地方創生はじまる

福岡県篠栗町
N o.
地方創生はじまる(先行施策の実施)
2
……
篠栗幼稚園卒園式
93億円 まちのお金はこう使います(一般会計予算) ……4
まちづくりの方向(施政方針)…………………6
平成27年3月議会号
ここをどうする!?(3人が一般質問)………………………9
3月定例会
3月定例会は5日から 日まで、 日間の会期で開催しました。
総務建設・文教厚生各常任委員会および予算特別委員会において、町長提案の
例案や補正予算案、 年度当初予算案など計 議案を審査しました。また最終
条
日の本会議にて、すべての議案が原案のとおり可決されました。
なお、平成 年第4回定例会にて上程され、継続審査となっていた立体駐車場
料金改正案については、議案が撤回されました。
各議案に対する賛否一覧を8ページに掲載しています。
19
27
15
29
年度一般会計補正の歳出予算として、地方創生費9683万2千円が補正さ
た。
れ
︵ 年度事業へ繰越︶
これは、国が閣議決定した﹁まち・ひと・しごと創生総合戦略﹂の先行的支援
として、地方自治体に交付されたもの。町では以下のとおり活用する。
策
① 観光協会への業務委託↓ふるさと旅行券・ふるさと名物商品開拓事業に
9
4
7
万
6
千
円
。
※
② 商工会への業務委託↓プレミアム付き商品券︵プレミアム率 %︶発行支援
事業として4350万円。
③ 自治体データ利活用分析システム開発に885万6千円。
④ 総合戦略計画策定業務に1000万円。
⑤ 萩尾区・荒田地区光ケーブル敷設整備事業に2500万円。
の他、補正予算については、7ページに掲載。
そ
10
20
20
立体駐車場
値上げ議案撤回
この議案の内容は、無料の駐車時間を3時間
から1時間に短縮するものであった。
執行部から料金改定の前に、立体駐車場の利
便性向上のため、運営の効率化を構築する必要
があると判断し、議案の撤回をするもの。
この議案は 月総務建設委員会にて継続審査
となっていた。
業務が福祉環境課からそれぞれ移管される。
都市整備課では、都市計画業務がまちづくり
課から、公園業務が産業観光課から、環境衛生
環境衛生業務を都市整備課へ移管する。
主なものは、福祉環境課を福祉課とし、高齢
者・ 障 が い 者 支 援 業 務 が 健 康 課 か ら 移 管 さ れ、
可能な組織とするため、課の体制を変更した。
新たな行政課題や多様化する住民ニーズに即
応し、住民満足度の高い行政サービスの提供が
課の体制を変更
12
26
27
︵※︶プレミアム付き商品券とは
町商工会が毎年発行する町内約200店舗で利用できるプレミアム︵割増︶が付い
た
商
品
券です。
年度に発行するプレミアム付き商品券は、これまでのプレミアム率 %が %へ
と
さ
ら
に
お
得
な
券
と
な
り
ま
す
。
また今回は、﹁工業系券﹂
も発行し、
リフォーム工事や、
自動車購入等にも利用できます。
詳しくは、篠栗町商工会に問い合わせください。
︵TEL 947 4141︶
26
27
2
ささぐり議会だより No.183
証明書発行手数料等
を変更
昭和 年から据え置かれていた証明書発行手
数料等について、物価や人件費の上昇、近隣自
治 体 と の 均 衡 を 勘 案 し 篠 栗 町 税 条 例、 篠 栗 町 手
数料条例を改正した。
改正内容
固定資産台帳の閲覧・証明書発行手数料、耕
作証明書・非農地証明書・現況証明書の発行手
数 料 を そ れ ぞ れ﹁ 2 0 0 円 ﹂ か ら﹁ 3 0 0 円 ﹂
とした。
︵平成 年4月1日から施行︶
人権擁護委員の推薦
27
○十時 和子氏︵再任︶
任期は、平成 年7月1日から、3年間。
ささぐり議会だより No.183
3
57
27
平成27年度予算
平成27年度一般会計予算
前年比 1億1736万円(1.3%)
増
(※)増額の主な要因は、番号制度導入
に伴う電算システム整備費用、新
子育て支援制度導入に伴う事業経
費、JR篠栗駅東側自由通路の詳細
設計及び道路・河川等のインフラ
整備費用を計上したことによる。
(万円未満四捨五入 単位:円)
