(6)平成24年 死亡災害発生事例(確定版)

福 岡 労 働 局
(6)平成24年 死亡災害発生事例(確定版)
番号
1
2
3
4
5
発生日時
(曜日)
業 種
16:00~ その他の
17:00 建築工事
(火) 業
1:00~
道路建設
2:00
工事業
(金)
14:00~ 木造家屋
15:00 建築工事
(金)
業
9:00~
上下水道
10:00
工事業
(土)
15:00~ その他の
16:00 建築工事
(土) 業
6
14:00~
電気通信
15:00
工事業
(火)
7
10:00~
その他の
11:00
土木工事
(月)
業
8
9
9:00~
その他の
10:00
建設業
(火)
鉄骨・鉄
11:00~ 筋コンク
12:00 リート造
(火) 家屋建築
工事業
労働者数
10~29
1~9
1~9
10~29
10~29
1~9
1~9
1~9
1~9
年齢
性別
災害発生状況
木造平屋建ての廃工場の解体作業に
おいて、作業のために被災者が地面か
60代 らの高さ4.92mの梁上を移動して
男 いたところ、地面へ墜落したもの。
事故の型
起因物
墜落、転落
屋根、は
り、も
や、け
た、合掌
被災者は、道路舗装工事現場内の緩
やかな坂道において、他の作業者3名
と施工材の搬入作業を行っていたとこ
30代 ろ、坂道上方に停車していた無人の1 はさまれ、巻き
トラック
男 0トンダンプ車が後退し始め、逃げ遅 込まれ
れた被災者が轢かれたもの。
被災者は、木造2階建て住宅の雨戸
修理工事現場において、住宅2階の戸
60代 袋の撤去を行っていたところ梯子から
男 地面に墜落したもの。
住宅市街地総合整備事業におけるよ
う壁築造工事において、車両系建設機
械で床堀した場所に作業員を入れ、ス
コップを使用して掘削面を調整してい
50代 たところ、L字型に隣接する法面(高
男 さ5m)が崩壊し、作業員が生き埋め
となった。直ちに救助し、病院に搬送
したが、頭蓋骨骨折、脳挫傷にて死亡
したもの。
被災者は賃貸住宅の退去部屋(9
階)の間取り改善工事の仕上げである
清掃作業を行っていたが、同室ベラン
50代
ダ部分から約26m下の地上に転落し
女
たもの。その後病院に搬送されたが、
2時間後に死亡したもの。
小型移動式クレーン(車両積載型)を
用いてコンクリート製電柱を当該車両
の荷台に積込むため、電柱を1本吊り
で約1m吊り上げ、被災者が電柱の一
50代 端を押しながら電柱を回転させていた
男 際、前方のアウトリガーが浮き上が
り、車体が吊り荷側に傾いて電柱が落
下し、被災者が電柱の下敷きになっ
た。
60代
男
墜落・転落
用具(梯
子)
崩壊、倒壊
地山、岩
石
墜落、転落
建築物、
構築物
飛来・落下
移動式ク
レーン
墜落・転落
立木等
墜落・転落
建築物、
構築物
公園の樹木の剪定作業中に、樹木よ
り墜落し、死亡したもの
工場のスレート葺き屋根上で、傷ん
だスレート板の取替作業中、スレート
50代 を踏み抜いて約5メートル下のコンク
男 リート床に墜落したもの。
7月24日、市営住宅外壁改修工事に
おいて、使用した足場の解体作業中、
午前11:30頃、被災者が体調不良を訴
えたため、休憩させていたところ、午
後0:10頃、症状が悪化していると判
10代 断されたことから、近くの病院に搬送 高温・低温の物 高温・低
男 したが、直ちに総合病院に移送され加 との接触
温環境
療中のところ、3日後の午前、熱中症
による多臓器不全により死亡。
備 考
福 岡 労 働 局
(6)平成24年 死亡災害発生事例(確定版)
番号
発生日時
(曜日)
業 種
労働者数
10:00~
10
11:00
(金)
11
12
その他の
建築工事
業
鉄骨・鉄
18:00~ 筋コンク
19:00 リート造
(火) 家屋建築
工事業
16:00~
機械器具
17:00
設置工事
(火)
業
14:00~
その他の
15:00
土木工事
13
(水)
業
1~9
1~9
1~9
10~29
年齢
性別
災害発生状況
S造の家屋解体工事において、ドラ
クショベルを用いて2階屋根スラブを
解体中、下がっていたコンクリート片
をバケットで下へ引っ張った時、コン
クリート片が振り子のように振れ、ド
50代 ラグショベルの方へ飛来してきた。コ
男 ンクリート破片は、一旦、ドラグショ
ベルの運転席上部へ激突したのち、横
で水まきをしていた被災者の頭部に激
突、被災者は下敷きとなった。ヘル
メット着用なし。
ビル屋上の足場解体中、枠組み足場
(2層2スパン)と共に35m下の連絡通
20代
路に墜落し死亡した。
男
工場の新築工事現場で天井クレーン
の取付作業を行っていた際、被災者は
レールを取り付けるため、組立中の足
30代 場を移動していたところ、足場調整枠
男 の足場板設置前の開口部から、9.1
5メートル下の地面に墜落したもの。
被災者は、河川敷において、熊手を
用いた集草作業を行っていたが、14時
45分頃、除草作業現場の河川内でおぼ
60代 れた状態で発見された。被災者が最後
男 に目撃された時刻は、14時頃から14時
30分頃までの間である。
事故の型
起因物
飛来、落下
建築物、
構築物
墜落・転落
足場
墜落・転落
足場
おぼれ
水
備 考
福 岡 労 働 局
(6)平成24年 死亡災害発生事例(確定版)
番号
14
15
16
17
発生日時
(曜日)
業 種
9:00~
10:00 道路建設
(木)
工事業
11:00~
その他の
12:00
土木工事
(木)
業
9:00~
10:00
(金)
河川土木
工事業
11:00~
12:00 河川土木
(土)
工事業
労働者数
年齢
性別
災害発生状況
被災者は、午前9時頃から、住宅外
溝工事にて、電動工具を用いて既存の
コンクリートの切断作業を行っていた
ところ、ドラグ・ショベルにより損傷
したガス管から漏れて滞留していたプ
ロパンガスに電動工具のモーターもし
くはコンクリート部を切断している際
の火花が着火源となり、引火し、全身
を火傷した。
住宅地内の雑木伐採業務において、
雑木林内でクローラ式自走式高所作業
車(最大高さ12.1m)を使用して
高さ10m以上の位置で大木の枝切り
作業中、高所作業車がブームを伸ばし
た状態で転倒し、バスケットに乗って
いた被災者が地面に投げ出されたも
の。
被災者は、現場内の農道で、同僚Aが
運転する貨物自動車(土砂積載)を、
ドラグショベルの停車箇所までバック
で誘導していたが、その直後、貨物自
動車後部とドラグショベル後部の間に
身体を挟まれた状態で発見された。
事故の型
10~29
60代
男
1~9
50代
男
1~9
60代
男
1~9
橋梁の撤去工事において、橋桁の下部
工をカッターで分割解体し、それを移
40代 動式クレーンで吊り、トラックに積み
激突され
男 込む際に吊っていたコンクリートが割
れて落ち、倒れてきたコンクリートの
下敷きになり被災したもの。
起因物
高温・低温の物 可燃性の
との接触
ガス
転倒
高所
作業車
交通事故(その
トラック
他)
石、砂、
砂利
備 考