保育・教育課程2015

認定こども園みつみ
教育・保育課程
共に生きる
法人の基本理念
教育・保育理念
認め合い、高めあい、育ちあう教育及び保育の実践(養護と教育の充実)
教育・保育方針
「生きる力の基礎」を育む
○さまざまな人やものとの関わり(愛着形成から環境を通したまなび)を深める中で、人への信頼感に立って自己の主体性の形成を促す。
○それらとの相互作用を通して「豊かな心情・意欲・態度の育成」を図り、「たくましい心と体」を育む。
教育・保育目標
「たくましい心と体」を育む
(1)げんきなこころとからだをもつ子ども
子どもの人権
人格を尊重した保育の実践
社 会 的 責 任
発達の連続性に考慮した教
育・保育の展開(0 歳から就学
前の一貫した教育・保育の実
践)
一日の連続性及び生活リズム
の多様性に配慮する(6 時間、
8 時間、11 時間の多様な集団
生活時間に対応する)
保護者や地域に保育を開く
環境を通して行う教育及び保
育の充実を図る(安全の確保
と主体的な活動、異年齢の関
わり)
☆発達過程
6 年齢(0~5)で構成する。その過程は、保育所保育指針の 8 区分で捉え、ひと
りひとりの育ちに合わせて援助と環境構成をくむ。
・衛生的で温かい環境のなかで健康に過ごせるようにするとともに情緒の
安定を図る
・それぞれの発達に合わせて離乳の完了へ導くとともに歩行の開始、発語
0歳児
への意欲を育む
(6 期) ・聞く・見る・触れるなどの経験を通して感覚や手や指の発達を育む
・愛情豊かな保育者の受容により、信頼関係の基礎を培う
年
齢
毎
の
保
育
目
標
・自分の思いや欲求を言葉で表現しようとする気持ちを育む
・模倣やごっこ遊びを通して友だちとの関係を広げる
2歳児 ・基本的生活習慣を身につけ、自分の身の回りのことができる喜びを味わ
う
(4 期)
・様々な活動を通して、集団生活においてのマナーやルールを知る
・生活への主体的に関わろうとする
4歳児 ・生活の中で自分を表現しようとする
(4 期) ・生き物、食べものの大切さを知る
・みんなで一つのことに取り組む喜びを知る
保
育
の
内
容
(2)やさしいこころをもつ子ども
(養護:生命の保持と情緒の安定
(3)がんばるこころをもつ子ども
個人情報の適切な取り扱い
苦情の解決に努める
養護の行き届いた環境の下、
生命の保持、情緒の安定を図
る
園児の健康及び安全に留意す 保護者に対する子育ての支援
る 健康支援・増進、疾病対 については、教育・福祉の観
応、環境衛生、安全対策、食 点に立って保護者の主体性を
育
促す関わりを心がける
☆地域の実体とそれに対応した事業
親の就労に左右されることなくすべての就学前の乳幼児に教育・保育の提供を図る。障害児保
育、病児病後児保育、延長保育、一時保育、子育て支援事業を実施する。
・保健的で安全な環境を作り、一人ひとりの生理的欲求を満たし、生命の保持と情緒
の安定を図る
・生活や遊びの中で言葉のやり取りや表現遊びをすることを楽しみ、他児にも関心が
1歳児
持てるようにする
(4 期)
・安心できる保育者との関係の中で、身の回りのことを自分でしようとする意欲を育
てる
・探索活動を通して聞く・見る・触れるなどの経験をし、興味や好奇心をはぐくむ
・食事・排泄・衣服の着脱などの基本的習慣が身に付き、ほぼ自立できるようになる。
・生活に必要な言葉を知ったり、自分の要求や感じた事を自分なりの方法で表現した
3歳児
りする。
(5 期) ・保育者や友だちに親しみを持ち友だちと触れ合いながら、安心して自分のしたい遊
びに取り組む。
・遊びや活動を通してルールやマナーを知り、守ろうとする。
・生活に主体的に関る
5歳児 ・生活の中で自分を表現する
(4 期) ・生き物、食べものを大切にする
・みんなで一つのことに一生懸命に取り組む
教育:幼稚園教育要領、保育所保育指針及び認定こども園教育・保育要領の5領域)
(保育者が子どもの生活や状況に応じて行う事項と、保育者の援助により子どもが経験する事項)
年
齢
0歳~1歳
生命の保持
養
護
情緒の安定
健
康
人間関係
教
環
言
育
表
境
葉
現
食
食を営む力
育
の基礎
1歳~2歳
2歳~3歳
3歳~4歳
4歳~5歳
5歳~6歳
・基本的信頼感の芽生え ・保育者との信頼を深 ・生活や遊びの中で自我の ・基本的生活習慣が身につ ・体調の変化に気付く
・健康に関心を持ち生活に
を大切にする
め、愛着関係を育む
育成を育む・体調管理を行 くように援助する
・運動量に伴い活発に活動 必要な習慣を身につける
・生活リズムを整える
う
・運動機能を高める
できるように配慮する
・発達過程を把握して応 ・スキンシップを十分に ・子どもの気持ちを受け入 ・主体的な活動を促す環境 ・多様な経験を通し、自己 生活リズムに応じた活動