・番号制度導入に伴うシステム整備費
・JR篠栗駅東側自由通路
(仮称)
整備の詳細設計経費
…………………………………………… 8310万
・町営林保全事業 ……………………… 7440万
………………………………………… 6063万
・町債の償還 …………………………9億5830万
・特別会計への繰出金 ………………5億8679万
・一の瀧線道路改良工事 ……………… 3000万
・乙犬尾仲水路水害対策のための河川改良工事
…………………………………………… 5000万
・篠栗中学校・篠栗北中学校教室木質化工事
………………………………………… 4611万
この事業は平成26年度予算を繰り越して平成27年度に
実施
・新子育て支援制度導入に伴う認定こども園・認
可保育園への支援経費 ……………4億8967万
・臨時福祉給付金・子育て世帯臨時特例給付金
(消費税引き上げに伴うもの) ……… 5832万
・予防接種・健診事業の充実を図るための費用
…………………………………………1億6070万
・勢門小学校外壁等改修工事 ………… 4024万
ささぐり議会だより No.183
4
平成27年度予算
町のお金は
こう使います
一般会計 歳出
(百万円未満四捨五入)
災害復旧費ほか 2千8百万 0.3%
諸支出金
6億2千9百万
6.8%
議会費 1億1千7百万 1.3%
総務費
14億3千3百万
15.4%
公債費
9億5千8百万
10.3%
教育費
8億6千9百万
9.3%
歳 出
93億1686万円
消防費
3億9千2百万 4.2%
民生費
29億4千8百万
31.6%
土木費
4億3千8百万 4.7%
衛生費
12億3百万
12.9%
商工費 1億4百万 1.1%
農林水産業費
1億9千7百万 2.1%
一般会計 歳入
地方消費税交付金ほか
4億1千万
4.3%
(百万円未満四捨五入)
93億1686万円
平成27年度予算 町税
29億2千2百万
31.4%
繰入金ほか
12億7千9百万
13.7%
地方交付税
24億4千8百万
26.3%
自主財源 45.1%
依存財源 54.9%
特別会計予算
後
民
期
健
高
康
齢
公共下水道事業
水
道
事
業
27年度予算
保
険
36億7千3百万
対前年度増減
4億5千1百万 療
3億9千8百万
3千6百万 収益的支出
7億9千1百万
△ 1千5百万 資本的支出
4億3千7百万
3千7百万 収益的支出
5億1千1百万
△ 1千1百万 資本的支出
1億8千万
4千4百万 59億9千万
5億4千2百万 者
合 計
5
町債 5億5千6百万 6.0%
(百万円未満四捨五入 単位:円)
会 計
国
国・県支出金
17億1百万
18.3%
ささぐり議会だより No.183
医
住みよい
まちづくり
◦災 害 時 の﹁ 特 設 公 衆
電話﹂を町内指定避
難所6ヵ所に設置
◦篠 栗 駅 東 側 自 由 通 路
︵仮称︶整備
◦﹁かすや中南部広域消
費 生 活 セ ン タ ー﹂ を
志免町に共同設置
◦協 働 の ま ち づ く り 事
業補助金制度の継続
◦フ ァ イ ナ ン シ ャ ル プ
ランナーによる納税
相談
産 業・ 観 光 の
推進
40
30
ペプシノゲン検査︶
の実施
◦消 費 税 引 き 上 げ に 伴
う臨時福祉給付金及
び子育て世帯臨時特
例給付金支給
◦待 機 児 童 解 消 に 向 け
た取り組みの継続
◦栗 の 子 保 育 園 の 今 後
の運営に向けた検討
都 市・ 教 育 環
境の整備
◦町 内 小・ 中 学 校 の 教
室木質化工事
◦不登校対策等のため教
育支援センター設置
◦災 害 対 策 の た め の 水
路改修工事の継続
◦千 代 田 団 地 内 配 水 管
更新
行政改革
◦タ ブ レ ッ ト 端 末 導 入
による議会及び各会
議の電子化のさらな
る推進
◦財務会計・人事管理・
給与システムの電子化
主な条例の制定
いじめ防止等
対策推進条例
地下水の採取
に関する条例
いじめ防止等対策を
推 進 す る た め、 基 本 方
針 及 び 各 種 協 議 会・ 委
員会の設置等について
関係条例を定める。
