平成21年 死亡災害発生事例(建設業)

平成21年 死亡災害発生事例(建設業)
(平成21年福岡局のみ確
定)
番号
発生日時
(曜日)
17:00~
1
18:00
(木)
15:00~
2
16:00
業 種
労働 年齢
者数 性別
災害発生状況
工事現場に隣接する国道が、現場の掘
削土により道路が汚れていたので、道路
鉄骨・鉄
の汚れをハイウォッシャーによって道路
筋コンク
10~ 50代 を洗浄していたところ、走行車両に衝突
リート造
29 男 され、即死したもの。
家屋建築
工事業
事故の型
起因物
交通事故
乗用車
備 考
個人宅のガス配管の取替工事におい
て、高さ約1.4メートルの脚立に上り、軒
上のガス配管を取り付ける作業を行って
その他の
いたが、当該作業が終了し、脚立から降
建築設備 1~ 40代 りようとしていたところ、脚立が倒れて 墜落、転 仮設物、
建築物、
工事業
9
男 コンクリートの地面に転落し、後頭部等
落
構築物等
を強打したもの。
(火)
排水溝設置工事現場において、道路脇
を幅1.2m、深さ1m、長さ7.3mに明かり
掘削した溝の中で、被災者2名が地均しを
行っていたところ、法面が幅2.8m、奥行
上下水道 30~ 40代 40cmにわたって崩れて、さらに法面上 崩壊、倒 地山、岩
12:00
工事業
49 男 方に重ねて置かれていたコンクリート製 壊
石
の側溝とコンクリート板(総重量約1ト
ン)が落下して、被災者に激突したも
(火)
の。
11:00~
3
橋台の築造工事において、出来上がっ
た橋台の横で、ドラグ・ショベルのバ
ケットに入れた生コンをスコップです
道路建設 1~ 20代 くって石積みの裏込めコンクリートを打
15:00
工事業
9
男 設していたところ、ドラグ・ショベルの
バケットと橋台の間に挟まれ、搬送先の
病院で死亡したもの。
(金)
14:00~
4
はさま
掘削用機
れ、巻き
械
込まれ
被災者は、共同作業者(玉掛け作業兼
合図者)と共に、トレーラーの荷台に積
んだ2個の消波ブロックの一方に玉掛けを
はさま
移動式ク
港湾海岸 1~ 40代 終え、合図者の無線合図により移動式ク
れ、巻き
10:00
レーン運転者が巻き上げようとしたとこ
レーン
工事業
9
男
込まれ
ろ、消波ブロックが傾き、被災者は、も
う一方の消波ブロックとの間に胸部を挟
(土)
まれたもの。
9:00~
5
伐木作業場において、被災者は伐木の
玉切り作業に従事していた。重機を運転
する運転手が重機のクロー部分で伐木を
少し上げ、被災者が同伐木をチェーン
その他の
1~ 50代 ソーで切断していたところ、被災者が転
14:00 土木工事
9
男 倒したため、救助に行こうと重機運転手
業
が重機の運転を停止したところ、重機の
クローが開き、伐木が転倒した被災者の
頭部に落下し、被災者は頭蓋骨複雑骨折
(土)
で死亡したもの。
13:00~
6
RC造の店舗兼住宅用ビル新築工事現
場において、縦雨樋(長さ4m・径10c
m・重量約10kg)を繊維編みつけ紐で
括り付け、屋上(高さ約20m)から外壁
建築設備 1~ 50代 と足場の隙間を通し、人力で吊り下ろし
11:00
工事業
9
男 ている途中、高さ12m地点で雨樋が紐か
ら外れ、高さ3.4mの2段目足場で縦雨樋
受け取りのため待機していた被災者のヘ
ルメット(頭部)を直撃し、翌日脳挫傷
(月)
のため死亡したもの。
飛来、落 木材、竹
下
材
10:00~
7
飛来、落 その他の
下
材料
平成21年 死亡災害発生事例(建設業)
(平成21年福岡局のみ確
定)
番号
発生日時
(曜日)
8:00~
8
9:00
業 種
労働 年齢
者数 性別
災害発生状況
事故の型
起因物
備 考
