25年度の学校評価 本年度の ①基礎学力の養成と授業規律の確立 ②正しい身だしなみの定着 ③勤労観の養成とキャリア教育の推進 重点目標 ④主体的な生徒会活動の推進 ⑤生徒の健康指導の充実 ⑥農業クラブ活動の躍進 項目(担当) 重点目標 具体的方策 評価結果と課題 学習指導 ①学校設定教科「基 ・教材の精選と充実を図り、より一層効 ・来年度に向けて教材精選と実施内容の改善を行 (教務部) 礎教養」の充実 果的な学習を図る。 うことができた。 ・教員に負担のない評価方法を検討する。 ・評価方法を各クラス・学年毎に評価を行うこと で、評価手順を簡易化した。 ②授業規律の維持 ・授業態度報告書の活用や授業遅刻や ・授業態度報告書が提出が減少し、一定の効果が 中抜け生徒への入室許可証の発行によ 見られた。 り、授業に取り組む姿勢の醸成を図る。 ・トイレによる途中退室が多い傾向にある。 ③授業改善 ・授業アンケートに基づく授業評価自 ・授業参観週間の設定及び授業参観報告書の提出、 己点検表や授業参観報告書の提出によ 授業評価自己点検表の提出により、本年度も授業 り、指導方法の見直しと授業改善を図 改善を行うことができた。 る。 生徒指導 ①基本的生活習 慣 ・時間意識を向上させる。 (生徒指導部) の確立 ・正しい身だしなみの定着を図る。 ・遅刻防止指導では、一定の成果は残せた。 ・進路を意識した身だしなみ指導を継続して行っ てきたが、定着には至らなかった。 生徒会指導 ①生徒会活動の 活 (生徒会部) 性化 ・部活動の活性化を図る。 ・積極的に部活動に参加する生徒が増えてきた。 ・スムーズな行事運営できた。生徒が積極的に参 ・各種学校行事の活性化を図る。 加できる行事を計画が必要である。 進路指導 ①個々の進路実 現 ・進路に必要な情報を集約し、的確に生 ・学年団との連携により早い段階から意識付けが (進路指導部) に向けた進 路指導 徒へ提供する。このことにより、生徒自 でき、進路決定をすることができた。 の充実 らが将来について考え、ミスマッチのな ・進学希望者は、ほぼ希望通りの進学先へ合格す い進路選択ができるよう支援する。 ることができた。 ・就職希望者は、1次試験での合否に非常に厳し いものがあった。2次試験以降、男子は最終的に 就職先を決定できた。しかし、女子の一部では、 進路未定となった。来年度以降も女子は厳しいと 考えられる。 ②保護者に対す る ・講演会や保護者懇談会を通して、社会 ・外部講師による講演会により、生徒の認識が変 進路情報提 供の充 情勢を理解し、学校と社会、家庭が一体 化し、自ら進学先や就職先について進路調べを試 実 となって進路を考えられるようにする。 みる生徒が増えた。今後も、生徒の意識改革に繋 がる行事の検討が必要である。 保健指導 (保健部) ①生徒の健康管 理 ・時期を区切って、回収率を明示して、 ・心電図、内科検診による受診は、ほぼ回収する 現状を全体にアピールしつつ、受診勧告 ことができた。一方歯科に関しては、3回にわた 書の回収率を向上させる。 る督促、2学期からの個別受診指導にもかかわら ・個々の生徒に対しては早めの受診督促 ず、回収率は 10 %程度にとどまった。保護者の健 をする。 康意識の喚起が今後の課題である。 ②学校の環境整 備 ・各教室での日常的な環境整備への意 ・生徒の環境美化意識は十分に育っているとは言 識付けを図るとともに、分別処理場で えない状況である。しかし、ゴミ処理をこまめに の、確実な分別作業を継続する。 する、分別を確実にさせるという点では一定の進 ・環境美化意識の向上並びに教室等で 歩が見られた。 のゴミ分別の徹底させる。 専門教育 ①農業クラブ活 動 (農場部) の充実 ・県大会や全国大会での入賞を目指す。 ・県大会では、2年連続測量競技県大会で最優秀 となった。意見発表県大会で、区分環境で優秀と なった。全国大会では、農業鑑定競技会で、園芸 コースと農業土木コースで優秀となった。来年度 は、さらなる成績向上を目指す。 ②資格取得への 取 ・技術顕彰や資格取得の取得率向上を目 ・各種資格合格者は以下のとおりである。 組の充実 指す。 ①造園技能士 2級2名、3級11名、②園芸装飾技能士3級12 名、③簿記能力検定 3級17名、④トレース技能検定 2 級16名、3級29名、⑤日本農業技術検定 3級21名 2級3名、⑥日 本語ワープロ検定 2級2名、準2級5名、3級49名、⑦情報処理検定エクセル 2級2 名 3級3名、⑧家庭科食物調理技術検定 1級9名 総合評価 ・学習面では、落ち着いた学習環境の中、朝学習や学校設定教科「基礎教養」の定着により学ぶ 姿勢が育まれてきた。その効果もあり、成績不振者の人数が減少した。 ・生徒指導面では、女子 生徒が増加もあり進路を意識した指導が今後の課題である。 ・進路指導面では、早い段階からの指導によりほぼ希望どおりの進路決定ができた。今後、増加 する女子生徒の進路指導が大きな課題である。 ・学校行事や農業クラブ活動の特別活動では、一定の成果を修めたが、更なる飛躍のために生徒 自らの自主性向上を期待したい。 ・保健衛生面では、受診勧告書の回収率が悪く保護者の健康意識への喚起が今後の課題である。 今後とも、授業規律の確立や学習環境の整備、身だしなみの意識向上、進路指導の充実、特別 活動に対する自主性の向上に向け努力をする。
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