ベナレス・アグラ・デリーツアー

オプショナルツアー(バラナシ・アグラ・デリー)
期間:2015/9/9~2015/9/13(4泊5日)
全行程同行ガイドさん(ラジャさん)+現地ガイドさん
費用:80000円(ホテル、交通費、食事代等すべて込み)
9/9(水)…夜、夜行列車でバラナシへ!
初めての夜行列車だったのでとてもわくわくしました!!
スーツケースを固定するチェーンを持っていなかったのでハウラー駅でカロルさんとお別れす
る前に買いました。チェーンで固定するのも列車の椅子をベッドにかえて、シーツや布団を準
備するのも全てラジャさんがやってくれました!夜行列車の中は快適でした!ラジャさんがつ
いていてくれたので何の心配もなくぐっすり眠りました・・・
9/10(木)…朝、ラジャさんに起こされました(笑)
列車から降りた後、階段を上ってまた降りる歩道橋みたいなのがあって大変でした。
私はハードタイプのスーツケース(25キロ)と手荷物をもっていたので階段を上るなんて無理
でした。ラジャさんが荷物運んでくれる人と交渉してくれましたが相手の請求が高かったみた
いでラジャさんが手伝ってくれました。ラジャさんも荷物を持っていたのでとても申し訳なか
ったです・・・その後も何かあるたびに手伝ってくれて本当にたすかりました。ありがとうご
ざいました!!!
手配してくれていた車(運転手さんつき)でホテルに行きました。その後バラナシ観光1日目!
ムルガンダ・クティー寺院:日本人が書いた壁紙がありました。壁の絵はブッダの一生が描か
れていました。意外なところに日本を発見して驚きました。
考古学博物館:入ってすぐの所にインドの国章である4頭のライオンの像の本物がありました。
インドのビザにもこの国章が印刷されていました。ひとつの砂岩がきれいに磨かれてできてい
るそうです。アショーカ王の時代に作られ、誰が作ったかもわからないものを今見ることが出
来るのがすごく神秘的だなぁとおもいました!写真は禁止でした。
この像の土台はサルナートにありました。
サルナート:お釈迦様が初めて教えを説いた場所です。大きな仏舎利がありました。
ガンジス川の夜のお祈り:人、人、人、人、人でした!毎日しているそうです。信仰心が強い
んだなぁと思いました。代表でサンスクリット語が話せて、野菜しか食べない7人が神様にお
祈りの儀式?をしていました。
9/11(金)…バラナシ観光2日目
ガンジス川の朝の沐浴:ボートの上から朝日をみました。川岸で沐浴している方がたくさん見
えました!川というより海みたいでした。イルカが住んでいると聞いてびっくりしました!
川岸に火葬場がありました。
バラナシの古い町:ここには、ヒンドゥー教のお寺とイスラム教のお寺が近くにあったので、
警備がとても厳重でした。大きい銃をもった警備の人がたくさんいました。
荷物は持ち込めず身体検査もありました。
絹の手織り工場:サリーを手織りで作っているところをみました!すごく地道な作業で、すご
く繊細できれいな模様の刺繍をしていて感激しました。サリーの他にもきれいで質の良いショ
ールや壁掛け、布団カバーなどがあり、日本円で買い物が出来ました。
ここで、織物が出来る人は数人しかいないそうです。手織りの学校はなく、全て代々受け継が
れた技術だそうです。サリーは一日最大10センチメートルしか織れないと聞いてとてもびっく
りしました。わたしはきれいだったのでついついここで高いサリーを2枚も買ってしまったので
すが、高くて当たり前だなぁとおもいました。この先も技術を継承してほしいです!!!!
バラナシの村:ここはもともとツアーに含まれていませんでしたが、都市だけではなく村もみ
てみたいと言ったところラジャさんがつれていってくれました!インドの人の80パーセント
は村で農業をして暮らしているという事を初めて知りました。村は都市のように車やバス、オ
ートリクシャーのクラクションの騒音はなく空気もきれいでした!
追加料金はかかりましたがインドのまた違う一面がみることができたので本当によかったで
す!
村で出会った方々と!!
夜、夜行列車でアグラへ!ぐっすり眠りました!!
9/12(土)…早朝ホテルについて、ホテルで少し休んでからアグラ観光へ
サリーを着てタージマハルへ!!と思ったのですが、ホテルの部屋をでてすぐホテルの男性ス
タッフに止められてしまいました(笑)なんかまちがっていたみたいです(笑)すぐ女性スタ
ッフをよんできてくれて正しく着せてくれました!!
