第123号 - 小田原市

年(20
24
1
成
平
第123号
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/citycounc/
平成24年
9 月定例会
2)
11 1
▲ 宗我神社・秋の大祭 柏木茂髙さん撮影
全議案を可決・全決算を認定
・・・・・・・・<2ページ> 【9月定例会】
9 月 3 日 補正予算並びにその他議案等を
一括上程 9 月 6 日 議案質疑 <6ページ>
各常任委員会へ付託
9 月18日 補正予算等採決、
一般質問
9 月19日、
20日、21日 一般質問 <8 ページ>
議決の結果・賛否一覧 <2,3 ページ>
各常任委員会の審査 <7ページ>
9 月 7 日 建設経済常任委員会
9 月10日 厚生文教常任委員会
9 月11日 総務常任委員会
9 月21日∼10月 3 日 決算特別委員会<4,5 ページ>
9 月21日 決算認定案を一括上程
決算特別委員会設置・付託
10月 9 日 決算認定案を採決
小田原市議会
議 決 の 結 果
● ● ● 議 案 ● ● ●
採決結果に※印があるものは即決議案
決 算
平成23年度決算
一般会計、特別会計(6件)
原案認定
…
(全員賛成)
水道事業会計 …原案可決及び認定
(全員賛成)
特別会計
(4件)
、病院事業会計
…原案認定
(賛成多数)
平成 24 年度補正予算ほか
専決処分の承認
( )
内数字は補正後の額
…※原案承認
(全員賛成)
一般会計において、平成24年6月19日の台風4号
に伴う豪雨による酒匂川スポーツ広場の災害復旧整
備を行うにあたり、特に緊急を要するため専決処分
による予算補正がありました。
一般会計
…原案可決
(全員賛成)
6億281万円増額
(594億4,868万9,000円)
・道路及び交通安全施設維持管理費の増額
・富水小学校用地購入費の計上
・史跡等用地取得事業費の増額
競輪事業特別会計
都市計画法に基づく市街化調整区域における開発
許可等の基準に関する条例の一部を改正する条例
の一部を改正する条例 <議員提出議案5ページ下段に特集あり>
…原案可決
(賛成多数)
人 事
教育委員会委員の任命 和田重宏さん(城山)の任命に同意しました。
…※原案同意
(賛成多数)
山口 潤さん(浜町)の任命に同意しました。
…※原案同意
(全員賛成)
選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙
地方自治法の規定により、次の方々を選挙しました。
あきなり
尾﨑和敏さん(国府津)、 込山明成さん(中町)
鈴木榮子さん(前川)、 髙松民吉さん(国府津)
同補充員(欠員があった場合、委員となる方)
さとし
小澤芳信さん(栢山)、 佐藤 諭さん(小八幡)
杉山輝雄さん(千代)、 安藤 恵さん(久野)
…原案可決
(全員賛成)
そ の 他
3,108万4,000円増額(139億8,208万4,000円)
・地方公共団体金融機構納付金の増額
訴えの提起について
…原案可決
(全員賛成)
1,497万5,000円増額(112億6,497万5,000円)
・過年度分国庫支出金等返還金の増額
財産の取得について
…原案可決
(賛成多数)
介護保険事業特別会計
…原案可決
(全員賛成)
条 例
防災会議条例及び災害対策本部条例の一部を改正
する条例
…原案可決
(全員賛成)
災害対策基本法が一部改正され、市町村防災会議
の設置目的が変更されたこと等に伴う所要の整備を
行うために改正しました。
暴力団排除条例の一部を改正する条例 …原案可決
(全員賛成)
暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律
の一部改正に伴う所要の整備を行うために改正しま
した。
火災予防条例の一部を改正する条例 …原案可決
(全員賛成)
関係省令の改正に伴い、電気自動車用の急速充電
設備が新たに対象火気設備等として位置付けられる
ことに伴う所要の措置を講ずるために改正しました。
結
果
市営住宅家賃の滞納に伴う家賃の請求及び住宅明
渡し請求の訴えの提起を可決しました。
消防吏員制服ほか一式
①契約金額 57,511,125円
②相手方 相模原市南区相模大野五丁目25番31号
株式会社 関東小池
消防吏員防火服一式
①契約金額 50,085,000円
②相手方 横浜市泉区緑園七丁目7番8号 相日防災 株式会社
● ● ● 報告事項 ● ● ●
次のとおり報告を受けました。
・専決処分の報告(事故賠償) 3件
・平成23年度一般会計継続費精算報告
・平成23年度下水道事業特別会計継続費精算報告
・平成23年度決算に基づく健全化判断比率及び資金
不足比率報告 陳 情 の 採 決 結 果
件 名
受理年月日
付託所管委員会
不 採 択
小田原市庁舎、学校等公共施設のさらなる節電の取組みを求める陳情
H.24.8.20
総 務
不 採 択
小田原市観光協会の運営見直しを求める陳情
H.24.8.22
建設経済
(賛成少数)
(賛成者なし)
※ この他に、3件の陳情が継続審査となっています。(H.24.10.9 現在)
2012.11. 1 小田原市議会だより ● 平成24年9月定例会 賛否一覧
会 派 名
未来・
おだわら
光政会
誠和
武
松
忠
加
藤
仁
司
大
村
学
井
上
昌
彦
小
澤
峯
雄
大
川
裕
細
田
常
夫
神
永
四
郎
木
村
正
彦
野
坂
稔
鈴
木
紀
雄
横
田
八
郎
植
田
理都子
佐々木
ナオミ
井
原
義
雄
俵
鋼太郎
安
藤
孝
雄
木
村
信
市
安
野
裕
子
鈴
木
敦
子
関
野
隆
司
原
田
敏
司
田
中
利恵子
小
松
久
信
奥
山
孝二郎
今
村
洋
一
可決
議案第号 財産の取得につ
いて(消防吏員制服ほか一式)
日本共産党 市民クラブ 新生クラブ