実施はすべて 年4
月1日から施行
幼稚園・保育園・
認定こども園等
の利用料の改正
子ども子育て支援法
の法律の改正により、
等
町立幼稚園の授業料や、
授業料減免規定を改正
する必要が生じたため、
条例を定める。
教育委員長と
教育長を一本化
施設使用料金が
負担増
1日 ㎥以上の地下
水を採取する者は事前
に周辺の井戸の状況を
調 査 し、 設 置 し よ う と
する井戸の概要を届け
る事など条例で定める。
27
篠栗町における施設
使用料を、
の
﹁受益者負
担 の 原 則 ﹂ に 基 づ き、
経費に見合う額として、
概ね3割増の負担を求
められたもの。
主な施設として
◦クリエイト篠栗
◦カブトの森公園
◦篠栗町体育施設
◦オアシス篠栗
入 浴 料 に つ い て は、
一律 円の増額
な お、 経 過 措 置 と し
、 平 成 年 月 日
て
より適用される。
30
10
教育の政治的中立性、
続 性、 安 定 性 の 確 保
継
と、 責 任 の 明 確 化、 危
機 管 理 体 制 の 構 築、 首
長との連携強化を図る
た め、 教 育 委 員 長 と 教
育長を一本化するため、
関係条例を定める。
1
◦一 般 社 団 法 人 と な っ
た観光協会の新たな
観光事業への支援
◦耕 作 放 棄 地 拡 大 防 止
及び特産品創出に向
けたこんにゃく試験
栽培の継続
◦森 林 経 営 計 画 に 基 づ
く自然環境再生事業
◦森 林 セ ラ ピ ー 基 地 の
さらなる魅力発信
福 祉・ 子 育 て
の充実
◦地域福祉計画の策定
◦検 診 フ ェ ス タ に て A
BC検診︵ピロリ菌・
10
三浦町長が 年度の施政方針を議会で述べ
た。以下はその要約。
﹁ 篠 栗 版 ま ち・ ひ
・ し ご と と
創生総合戦
略﹂を新たな柱に加え、
5カ年計画の初年度と
し て、 篠 栗 町 の 年 後
年 後 を 見 据 え、 諸 施
策に取り組む。
27
27
まちづくりの方向
平成27年度 施政方針・条例
6
ささぐり議会だより No.183
3月定例会・補正予算・視察
(表1)歳入の主なもの (万円未満四捨五入 単位:円)
町税
補正予算
一般会計補正予算の主な歳入・歳出は表1および表2のとおり。
◦国保特別会計は、主に一般会計からの法定外繰入及び国庫支出金の補正による増額補正。
◦後期高齢者医療特別会計は、主に保険料の確定に伴う負担金の減額補正。
◦下水道事業会計は、下水道使用料や維持管理負担金などの補正を行うもの。
2500万
臨時福祉給付事業費補助金
△ 8100万
地方創生交付金
9387万
地方交付税(財源調整として)
7705万
(表2)歳出の主なもの
地方創生費(繰越して平成27年度に実施)
9683万
臨時福祉給付金費
△ 8100万
中学校施設整備事業費(繰越して平成27年度に実施)
繰出金(国民健康保険・後期高齢者医療特別会計へ)
4611万
1億6319万
各会計補正予算額
会 計
補 正 額
一般会計
1億1943万
97億7488万
514万
34億5318万
△ 1695万
3億6468万
収益的支出
620万
8億 125万
資本的支出
△ 569万
4億 1万
国民健康保険特別会計
後期高齢者医療特別会計
下水道事業会計
補正後予算額
うきは市議会
篠栗町議会の先進的な取組み
あるタブレット端末を活用し
で
た 議 会 運 営 に 対 し て、 1 月 日
に 福 岡 県 う き は 市 議 会︵ 名 ︶
、
2月9日に佐賀県みやき町議会
︵ 名 ︶ が、 そ れ ぞ れ 視 察 来 庁 さ
れた。
タ ブ レ ッ ト 端 末 導 入 に よ り、
速 な 情 報 伝 達、 紙 資 源 の 削 減、
迅
議員活動の向上など住民目線に
立った議会改革を推進している
現 状 を 説 明。 今 後 も 多 く の 視 察
に 来 て い た だ く こ と で、 よ り 開
かれた議会を目指していく。
10
10
29
7
ささぐり議会だより No.183
タブレット端末
篠栗町タブレット議会へ視察来庁
みやき町議会
議決結果一覧表
