【バージョンアップ変更点概要】 償却上手くんdbNL (Vers 1.008) ●減価償却db ≪登録・入力・計算書≫ Version 1.205 当プログラムは、マイクロソフト社のサポート対応終了に伴い、Windows XP 搭載機へのインストールは不可となっ ています。 資産データ入力 ①業務の選択 ・メニューバーの「資本的支出等」は、「資本的支出」「資産コード変更処理」からなっていたのを「資 本的支出」のみにし、「資産コード変更」を通常入力の「F7 一括修正」内に配置しました。又、名称を 「資産コード変更・挿入・再付番」に変更しました。 ・通常入力内の「F7 一括修正」内の、「科目別処分入力」をメニューバーに配置しました。 *上記に関しては見直しを行なう可能性があります。 ご了承ください。 ②償却方法切替 ・償却方法が一括償却(合計方式)・少額特例・10 万円未満のデータは、減価償却計算欄を実額修正 できませんが、実額修正可能な償却方法から上記の償却方法に変更した場合、下記のメッセージを表 示し、「いいえ」を選択すると減価償却計算がおかしくなっていたため、メッセージを表示せずに実 額を解除して再計算するようにしました。 *上記修正は、通常入力・一覧入力・資産コード変更に対して行いました。 ・償却方法を切替えた時に、「特殊事項・計算」の選択項目が切替わっていなかったのを修正しました。 ③圧縮記帳 ・償却方法が定額の旧定額(生物を含む)・繰延・営業権で、圧縮記帳を選択し、さらに部分減少(期 首簿価で減少)で、部分減少方法が「金額」の場合に、償却改訂基礎・改定額の計算がおかしかった のを修正しました。 *上記の現象になったマスターは、当プログラムのバージョンアップで自動的に修復されます。 ④国外リース ・償却区分で「国外リース」を選択している場合、期中減少(減少日まで償却)や部分減少が選択でき なくなっていたのを修正しました。 *既に減価償却コンバージョンを行ったマスターに関しては、当プログラムで正しく入力されている か確認し修正をお願いします。自動修復はできません。 ⑤旧償却済 5 年均等 ・旧定額法・旧定率法で、期首簿価は旧償却済 5 年均等に該当するが、繰越超過額を入力すると旧償却 済 5 年均等償却に該当しなくなる場合、減価償却計算が正しく行われていなかったのを修正しました。 *上記の現象になったマスターは、当プログラムのバージョンアップで自動的に修復されます。 ・旧定額法で、期首簿価が旧償却済 5 年均等償却に該当するが、繰越超過額を入力すると旧償却済 5 年 均等償却が解除されるケースで、減価償却タブをクリックすると減価償却計算欄に旧償却済 5 年均等 償却解除後の計算が反映されていなかったのを修正しました。 *上記の現象になったマスターは、当プログラムのバージョンアップで自動的に修復されます。 1 【バージョンアップ変更点概要】 ⑥一覧入力 ・改定取得価額 一覧入力の場合、改定償却率に移行するデータの場合でも、期首簿価を入力するとメッセージを表示 しないで、改定取得価額に期首簿価を強制的にセットしていたのを、通常入力と同様のメッセージを 表示するようにしました。 ・固定資産台帳の変更年月日 固定資産台帳「有り」の場合で、耐用年数や償却方法を変更した場合、変更年月日を設定する画面が 表示されなかったのを修正しました。 ・下記の条件の減損データに対して、期首簿価を「帳簿価額(旧定率)」よりも大きい金額は入力でき ないようにしました。通常入力は対応済です。 前回減損有り/残存率が 0%では無い/旧定率法(もしくは定率法で下記を選択している場合) *償却計算設定登録の減損残存率の計算で「取得年月日に関係なく 19 年 4 月改正前のルート計算で 算出する」にしている場合。 ・固定資産台帳との関連 固定資産台帳が有りの場合、通常入力では自動履歴の有無に関係なく、減少区分や減少年月日を入力 すると固定資産台帳履歴に自動転記しますが、一覧入力では履歴に転記していなかったのを修正しま した。