9 10 19 20 18 27 28 7 8 17 16 25 26 5 6 15 1 2 11 12 22 3 4 13 14 23 24
楊
隆
子
議 員 名
議
決
結
果
議席番号
公明党
○ ○ ○ ○ × × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○
○ ○ ○ ○ × × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○
○ ○ ○ ○ × × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○
議案第号 財産の取得につ
いて(消防吏員防火服一式)
認定
議案第号 平成年度小田
原市下水道事業特別会計歳入
歳出決算の認定について
認定
議案第号 平成年度小田
原市宿泊等施設事業特別会計
歳入歳出決算の認定について
認定
議案第号 平成年度小田
原市後期高齢者医療事業特別
会計歳入歳出決算の認定につ
いて
認定
議案第号 平成年度小田
原市病院事業会計決算の認定
について
認定
不採択
陳情第号 小田原市庁舎、
学校等公共施設のさらなる節
電の取組みを求める陳情
同意
同意案第6号 教育委員会委
員の任命について
(和田 重宏さん)
可決
議員提出議案第1号 都市計
画法に基づく市街化調整区域
における開発許可等の基準に
関する条例の一部を改正する
条例の一部を改正する条例
○ ○ ○ ○ × × × ○ ○ × ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ × ○
○ ○ ○ ○ × × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
※
議長は採決に加わりません
議案第号 平成年度小田
原市競輪事業特別会計歳入歳
出決算の認定について
○
○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × ○ × × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ×
×
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○
○
× × × × ○ ○ ○ ○ ○ × × × × ○ × × ○ ○ × × × × × × ×
×
賛否の分かれた議案のみ掲載しています。
全議案については、2ページ及びホームページでご覧になれます。
●
●
○:賛成 ×:反対
● 小田原市議会だより 2012.11. 1
25
24
21
23
23
13
38
年度決算を認定
27
平成
28
~決 算 特 別 委 員 会
審査結果~
決算特別委員会は、本市の各会計の決算内容について、本会
議の付託を受けて詳細な審査を行うために設置されるもので
す。この9月定例会では、平成 年度の各会計( 会計)の決
算認定(水道事業会計剰余金の処分を含む)について、次のと
おり審査しました。その結果、いずれの決算も認定すべきも 決算総額については、118
の(水道事業剰余金の処分については、原案可決)と決定しま 7億5233万7648円と
歳入同様、 億3249万3
した。
計、病院事業会計については 160円、率にして2・9%
賛成多数でいずれも認定すべ の増となっております。
審査の経過
きもの、水道事業会計につい
表(1参照 )
9 月 日 … 委 員 長 及 び 副 委 ては、全会一致で原案可決及 次に、企業会計の経営状況
員長を選出・審査日程の決定 び認定すべきものと決定しま でありますが、まず水道事業
三分科会を設置し、議案を した。
会計の収益的収入及び支出に
以上の審査を経て、 月9 ついては、収入決算額 億7
送付
9 月 日 …( 三 分 科 会 )一 般 日の本会議において、委員長 3 1 1 万8 7 8 1 円 に 対 し、
会計、各特別会計、各企業会 報告を行いました。
支出決算額 億907万24
計の書類審査
83円で、差し引き6404
9月 日~ 日…
(各分科会)
万6298円の当年度純利益
委員長報告
(要旨
)
一般会計、各特別会計、各企
を、また病院事業会計につい
各会計決算の状況
業会計の委員会方式審査
ては、収入決算額117億7
9月 日…御用米曲輪ほか2 平成 年度の一般会計並び 4 5 4 万 2 2 3 8 円 に 対 し、
に各特別会計は、歳入決算総 支出決算額115億945万
カ所を現地査察
月3日…三分科会審査経過 額1228億5506万24 4703円で、差し引き2億
01円と前年度に比べ 億7 6508万7535円の当年
報告、総括質疑
一般会計、6特別会計につ 10万6870円、率にして 度純利益をそれぞれ生じてお
いては全会一致で、4特別会 3・2%の増に、また、歳出 ります。(次ページ、表2参照)
10
10
<委員会の構成>
27
33
決算特別委員会を議長、監
査委員を除く全議員(25名)で
審査することになりました。
また、詳細な審査を行うため、
三分科会(総務・厚生文教・
建設経済)を設置しました。
委員長 武松 忠
副委員長 井原 義雄
27
表1 平成23年度 一般会計・特別会計決算一覧表
会 計 名
一 般 会 計
競
予 算 現 額
収 入 済 額
支 出 済 額
収 支 差 引 額
622億6,749万5,960円
618億3,543万6,140円
587億5,924万7,338円 30億7,618万8,802円
輪
149億8,818万0,000円
135億0,986万8,431円
131億5,783万9,280円 3億5,202万9,151円
守
閣
1億9,254万8,000円
1億9,759万7,854円
下
水
道
116億4,073万3,550円
108億8,103万4,704円
107億3,698万9,917円 1億4,404万4,787円