議 決 結 果 一 覧 表
議 案 名
議案番号
(平成26年)
立体駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正
72
議決結果
議案撤回
3 月 定 例 会
1
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
全員賛成
2
篠栗町地下水の採取に関する条例制定
全員賛成
3
特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例制定
全員賛成
4
保育の実施に関する条例の廃止
全員賛成
5
子ども・子育て支援法等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定
全員賛成
6
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整理
全員賛成
7
いじめ防止等対策推進条例制定
全員賛成
8
課設置条例の一部改正
全員賛成
9
行政手続条例の一部改正
全員賛成
10
付属機関に関する条例の一部改正
全員賛成
11
一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正
全員賛成
12
税条例の一部改正
全員賛成
13
手数料徴収条例の一部改正
全員賛成
14
公民館設置及び管理に関する条例の一部改正
全員賛成
15
体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正
全員賛成
16
総合運動公園の設置及び管理に関する条例の一部改正
全員賛成
17
総合保健福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正
全員賛成
18
非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正
全員賛成
19
福岡県市町村職員退職手当組合規約の変更
全員賛成
20
平成26年度一般会計補正予算(第7号)
全員賛成
21
平成26年度国民健康保険特別会計補正予算(第6号)
全員賛成
22
平成26年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)
全員賛成
23
平成26年度流域関連公共下水道事業会計補正予算(第4号)
全員賛成
24
平成27年度一般会計予算
全員賛成
25
平成27年度国民健康保険特別会計予算
全員賛成
26
平成27年度後期高齢者医療特別会計予算
全員賛成
27
平成27年度流域関連公共下水道事業会計予算
全員賛成
28
平成27年度水道事業会計予算
全員賛成
29
平成26年度一般会計補正予算(第8号)
全員賛成
ささぐり議会だより No.183
8
ここをどうする
一般質問
3人が一般質問
!?
9
ささぐり議会だより No.183
1.荒牧 泰範 議員…………………………………………… 10
・児童・生徒を犯罪から守るシステム構築を願う
2.飯田 浩二 議員…………………………………………… 11
・こども議会を開催しては
3.大楠 英志 議員…………………………………………… 12
・町に提出された要望書の処理状況は
一般質問とは、議員が執行部に、その町の行政全般の事務執行状況や政策方
針などについて、報告や説明を求め、所信や疑問を尋ねることです。
年4回開催される定例会の中で行うもので、臨時会では行いません。
ここに掲載したのは要約で、議事録の全文は議会事務局・町立図書館・クリ
エイト篠栗・オアシス篠栗・各公民分館および町ホームページで閲覧できます。
一般質問
児童・生徒を犯罪から守る
システム構築を願う
教育長「慎重に検討する」
成果を上げている。
今後はPTA連合会
や学校と協力しながら、
︻教育長︼
児 童 生 徒 の 生 命・ 身
体 の 安 全 に つ い て は、
し か し な が ら、 一 瞬
のうちに連れ去られる
誘 拐 や、 目 の 届 か な い
さ ら に 校 区 ぐ る み・ 町
