
育勅語」を比較検討する。最後に、現在の小学・中学・高校・大学の
全般的な教育改革をめぐる諸問題を一考する。
A3
学校危機管理~3つのlackの視点から~ 蔦沢
元晴
近年、学校の内外には「学校危機」に直結する様々な問題が起き、
その度に学校の危機管理のありようが問われている。本講座では、
「学校危機」は何故に起きるのかを3つのlack(欠如)という視点か
ら考察するとともに、その未然防止(リスクマネジメント)や危機発
生時及び事後対応(クライシスマネジメント)のあり方や手法、心構
え等についても考えていきたい。
A4
子どもの発達と教育~子どもの多様性を学ぶ~
佐々木
掌子
「障害の有無、人種やセクシュアリティの違いなどの区別をせずに
包含し、さらに特別なニーズのある子どもには必要な対応を行う」イ
ンクルージョンという教育理念が現在、重視されてきている。この根
底にあるのが、子どもの「個人差」である。本講座では、子どもの個
人差に着目した研究や知見について紹介をする。そして「子どもの多
様性」に基礎を置いた教師による集団形成について、考えていく。
B2
異文化理解と「ステレオタイプ」~映像を通して異文化体験の
深層を探る~
谷川 建司
(同時間帯開催3-①)
マスメディアが発達した20世紀は、世界規模で映像メディアによる
イメージの創出と強化が際立つ“映像の世紀”だった。映画やTVの中
で、様々な人種や民族、特定の職業、性的マイノリティ、女性らしさ
などがどのように表象され、“ステレオタイプ”として刷り込まれて
きたのかを具体的な映像作品の鑑賞を通して考察する。ここでは、ス
テレオタイプ化された異文化の表象の成り立ちを理解するとともに、
それに囚われない真の「異文化理解」教育のあり方を模索する。
B3
科学技術と倫理
田中
三彦
(同時間帯開催3-②)
まず、「核科学」、「生命科学」、「脳科学」に関する代表的な
現代科学技術を紹介する。これらの科学技術がどのような革命的な
科学的発見によってもたらされ今日に至っているのか、そのことに
注意を向けながら、それらの科学技術を概観する。一方、こうした
現代の科学技術は、しばしばわれわれに倫理的問題をつきつける。
ここにきて、さらにスピードを上げて発達する現代科学技術。はた
して、それは人間をより幸福にするものなのかを考える。
B4
体験学習で何を体験し、何を学ぶのか
~からだで関わるということ~
(同時間帯開催3-③)
松岡
信之
教育は情報の伝達だけでなく個人の内面の成長に関わるものであ
りたい。野外での体験教育、調べ学習、課題発見・課題解決といっ
た教育手法は自らの体験を基にした学習である。このような、体験
から子どもたちは何を学ぶのか。体験学習を体験することで終わら
せず、体験学習の学習内容、学習成果をどのように考えるかについ
て、体験学習サイクルに基づくPA(Project Adventure)プログラムを
題材にして考える。
安田
B5
忠郎
ルース・ベネディクトが日本の文化を「恥の文化」と規定して以
来(『菊と刀』1946年)、すでに久しい。これに対する賛否両論を
整理するとともに、日本神話(『古事記』)→日本民話の系譜をた
どり、この思想的系譜にギリシア神話→プラトン哲学→キリスト教
を比較照射し、日本と西欧の行動様式⇒意識構造の違いを解明して
みたい。本講習を通して、日本文化の世界史的位置づけを確かめる
とともに、グローバル化が進む現代社会に生きる日本人としての素
養・教養を深めてもらいたい。
JR
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