平成26年第4回武豊町議会定例会 総務企画委員会要点筆記 平成26年12月9日(火) 総務企画委員会 8:58 ~ 10:33 全員協議会室 出席委員 委員長 石川義治 副委員長 小寺岸子 委 員 後藤光明 鈴木一也 大岩 保 議 長 中川 一 梶田 進 執 行 部 町長 籾山芳輝 副町長 各務正巳 総務部長 永田 尚 企画政策課長 竹内誠一 補佐 池田武彦 補佐 森田良孝 次長兼総務課長 木村育夫 補佐 補佐 杉浦正享 防災交通課長 宮谷幸治 補佐 近藤千秋 税務課長 籾山英巳 補佐 収納課長 辻田誠一 補佐 長澤秀喜 住民課長 平野幸夫 補佐 藤井信介 会計管理者兼出納室長 籾山宗平 傍 聴 磯部好文 補佐 石田高士 田中康博 補佐 石田 修 石原壽朗 議会事務局 議会事務局長 中野 満 8時58分 補佐 前田克康 総務企画委員会開会 議案第47号 平成26年度武豊町一般会計補正予算(第9号)について ○鈴木一也議員 中途退職者14名の年齢、性別、部課は。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 中途退職者とは、平成25年度における定年退職者以外の退職者です。ご承知 おきください。14名の退職の内訳について年齢は、下は24歳から上は58歳 までです。性別は男性が2名、女性が12名です。所属は、行政職が4名、保育 士が7名、保育園の園務員が3名です。 ○鈴木一也議員 退職時期、退職理由は。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 年度末に退職した職員以外で、年度の途中に退職した職員は7月に1名、6月 に3名、1月に1名です。 1 退職理由については、詳細な理由まで把握していません。勧奨制度を利用して 退職した職員が4名、自己都合による退職が9名、死亡退職が1名です。 ○鈴木一也議員 休職ではなく退職を選んだ理由はわかるか。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 把握していません。 ○鈴木一也議員 病気が理由で退職した職員はいるか。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 1名です。 ○鈴木一也議員 職務への影響は。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 年度の途中で退職した場合は、少なからず職務の影響はありますが、退職前の 引継ぎを密にし、影響のでないよう最大限の努力をしています。 ○鈴木一也議員 不足分を新規採用で補うのか。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 年度途中で退職する場合は、予期せぬ場合がほとんどです、臨時職員等におい て補っています。対して、年度末に退職する者で早い段階に退職することがわか る場合は、その年の採用試験において、その人数分を新たに採用し、翌年度職員 において補っています。 ○小寺岸子議員 16款2項1目不動産売却収入 ネット公売の場所と面積は。 ○次長兼総務課長(木村育夫君) 旧冨貴保育園跡地の4筆で、合計765.20㎡です。 ○小寺岸子議員 前回不調の場合と比較して、今回工夫したことはあるか。 ○次長兼総務課長(木村育夫君) 抽選に当たったために、ネット公売のトップページに掲載されPRできました。 ○小寺岸子議員 水路の払い下げの場所は。 ○次長兼総務課長(木村育夫君) 美浜町との行政界、松浦薬業㈱の南西側付近の水路です。 ○小寺岸子議員 払い下げの要望は順次出てくるのか。 2 ○次長兼総務課長(木村育夫君) 今回の払い下げの要望は、要望者が一体利用するために一括購入する農地に介 在する水路が必要になったことによるものです。 ○小寺岸子議員 購入者が水路として管理していくのか。 ○次長兼総務課長(木村育夫君) 周辺の土地を一体利用するので、水路としては活用しなくなります。 ○小寺岸子議員 防犯ベルの総数と管理方法および点検方法は。 ○防災交通課長(宮谷幸治君) 防犯ベルの総数は60基です。 防犯ベルは台帳で管理しており、年 1 回、冬休み期間に交通指導員により実際 に鳴らしてみるなどして、すべての防犯ベルを点検しています。 ○小寺岸子議員 防犯ベルの設置場所は、児童等にどのように周知されているのか。 ○防災交通課長(宮谷幸治君) 夜間暗い場所等、防犯上危険と思われる場所に設置しています。 周知は、看板で表示してあるので、確認はできるようになっています。 ○小寺岸子議員 防犯ベルの存在を、もっと解るようにするべきだと考えるが。 普段通っている人が存在を解ればよいのか。犯罪抑止の効果も兼ねているのか。 ○防災交通課長 普段通っている場所で、防犯ベルの存在が、目につくような形を検討したいで す。 