行事例は福教大付属小
在校時間はもちろん登
そ こ で、 学 校 の 出 入
り口や主要通学路また
学校︵地下鉄﹁すごかけ
所 で の 傷 害 は、 限 ら れ
は 各 駅・ バ ス 停 に ア ン
ん ﹂使 用で 福 岡 市 が 寄
ぐるみで安心安全の町
テ ナ を 設 置 し、 子 ど も
贈、保護者負担月 270
下 校 や 放 課 後・ 長 期 休
たちに持たせたICタ
円 ︶や 北 海 道 岩 見 沢 市
た人数と時間帯では防
近 年、 児 童 や 生 徒 が
被害者となる誘拐や殺
グで地点通過の度に信
︵児童数は本町の半分で
づ く り を 推 進・ 充 実 さ
傷 事 件 が 多 発 し、 そ の
号を受け保護者の携帯
設置費5000万円ラ
業中も最優先に取り組
動機が昔からある怨恨
電話等にメール等で報
ンニング2000万円︶
ぎきれず、保護者の方々
や性的なものだけでな
せるシステムを構築し、
等を調査したが構築費
せて行きたいと考える。
く、
﹁死ぬ瞬間を見てみ
より安全な環境作りを
や ラ ンニン グ コス ト を
むべきものと考える。
た か っ た ﹂ や﹁ 誰 で も
して頂きたいのですが
含めると、導入について
は四六時中心配なさっ
よ か っ た、 た だ 殺 し た
如何か。
ていると思われる。
かった﹂など理解に苦
もり隊の方々をはじめ
幸 い わ が 町 で は、 み ま
校時に発生しているが、
ま た、 そ の 犯 罪 の 多
くが子どもたちの登下
れ な い と 思 う の で、 ぜ
ども達の命には代えら
で は な い よ う だ が、 子
ストも決して安いもの
を 含 め、 子 ど も の 安 全
育 成 会 議・ 防 犯 夜 警 等
隊をはじめ青少年健全
本 町 は 幸 い に し て、
校区づくりのみまもり
盤が整っており着実な
を守るための確かな基
ひ実現して頂きたい。
頂いている。
で安全な環境を作って
多くの地域住民のお陰
は慎重に検討する必要
しむ事件が目立つ。
ICタ グ を 活用 し た
み ま も り システ ムの 先
答
がある。
荒牧 泰範
イニシャルもさるこ
とながらランニングコ
問
通学路
10
ささぐり議会だより No.183
一般質問
子ども議会を開催しては
教育長「可能な限り、検討する」
き 取 り、 ま ち づ く り に
る幅広い意見を町が聞
るものと考える。
担う若者の育成に資す
ということは大変意義
組みについて学習する
育課程の編成主体は学
う 件 は、 あ く ま で も 教
議会の開催という記念
未来を担う子どもた
ち が、 町 議 会 の 模 擬 体
十分に教育委員会と協
校 に あ る の で、 今 後、
も反映させることがで
子ども議会を開催す
る こ と は、 日 常 生 活 に
事 業 を 行 い、 未 来 に 向
保﹂によい機会として
験を通じて日常生活と
のあるものと考える。
子 ど も 議 会 は、 町 の
将来を担う子どもたち
したい。
おける政治の働きを子
け て、 毎 年 開 催 で き る
意義あるものと考えて
行 政 の か か わ り や、 篠
議して行きたい。
教育課程の範囲内で
可 能 な 限 り、 子 ど も 議
子ども議会にスポッ
トライトを当てること
わ が 町 も、 旧 篠 栗 町
と旧勢門村が合併して、
いても関心を深めるこ
どもが直接学ぶことに
よう取り組んでみては
いる。
まな課題について考え
周 年 を 機 会 に、 継
続的に開催してはとい
きるのではないか。
ていただく取り組みの
に よ り、 若 者 の 政 治 へ
会の開催について検討
が、 議 会 を よ り 身 近 に
一つである。
てもプラスの方向に傾
感じ、議会に関心を持っ
子ども議会を経験す
る こ と に よ り、 町 政 や
くのではないか。
周年を迎える。
とができる。
よ り、 民 主 政 治 の 意 義
どうか。
︻教育長︼
子どもたちが日ごろ
疑問に思っていること
を国民主権の立場から
ま た、 第 5 次 篠 栗 町
総合計画が目指す協働
る と と も に、 議 会 制 民
