「阿蘇自己再発見キャンプ」 実施報告(1)

Quest
Uto Junior High School 宇土未来探究講座2学年通信 2010
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43号
5月 31日 月曜日発行
宇土未来探究講座係
田代周史
質 実 剛 健
「阿蘇自己再発見キャンプ」実施報告(1)
5月25日(火)∼27日(木)、世界の阿蘇を舞台に宿泊教室を実施しました。この宿泊教室の目的は、
(1)阿蘇の大自然の中での体験学習を通して、自分の可能性に気づき、自己をより高めていこう
とする意欲を培い、「生きる力」を育む。
(2)仲間との集団生活を通して、他者を認め理解すること、他者と協力することの大切さを認識
させ、社会性・協調性を培う。
(3)さまざまな野外活動を通して心身の健康を増進するとともに、自らを磨き、鍛え、より高い
目標に挑戦しようとするたくましさと克己心を培う。
の3点でした。4月から本格的に事前準備に取りかかり、万全の体制で臨みました。
ところが、残念ながらあいにくの天候となり、3日間とも時折雨が降り例年をはるかに下回る気温
(最低気温は9∼10℃程)でした。しかしながら、そのような状況をものともせず、むしろ楽しみな
がら生き生きと活動に取り組む生徒たち。入学してこの1年間での成長ぶりには目を見張るものがあ
りました。
今回、この活動では、Q講座のアドバイザーである栃原威寿さんをはじめ、池部健夫さん、入佐志
央さん、薄井良文さん、小倉伸一さん、北野悦之さん、国村真希さん、黒川康子さん、後藤秀徳さん、
坂田優人さん、坂梨仁彦さん、末松義捷さん、中尾正秀さん、信永幸子さん、原賀誠さん、古澤順正
さん、村井啓俊さん、村尾昭志さん、村上弘行さん、藪亀勲さん、山部哲範さん、山村将護さん、米
岡有紀さんの計23名の方々に御支援いただきました。野外活動の専門家、登山家、学芸員、自然公園
指導員、山岳救助隊長、山岳救助隊員、救急救命士、宇土中PTA役員等、それぞれの得意分野を活
かしながら生徒たちと寝食を共にしていただき、その交流はかけがえのない貴重な体験となりました。
この活動の詳細は次号より数回にわたって掲載します。
5月27日(木)13時20分、当初のコースを変更して登った楢尾岳(1331m)での記念写真