会社の駐車場で、2トントラックの荷台
に機体重量1.35トンのドラグ・ショベル
を積み込むため、トラックの荷台の後部
に鉄製の歩み板(長さ3m)2枚を掛け渡
し、歩み板の上にドラグ・ショベルを前
その他の
10~ 40代 進させていたところ、ドラグ・ショベル 墜落、転 掘削用機
建設業-
械
29 男 が左に傾き、被災者とともに転落、その 落
その他
下敷きとなったもの。
(土)
砂防ダム建設工事において立木伐倒作
業中、別の作業員がチェーンソーで切っ
た杉の木(高さ約25m、直径約40cm)が、
近くで竹の伐倒作業を行っていた被災者
の頭部を直撃したもの。
15:00~
9
16:00
砂防工事 1~ 60代
業
9
男
激突され 立木
(月)
被災者は墓の建立作業に使用した小型
移動式クレーンを後進させながら、作業
13:00~
現場から坂下に駐車しているトラックま
で運搬していたところ、小型移動式ク
レーンに轢かれたもの。
当該小型移動式クレーンは「かにク
その他の
1~ 60代 レーン、ミニクレーン」などと呼ばれる
10 14:00 建設業-
9
男 もので、運転席はなく、運転者は地上か
その他
ら走行レバーを操作し、走行するクレー
ンと共に歩きながら移動する構造のもの
である。
交通事故
移動式ク
レーン
(土)
小学校体育館解体工事現場において、
被災者が建設用機械の後方で地面に落ち
鉄骨・鉄
ている廃材の収集作業を行っていたとこ
筋コンク
ろ、後進してきた建設用機械に轢かれて
1~ 60代
死亡したもの。
14:00 リート造
9
女
家屋建築
工事業
(土)
13:00~
11
9:00~
12
機械器具
1~ 50代
10:00 設置工事
9
男
業
はさま
その他の
れ、巻き 建設用機
込まれ
械
船の修繕工事中、配管バルブを搬入し
ていたところ、開口部より約3.7m下に墜
落し、胸部を打ったもの。
墜落、転
開口部
落
(水)
2tダンプで採石を積みに行った際、荷
台の幌を立てていたところ、後進してき
整地・運
上下水道 30~ 50代 たショベルローダーに激突されたもの。
激突され 搬・積込
15:00
工事業
49 男
用機械
(水)
14:00~
13
平成21年 死亡災害発生事例(建設業)
(平成21年福岡局のみ確
定)
番号
発生日時
(曜日)
業 種
11:00~
14
鉄骨・鉄
筋コンク
12:00 リート造
家屋建築
工事業
(木)
労働 年齢
者数 性別
災害発生状況
事故の型
起因物
杭打工事(全周回転オールケーシング
杭口径φ2300)を行っていたところ、ク
ラムシェルのハンマーグラブ(φ2000、
重量5トン)上部の掘削バケット開閉連結
治具(セントラルチェーン)のリンクが
ねじれ、巻き上げ困難となったため、ハ
掘削用機
10~ 30代 ンマーグラブを地面に降下させ、被災者
激突され
械
29 男 含め2名で修復作業を行なっていたとこ
ろ、不安定であったハンマーグラブが回
転しながら横倒しとなり、付近で作業を
していた被災者が下敷きとなったもの。
高さ約22mの架台上にある小屋の屋根
をガス溶断で切断していたところ、作業
その他の
30~ 20代 床を踏み抜いて地上に墜落したもの。
12:00 建築工事
49 男
業
(木)
11:00~
15
備 考
墜落、転 作業床、
落
歩み板
RC造地上7階建てマンション新築工事
の防水工事において、パラペット立ち上
13:00~
がり部分を施工するため、塩ビシート
(防水シート)を後ろ向きに歩きながら
鉄骨・鉄
並べていたところ、背後のパラペット部
筋コンク
1~ 20代 に気づかず、20m下に墜落し死亡したも 墜落、転 建築物・
16 14:00 リート造
9
男 の。
落
構築物
家屋建築
工事業
(日)