「田友」とは“参加しよう米づくりから酒づくり”を合言葉に田植えや仕込み体験などを行いサポーターの皆様と造りあげるお酒です。 1 「田友」 四季報 友が集うところ 田友あり 平成 27年春号 平成 27 年 3 月 31 日発行 春の雪どけを待つ、生産組合アスカ冬井様の圃場風景(3 月 20 日撮影) 1月31日(土)に『田友』仕込み体験開催! 「田友」サポーター大募集中!お問合せ弊社まで 硬く内側は柔らかい「外硬内柔(がいこうな いなん)」に仕上がったお米を実際に手でさ わり、蒸し上がりを確かめます。 “参加しよう米づくりから酒づくり”のスローガ して入蔵します。 ンのもと、約 20 名の皆様から参加していた 微生物を扱う作業ですので、十分な手洗 だき「『田友』仕込み体験」を行いました。今 い・殺菌をした後に仕込み蔵へ向かいます。 回はその仕込みの模様をご紹介いたしま ■なかなかほぐれない 2 人一組で蒸し米を運び、枯らし台にの せ熱をとります。ダンゴ状になっている蒸し米 がモロミ中でしっかり溶けるように、自然の冷 す。 気にさらし品温を下げながら、手で丹念にほ ■おそろいの白衣に身を包み ぐしていきます。 当日は、お酒の仕込みには最適の、身が ひきしまるような冷え込みの厳しい日でした が、参加者の皆様は熱い真剣なまなざしで 説明を聞いていらっしゃいました。 ■いよいよ仕込みのはじまり 約 40 分ふっくらと蒸しあがった『田友』の 酒米「越淡麗」、醪(もろみ)で溶けすぎず 良い麹をつくるのに理想と言われる、外側は ■知って飲めばさらにおいしい 蒸し米の熱をとっている間に、普段はな かなか入ることのできない蔵の内部や作業 風景の見学です。その後はお待ちかねの ■安全醸造を願い 仕込み蔵入り口に酒造りの神様である 試飲、しぼりたての新酒や弊社自慢のお 酒をきき酒していただきました。 「松尾大明神」が祭られていますので、一礼 裏面もご覧下さい→ →仕込み体験の続き ~参加された方の感想~ ■蒸し米を投入しカイつき ながら、蒸し米を投入し櫂(かい)をつきま “今回は貴重な体験をさせて頂きあり がとうございました。田植~仕込みと 日本酒の出来る工程を体験する事で日 本酒のすばらしさを改めて感じること す。これが以外と難しかったようです。 ができました。” 「発酵がスムーズに進むように、材料を三 回に分けて仕込みます。」などの説明を受け (50 代 女性) ■酒談議の花が咲き “タンクの上から覗いた時、仕込み日 により発酵の度合が変っているのが分 かり、酒は生き物だと感じることがで きました。仕込み体験をさせていただ いた米が、おいしい酒に成長してくれ る日が待ち遠しくなりました。あ りがとうございました。” (50 代 男性) 寒い蔵での作業のあとは、待ちに 待った『田友』を楽しみながらの懇親 “とにかくすごく楽しかったで す。普段どのようにお酒を作って いるのか、使っている道具や部屋 なども見学することができてよか ったです。試飲ができたのもうれ しかったです。また来年も体験し たいです。” 会です。小千谷名物「へぎそば」を 頂きながら酒談議に花が咲きまし た。 ---------------------------- 仕込み体験を終えて (20 代 女性) 『田友』がどのような場所でどうやっ て造られているか、実際に目で見て体験をす ることで、『田友』に対する理解が深まりより 身近に感じていただけたら幸いです。参加さ れた皆様お疲れ様でした。 “初めての仕込み体験、とても楽しか ったです。おいしいお酒をつくるには 手間と厳寒での作業が必要なんだなと 思いました。おいしくなあれと思いを 込めて作業しました。又、参加したい と思います。” “女性の方が多かったのでびっく りしました。大変楽しかったです。ま た機会があれば来たいと思います。 (50 代 男性) (50 代 女性) これであなたも日本酒通!? 第 3 回 「仕込み水(しこみみず)」とは 超軟水を使用し仕込んだお酒は、ミ ネラル分が少ないので微生物の栄養も 少なく発酵がおだやかになり、やさしいき れいなキメの細かい味になります。 ▼厳しい基準 「田友」四季報 春号(通刊 3 号) 日本酒の味を大きく左右する原材 平成 27 年 3 月 31 日発行 料は米と水です。その中で水(仕込 み水)の占める割合は約 70%以上 にもなります。 良い水が良いお酒造りの決め手のひ とつとなりますので、仕込み水は良質の 水でなければいけません。ですので、国 が定めた水道水の基準より、ずっと厳 しく管理されています。 ▼軟水と硬水 水はカルシウム・マグネシウム・リンなどミネラル 分の多いものを硬水、少ないものを軟水と呼ば れ、日本の水道水の平均は硬度 60 程度と言 われています。 田友の酒母仕込みに使用している「姥清水」 は“硬度 30”で超軟水に分類されます。 高の井酒造株式会社 〒947-0004 小千谷市東栄3丁目7番 67 号 TEL 0258-83-3450 FAX 0258-83-4495 http://www.hatsuume.co.jp 「フェイスブックページ」好評更新中です!
© Copyright 2024 ExpyDoc