設定している減少区分などを取り消した場合も同様です。 *この対応は科目別処分入力でも対応しました。 ・各種設定「取得価額入力時、期首簿価を推定計算する」 上記を選択している場合、当期に改定償却率に移行するデータの改定取得価額が入らなくなっていた のを修正しました。 ⑦一括修正 ・重複選択不可 減損計算の選択を有りにすることができない資産データに関して、一括修正で減損を「有り」にした 場合、減損処理タブの減損計算の選択は「無し」なのに、減損による償却過不足額が発生してしまっ ていたのを修正しました。 減損計算の選択ができない資産データとは、実施率・各種過不足入力・簡易過不足で既に償却過不足 が発生している場合や、増加償却(前回減損なら許可)・即時償却などが該当します。 *一覧入力では即時償却に関して制御されていなかったのを同様に修正しています。 *上記の現象マスターは、当プログラムによるバージョンアップで、自動的に修復されます。 ・使用サイン(※) 部門コード・設置場所コード・事業所コードを変更し該当コードが不使用の状態になっても、使用サ イン(※)が残っていたのを修正しました。 *一覧入力・一括修正・科目別処分入力で対応しました。 ・固定資産台帳との関連 部門、設置場所、事業所、取得年月日、取得額、数量などを変更した場合など、通常入力ではそれに 応じて固定資産台帳履歴(固定資産台帳の自動履歴の有り/無しに関係なく内部的に保管している) が変動しますが、一覧入力や一括修正や科目別処分入力は対応できていなかったのを修正しました。 上記の使用サイン(※)が残っている現象もこれが関係します。 *一覧入力・一括修正・科目別処分入力で対応しました。 *上記現象になった固定資産台帳なしマスターは、当プログラムのバージョンアップで自動的に修復 されます。有りマスターは手入力を行っているため修復は行いません。 ・減損処理 前回減損・1 回目減損のデータに、追加で減損処理ができなかったのを修正しました。 減損登録で減損年月日が登録されていない場合や、登録していても取得年月日よりも古い日付の場合 は、1 回目、2 回目の減損を有りにしても変更の対象にはしないようにしました。 又、減損年月日は登録しているが、一括修正時に選択せず、減損計算「有り」のみ指定した場合は取 得年月日以降のもっとも古い減損年月日を設定するようにしました。 ・償却資産税項目 償却資産税の課税区分が「対象外」になっている資産は、償却資産税項目は修正対象にしてはいけな いところ、制御ができていなかったのを修正しました。 2 【バージョンアップ変更点概要】 ⑧一括償却 ・事業期間が 1 年で設立年月日が期首年月日より古い場合で、設立年月日より古い取得年月日の一括償 却資産があると集計の対象から除外していたのを、旧減価償却システムに合わせて集計するように変 更しました。 ⑨減損処理 ・減価償却タブの減価償却計算欄 減損計算「有り」を選択しているデータの減価償却計算欄はグレー表示になっていますが、取得年月 日や供用年月日を変更し、 算出償却額/調整前償却額の項目をクリックすると入力可能となってしまっ ていたのを修正しました。 ・減価償却タブの減価償却計算欄 新規入力時に減損計算「有り」にして減損計算部分(画面左の計算結果)を実額入力で変更し、登録 ボタンを押す前に減価償却タブに進むと、減価償却計算欄が入力可能となってしまっていたのを入力 不可に修正しました。 ・減価償却タブの法定・実質残存率 旧定率法/旧定額法で、減価償却タブの「法定・実質残存率」を資産科目登録での設定と異なる率で入 力しているデータを減損計算「有り」に変更すると、法定・実質残存率の設定が資産科目登録の設定 の率に変わってしまっていたのを修正しました。 ・即時償却と減損処理 減損計算「有り」を選択しているデータに対して、即時償却の入力が可能になってしまっていたのを 入力不可となるように修正しました。 *通常入力と一覧入力で対応しました。 ・実施率と減損処理 実施率を入力しているデータに関して、減損計算「有り」が設定でき、実施率の表示はそのままグレ ーで保持され、計算結果は減損計算を優先して計算していたのを、実施率の入力データに関しては減 損計算「有り」は選択できないようにしました。 又、一括修正などで、減損計算「有り」にする場合も実施率入力データは除外するようにしました。 詳しくは一括修正を参照してください。 *実施率が入力されたままグレーになったデータは、当プログラムのバージョンアップで実施率 100%に修復されます。 ・その他過不足等と減損処理 新規入力時に、減損計算「有り」にし、登録ボタンを押す前に特別・過不足等タブに進むと、増加償 却や当期償却過不足の簡易計算が入力可能となってしまっていたのを入力不可にしました。 ⑩固定資産台帳関係 ・固定資産台帳の自動履歴の有り/無しに関係なく、取得情報と減少情報は自動的に固定資産台帳履歴 に転記されるが、減少区分を「無し」に変更した場合は自動履歴でないと減少区分が消去されなかっ たのを修正しました。 ・固定資産台帳ありのマスターで、耐用年数を変更した場合、下記のメッセージを表示した時に、画面 の×マークをクリックしてキャンセルの操作をしても、耐用年数変更年月日が書き込まれていたのを 書き込まないようにしました。 ⑪資本的支出 ・資本的支出で加算にした既存データ又は支出データの計算結果を実額入力で変更すると、資本的支出 画面に自動的に移行しますが、通常入力画面に戻った時点で、自動計算に戻っていたのを修正しまし た。 ・種類区分「建物」で、平成 10 年 3 月以前取得の旧定額法の既存データに対して「加算」で資本的支 出データを追加した場合、資本的支出画面では問題ないが、減価償却タブの計算結果欄で、償却基礎・ 改定額が取得価額の 90%の額にならず、取得価額の状態のままで計算を行なっていたのを修正しまし た。 3 【バージョンアップ変更点概要】 ・種類区分「建物」で、平成 10 年 4 月以降取得のデータを、特殊事項・計算を「平成 10 年改正前」 を選択して旧定率法となった場合、それを既存データの原則として資本的支出を追加すると、資本的 支出画面では「平成 10 年改正前」になっているが、償却方法が旧定額法になっていたのを修正しま した。 新規会社登録・修正・削除 ①一括償却 ・明細方式の決算調整を申告調整に変更し、期首簿価を推定計算しますか?で「はい」とした時に、一括 償却の継続データの期首簿価を 0 にすべきところ、決算調整と同じ金額になってしまったのを修正しま した。 *申告調整の継続資産は、期首簿価を0とし普通繰越超過を計算してセットします。 *尚この修正に関しては、データ入力であえて異なる金額を入力している事がありえるため、バージョ ンアップによる自動修復は行いません。 ②至日変更 ・基本情報タブの「至日変更」で、直接各月の至年月日を変更した場合、その変更はその後に新規追加し たデータにしか反映しなかったのを、入力済みのデータに関しても反映するようにし、再集計をかける ようにしました。 *該当データに関しては、当プログラムのバージョンアップで自動修復します。 ③中間申告無しから有りに切替えたときの改定取得価額の判定を誤っていたのを修正しました。 現象としては、減価償却計算書等の出力に影響します。 ・減価償却計算書の現象 中間申告「有り」にした場合などは、改定償却率に移行したかどうかの判定は 1 年間の償却率で判定 し ますが、計算結果は正しい状態にかかわらず、減価償却計算書等を出力すると改定償却とみなされ「改 定」と表示していました。(関係帳票全てが修正されます) 各種登録 ①資産科目登録 ・償却方法、単位、償却資産、数量などのコンボボックスの選択で、項目をクリックして青色に反転した 後に再度クリックして文字の後ろにカーソルが止まった状態にしたうえで、設定を変更してカーソルを 進めても、「科目の変更を、資産データにも反映させますか?」