用語の解説

用語の解説
ア行
◆アセットマネジメント
施設のライフサイクルコスト(施設整備から維持管理まで全体にかかる費用)を考慮
し、適切な時期に改修を行い耐用年数の延命を図り、施設全体として将来も含む総コス
トの縮減を図っていこうとするものです。
◆一日平均給水量
給水区域に対して、年間に給水した実績水量を年間日数で除したものをいいます。
カ行
◆給水原価
有収水量1m3 当たりどれだけの費用がかかっているのかを表すもので、次式で求め
ることができます。
{(営業費用+営業外費用)-(受託工事費+材料及び不用品売却原価+附帯事業費)}
÷年間総有収水量
◆供給単価
有収水量1m3 当たりどれだけの収益を得ているかを表すもので、給水収益を年間総
有収水量で割って求めることができます。
◆給水収益
水道事業会計における営業収益の一つで、公の施設としての水道施設の使用について
徴収する使用料をいいます。水道事業収益のうち、最も重要な位置を占める収益です。
通常、水道料金として収入となる収益がこれに当たります。
構想-24
◆給水人口
給水区域内に居住し、水道により給水を受けている人口のことをいいます。
◆減価償却費
固定資産の減価を費用として、その利用各年度に合理的かつ計画的に負担させる会計
上の処理または手続きを減価償却といい、この処理または手続きによって、特定の年度
の費用とされた固定資産の減価額を減価償却費といいます。
◆建設改良費
資本的支出※として4条予算に計上される、固定資産の新規取得またはその価値の増
加のために要する経費で、経営規模の拡充を図るために要する諸施設の建設整備などの
ためのものをいいます。
※資本的支出
公営企業の将来の経営活動に備えて行う建設改良及び建設改良にかかる企業債償還
金等の支出のことをいいます。
◆更新基準年数
法定耐用年数に対して、実使用年数等を考慮するため、独自に設定した施設や設備の
更新年数のことをいいます。
サ行
◆取水施設
原水を取り入れるための施設総体をいいます。河川水や湖沼水などの地表水の取水施
設としては、取水堰、取水門、取水塔、取水枠、取水管渠があり、地下水や伏流水の取
水施設としては、浅井戸、深井戸、集水埋渠があります。
◆浄水場
浄水処理に必要な設備がある施設のことをいいます。原水水質により浄水方法が異な
りますが、一般に浄水場内の施設として、着水井、凝集池、沈澱池、ろ過池、薬品注入
設備、消毒設備、浄水池排水処理施設、管理室などがあります。
構想-25
◆水道広域化
水道広域化検討の手引きでは、「給水サービスの高度化やライフラインとしての社会
的責務を果たすために必要な財政基盤及び技術基盤の強化を目的として、複数の水道事
業等が事業統合を行うこと、または、その目的のために複数事業の管理の全部または一
部を一体的に行うこと」と定義されています。
◆水道事業
一般の需要に応じて、計画給水人口が 100 人を超える水道により水を供給する事業を
いいます(水道法3条2項)。計画給水人口が 5,000 人以下である水道により水を供給
する規模の小さい水道事業は、簡易水道事業(同法3条3項)として特例が設けられて
います(同法25条)。計画給水人口が 5,000 人を超える水道によるものは、慣用的に
上水道事業と呼ばれています。なお、50 人以上(水道未普及地域では 30 人以上。地下
水など汚染地域において、いずれもこの限りではありません。)100 人以下を給水人口
として、人の飲用に供する水を供給する施設の総体を飲料水供給施設という場合があり
ますが、水道法の対象から除かれています。
タ行
◆耐用年数
固定資産が、その本来の用途に使用できると見られる推定の年数をいいます。固定資
産の減価償却を行うための基本的な計算要素として、取得原価、残存価額とともに必要
なものです。地方公営企業においては、有形固定資産は地公企則別表2号、無形固定資
産は同則別表3号による年数を適用することとされています(同則7条、8条)
。
◆地方公営企業繰出金
地方公営企業は独立採算制を経営原則としているが、行政的経費及び不採算経費につ
いて一般会計が負担する経費(地方公営17条の2)のことをいいます。
◆テレメータ
遠方に設置された施設を中央管理室から監視制御するために設置された設備機器の
こといいます。
構想-26
ハ行
◆伏流水
河川水は河道に沿って表流水となって流れる水の他に、河床や旧河道などに形成され
た砂利層を潜流となって流れる水が存在する場合があります。この流れを伏流水といい
ます。
◆分水
一般的には、水を分けること、また、その分けた水のことをいいます。水道事業にお
ける分水とは、事業者が設定している給水区域外の地域、つまり給水の義務を負わない
区域、例えば隣接する市町村に対して行う場合など特殊な行為のことをいいます。
マ行
◆毎日検査
水道法では、水道事業者は厚生労働省令の定めるところにより定期及び臨時の水質検
査を行わなければならないと規定しており、同法施行規則 15 条1項1号に従い、供給
されている水が水質基準に適合するかどうかを判断するための1日1回行う検査のこ
とをいいます。
ヤ行
◆有収水量
料金徴収の対象となった水量及び他会計等から収入のあった水量のことです。料金水
量、他水道事業への分水量、そのほか公園水量、消防用水などで料金として徴収されま
せんが、他会計から維持管理費としての収入がある水量をいいます。
構想-27
ラ行
◆料金回収率
供給単価(水を売る単価)を給水原価(水を作る単価)で割った値であり、事業の経
営状況の健全性を示す指標の1つといえます。
◆ロードマップ
(秩父地域水道における)今後の予定を時系列で示したものをいいます。
構想-28