国民健康保険
216億2,717万5,000円
216億9,121万9,988円
213億1,467万1,198円 3億7,654万8,790円
国民健康保険診療施設
3,749万2,000円
3,773万4,727円
3,243万0,818円
530万3,909円
公設地方卸売市場
1億8,081万3,000円
1億6,426万5,726円
1億5,908万8,029円
517万7,697円
険
108億4,790万1,000円
106億0,802万5,544円
105億7,892万8,229円
2,909万7,315円
宿 泊 等 施 設
4億1,021万4,000円
4億2,006万1,113円
3億6,595万3,364円
5,410万7,749円
後期高齢者医療
33億2,731万2,000円
32億9,514万5,336円
32億6,553万0,163円
2,961万5,173円
公共用地先行取得
4億1,304万8,000円
2億1,467万2,838円
2億1,467万2,838円
0円
636億6,541万6,550円
610億1,962万6,261円
特別会計
天
介
小
護
保
計
合 計
1億6,698万6,474円
3,061万1,380円
599億9,309万0,310円 10億2,653万5,951円
1,259億3,291万2,510円 1,228億5,506万2,401円 1,187億5,233万7,648円 41億0,272万4,753円
2012.11. 1 小田原市議会だより ● 表2 平成23年度 公営企業会計決算表
11
22
11
30
19
29
30
22
24
26
10
11
28
50
45
11
議員提出議案を可決
前年度と比べ1・8%増とな 長期債務の計画的削減を引き
主な質疑内容
りました。
続き進めるよう求めるととも
総 括 質 疑 で は 各 委 員 か ら、 一方、歳出面において、義 に、本委員会の審査が、今後
既存の公共施設の整備や長寿 務的経費は、人件費や公債費 の事業の執行及び予算編成に
命化に対する投資、事務事業 が減少となったものの、扶助 生かされるよう望むものです。
評価の実績、小田原・足柄下 費における生活保護費の増加
地区ごみ処理広域化協議会に などにより、前年度に比べ0・
おける協議内容、生きがいふ 4 % 増 と な り ま し た。 ま た、
れ あ い 施 設 提 供 事 業 の 今 後、 投資的経費はお城通り地区再
小中学校における空調設備整 開発事業や小学校屋上フェン
備計画、上下水道の老朽化し ス整備事業などにより前年度
都市計画法に基づく市街化調整区域におけ
た管路や施設の改修・耐震化 と比べ ・0%増という状況
る開発許可等の基準に関する条例の一部を
計画、宿泊等施設事業の基金 でありました。
改正する条例の一部を改正する条例
繰替運用等、多岐にわたる質 普通会計における財政指標
疑がありました。
では、経常収支比率が90・
既
存
宅
地
制
度
を
廃
止
す
る
た
提出され、可決されました。
4%と前年度に比べ0・2ポ めの条例が、平成 年 月
これにより、既存宅地制度
病院事業会計に対する
イント下がったものの、前年 日に施行されました。
の廃止期限は、平成 年 月
討論から
度に引き続き普通交付税の交 同制度の廃止には3年の経
日となりました。
小田原市病院事業会計にお 付を受けるなど、依然として 過措置が設けられ、平成 年
ける過年度損益修正益につい 厳しい財政状況にあります。
月 日が廃止期限となって
ては、循環器内科医師の宿日 こうした厳しい財政状況の いましたが、市民への周知徹
※既存宅地制度…市街化調整区
直手当の過払い金に係る返還 中、市民ホール整備事業、小 底を目的に、経過措置を2年
域内の土地における開発許可制
金の詳細が、職員の自主的な 田原地下街再生事業及びお城
延
長
す
る
条
例
改
正
案
が
議
員
提
度 で、 戸 以 上 の 建 築 物 の 連 な
納付であるとの理由から、明 通り地区再開発事業の三大事
る 区 域 で、 昭 和 年6 月 日 以
出
議
案
と
し
て
提
出
さ
れ
、
平
成
ら か に さ れ ず 透 明 性 を 欠 き、 業 が 本 格 的 に 動 き 出 す 一 方、
前から現在まで公的な書類
(土
年
9
月
定
例
会
で
可
決
し
、
同
市民の理解が得られない恐れ 東日本大震災を契機に、公共
地の登記簿・課税評価等)で宅地
制
度
の
廃
止
期
限
は
、
平
成
年
と判断できる土地における開発
があるとの意見がありました。 施設の老朽化に対する不安や
月 日に延長されました。
行 為 の 許 可 制 度。 要 件 に 合 う 土
安全に対する関心が高まって 今回、既存宅地制度廃止の
総
括
地 は、 宅 地 要 件 が 認 め ら れ、 住
おり、公共施設や道路等のイ 代替措置を講じることを目的
宅等の立地や敷地の分割
(分譲)
本市の財政は、一般会計の ンフラの整備を行っていくに に、経過措置をさらに2年延
が可能となる。
歳入面において地方交付税や は多額の費用が必要となるこ 長する条例改正案が議員から
国庫支出金の増加などにより、 とから、事務事業の効率化や
● 小田原市議会だより 2012.11. 1
※病院事業の収入額は、一般会計の負担金10億2,500万円を含
みます。
▲初めて本会議場で行われた決算特別委員会
17
2億6,508万7,535円
6,404万6,298円
純 利 益
病 院 事 業
水 道 事 業
区 分
収益的収入額
27億7,311万8,781円 117億7,454万2,238円
収益的支出額
27億0,907万2,483円 115億0,945万4,703円
提出議案について、議員が本会
議で行う質問が「議案関連質問」
です。
9月定例会では、6人の議員か