小学生の議場体験学習
の関心という点から見
町議会の役割について
学 習 す る と と も に、 選
挙の仕組みにも理解を
周年という機会を
チ ャ ン ス と し、 子 ど も
や 希 望 な ど、 豊 か な 感
︻町長︼
の ま ち づ く り に、 主 体
主主義への理解を深め
栗町が直面するさまざ
的に参加する機会を提
な が ら、 地 方 自 治 の 仕
見を具体化する場の確
もの権利条約にある﹁意
具 体 的 に と ら え、 子 ど
飯田 浩二
性から出された夢のあ
深 め、 ま ち づ く り に つ
60
答
供 し、 篠 栗 町 の 将 来 を
ささぐり議会だより No.183
11
答
問
60
60
問
一般質問
町に提出された要望書の処理状況は
町長「窓口を統一し、回答を早めている」
行政区以外の要望書
はあるか。
については継続や次年
り、 正 確 な 数 字 は 報 告
度に取組む事業等もあ
平成 年度から要望
書の窓口が総務課に統
で き な い。
、 年度
一 さ れ た。 そ の 理 由 と
改善された事項を尋ね
る。
26
で約 件が未達である。
25
し て い る﹁ 提 案 箱 ﹂ や
クリエイト篠栗に設置
といったご指摘を受け、
らない﹂
﹁回答が遅い﹂
以 前 は、 各 課 で し て
いたが、
﹁担当課が分か
か。
長との連携は問題ない
要望事項の主なもの
はどのようなことか。
︻町長︼
最 も 多 い の は、 町 道
や河川などの管理に関
内 と 定 め、 早 い 時 期 に
関係者の立会いなど町
担当職員による現地
確認や行政区との調整、
要望書の処理状況と
達成率を尋ねる。
理解が得られるよう努
め て い る。 事 業 完 了 の
報告も確実に伝える事
務の流れを作る。
持 補 修 工 事、 道 路 や 河
カーブミラーなどの維
整 備、 ガ ー ド レ ー ル や
や側溝など排水施設の
出された行政区と相談
県 に 進 達 す る な ど、 提
要 望 は 担 当 課 か ら 国・
す る。 国 や 県 に 対 す る
要望書は一旦受理し、
その後担当課にて対応
の活動を応援していく。
地域づくりに積極的
に取組んである行政区
うものである。
おいて重要な役割を担
行政区からの要望書
は、 地 域 社 会 の 形 成 に
川 の 草 刈、 枝 払 い な ど
し 進 め て い る。 達 成 率
︻町長︼
の考えや行政区からの
回答を届けている。
答
の除去作業などです。
す る こ と で、 路 面 補 正
︻町長︼
町の公式ホームページ
併せて担当課別の要
望数の報告を求める。
窓 口 を 統 一 し た。 併 せ
︻町長︼
30
要 望 事 項 の 未 達、 実
施、 完 了 の 際、 行 政 区
問
︻町長︼
農業団体から水利に
関 す る こ と や、 各 種 団
体から年に数件の要望
26
を通して要望を聞く環
が あ る。 ま た、 役 場 や
問
答
問
答
答
︻町長︼
件、福 祉
件、総 務 課
産業観光課
環境課
いる。
そ れ ぞ れ 2 件 と なって
財政課と学校教育課が
件、 社 会 教 育 課 3 件、
12
は都市整備課208件、
平成 、 年度は総数
で267件。課別の内訳
26
21
問
答
25
19
問
平成 、 年度に各
行政区より提出された
大楠 英志
て 回 答 期 限 を 2ヶ 月 以
26
境を整備している。
25
要望書の総数を尋ねる。
問
答
12
ささぐり議会だより No.183
任期満了・議長挨拶
任期満了
清原 眞也
今泉 正敏
副議長
議 長
阿部 寛治
後藤 百合子
草場 謙次
阿髙 紀幸
松田 國守
荒牧 泰範
民世論と共に、原発の必要性や
取れなくなります。今一度、国
議長 今泉 正敏
貴重な体験に感謝
今期の議会は 年前、東日本
大震災直後の、日本中がこれか
でした。選挙カーの朝夕の時間
戸惑いの中での選挙がはじまり
きだと思います。
削減など改めて分析・検証すべ
ら ど う 復 興 し て ゆ く か 不 安 と、 市町村の合併問題・議員定数の