挙手採決 賛成多数 委員会可決と決する。 議案第54号 機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について ○鈴木一也議員 住民への事前周知はどうするのか。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 住民全体へは、武豊町ホームページおよび、広報たけとよ3月1日号に掲載し 周知する予定です。また、来庁者に対しては、窓口にチラシを置き周知する予定 です。 ○鈴木一也議員 来庁者へは事前のチラシか。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 事前に周知を図ります。 3 ○鈴木一也議員 改革後の庁舎での案内等の体制は。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 住民窓口課では、証明発行対応の混乱を防止するために、フロアーマネージャ ーを配置することも検討しました。また、これまで通り職員全体が来庁者に積極 的に声かけをして、窓口案内に心掛けていきます。 ○梶田進議員 前回の機構改革と今回の機構改革の相違点は何か。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 前回の機構改革は、平成20年4月に施行し、一層効率的な行政運営を図りな がら政策を推進するために、集中改革プランに基づき、主に役場組織をスリム化・ 効率化するために行われました。 人事、総務、企画情報課を2課に、子育て支援に係る組織の再編、水道、下水 道課を1課とする組織変更を実施し、一定の効果をあげました。 今回の機構改革は、社会環境の変化に対応し、時代にふさわしい効率的で質の 高い町政を実現することを目標に策定した「武豊町第5次行革プラン」を基に、 行うものです。単に、行政のスリム化、効率化のみを捉えたものでなく、満足度 の高い行政サービスをめざし実施します。 ○梶田進議員 6年の間に情勢の変化があったと捉えてよいか。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 情勢の変化、住民のニーズの変化があり、住民サービスの向上、わかりやすい 行政を目指すための機構改革です。 ○梶田進議員 水道課の扱いの制定関係が見当たらないが、どのような取り扱いになるのか。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 本条例第54号制定案の第6条において、武豊町水道事業の設置等に関する条 例第3条第2項の、建設部に上下水道課水道担当を置く、条例の一部改正をお願 いしています。武豊町水道事業管理規程第3条において、上下水道課水道担当の 分掌事務を定めています。 挙手採決 全員賛成 委員会可決と決する。 議案第55号 議案第56号 議案第57号 武豊町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例 の一部改正について 武豊町長、副町長の給与に関する条例の一部改正について 武豊町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関す 議案第58号 る条例の一部改正について 武豊町職員の給与に関する条例の一部改正について 4 以上4議案を一括議題 ○梶田進議員 42歳をモデルとした給与改定の影響額の説明を再度お願いする。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 平成26年4月1日現在の行政職の平均年齢42歳をモデルとして、給与改定 での給料での年間差額は約14,000円の増額となります。平成27年度は現 給保障制度により、同額となります。 ○梶田進議員 全体ではどうか。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 今年度の改定による給料での影響額は約490万円です。1人当たりの平均は 約15,000円の増です。手当を含めた全体の給与では約2,400万円です。 1人当たりの平均に換算すると約79,000円弱の増となります。 平成27年度の影響額は、約1,100万円です。1人当たりの平均は35, 000円の増です。手当を含めた全体の給与では約1,500万円です。1人当 たりの平均に換算すると約50,000円の増となります。 ○梶田進議員 1級から8級までの級ごとの平均に対しての影響額はでるか。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 一人ひとりの積み上げでの比較となります。