平成27年度 東京都立葛西南高等学校 学校経営計画(定時制)

平成27年4月1日決定
校長 坂 本
純 一
平成27年度 東京都立葛西南高等学校 学校経営計画(定時制)
1 目指す学校
自己の能力を生かし、社会人として自立できる健全な生徒を育成する学校
本校の教育目標として、
「自主」
「創造」
「連帯」を掲げる。
○ 自主:自ら判断し、律して行動する
○ 創造:豊かな創造力で未来を拓く
○ 連帯:愛と責任をはぐくむ
本校は、きめの細かい学習指導、生活指導、進路指導を教職員が一丸となって取り組んでいる結果、生徒の
学校生活満足度が向上し、保護者、地域からの評価も向上している。
2 中期的目標と方策(平成28年度まで)
中期的目標
生徒とともに教師も前進する学校
生徒一人一人と真剣に向き合う教師集団
地域から信頼され喜ばれる学校
3 今年度の取組目標と方策
教育活動の目標
分かりやすい授業の一
学 層の推進
習
指
導
方策(中期的目標を達成するために、学校が一層の向上を図
る指導力の構成要素等)
生徒をより良く成長させるために、教師も日々工夫を重ね指
導力を向上させる。葛西南高等学校の教師が、自他共に認めら
れる高度な指導力を備えた集団になる。そのために各種資料を
用いた校内研修を充実させる。
生徒一人一人の違いを把握し、意欲的な生徒は一層伸ばすと
ともに、学習や学校生活に困難を抱えた生徒にはカウンセリン
グマインドで進級・卒業まで親身の指導を惜しみなく行う。
地域での奉仕活動を一層推進するとともに、地域でのマナー
など社会規範を守る生徒に育てることによって、地域から信頼
され喜ばれる学校になる。
方策
重点目標
方策
幅広い学力層に対
本校の授業は分かり
授業の冒頭で45分後に
応した年間指導計画 やすいと感じる生徒が 自分がどう成長しているか
により、生徒に学習の 80%以上
イメージできるような導入
見通しをもたせ、分か
学習に対する満足度 を行う。生徒一人一人の学習
る喜びを味わわせる。 が75%以上
状況をリアルタイムに把握
し、発問や課題の与え方に反
映させる。
多様な指導形態を工
グループ学習、調べ学習、
夫した授業を各単元に 発表活動等を含む学習活動
付き1回以上
を実施する。
1
教育活動の目標
方策
重点目標
方策
読書不読率を40%
学校図書館の積極的な活
未満にする。
用を一層促す。
学
習
指
導
校内研修、研究授業
校内研修、研究授業を4回
の全教員による実施
以上実施し、協議に全教員が
参加する。
続
き
落ち着いて生活できる
生 安全・安心な学校の維持
活
指
導
チャイム着席を始
学校生活に対する安
めとする授業規律の 心感が80%以上
確立や遅刻、交通安全
等の生活習慣の指導
を、きめ細かく行い、
言語環境を整える。ル
ール遵守の指導を丁
寧に粘り強く繰り返
いじめゼロ
す。
社会で通用する言葉遣い
や円滑で温かい人間関係を
築くことができるコミュニ
ケーション、感情のコントロ
ールの方法などのソーシャ
ルスキルの指導を行う。
学校いじめ対策委員会に
より生徒アンケートを実施
したり、スクールカウンセラ
ーと連携して指導を行った
りする。
あいさつができる生
あいさつの大切さを理解
徒が80%
させ、あいさつの励行を指導
する。
皆勤・精勤生徒数が
努力を継続している生徒
在籍生徒数の25%以 には学期ごとに称揚するな
上
どモチベーションの高揚を
図る。
生徒の状況把握に基
月1回、スクールカウンセ
づいた組織的な生徒指 ラーを交えた教育相談委員
導体制の継続
会で生徒状況の共有化を図
り、課題を抱える生徒へのア
ドバイス等を行う。
キャリア教育の視点を
自分自身と真剣に
自分の進路について
進 重視した生き方指導の充 向き合わせ、将来を見 真剣に考える生徒が8
路 実
据えて高校生として 0%以上
指
今なすべきことを遅
導
滞無く行わせるキャ
リア教育の視点から
進路学習を充実させ、
進路希望を実現させ
三年修了制を希望す
る。
る生徒への支援の充実
2
望ましい勤労観や職業観
を身に付けさせるための進
路学習を、ハローワーク、東
京しごとセンター、東京しご
と財団等の協力を得ながら
一層充実させる。
三修制での卒業を目指す
生徒の外部単位の修得のた
めの指導を実施する。
教育活動の目標
方策
重点目標
方策
漢字検定合格者数が
漢字検定の受検指導を計
20名以上
画的に実施し、受検者数及び
合格者の増大を図る。
進
路
指
導
続
き
生徒の自主性と実践的
ホームルーム活動、
特 な態度の育成による自己 学校行事、生徒会活
別 有用感の向上
動、部活動、奉仕活動
活
等で試行錯誤を繰り
動
返させながら、集団の
中での自己の価値に
気付かせる。
学
校
運
営
中途退学者数が30
高校生活を最後までやり
名以下
抜かせるために、人生の目標
を見付けさせる指導を充実
する。
留年や中退の未然防止の
ため、生徒一人一人の出席状
況や学習状況の把握と指導
を、短いスパンで繰り返し行
う。
特別活動を通じて満
特別活動が自己の価値を
足感を味わう生徒が8 改めて発見する場として機
0%以上
能するよう、全員に目標と役
割を与え、達成するまで支援
する。
生徒会行事を自主的
球技大会や文化祭などの
に運営できたと感じる 生徒会行事において、自主的
生徒が90%
に運営する機会を与えるな
ど、活動を活性化する工夫を
する。
経営企画室の学校経営
経営企画室から学
企画調整会議で、改
教員研修のための資料を
への一層の参画
校改善のための意見 善計画の提案を年2回 作成したり、学校PR、募集
を一層積極的に発信 実施
対策などをより効果的に行
する。
うための人・物・コストのマ
ネジメントの提案などを行
ったりする。
生徒募集対策の充実
本校の美点を広く
入選倍率1.1倍以
江戸川区と江東区の中学
PRする。
上
校を訪問して、本校が落ち着
いて学習できる学校である
こと等を広報する。
服務規律の遵守
服務事故防止研修、
体罰等の服務事故ゼ
生徒との丁寧な対話を重
関係資料配布、日常的 ロ
視した指導により、体罰等ゼ
な意識啓発を行い、ス
ロを堅持する。
クール・コンプライア
ンスを確立する。
情報管理に関わる事
電子媒体はもとより、紙媒
故ゼロ
体による情報漏えい等を防
止するための管理を徹底す
る。
3