生命情報データ処理特論 - 九州大学大学院システム生命科学府

授業科目区分
専攻教育科目
授業対象学年
1~2年
授業科目名
生命情報データ処理特論(専門科目)
授 業 方 法
通常授業
開 講 時 期
後期
単
2
位
数
指導教員名
内田 誠一(システム情報科学研究院)
履 修 条 件
特になし
授業の概要
全体の教育目標
個別の学習目標
本講義では,生物学と画像情報学の融合分野であるバイオイメージ・インフォ
マティクスについて講義する.
画像を通した生命現象の定量化および理解のための各種手法について理解する
.
画像処理の数理的背景を理解するとともに,それらをバイオイメージに適用す
るための原理理解,ならびに融合分野技術を扱う姿勢について理解する.
具体的内容は以下の通り.
授 業 計 画
研究キーワード
授業の進め方
1.画像の種類
2. 画像のデジタル化(標本化および量子化)
3. 画像圧縮
4. 画像の二値化,領域分割,フィルタリング
5. 画像処理と最適化
6. 対象追跡
7. 動き解析
http://www.sls.kyushu-u.ac.jp/pdf/keyword.pdf
ノートとスライドを併用した講義を行う. 必要に応じて授業中に演習を課す
る.また毎回の授業において質問事項の提出を義務づける.なお,それら質問
については,次回講義の冒頭でできる限り回答することで,可能な限り講義を
インタラクティブなものとする.
授業中に適宜紹介する.なお適宜資料を配布する.
教科書及び参考図書
学 習 相 談
毎回講義終了後に講義内容に関する質問する機会を与える.
試 験 ・ 成 績 評 価 の 方 法 出席状況や(質問を介して把握される)理解状況により総合的に評価する.
等
試験・成績評価基準
そ
の
他
上記のように毎回質問を提出させる.これは毎回の講義内容に対する小レポー
トのような位置づけであり,従って,本講義では成績評価基準として重視され
る.
システム生命科学府の学生諸君の様々な学問背景に配慮し,数式を中心とした
説明は極力回避し,本質を図や直感的な例で理解させるように努めている.
2015.4