答的なふれあいや言葉 図り、保育者との関わり れて共感しながら継続的 を整え、
探索意欲が高めら 肯定感を育み、自信ととも 内容の調和を図る。
掛けを行う
の心地よさや安心感を に信頼関係を築く
れるように見守る
に友達などとの信頼を獲得
与える
する
・保育者とのかかわりの ・身の回りの簡単なこと ・生活の中で自分でできた ・身の回りを清潔にし、生 ・自分の身体に関心を持ち、 ・室内外の危険な物や場
中で清潔になることの を自分でしようとする ことに喜びを感じられる 活に必要な活動を自分で 異常を感じたら自分から保 所、危険な行動を知り、気
心地よさを感じる
気持ちを育む
ように援助する
できるようにする
育者に知らせられるように をつけて活動する
する
・特定の保育者との関わ 保育者や友達に関心を ・生活や遊びの中で順番を ・友達と簡単なルールのあ ・友達と共同で遊具などを ・遊びや行事を通してとも
りにより信頼関係を育 持ち真似をしたりして 待つなどの決まりがある る遊びをする中でルール 使う中で、楽しく遊んだり だちを応援したり力を合
む
自分から関わろうとす ことを知る
を守ることを学ぶ
大切に使うことを学ぶ
わせることの大切さを知
る行動を認める
る
・色々な環境の中で五感 ・好きな玩具や遊具に興 自然等に触れることで好 ・身近な動植物に親しみを
を豊かに育む
味を持って関わり、様々 奇心や探究心を深めるこ 持ち世話等をすることで
な遊びを楽しめるよう とが援助してもらいなが 命の不思議さ尊さを学ぶ
にする
らできる
環境づくり
・保育者の働きかけによ ・話しかけや、やりとり ・生活や遊びの中で簡単な ・友達の話を聞いたり保育
り声を出したり応えよ の中で声や言葉で気持 言葉でのやりとりを楽し 者に質問したり、
興味を持
うとする一連のやり取 ちを表そうとすること む場面を大切にする
った言葉のイメージを楽
りを丁寧にする
を大事に育む
しむ場面を大切にする
・身近な素材を使って考え ・生活や遊びの中で地域に
たり試したり、工夫しなが 関心を持ち、行事等に楽し
ら遊ぶ
く参加する
・土や水等の素材に触れ
て感触を楽しみ、感性を
育む
・一緒に歌ったり、手あ ・保育士や友達と遊ぶ中で ・色々な素材や用具に親し
そびをしたりリズムに 自分なりのイメージをふ み、友達と工夫して遊ぶ
合わせて体を動かして くらませ楽しんで遊ぶ
あそぶことを促す
・音楽に親しみ、友達と歌 ・自分のイメージを動きや
ったり合奏したりして一つ 言葉等で表現したり演じ
のものを作り上げる楽しさ て遊ぶ楽しさを味わう
を味わう
・離乳から食べることへ ・食材に興味を持てるよ ・意欲的に食べるようにな ・みんなで食べることの楽
の移行
うな関わり
るための関わり
しさを知る
・食べる意欲を育む
食べることにより、すべて ・三食表に興味を持ちなが
の命の大切さを知る
ら食事をする
・栄養について興味を持つ
子どもの健康支援
○健康・発育・発達状態の把握と健康増進
環境・衛生管理
○施設内外設備用具等の清掃・消毒・安全管理・自主点検
安全対策・事故防止
○消防検査
食育の推進
○楽しむ食事
○食育計画の作成
保護者地域等の相互支
援
○子育て相談
○子育て情報の発信
研修計画
○人権研修
職員の資質向上
○子どもの最善の利益の追求と人権に配慮した保育の実践
小学校との連携
○3 小学校(久下・上久下・小川)との連携(行事を通した児童・園児交流
特色ある保育
○音楽あそび(鼓笛・楽器遊び)
地域の行事への参加
○谷川駅前夏祭り
異年齢交流
クラスを超えて交流を図り、小さな子へのいたわり、大きな子へのあこがれ等を育む
○法定点検
健康診断と保護者との連携
○避難訓練(毎月)消火訓練
○交通安全
○疾病等への対応
○救命救急研修
○調理する人や食材に感謝する気持ちを育む
○子育て教室
○乳幼児教育・保育研修
○施設機能の開放
・保育者や友達との会話を
楽しみ、相手に伝わるよう
に話す工夫をする
・人の話を聞いたり、身近
な文字に触れたりして言
葉への興味を広げる
看護師による保護者並びに関係機関との連携を図る
○健康安全に関する計画の立案
○保護者との連携
医務環境の整備
○関係機関との連携
○食物アレルギーや体調不良時などへの適切な対応に心がける
○ボランティア受け入れ(みみずく文庫
保護者ボランティア)
○プライバシーの保護
○行政関係研修
○実践・研修を通じて専門性を高めるとともに職員間の共通理解と協働性を高める
体験入学
○体操教室
○高齢者施設のご利用者とのふれあい(五輪荘・山路園)
教師間連携) ○保育教育要録の小学校への送付