BBBBBBBB - 藤枝順心中学校・高等学校

№1
平成27年度 藤枝順心中学校・高等学校 学校評価(前期)
(評価規準 A:十分に実践されている B:ある程度実践されている C:不十分である D:分からない)
建学の精神 女性の自律・自主と先度他の心の涵養
教育目標
白梅精神のもと、「清楚な生徒」、「芳香を発する生徒」、「忍耐のできる生徒」を育てる。
本年度の重点目標 ①学習指導の充実 ②進路指導の充実 ③生活指導の充実 ④情報発信の充実 ⑤健康管理 ⑥安全管理
重点目標
評価項目
具体的方策又は評価項目を
評価する具体的な指標おお
「基礎学力の定着」「大学受験
の実力養成」を学習指導の柱と
シラバス
し、それぞれに合う本校独自の
の検討・
シラバスを検討、作成する。
作成
〔シラバスの再検討〕
評価
B
・シラバスの内容の精査を行なっている。
・担当者が変わっても授業で取り扱う内容に差異がないようにしてい
きたい。
・各教科主任には、1月8日までに対年度のシラバス作成を依頼して
いる。
B
・基本的な学習習慣と基礎事項の定着ばかりに気をとられていまい、全
国の中での立ち位置を考えることができなかった。
・基礎力診断テストの情報を利用しているが、さらに工夫が必要。
・学力の上位層への対策が不十分では。
・生徒間の学力差が一つの集団の中で激しいため、徹底的に基礎力を身
に付けさせるのか、上位層を伸ばすのかが難しく迷うところである。
・すべての生徒を、今すぐ学力を上げることは困難。まず、上位の生徒
のレベルを上げることが主であると考える。中高部、進学クラスの学
力向上を目指し、それなりの大学に進学させることが出来れば学校の
雰囲気が変わってくると思う。
B
・高校部3年は、夏季休業中の面接指導等、学年全体での十分な指導が
行われたと思われるが、1・2年生に対する指導は不十分であり、今
後の課題である。
・本年はかなりの求人があったが、合否をみるとかなり厳しい点もある。
本人の希望だけでなく、適性をしっかり見極めて受験企業を決める必
要がある。
・筆記試験の対策(学力対策)は不十分であったように感じる。
・職員室前のロビーに求人票を掲示したり、保護者に面接指導を手伝っ
ていただくなど、開かれた就職指導が行われていたように感じる。
・講演会に、卒業生を招ことはできないか。
・1・2年からの職場見学・体験を積極的に取り入れるべきである。
・公務員対策を早急にすべきである。
①学習指導の
充実
一つの学習集団において、全体
の学力を上げていくために、全
学力分析 国規模の指標により生徒の学力
と学習方 を分析し、何を、どんな方法に
法の考察 より学習させるべきかを考察す
る。
〔指標の決定と分析〕
・3年後の就職を意識させ、3
年間を見通した指導計画を提
示する。
・職場見学や講演会を通して、
社会人になることへの意識高揚
就職指導
を図る。
〔内定率100%達成をめざす〕
・公務員試験も視野に入れた指
導を取り入れる。
〔情報提示と早期取組〕
②進路指導の
充実
・大学入試センター試験得点率
70%に達する生徒を各学年5名
以上輩出できるよう、学習環
境を充実させる。
〔国公立大、中堅以上私大に
学年の5%合格をめざす〕
・進路講演、ガイダンス、個別
進学指導
相談をキャリア教育として有
効に行い、進学に向けて学習
する意欲を育てる。
・中学から大学受験を見据えた
学習環境を整える。
〔補講・学力向上学習会の実
施〕
成果及び来年度への取り組み
B
・受験サプリ、アフタースクール20など生徒が勉強できる環境は整って
きた。特に中高部は少人数という利点を生かし手厚い指導が行われて
いる。
・中学生は勉強会や再試・再々試が定着しつつあるので成果が期待でき
るのではないか。
・大学入試センター試験70%に達する生徒を多く輩出するためには、特
別な指導が必要。例えば、小数精鋭で生徒を選びハイレベルな講習を
行うとか、個別指導を徹底するとか、学年の枠を超えて習熟度別の講
座を開くなど。
・中学入学者を増やすことが進学実績を増やす最良の手立てだと思われ
る。現在、部活関係の生徒が多いのであれば、それを利用すべきであ
り、入学生が増えたということは順心への関心を誘う有効な理由にな
ると思う。
評価
B
学校関係者からの意見
・シラバスを解りやすく、早い段階で生徒に示していけるよう期待します。