短縮を申し合わせ、選挙を戦っ
篠栗町議会も、かつて苦渋の
選択として他町よりも厳しい内
たことも懐かしく感じます。
れているように見えます。国会
て結論ありきの議論が繰り返さ
が大事です。しかし、往々にし
結果をもたらすのかという検討
の必要性。そして、どのような
ますが、その内容の吟味と改革
励されたことは、大きな心の財
最 後 に 議 長 と し て の 年 間、
多くの町民の皆様に接し叱咤激
させかねず自戒の念もあります。
いか。拙速な改革は根本を崩壊
立候補の機会を狭めたのではな
結果的に近隣町に比べ候補者
に 高 得 票 を 強 い る こ と に な り、
容の議員定数削減を行いました。
のていたらくを見て国民が政治
産になるものと感謝しています。
今、国会では改革という名の
下で様々な案件が議論されてい
離れを起こしているとすれば情
けないことです。
新 議 会 が、 さ ら な る 議 会 の
活性化に向けて活躍されるこ
と を 願 い、 併 せ て 篠 栗 町 の ま
レーター式に法律をむやみに作
法律を立案する国会が、エスカ
した。
長 い 間、 あ り が と う ご ざ い ま
上 げ、 あ い さ つ と い た し ま す。
と い う 言 葉 を 残 し て あ り ま す。 健 勝 ご 多 幸 を 心 か ら 祈 念 申 し
律 の 出 来 具 合 い か ん で 決 ま る ﹂ す ま す の 発 展 と、 皆 様 方 の ご
﹁憲政の神様﹂と呼ばれた尾崎
行雄翁が、
﹁国民の幸不幸は、法
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議会事務局長
村瀨 敬太郎
飯田 浩二
議会事務局
横山 久義
松岡 秀策
議会事務局
大楠 英志
髙濱 守央
議会事務局
今長谷 武和
摩尼 美保
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れば、正直な国民ほど身動きが
ささぐり議会だより No.183
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任期:平成23年5月1日∼平成27年4月30日
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りがとうございました
あ
間
年
。
輝く まちの宝
なるふちの森 植樹祭
2月22日(日)
、第3回なるふちの森植樹祭が、鳴
渕ダム東広場で行われました。あいにくの雨天の中、
幼児からお年寄りまで140人の参加がありました。
ヤマザクラ・エノキ・センダン・トチノキ・ホオノキ・
ムクノキなど高木150本と、アジサイほか低木200
本を植樹しました。過去2回の植樹祭でも、花木を
中心に高木と低木それぞれ400本を植えています。
主催する「篠栗森づくりの会」は、生態系豊かな森、
人が集う自然林、清水が湧きだす水源の森を目指し
ています。
来年も2月に第4回植樹祭が予定されています。
みなさん、篠栗の明るい未来のため、ぜひご参加く
ださい。
しゅん
旬 花衆 灯
か
しゅう
と う
さまざまな情報がすさまじ
いスピードで流れる。世界の重
しんがん
大ニュースからウワサの類ま
で、真贋入り乱れ華々しい。
先日、歴史家の加来耕三氏の
講演を拝聴する機会に恵まれ
たが、その時の氏の言葉。
﹁ 立 ち 止 ま る こ と が 大 事 で す。
しんがん
立ち止まって冷静に考えま
しょう。そうすれば真贋は見え
てくるんです。
﹂
雨の休日、夜の静寂は、豊か
な時間になりそうだ。
次号から新メンバーでの編
集になります。おたのしみに。
村瀨 敬太郎
開会
一般質問
木
6月議会 は
6/4
6/8
の予定です
月
発行責任者 議長 今泉 正敏 議会広報編集特別委員会 委員長 今長谷武和/副委員長 飯田浩二
委員 後藤百合子・松田國守・大楠英志・村瀨敬太郎
平成27年5月1日発行
発行/篠栗町議会 福岡県糟屋郡篠栗町大字篠栗4855-5 TEL092-947-1111 FAX092-947-1442
印刷/㈱三光