ら質問がありました。その一部
をご紹介します。
質問議員・質問議案一覧
原 田 敏 司
財産の取得について
関 野 隆 司
一般会計補正予算(地方交付税)
安 野 裕 子
一般会計補正予算(民生費)
小 松 久 信
一般会計補正予算(土木費)
田中 利恵子
一般会計補正予算(農林水産業費)
奥山 孝二郎
一般会計補正予算(教育費)
消防職員の制服及び防火服
お城通り地区再開発事業
普通地方交付税の増額理由
の購入
不動産鑑定料の算出の積 新たに購入する消防職員 普通地方交付税が増額と
算根拠には、どのような の被服の仕様は、現在使 なった要因は。
基準があるのか。また、契約 用しているものと同じものな 国の算定による本市の基
や予算の執行形態はどのよう のか、それとも変わるのか。 準財政収入額は、固定資
になるのか。
消防の広域化に伴い管轄 産の評価替えに伴う固定資産
不 動 産 鑑 定 料 の 積 算 は、 区域が拡大され、発生す 税の大幅な減少等により、前
国及び関東地区の自治体 る 災 害 等 も 多 様 化 す る た め、 年度に比べ約4億8千万円の
等で組織する関東地区用地対 消防職員が着用する被服につ 減 と な っ て い る。 ま た、 基
策連絡協議会が定める公共事 いては、職員のより一層の安 準 財 政 需 要 額 は、 少 子 高 齢
業に係る不動産鑑定報酬基準 全確保はもとより、災害活動 化 に よ る 社 会 福 祉 費 や 生 活
を用いて金額の算定をする。 における迅速性、作業効率性 保 護 費 な ど が 引 き 続 き 増 加
予算執行は、通常の業務委 の向上が求められている。
す る 一 方、 国 の 地 方 交 付 税
託契約とは異なり、一定の役 したがって、今回の被服に 総 額 の 不 足 に 伴 い、 基 準 財
務に対する鑑定手数料である ついては、小田原市消防本部 政 需 要 額 か ら 臨 時 財 政 対 策
ため、不動産鑑定士へ必要書 で従来使用していたものとは 債 へ の 振 替 額 が 昨 年 よ り 増
類を添えて不動産鑑定評価の 異 な り、 そ の 種 別 に 応 じ て、 加 し た こ と な ど か ら、 前 年
依頼を行い、不動産鑑定評価 必要な機能や仕様の変更につ 度 に 比 べ 約 1 億 9 千 6 百 万
書の納品後、内容を確認した いて検討精査し、特に防火服、 円 の 減 少 と な っ て い る。 こ
上で、鑑定手数料を支払う。 執務服等において機能強化を う し た 結 果、 普 通 地 方 交 付
図った。
税 の 交 付 額 は、 前 年 度 に 比
議案関連質問
べ 約 2 億 3 千 8 百 万 円 増 の を交付するとしていたが、年
億5千万円余となった。
度途中に適用を拡大した市町
村も、交付を受けられる見通
地域農業再生協議会参画事業
しとなった。
人・農地プランを作成す 対象者や助成対象とする医
る目的は。
療費の範囲については、適用
人・農地プランは、農業 拡大を検討している県内各市
者の高齢化や後継者不足、 の動向、関係団体からの要望
耕作放棄地の増加などといっ や新たに生じる財政負担を考
た、 地 域 農 業 が 抱 え る「 人 と 慮し、決定した。
農 地 の 問 題 」に つ い て、 市 内 取得する史跡小田原城跡の
の各地域において、農業者と 場所と価値は
行政等が、具体的な話し合い 史跡小田原城跡は、本丸
を行い、問題意識等の共有を ・二の丸の遺構が江戸時
図りながら、持続可能な力強 代末期の姿を、八幡山古郭・
い農業を確立していくことを 総構の遺構が戦国時代の姿を
目的としている。
主に残し、戦国時代と江戸時
重度障がい者医療助成費の
代が複合した遺構と理解して
適用拡大までの経緯
いるが、今回取得する史跡用
重度障がい者医療費助成 地の場所、また、その価値を
事業の重度の精神障がい どう評価しているのか。
者への適用拡大を決定された 取得する土地は、八幡山
が、6月定例会において、
「県 古郭東曲輪とともに、戦
の制度改正を受け、早い時期 国時代の小田原城の中心部分
に実施したい。適用拡大の範 であり、試掘調査で北条氏の
囲を検討していく。」との答弁 城郭の特徴である障子堀が確
が市長からあった。
認された、重要な場所である。
そこで、適用拡大を決定す ま た、「 史 跡 小 田 原 城 跡 八 幡
るまでの経緯等について伺う。 山古郭・総構保存管理計画」
当初、県はすでに重度の で も、「 優 先 的 に 追 加 指 定 を
精神障がい者を助成対象 図る」場所と位置付けている。
としている市町村に県補助金
13
2012.11. 1 小田原市議会だより ● 建設経済
厚生文教
総
務
るためだが、具体的にどのよ 【主な質疑】
地震被害軽減化促進事業
うになるのか。
小田原テニスガーデン
事業主体である県西部漁
この事業は、木造住宅の
南側人工芝改修工事の対応
港事務所、道路管理者で
耐震診断、耐震補強工事
ある県土木事務所及び県警が 小田原テニスガーデン
及び危険な塀等撤去に対する
協議をした結果、国道135 面のうち、南側の8面を
補助を行うものであるが、耐
号の上り線・下り線のいずれ 本年 月から来年2月までに
震補強工事の対象はどのよう
にも右折レーンを設置する予 人工芝張替改修工事を実施す
な住宅か。また、その施工方
定である。
るとのことだが、この期間に
法は限定されているのか。
開催される大会はどのように
事業対象となる住宅は、
道路の維持修繕
対応するのか。
昭和 年以前に建築され
市道の舗装修繕で、今回 この期間に開催される規
た、個人が所有し居住してい
用いる工法は、従前の道 模の大きな大会について
る木造在来工法の戸建住宅等
路舗装と比べて、どのような は、市内の他の施設を利用し
である。なお、耐震補強工事
【付託議案】
違いがあるのか伺う。
ていただくなど、相談してま