数日の時間をもらえば可能ですが、 この場では提供できません。 ○梶田進議員 今回の給与改定は若年層を手厚く、高齢層を抑える改定。給料の上昇率で若年 層がいくつから高齢層がいくつからと答えられないか。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 若年層がいくつからで高齢層がいくつからか具体例を示すのは難しいです。 概ね20歳代については影響がないです。30歳以上については改定の影響を受 けます。年齢が高くなればなるほど、影響額は高くなります。 ○梶田進議員 試算では、平成26年度給料表で0.3%上昇するのは7級30号まで。平成 27年度給料表の2%減となるのは、3級25号・26号あたりとするがどうか。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 議員の試算のとおりです。 ○梶田進議員 3級25号あたりの年齢層はどのくらいか。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 30代前半くらいです。 ○梶田進議員 附則第4条5条について再度説明を。 5 ○企画政策課長(竹内誠一君) 現給保障をすることによる他の制度に絡む部分のことが記載されています。例 えば55歳以上の職員に抑制されている部分も現給保障されることなどです。 ○梶田進議員 3年間で98.5%保障されるという理解でよろしいか。 ○企画政策課長(竹内誠一君) よろしいです。 ○小寺岸子議員 人事院勧告による改正という説明を受けたが、勧告に従わないという選択も可 能なのか。 ○企画政策課長(竹内誠一君) 人事院勧告は、労働基本権制約の代償措置として、国家公務員に対し社会一般 の情勢に適応した適正な給与を確保する機能を有するものであり、給与水準を民 間企業従業員の給与水準と均衡させること(民間準拠)を基本に勧告が行なわれ ています。勧告に従わないという選択は可能かどうかに対しては、可能です。 しかし、都 道 府 県 や 政 令 指 定 都 市 に は 独 立 し た 第 三 者 委 員 会 で あ る 人 事 委 員 会 の 設 置 が 義 務 づ け ら れ て い ま す が 、 本 町 に は 人事委員会はなく、職 員の給与等の改訂に関して参考にするものは、人事院勧告となります。 また、平成26年10月7日に閣議決定された、公務員の給与改定に関する取 扱いについては、特別職の給与等についても、人事院勧告の趣旨に沿い取り扱う こととされていることから、職員と同様に議員の皆様の期末手当の額について改 正をお願いするものです。 ○小寺岸子議員 改正に伴う財源は本町の財源を充てることとなるのか。 ○企画政策課長(竹内誠一君) そのとおりです。 議案第55号 武豊町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例 の一部改正について 挙手採決 賛成多数 委員会可決と決する。 議案第56号 武豊町長、副町長の給与に関する条例の一部改正について 挙手採決 賛成多数 委員会可決と決する。 6 議案第57号 武豊町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関す る条例の一部改正について 挙手採決 賛成多数 議案第58号 武豊町職員の給与に関する条例の一部改正について 挙手採決 賛成多数 議案第59号 武豊町国民健康保険税条例の一部改正について 委員会可決と決する。 委員会可決と決する。 ○鈴木一也議員 今回の改正はある程度収入がある方が対象であると思われるが、影響のある方 のおおよその収入と、対象者の人数・影響額を教えていただきたい ○税務課長(籾山英巳君) 改正に伴う影響額等ですが、現時点での試算です。対象世帯約200件で、全 体の影響額としては350万円程度の増収となります。対象者につきましては、 資産割等の様々な要件がからんできますので、一律いくらというラインは引きづ らいという部分がありますが、例えば、一例で申しますと、仮に 4 人世帯(両親 と子供2人)で固定資産税が10万円としますと、医療分につきましては、改正 前は、所得が約863万円以上で限度額となりますが、改正後は、約885万円 以上で限度額となります。同条件で、後期高齢分は、改正前は、所得が約558 万円以上で限度額となりますが、改正後は、約621万円以上、介護保険分は、 改正前は、所得が約801万円以上で限度額となりますが、改正後は約1001 万円以上で限度額となります。これはあくまでも一例ということでお考えいただ ければと思います。 ○鈴木一也議員 近隣市町の状況はどのようになっているか。 ○税務課長(籾山英巳君) 26年度現在、県内では約6割の自治体が法定限度額で運用しています。