政治的教養の教育の全体計画 - 福島県立小高商業高等学校

平成28年度
福島県立小高商業高等学校
政治的教養の教育 全体計画
全日制の課程 商業科(流通ビジネス科・情報ビジネス科)
関係諸法規
・日本国憲法
・教育基本法
・学校教育法
・教育諸法規
・学習指導要領
・公職選挙法
校
訓
愛・智・働
本校教育の特色的な取り組み
①
②
③
資格取得の推進
マナー教育の充実
一人ひとりを大切にしたきめ細
やかな指導
目指す生徒像
・基礎基本を身につけた、
知性と教養のある人間
・自主性と正しい判断力を
身につけた健全な人間
・健康で勤労を愛す、有為
な産業人
生徒の実態
◇学校生活においては
素直であいさつがで
き、資格取得に向け
て努力する生徒が多
い。
◇自己の意見の構築や
その表明などには消
極的傾向が見られ
る。
生活指導との関連
政治的教養の教育
政治的教養の教育
重点目標
重点目標
1
2
地域の実態
◇震災及び原発事故か
らの復興が強く望ま
れ てお り 、 政 治的な
関心が高い。
◇地元の“若い力”への
期待は強いものがあ
る。
3
4
5
一人の主権者としての価値と
重要性に気づかせる。
共同体としての社会の重要性
と有意性を理解する。
主権者として積極的に共同体
(社会)と関わろうとする態度を
養う。
自己と異なる考えの存在を認
めるとともに、その調整と統合
の重要性を認識させる。
課 題 を 多 面 的 ・ 多 角 的 に捉
え、自分なりの考えを作ってい
く力を養う。
・集団の構成員と、その集
団を規制するルールの関
係について考えさせる指導
をおこなう。
・ルールに対する主体的な
構築と遵守の姿勢を涵養
し、社会的関係性の構築
の契機とする。
特別 活動 との関連
●ホームルーム活動
積極的な社会参画につ
ながる合意形成に向けた
活動(話し合い活動など)の
重要性を確認する。
●生徒会活動
各教科・科目との関連
公民科
・理論だけの内容にとどま
らず、より実践的な教育
活動を計画的におこなっ
ていく。
・身近な問題や地域の問
題を考えることを通して、
“政治”の意味とそれへ
の参加のしかたを考えさ
せる。
・有権者として必ず理解し
ておかなければいけない
点をおさえて確実な定着
を期す。
その他の科目
・物 事 の 多 面 的 な 見 方 と
自己の意見を形成する
術を、各科それぞれの内
容で陶冶する。
・多くの意見の表明と反映
の有益性を実感させる授
業づくりに取り組む。
各学年との関連
1学年
・学級や学校の一員としての自覚をも
たせるとともに、共同体の一員として
の自分にかけがえのない価値を発見
させるように努める。
2学年
・共同体とそれを構成する個人とのあ
るべき関係に関心を持たせ、個人個
人の意見の集積による共同体のルー
ル制定の仕組みとその合理性に気づ
かせることによって、社会と自分の関
わりや自分がなすべき行動などにつ
いて考えさせる。
3学年
・選挙権を行使できる生徒も出てくるこ
とから、より実践的・現実的な、投票
や選挙活動についての知見を広めさ
せる。それとともに、様々な機会を捉
え、生徒自身が選挙権行使につい
て、意見を表明できる場を設定する。
生徒会活動を通して、自
治能力や自主性を育成し、
生徒の声が生徒会に反映
されることで、生徒が自治
の実感をもちうる活動を展
開する。
●学校行事
集団としての行事への参
加や意見集約などの活動
を通して、それぞれの集団
への帰属意識を高めるとと
もに、その集団への貢献の
意欲とその方法についての
理解と実践を深める。
特活全体として
生徒に、自己と他者との違い
と個人どうしのつながりを実感さ
せるとともに、自己と社会の関
係性について考えさせ、共同体
参画へのより良いアプローチの
場を提供する。