の施工方法に指定はない。
①一般会計補正予算
( 所 管 事 今回修繕をする市道は、 いりたい。
地域防犯灯整備の方向性は
項 )② 競 輪 事 業 特 別 会 計 補 正 重量車両の通行量が多い
地域介護・福祉空間整備費
予算③訴えの提起について④ 幹 線 道 路 で あ る。 そ の た め、
【付託議案】
防犯灯については、蛍光
の補助対象事業者の選定は
都市計画法に基づく市街化調 車両が同じ位置を走行すると、
① 一 般 会 計 補 正 予 算( 所 管 事 灯式から、インバータ式
整区域における開発許可等の アスファルトが流動して車輪 本年4月の介護保険法の 項 )② 防 災 会 議 条 例 及 び 災 害 やLED式に順次切り替えて、
基準に関する条例の一部を改 の跡が細長くできてしまうの 改正により新設された定 対策本部条例の一部を改正す 電気料金の削減を進めている
正する条例の一部を改正する で、表層に特殊なアスファル 期巡回・随時対応型訪問介護 る条例③暴力団排除条例の一 ようだが、今後の方向性は。
条例
トを用いて、車輪の跡ができ 看護の実施に用いるシステム 部を改正する条例④火災予防 LED式の防犯灯は、従
審査結果…①②③は全員賛成、 ないようにしている。
の導入費等について、本市内 条例の一部を改正する条例⑤ 来の蛍光灯式が1年半程
④は賛成多数
の1事業者に補助するとのこ 財 産 の 取 得 に つ い て( 消 防 吏 度 の 寿 命 で あ る こ と に 対 し
【主な質疑】
とだが、対象事業者を選定し 員 制 服 ほ か 一 式 )⑥ 財 産 の 取 て、9年から 年程度の寿命
た経緯について伺う。
得 に つ い て( 消 防 吏 員 防 火 服 となっている。また、電気料
小田原特定漁港漁場整備事業
【付託議案】
本市内で同事業を実施し 一式)
金が年額1000円程度安く
①一般会計補正予算
( 所 管 事 ているのは1事業者であ 審査結果…①②③④は全員賛 なるため、今年度からLED
項 )② 介 護 保 険 事 業 特 別 会 計 ることから、当該事業者のみ 成、⑤⑥は賛成多数
式への切り替えに整備費補助
補正予算
が対象となったものである。 【主な質疑】
を行うなど、市では推奨して
審査結果…全員賛成
いる。
● 小田原市議会だより 2012.11. 1
常任委員会では、本会議で付託
された議案について、執行部の説
明を受けながら、詳細な審査を行
います。その審査結果と質疑の一
部をご紹介します。
西港漁具倉庫の移転が必
要となったのは、整備事
業区域内から国道135号へ
の臨港道路の接続位置が変わ
10
常任委員会
審 査 結 果
9/7
9/10
12
16
9/11
▲小田原テニスガーデン南側コート
56
市政を問う ・ 一般質問
一般質問とは、市政に対する疑問点や将来の展望などについて、市の考え方を
聞くものです。また、個人の意見を述べ、政策論議をする場でもあります。
今定例会では、16人の議員から一般質問があり、その一部をご紹介します。
生活の足を確保するため は、3学期という言葉は設問 や教育委員会は、給食費未納 ルーシ製のものが購入された。
に出てこず、2学期制在りき の保護者の対応に苦慮してい 本市でも測定器の購入をすべ
コミュニティバス導入を という感じが否めない。この ることと思われる。県内市町 きと考えるがどうか。
鈴木
敦子
ような設問では、保護者や生 村における給食費の未納対策 本市における給食の放射
市民の声に耳を傾け市民 徒の意向はくみ取られておら について伺う。また、給食費 性 物 質 検 査 に つ い て は、
に寄り添った施策として ず、学期制について検討する の公会計化に向け、県内各市 文部科学省や厚生労働省の補
コミュニティバスのような施 余地がまだあると考えるが見 と本市の動向について伺う。 助制度により、県が実施する
策 が 必 要 で あ る と 考 え る が、 解を伺う。
未納者への電話や督促状、 事業を活用していくこととし
本市はどう考え、取り組んで アンケート結果では、保 家庭訪問を中心に未納対 ており、市独自で放射性物質
いくのか。
護 者 か ら「 教 師 と の 教 育 策 に 取 り 組 ん で い る。 ま た、 の検査機器を購入し給食の検
本市の公共交通の在り方 相 談 が し や す い 」等 の 肯 定 的 給食費の公会計化については、 査をすることは考えていない。
に関するルールづくりが、 な意見もあった。
開成町が平成 年度から、横 なお、消費者庁では検査機
今年度、策定する公共交通計 2 学 期 制 の 導 入 に 際 し て、 浜市と海老名市が今年度から 器の無償貸与を行っているが、
画である。コミュニティバス 学校では、行事の実施時期や 実施しており、厚木市が来年 県内では本市を含め7市への
などの必要性については、鉄 開催方法、行事の狙いなどを 度以降の導入を目指している。 貸与が決定し、先日、本市に
道駅、道路、商業施設、医療 見直すとともに、長いスパン 近年、集金や管理方法を見直 設置された。現在、運用につ
施 設 な ど を 総 合 的 に 勘 案 し、 での指導計画や教育相談、サ し、公会計化を図る動きがあ いて詰めているが、給食の放
まずは路線バスの改善を検討 マースクールなどの充実に取 り、事務の透明性向上や学校 射性物質検査への活用につい
するほか、路線バスの運行が り組んできた。
の事務負担軽減等を考慮する ても検討していく。
難しい地域においては生活の また、実際の授業時数につ と、本市も公会計化の検討を 集中豪雨に備えて下菊川
足の品質を確保するため、地 いても増が図られ、新学習指 行う必要があると考える。
の水害対策を強化すべき
域住民、交通事業者、行政が 導要領への対応もスムーズに
給
食
の
放
射
性
物
質
検
査