5 市5町の状況につきましては、今年の11月現在の聞き取り状況でありますが、 26年度現在、法定限度額で運用をしていますのが1団体、今年度中に改正し て27年度から法定限度額の適用を予定している団体が4団体、法定限度額に 近づけるべく改正を予定しているのが、本町を含めて2団体ということです。 この結果、来年から法定限度額での適用となる団体が半数ということです。 ○鈴木一也議員 いずれ県の方に統一化されていくという流れになるんではないかということ を聞いているが、武豊町はまだ法定限度額より低いということで、いっぺんに 上げていくのは難しいと思うが、どの様な段階を踏んで上げていく予定をして いるのか。 7 ○税務課長(籾山英巳君) 今現在の情報では、都道府県化されるのが、平成29年度と伺っています。た だこれは(30年度に)ずれ込む可能性もあるかと思いますが。今後の予定につ きましては、今回の条例案を可決いただいた前提で申し上げますと、法定限度額 との乖離は税制改正1回分でございます。都道府県化の前までにその分の改正を することになると思いますが、そのタイミングについては、運営状況や諮問機関 にご意見を伺いながら、今後検討していく予定です。 ○梶田進議員 (鈴木議員に対する答弁で)平成29年度までに法定限度額まで持っていきた いという内容の答弁だったと思われるが、平成27年度に改正されたとして、後 期高齢者支援分がまだ2万円の差額、介護分についても限度額に2万円の差額が あるという状況にある。今回改定された後の予測で、この2万円の限度額の差の 中に、対象世帯が何世帯くらいあるか、分かっていたら教えていただきたい。 ○税務課長(籾山英巳君) 現時点での試算ですが、約175件程度になるかと思われます。全体の影響額 でありますが、350万円程度の収入増と見込んでいます。 挙手採決 賛成多数 委員会可決と決する。 議案第63号 武豊町消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 質疑なし 挙手採決 全員賛成 委員会可決と決する。 議案第64号 知多中部広域事務組合規約の変更について ○鈴木一也議員 県より組合市町が処理する事務とあるが、具体的にどのような事務があるか。 ○防災交通課長(宮谷幸治君) 今回、愛知県より権限移譲される事務は、火薬類取締法及び液化石油ガスの保 安の確保及び取引の適正化に関する法律に基づく事務です。 火薬類取締法に基づく事務は、花火大会等の煙火消費許可、立入検査等の事務、 また、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律に基づく事務は、 液化石油ガス設備工事の届出の受理、立入検査等です。 ○鈴木一也議員 花火大会等、届け出の必要な規模は。 ○防災交通課長(宮谷幸治君) 届出の必要規模は例えば、直径6㎝以下で球状の打ち上げ煙火が50個以下は、 許可が必要ないなど細かく決められています。 8 本町で許可のあった例では、平成25年度は2件で、大足区祭礼の手筒花火、 原田区盆踊り大会の花火です。平成26年度は4件で、大足区祭礼の手筒花火、 原田区盆踊り大会の花火、衣浦港まつりの花火大会、山車まつりの手筒花火が申 請をしています。 ○鈴木一也議員 武豊町の費用負担はどの位想定されるか。 ○防災交通課長(宮谷幸治君) 事務処理に係る再任用職員(週4日勤務)1名を知多中部広域事務組合消防本 部の予防課へ増員する予定をしています。 その人件費が年間約260万円の支出となります。一方、審査手数料が11万 円ほど見込まれるので、差額の250万円程度と想定しています。 本町における消防費の負担割合は19.49%のため、48万円ほどの知多中 への負担金増額が想定されます。 ○鈴木一也議員 支署での救急業務への支障はないか。 ○防災交通課長(宮谷幸治君) 今回の業務については、知多中部広域事務組合消防本部の予防課で事務処理を 行うため、武豊支署での救急業務及び消防業務への支障はないです。 挙手採決 全員賛成 委員会可決と決する。 委員会の審査結果報告について、委員長・副委員長一任の了解を得る。 議会閉会中の継続調査事件一覧に掲げる項目を承認。 総務企画委員会の委員派遣について、委員長一任を承認。 その他 ・12月15日の飲酒運転撲滅街頭PRについて 雨で中止の場合は16日の8時15分から8時45分で実施。 総務企画委員会以外の議員にも声をかけ、都合のつく議員には参加してもらう。 議会だよりの内容については特別委員会へ一任。 ・議会閉会中の継続調査事件一覧について ⑩として「公共交通について」を追加する。 10時33分 総務企画委員会閉会 9
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