のメッセージが表示されず、変更内容 をデータに反映させる事ができなかったのを修正しました。 ・法定残存率・償却可能限度額・実施率にカーソルを置き、BackSpace ボタンを押すと、「科目の変更を、 資産データに反映させますか?」のメッセージが出ていたのを出ないようにしました。 ・償却方法が「一括償却」「少額特例」の場合、実施率は変更できないようにしました。 ・資産データで使っている科目の種類を変更した時に、種類変更後の科目の償却方法が変更前の償却方法 と同じ場合に、資産データの再計算処理ができていなかったのを修正しました。 *上記の状態になったデータに関しては、当プログラムのバージョンアップで自動修復します。 ・科目の種類区分を変更した場合に、償却方法が変更前と変更後で同じ場合、残存率の設定などが変わっ ていても、入力済みのデータの再計算を行なっていなかったのを修正しました。 *有形固定資産(定額法)→無形固定資産(定額法)などの場合におこります。 減価償却計算書 ①繰延資産 ・期中減少(期首簿価で減少)データの場合に、償却月数が出力されていたのを、空欄になるように修正 しました。 ②減価償却合計表 ・経費コード使用ありのマスターの場合、1 つの科目に登録されている資産データが全て同一の経費だっ た場合に、減価償却額欄の内訳に経費の表示が出ていなかったのを修正しました。 4 【バージョンアップ変更点概要】 ③会社コード出力 ・印刷ダイアログ内に「会社コード出力」選択(初期設定は会社情報の設定)を表示し、出力時はその選 択により、会社コード出力有無を決定するように変更しました。 *上記の対応は、全ての出力業務について行いました。 減損資産一覧表・減損リスト ①減損一覧表と減損計算リストのプレビューを交互に行う場合で、業務起動時に前回選択してた帳票を選択 し、その後に切替えた場合、減損一覧表のほうが減損計算リストより出力行が多い場合、出力行がはみ出 したり行数が減ったりしていたのを修正しました。 ②減損資産一覧表で、帳票形式「減損年月日単位で出力」を選択した場合、減損グループの登録件数が0件 の時に減損年月日のチェックリストボックスが使用不可になっていたのを修正しました。 ③出力順で「第一順位単位で改頁する」を選択しても正しく改頁していなかったのを修正しました。 「減損年月日毎に改頁する」「減損グループ毎に改頁する」を選択していない場合は、「第一順位単位で 改頁する」は選択できないようにしました。 減価償却マスターコンバージョン ①繰延資産 ・繰延資産で「耐用年数」「繰延償却額」「償却月数」の入力がない場合は、償却区分を「年計算」では なく「任意入力」として変換するようにしました。 ②年月マスターで事業期間の期末日が月末では無い場合、締め日が月末になっていたのを、期末日を基準に 締日をセットするようにしました。 減価償却マスターコピー ①財務処理dbのみマスターに減価償却dbのみマスターをメディアを介さずにコピーし、後に減価償却d bマスターを削除した後、財務処理dbマスターの会社情報を確認して修正書込みを行うと、エラーがで ていたのを修正しました。 ②財務処理dbマスターに、減価償却dbマスターを上書きコピーすると、転送先の会社名を変更してしま っていたのを修正しました。 自動バージョンアップの修復 ①一括修正・科目別処分入力で、部門、設置場所、事業所、取得年月日、取得額、数量などを変更した場合 や、期中減少を行った場合や取り消した場合、通常入力と同じ対応をしていなかったために不正な状態に なっていたのを、固定資産台帳無しマスターの場合は修復するようにしました。 *固定資産台帳有りの場合は、手入力で自由に入力が可能なため、あえて修復は行いませんので必要に応 じて修正してください。 ②減損処理と重複選択できない項目が入力されているのに、減損処理が不正に許可されている場合、減損処 理を不許可にするようにしました。 5
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