まちがえたまま行かなくて本当によかったです!!! ホテルの方々ありがとうございました。
タージマハル:きれいでした!!!!白い大理石で、大きくて、なんかおとぎの国みたいでし
た!シャージャハーンはムムターズのことをすごく愛していたんだなぁと思いました。
タージマハルの中はきれいに宝石や金箔で装飾されていたらしいですが、イギリス統治時代に
イギリス人がはがして持っていってしまったというのを知って衝撃でした・・・観光客がたく
さんいて写真を撮るのが難しかったですが、ラジャさんがいろんな写真スポットを教えてくれ
ました!タージマハルに入る時は靴カバーをしました。何百年もあとに生まれた人たちもこん
なにきれいなものをみることができるように大切に保存してほしいなぁと思いました。私もも
う一回いきたいです!
アグラ城:アクバルからシャージャハーンまで3代にわたってだんだん拡張されたそうです。
アグラ城には敵の侵入を防ぐ工夫が色々ありました。まず、入り口が上り坂になっていました。
これは敵が侵入してきたときに上から大きな石を転がすためだそうです。また、その坂道はゾ
ウが歩く時に虫がつぶれないようにわざと凹凸になっていたので、優しいなぁと思いました。
中に入ると途中からお城の色やデザインがタージマハルと似てきました。(最初は赤みたいな
茶色みたいな色です)それが、シャージャハーンが拡張した部分だそうです!!!
そこにはシャージャハーンの図書館があって外から見ると窓がないのに中から見るとちゃんと
光が差し込む窓があるという不思議な作りがありました!!!
壁にはイギリス人がシャージャハーンを撃ち損ねた弾の後まであって、歴史を感じました!
図書館の窓(外から見た時)
夜はホテルで寝ました。
図書館の窓(中から見た時)
9/13(日)…朝から列車でデリーへ
シク教徒のお寺:別名ゴールデンテンプルと呼ばれているそうです。その名の通り中が金でし
た!体格が大きくて、頭にターバンを巻いていて腕に銀の腕輪をし、腰にナイフを下げている
人がシク教徒の人だそうです。シク教徒ではない人もたくさんきていましたが頭に三角巾みた
いなのをしないと入れませんでした。信仰心が強くていろいろな儀式?みたいなのがあって圧
倒されてしまいました。
ガンディーが火葬された場所:マハトマ・ガンディーだけではなくラジブ・ガンディーや、イ
ンディラ・ガンディーの記念碑もありました。「非暴力」を訴えたガンディーを敬っていろん
な国のトップが来るそうです。
広い公園になっていて動物がたくさんいました。女性の権利や、カースト制度廃止を訴えたガ
ンディーがいなかったらいまのインドはどうなっていたんだろうと思いました。
レッドフォート:初めてインドの国旗が掲げられた場所だそうです。
インド門:第一次世界大戦でイギリスがむりやりインド人を兵隊として戦争に行かせたことを
反省してイギリスが建てたそうです。門には亡くなったインド兵の名前がきざまれていました。
海軍空軍陸軍の旗がかかげられていました。門の中にパイナップルのつぼみのかたちの置物?
がありました。パイナップルの花は生きかえることを意味するそうです。
外務省・内務省・大統領官邸:インド門からまっすぐ行ったところに大統領官邸があり、その、
左右に外務省と内務省がありました。インドの大統領は日本の天皇のような存在で象徴だとい
う事を初めて知りました。
日本大使館:大使館というのは国ごとにばらばらの場所にあるものだと思っていましたが大き
な道を挟んで左右にずらっと各国大使館が並んでいました!
夜デリー空港へ・・・
ラジャさんも飛行機でコルカタに戻るという事で、一緒にデリー空港に入り、空港での手続き
もラジャさんが助けてくれました!バンコクから福岡の飛行機は乱気流でとても揺れてこわか
ったです…が、無事に着陸してくれました!!!!
今回、全行程同行ガイドさんがいてくれて本当によかったです!移動はひとりの旅にしていた
ら、たぶん寝過ごしたり迷子になったりして大変なことになっていたんだろうなぁとおもいま
す(笑)また、各観光地でガイドさんがいなかったら、お城の仕掛けや、意外なお話など知ら
ないまま「なんかすごい」という感じで終わってしまっただろうなぁと思います。
インド滞在を最初はコルカタでボランティア1週間だけして日本に帰ろうかなと思っていまし
たが、思い切って1ヶ月にしてバラナシ・アグラ・デリーの旅行もしてよかったです。コルカタ
では1週間ではきづかなかったこと、できなかったことがたくさんありました!
旅行でも、ラジャさんや村の人達との出会い、いろいろな観光地にいったこと、コルカタとの
違いを発見できたことなど、とても貴重な経験ができました!!!!
時間がたくさんある学生のうちにまた行きたいです! ありがとうございました。