どのように役割分担をしてい 行うことができている。
原田
敏司
く か が、 こ の 作 業 を 通 じ た こ の よ う な 状 況 を 踏 ま え、 の た め 測 定 器 を 購 入 す べ き 一昨年の台風9号の際、
ルールづくりの要点となると 2学期制の継続を決定した。 田中
利恵子
下菊川下流域では、床上
考える。
全国の市町村では測定器 浸水等の被害を受けた。
給
食
費
未
納
問
題
に
対
す
る
を独自に購入して、給食 そ の 後、 護 岸 の か さ 上 げ、
学期制の見直しを検討
他 市 と 本 市 の 動 向 は の食材に含まれる放射能の測 障害物の撤去による河川拡幅、
する余地があるのでは 安藤
孝雄
定検査が行われている。
河床整理等の工事が進められ、
大川
裕
給食食材費は、学校給食 県内では鎌倉市が放射能分 目に見えて川の流れが良くな
学校2学期制検討委員会 法の規定により、保護者 析器ゲルマニウム半導体検出 ったが、この工事で水害を完
が実施したアンケートで 負担と定められている。学校 器を購入し、真鶴町ではベラ 全に防止できるとはいえない。
17
2012.11. 1 小田原市議会だより ● 鈴木敦子 ①地域コミュニティについて
②市民活動と地域活動の連携について
③本市の交通インフラ整備について
大川 裕 ①第5次小田原市総合計画おだわら TRY プラン
について ②おだわらっこ教育プランについて
③アマゾンジャパン・ロジスティクス株式会社について
楊 隆子 ①ストレス社会における本市のケア対策について
②成年後見制度について
③小田原市の公共交通のあり方について
鈴木紀雄 ①市内河川の洪水防止対策について
②防災行政無線戸別受信機としての防災ラジオの導入につ
いて
木村信市 ①体育・スポーツ振興に関して
②市営
(海水)
プール2場の管理運営等に関して
③学校プールの管理運営に関して
④新たな市営プールの建設に向けて
安藤孝雄 ①大地震に備える防災対策について
②小・中学校における給食費未納問題について
井上昌彦 ①小田原地下街再生事業について
②自治体におけるソーシャル・ネットワーキング・サービ
ス
(SNS)
の活用について ③自転車専用走行帯について
木村正彦 ①小田原駅周辺のまちづくりについて
神永四郎 ①放課後児童クラブについて
②
「グリーンライフサークル」
の育成と支援について
井原義雄 ①特例公債法案の不成立に関して
②本市の防災対策について
③小田原市公設青果地方卸売市場の今後のあり方について
④市立小・中学校敷地内の樹木管理について
今村洋一 ①施設白書にみる本市の今後の公共施設の管理運
営について②本市の自転車対策について
③地域コミュニティ機能の充実と課題について
④地理情報システム
(GIS)の普及状況とライフライン台帳
の一元化について
大村 学 ①本市のごみの減量化の取り組みについて
②御幸の浜海水浴場と市営プールについて
③県立おだわら諏訪の原公園の事業進捗について
田中利恵子 ①放射能汚染から子どもたちをまもるための保
②子どもによりよい保育を保障することについて
原田敏司 ①下菊川の水害対策工事の進捗状況と抜本対策に
ついて伺う ②消防広域化について問う
③生活保護受給者に対する就労支援について
関野隆司 ①城山陸上競技場の改修整備の方針について
②土砂災害防止法に基づく土砂災害のおそれのある区域の
指定について小田原市の対応を問う
③
「神奈川臨調」
について小田原市の対応について伺う
小松久信 ①財政調整基金について
②小田原市を流れる河川の河床整理等について
● 小田原市議会だより 2012.11. 1
法に基づき年度間の財政運営
の考慮や財源の調整に配慮し
た運営を行っているか。
また、過去5年間に基金の
取り崩しを行っているのか。
財政調整基金は、地方財
政の健全性の確保という
地 方 財 政 法 の 趣 旨 を 踏 ま え、
年度間の財源調整や剰余金の
編入などを定めた小田原市財
政調整基金条例に基づいて設
置されており、その運用は地
方財政法にのっとっている。
財政調整基金の取り崩しに
育園、幼稚園、学校給食における安全対策について
残る課題として、側道の路 また、道路排水などの排水 防災行政無線のメーカー あるが、本市の防災行政無線
面以上に増水すると、排水口 溝では、スムーズな排水が可 等に対しては、検討・研 はデジタル無線であり、デジ
から水が逆流し、水害の要因 能となるよう、放流口の高さ 究を要望しているところでは タル無線に対応した防災ラジ
となることがあるが、その対 や角度の変更を検討したい。 あるが、戸別受信機について オは未だ開発に至っていない
策が必要ではないか。
は、テレビや携帯電話等の電 状況にある。
防
災
行
政
無
線
戸
別
受
信
機
下菊川の浸水被害に対す
子機器とは異なり、周波数の 財政調整基金の運用は
る即効的な対応策として、 や 防 災 ラ ジ オ の 配 布
設定等を1台ずつ個別に行わ
県道鴨宮停車場線から、いそ 鈴木
紀雄
なければならず、完全受注制 適正に行われているか
しぎ橋までの区間において護 各家庭等への防災行政無 となってしまうため、大量生 小松
久信
岸のかさ上げ工事を実施した。 線戸別受信機または防災 産ができない。そのため、価 地方公共団体において年
そこで、新たにかさ上げ壁 ラジオの配布について、メー 格は1台当たり5~6万円と 度間の財源の不均衡を調
を設置した箇所について、か カーと検討・研究するように 高額になる。
整するため積み立てられてい
さ上げ壁下部に水抜きを設け、 要望したが、その結果につい 防災ラジオについては、ア る本市の貯金ともいえる財政
逆流防止弁を設置している。 て伺う。
ナログ無線に対応するものは 調整基金について、地方財政
一般質問 質問議員・項目一覧(質問順)
ついては、これまで、市税収
海水の取水井戸破損の発覚と を迅速かつ着実に進めること