・シラバスの意味合いを生徒にしっかり理解させたい。保護者への安心材料とし
ても活用したい。
B
・基礎学力のある中上位層には、更なる向上心を持てる指導をお願いしたい。
・基本からもっと「やらなければいけない」という状況づくりが必要だと思いま
す。
・創立100年の文武の盛り上がりを好機ととらえ、後発の「明誠」の10年目の改革
をモデルとして取り込み、上位層の育成につなげたい。白梅精神に学力の向上を
数値で示したい。
・一部に生徒の頑張りは素晴らしい。生徒全体の意識を高めてほしい。それが、世
間の評価につながると思う。
B
・「面接指導」等を重ね、社会を見つめていく機会を与えてほしい。
・校内ロビーでの求人の掲示は有効だと思います。
・高校3年生への夏季休業中の面接指導ありがとうございました。これを、1・2年
生から行えたらさらに良いと思います。また、卒業生を招き、いろいろな職場の
様子などを教えてもらえると良いですね。
・定評のある就職指導に自信が伺われるが、内容のレベルアップやアフターケアに
も務め、受け入れ側の信頼を一層高めたい。
・これからは広い対応力や企業が好む個性というものもあると思う。内定率100%
は素晴らしい。
B
・先生方のご指導、努力が徐々に生徒の学力向上の礎になっていると思います。
・優秀者の育成数を増やし、点から小集団に広げていきたい。実績は出身校にも
フィードバックさせ、人材の供給に結び付けたい。
№2
重点目標
評価項目
具体的方策又は評価項目を
評価する具体的な指標おお
・「your steps」に従い美しい
所作を指導する。(椅子の掛
け方、歩き方、ドアの開け方
お茶の入れ方など)
・会食指導は礼法にかなった食
礼法教育
事作法を実践する。
の実践
・会釈・挨拶の励行をし、場に
応じた挨拶の指導をする。
・「授業をする上での留意すべ
き事項」に従い、礼法指導に
即した授業実践をする。
・「情報収集→まとめ→分析→
報告」を繰り返し、教師相互
③生活指導の
の共通理解を図り、指導にあ
充実
たる。
・一報を通して迅速な情報共有
に努める。
・週番活動を通して校風高揚に
貢献する姿勢を指導する。
生徒指導 ・校風向上習慣、マナーアップ
キャンペーンで清楚な身なり
を指導する。
・清掃活動を通して環境美化
に努め、施設を丁寧に使用
することを指導する。
・教室内の整理整頓を通して
私物の管理を正しく行い、
清潔な生活感覚を育てる。
・通信を、学年主任・担任と保
護者とのコミュニケーション
学年通信
の一つと捉え、学年・学級の
学級通信
状況を伝える。
〔月1回発行〕
・オープンキャンパスは年2回
オープン 実施し、担任とのコミュニケ
④情報発信の キャンパ ーションを図る機会とするな
充実
ス
ど学校理解の促進に努める。
〔参加率70%達成をめざす〕
・情報発信のタイムリー制と実
用性の向上
ホームペ
・学年・分掌・教科内での原稿
ージの活
作成者決定(行事、検定等)
用
・各行事の更新担当を明記
・部活動記録の月毎の更新
評価
成果及び来年度への取り組み
評価
学校関係者からの意見
B
・礼法指導については誇るべきものがあると思うが、講話の態度は数年
前に比して、悪くなっているように感じる。
・礼法が授業と学校生活と切り離されていて、普段の生活でいかせない
生徒が多い。
・礼法の授業や会食指導などの場では身についている生徒もいるが、普
段から場と状況をわきまえて実践できる生徒は少ない。
・学校全体で指導しているのでとても良いと思われる。
・教師間の共通理解や講師の先生方へのお願いも必要だ。
・臨機応変に対応できれば良いが、指摘すれば正すことが出来るので、
その場その場で指導していくことが大事。
B
・問題行動が発生したときの対応は、学年を中心にチームで取り組む
ことが出来ている。担任個人で抱え込むということがなく、安心感
を持って対応できている。
・一報により、情報共有がされ、他学年の生徒でも関わることが出来
るので有り難い。
・キャンペーンや調査が多く、形だけになっているような感じもする。
・生徒指導において、家庭的な問題や生徒個人の考え方の偏りが目立
ってきているように感じる。入学前の情報が必要だと思う。
B
・毎月1回の学年・学級通信の発行は達成された。保護者とのコミュ
ニケーションだけでなく、クラスについての振り返りの機会ともな
