平成27年度 岡山県立津山中学校経営計画書 ○本校のミッション(使命、存在意義) 120年の歴史と伝統をもつ津山高等学校と「育てる生徒像」を共有し、保護者、地域の信頼と期待に応える ため、広い視野と高い志を持ち、社会の発展に積極的に貢献しようとする有為な人材を育成する。 校訓「畏天敬人」、教育目標を踏まえ、 ◎ 愛他精神と自尊心に富み、自主自律の精神でたくましく未来を切り拓いていく品位ある人格を育成する。 ◎ 常に自らの資質と人格の向上を目指し、生涯学び続ける人間を育成する。 ◎ 特色ある教育活動を通して将来社会の発展に貢献する人間になるための基礎力を育成する。 ○内外の環境分析 《内部環境》 ◎ 併設型中高一貫教育校の特性を生かし、特色ある教育活動を行うことができる環境にある。 ◎ 基本的学習習慣・生活習慣が確立していない生徒も少なくないことが予想される。 《外部環境》 ◎ 県北初の併設型中高一貫教育校として、地域からの期待が大きい。 ◎ 美作地区の成績上位者の一部が毎年県内外に流出している。 ○ミッションの追求を通じて実現しようとする本校のビジョン(将来像、目指す姿) 《生徒の姿》 ◎ 自らの将来を展望し、高い目標を掲げ、主体的に行動しようとする生徒 ◎ 豊かなコミュニケーション能力を有し、自ら考え、積極的に発信しようとする生徒 ◎ 協調性を有し、互いに高め合うことができる生徒 ◎ 豊かな情操と優れた人格、確固たる信念をもち、困難なことにも挑戦しようとするたくましい生徒 《教職員の姿》 ◎ 優れた人間性と教養を備え、人格の向上と生徒理解に努める教職員 ◎ 教育に対する情熱と高い専門性を持ち、常に切磋琢磨して教科指導力の向上に努める教職員 《学校の姿》 ◎ 併設型中高一貫教育校の特性を発揮しつつ、6年間を見据えた一貫性のある質の高い教育を提供する学校 ◎ 本物に触れさせ、向学心に満ちた生徒を育成する学校 ◎ 地域に開かれた学校づくりを推進し、地域とともに発展する学校 ○当該年度の具体的な学校経営目標・計画 「 Be a Challenger 」 ~ 可 能 性 へ の 挑 戦 ~ を 合 い 言 葉 に 教 育 活 動 を 行 う 1 豊かな人間性を育むために (1)6年間を見通した基礎期の充実 ・中1サポートプログラムを計画・実施し集団づくり、円滑な人間関係づくりを早期に行う。 ・基本的生活習慣を確立させる 挨拶の励行、端正な服装、正しい姿勢・正しい言葉遣い、 4点固定の習慣化 (起床、帰宅、学習開始、就寝の時刻) (2)社会性(他者への気づき、主体的に行動する姿勢)の育成 ・異年齢交流活動(十六夜祭、ウォーキング大会等)を中高合同の行事として実施する。 ・部活動を立ち上げ、高校と連携をとりながら活性化させる。 ・フィールドワーク・講演会等を通して地域や郷土の人々と関わり、歴史や文化に触れる。 (3) 心身ともに健康でたくましい人間の育成 ・生徒が結果を恐れず積極的にチャレンジする機会を設定する。 ・生徒が安心して充実した学校生活を送ることができる体制づくりを推進する。 2 確かな学力を育むために (1)学びのスタイルの定着 ・毎時間目標を示し、達成度を確認する授業を実践する。 ・規律ある授業づくりを徹底する 指導の基礎基本の徹底(机間指導、板書、ノート指導)、 学習基盤の確立(時間を守る、正しい姿勢、言葉のルールづくり) ・ 「予習-授業-復習の習慣化」「自主学習・読書」で1日3時間の家庭学習時間を確保させる。 (2)思考力、発信力の育成と主体性の伸長 ・サイエンス探究基礎、”イングリッシュ”ロード、十六夜プロジェクト(エクスプレッション、課題 探究活動)等の授業内容を確立させる。 ・朝読書、家庭での読書により1ヶ月に2冊以上の読書量を確保し、豊かな感性を育み、幅広い知識を 身につけさせる。 3 開かれた学校づくりの推進 (1)広報活動の充実 ・学校概要を効果的にアピールできる学校案内・ホームペ-ジ等を作成する。 ・オープンスクール、学校説明会等を開催し、学校の魅力を効果的に発信していく。 (2)学校の教育活動等の内容や成果を積極的、効果的に発信し、地域や小・中学校等と連携して地域全体の 教育力の向上に努める。
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