城
山
陸
上
競
技
場
の
ト
ラ
ッ
ク
入が大幅に減少した場合や一
いう新たな被害により、開場 が行政の役割として最重要で
時的に歳出が増加した場合な 等 の 改 修 を 行 う べ き で は
は中止となった。そこで、今 あると考える。
どへの財源対策として行って 関野
隆司
後の予定、対策と再開に向け 更に、中心市街地活性化に
いるが、平成 年度からの5 城山競技場は、昭和 年、
ての基本的な考え方について つながる様々な関連事業を推
年間は取り崩していない。
第1回一般・学生対抗陸
伺う。
進することも重要である。
破損した取水井戸の改修 ま た、 活 性 化 の た め に は、
成年後見制度利用促進 上競技大会における会場とし
て使用されてから、 個の日
設計業務を実施し、来年 民間事業者との協働は必要不
に対する本市の考えは 本記録が出されている。
度の開場に向けて準備を進め 可欠と考える。広域交流拠点
楊
隆子
しかし、競技場はトラック
ていく予定である。開場以来 として、人が集い、にぎわい
人々の尊厳を守るために の整備が遅れているとの指摘
の長きにわたり市民に愛され、 を創出する施策を推進し、魅
法制化された成年後見制 もある。実業団・学生対抗陸
地域の大事な公共施設である 力ある歩行者空間や商店街づ
度の必要性は高まってきてい 上競技大会も毎年行えるよう
こと、プール本体には問題が くりを進めていく。
るが、制度利用の促進を本市 整備すれば、スポーツの振興、
ないことから、再開をし、継 フ ェ イ ス ブ ッ ク の 活 用
としてどのように考えている 地域の活性化につながる。ま
続使用をしていきたいと考え
本 市 の 今 後 に つ いて 伺 う
のか伺う。
た、競技場はアスリートがお
ている。
認知症高齢者や一人暮ら 互いの力を出し合い、世界に
井上
昌彦
小
田
原
駅
東
口
周
辺
地
区
を
し 高 齢 者 の 増 加 に 伴 い、 夢 を は せ る 場 で も あ る。 ト
フェイスブックは、リア
活性化するための対策は ルタイムな情報の提供と
成年後見制度の利用の必要性 ラック等の改修をすべきと考
はますます高まっている。
えるが市長の見解を伺う。
木村
正彦
わかりやすさの双方向性を備
制度の利用を必要としてい 城山競技場は、県西地域 国府津海水プールの破損 小田原駅東口周辺地区の えている。また、住民と職員
る高齢者及び知的障がいや精 で唯一の日本陸上競技連
課題について伺う。この の 情 報 共 有 や コ ミ ュ ニ ケ ー
神障がいを有している方の財 盟の第二種公認競技場であり、 対 策 と 再 開 の 見 通 し は
地区を活性化するための行政 ションにおいても、活用が可
産や権利を守るためにも、利 5年ごとに公認の更新手続き 木村
信市
の役割と、民間事業者との協 能であると考える。
用の促進につながるような周 を行っている。
国府津海水プールは、長 働をどのように考えているか。 本市もこのメリットを生か
知活動や制度利用につなげる 現在の公認期限は、平成
い間、近隣地区や学校の また、環境が様々に変化す した運用体制を構築すべきと
支援が重要であると考えてい 年3月 日までとなっている 水泳競技大会に利用されてき る中で、中心市街地の本来の 思うが、市長の考えを伺う。
る。本市では、ポスターの掲 ため、平成 年度及び平成
たが、西湘バイパスの建設に 機能を回復することが求めら 現在、都市セールスの情
示や市で作成したパンフレッ 年度の2ヵ年で、トラック改 より、プール上部に道路が通 れているが、再生のための活 報発信について、フェイ
トを関係窓口に設置して相談 修等前回更新時の指摘事項や り、 環 境 が 大 き く 変 化 し た。 性化対策について伺う。
ス ブ ッ ク を 活 用 し て い る が、
に 応 じ る な ど、 利 用 促 進 を 施 設 の 経 年 劣 化 等 に つ い て、 ま た、 海 岸 線 の 後 退 に よ り、 重要案件であるお城通り 直面している課題や進ちょく
図っているところである。
必要な改修を行っていきたい。 台風時の被害も増え、今年は 地区再開発や地下街再生 状況など、タイムリーでわか
19
31
25
68
30
27
26
▲日本陸上競技連盟第二種公認の城山陸上競技場
2012.11. 1 小田原市議会だより ● 10
りやすい情報の共有が必要で
あると感じている。
今 後 は、 ホ ー ム ペ ー ジ や
フェイスブックなど、それぞ
れのツールの特性を踏まえた
上で、情報発信をする職員の
スキルや情報リテラシーの向
上を図り、効果的な情報発信、
情報共有に努めたい。
おだわら諏訪の原公園の
いる。第二期事業区域につい などの関係者で構成する小田 を十分見極めながら、積極的
ては、今年度と来年度で用地 原市公設青果地方卸売市場連 に検討していきたい。
測量を予定しており、今年度 絡協議会での議論を踏まえて 放課後児童クラブにおける
は全体の半分程度の約 へク いきたい。
課題に対しての取り組みは
タールを実施したと聞いてい
有
料
駐
輪
場
の
管
理
運
営
を
る。第三期事業区域の着手時
神永
四郎
期については、現段階では未 市民、民間に任せるべき 放課後児童クラブにおけ
定であると聞いている。
今村
洋一
る、小学校四年生以上へ
青果卸売市場は今後も公設 小田原駅、鴨宮駅の有料 の 対 象 学 年 の 拡 大、 保 護 者
駐輪場については、(財) ニーズ及び児童対応の多様化
で 維 持 管 理 し て い く の か 自転車駐車場整備センターと に応えるための指導員の資質
井原
義雄
の契約更新時期を今後迎える 向上、児童数に応じた適切な
藤沢市では、本年4月に と聞いている。そこで、契約 活動スペースの確保などの課
長年公設であった地方卸 更新時期に来ている有料駐輪 題に対して、どのように取り