り良かった。
・学年通信と学級通信を交互に毎月発行した。
・学年通信は定期ながら発行できているが、学級通信は発行できて
いない。
・学年や学級の様子を保護者に伝えることは安心感につながり、保護
者の安心が生徒の安定につながるので、大切なツールだと思います。
B
・これからも定期的に発行して下さい。
・学級通信でクラスの様子をしっかりと知りたいと思います。
・努力の跡がうかがえる。「通信」による保護者の安心は、口コミで地域にも広が
り、生徒確保にも好影響が期待できる。
B
・参加率
中高部 58,7% 高校1年55,9% 高校2年51,2%
高校3年 43,0% 全体 51,1% ここ3年間は約50%
で推移している。
・各学年とも様々な工夫をして、学校へ足を運んでいただける機会
の増加に努めた。
B
・自分の子供のクラスには入れますが、他のクラスには中々行きにくいので、何か
良い方法はありませんか。
・「通信」の徹底で、一層の参加率の向上につながるものと思われる。
B
・タイムリーにホームページが更新されるようになったが、まだ十
分に活用されていない。行事毎の担当をはっきりさせる必要がある。
・見学会の申込がインターネットで出来るようになるなど、十分活用
出来ていると思う。
・ホームページに掲載する1年間の活動(掲載時期)を月ごとにまとめ
て職員に配布し、円滑な更新につなげたい。
B
・社会の変化を着実にとらえ、以前より格段の進歩が感じられる。
・修学旅行などの情報もリアルタイムで見られ、とても役立っています。
A
B
・家庭での保護者の協力も必要かと思います。
・学校を訪問すると、生徒からの挨拶がすごくさわやかで、日常の教育の成果だ
と思います。
・卒業して「礼法や作法のありがたさを感じる」という声を聞きます。今まで以
上に力を入れていくことを期待します。
・礼法が順心の伝統だということ、そしてそれが、大学・職場という社会におい
て、強みと自信になるとわかってほしい。
・日常の中で、基本的なことを指導していただいていて、ありがたいと感じてい
ます。
・学年を中心とした生徒指導は、とても良いことだと思います。
・礼法もそうですが、押し付けられているととってしまうと、覇気がなくなるし
指導が難しくなってしまうと思います。
№3
重点目標
⑤健康管理
評価項目
具体的方策又は評価項目を
評価する具体的な指標おお
・日常の健康観察、定期健康診
断の実施
・校内の救急体制を整備し、家
庭との連携を密にする。
保健管理
・生徒の成長や実態に即した健
保健教育
康教育を実施する。
健康相談
・健康相談の充実を図り、生徒
の支援を行う。その際、必要
に応じ、スクールカウンセラ
ーとの連絡を密にする。
・本校独自の避難訓練を年2回
避難訓練 実施
の充実
〔5月―地震防災〕
〔9月―火災防災〕
評価
A
B
成果及び来年度への取り組み
・各学年、担任と連絡を取り合いながら対応できたものと、情報不足
で連携を取れなかったものがあった。
・保健教育については、生徒の実情や地域性、状況に合わせて講座や
保健便りをとおして実施出来た。
・スクールカウンセラーとの連絡は大変上手くいっている。
・訓練後、問題点を洗い出し、改善方法を考えるという体制が大切で
あり、それを来年度の訓練に生かしたい。
・雨天時の訓練を考えておく必要がある。
・生徒全員が参加できるようなものを考えたい。
・突然の訓練も時には必要か。
評価
学校関係者からの意見
A
・身体・精神面で難しい頃、スクールカウンセラーとの密な連携に感謝していま
す。
・カウンセラーの来校の日数を増やしてもらえないでしょうか。
B
・突然の訓練も必要だと思います。保護者として、どのような様子なのか一度見た
いと思っています。
・安全について、昨今の「事件」を他山の石としてとらえ、対策にかえたい。
⑥安全管理
・防災関係の職員研修会を実施
職員防災
・初期消火訓練・救急対策講習
体制の充
会などの実践的訓練を通し、
実
職員の意識向上を図る。
A
・研修を通して意識向上が図られている。
・救急講習はとてもためになった。
・救助袋の使用方法、職員室の警報に対する対処など職員全員に周知
しておく必要を感じる。
A
・命に関わる事態もあり得る故に、大変な任務かと思われます。是非、研修を重ね
られ、成果に結び付けてください。