売市場を民営化した。
場を市がいったん保有し、ま 組もうとしているのか。
こうした事例等も踏まえて、 ちづくり会社や地域コミュニ 放課後児童クラブの課題
本市の青果卸売市場も公設と ティを形成する市民や民間に のうち、対象学年の拡大
し て の 維 持 管 理 に つ い て 調 管理運営を任せることが、市 については、この度の児童福
査・検討をする時期に来てい 長の地域コミュニティの考え 祉法の改正など国の動向に注
ると考えるが、市長の所見を 方にも寄与していくものと考 視しながら、すでにその実現
伺う。
えるが、見解を伺う。
に向けて、問題点を洗い出す
卸売市場については、食 有料駐輪場の管理運営に などの具体的な検討を庁内に
料の安定供給の確保とい ついては、相応の実績や おいて、始めているところで
う公益性を有しており、本市 運営に対するノウハウを有し ある。
の青果市場の場合、経営の健 ていることが大切であると考 そ の 他 の 課 題 に つ い て も、
全性が維持され、公設による えている。
指導員との連絡・調整の機会
信頼性も高いことから、当面 提案のまちづくり会社や地 を増やすなど、現場で働く指
は公設として維持管理してい 域コミュニティを形成する市 導員の意見に応えるべく体制
く方針である。
民や民間に有料駐輪場の管理 づくりや保護者等のニーズの
将来については、今後の経 運営を委ねることは、地域活 把握に努めるとともに、学校
営 状 況 な ど を 注 視 し な が ら、 力 の 活 用 に も つ な が る の で、 との協議を重ねながら、その
必要に応じ、生産者や青果商 駐輪場の管理運営能力の有無 改善に取り組んでいきたい。
11 ● 小田原市議会だより 2012.11. 1
事業進ちょくの見通しは
大村
学
県立おだわら諏訪の原公
園は、平成 年に一部開
園し、平成 年にはローラー
滑り台の供用を開始している
が、その後大きな事業進ちょ
くは見えない。
そのような中、県では県有
施設の原則全廃の方向性も示
され、地元では今後の整備が
どうなっていくのか心配して
いる。現在の事業の進ちょく
状況を伺う。
県立おだわら諏訪の原公
園は、全体の事業区域を
三つに分けて整備することと
している。供用を開始してい
る第一期事業区域は、一部未
取得の用地があり、地権者と
の調整を進めていると聞いて
22
18
▲県立おだわら諏訪の原公園から望む足柄平野
12
16
18
9
30
30
20
11
30
30
12
▲ 基調講演で熱弁を振るう北川正恭氏
小田原市議会だより第一二三号
議会を傍聴してみませんか
議会では、生活に直結した重要な問題が審議
されており、どなたでも傍聴できます。本会議
の傍聴は、市役所4階の議会傍聴受付にて、委
員会の傍聴は、市役所3階の議会事務局にて、
それぞれ受付します。
傍聴に際しては、規則を守りご静聴ください。
★9月定例会の傍聴者延べ人数
(本会議178人、
3常任委員会40人、
決算特別委員会12人)
★定例会の予定は、
変更となる場合もあります。
編集
議会広報委員会
発行
小 田 原 市 議 会
議会広報委員会
委員長 植田理都子 副委員長 楊隆子
委 員 小澤峯雄・鈴木敦子・神永四郎
安藤孝雄・原田敏司
★次号の議会だより
(平成25年2月1日発行予定)は、
12月定例会の概要です。
29
議会基本条例市民フォーラムを
開催しました
18
去 る7 月 日( 日 )、 議 会 基 本 条
例市民フォーラムを開催しました。
市 議 会 で は 現 在、 議 会 基 本 条 例
の 制 定 に 向 け、 議 会 基 本 条 例 特 別
委 員 会 に お い て、 議 論 を 重 ね て い
ま す が、 こ の フ ォ ー ラ ム は、 条 例
作 成 に あ た り、 市 民 は 議 会 に 何 を
求 め、 何 を 期 待 し て い る の か。 議
会がどう働けば満足度が上がるの
か、 市 民 の 声 を 聞 く た め 開 催 し ま
した。
当日は1 29 名の方が参加され、
早稲田大学大学院教授の北川正恭
氏の「分権時代の議会の役割」と題
し た 基 調 講 演 の 後 に、 市 民 の 皆 さ
ん と の 意 見 交 換 会 を 行 い、 熱 心 な
質疑が交わされました。
当 日 の 議 事 録 や、 実 施 し た ア ン
ケートで集まった意見については、
ホームページや市役所4階行政情
報センターで閲覧できます。
12
議会基本条例素案に対する市民説明会を開催します
平成二十四年十一月一日
議会基本条例の素案に対するご意見をお聞きするた
め、次のとおり説明会を開催します。素案は 月中旬よ
りホームページと市役所4階行政情報センター、支所等
で公開する予定です。
① 月 日(日) 時 分~ 時 分
マロニエ202会議室
② 月 日(火) 時 分~ 時 分
市役所7階大会議室
年四回発行
12
議会トピックス
12月定例会の予定
本会議の予定
11 月
28 日(水)提出議案等の説明など
2 月
3 日(月)議案に関する質疑など
12 日(水)各常任委員長報告、採決、
一般質問など
13 日(木)一般質問
14 日(金) 〃
17 日(月) 〃
委員会の予定
12 月
4 日(火) 建設経済常任委員会
5 日(水) 厚生文教常任委員会
6 日(木) 総務常任委員会
・一般質問通告一覧を12月5日(水)ころから支所・連絡所、
図書館等で配布しますのでご利用ください。
・一般質問の一部を小田原ケーブルテレビで録画放映します。
土
日
(放送予定日:12月22日○、23日○)
・インターネットを利用することにより、ご自宅で本会議の
生中継及び録画中継をご覧になれます。
小田原市議会 ☎ 33-1761 メールアドレス [email protected]
“資源を大切に”この市議会だよりは再生紙を使用しています。