2015年4月号 発行 小林製薬株式会社 広報総務部 本社 〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町4-4-10 KDX小林道修町ビル TEL 06-6222-0142 FAX 06-6222-4261 特 集 東京 〒135-0041 東京都江東区冬木10-6 TEL 03-5602-9913 FAX 03-3642-9128 サワデーはSawadayに “芳香消臭剤”から「ホームフレグランス」へ 誕生から40年 新生『Sawaday』が提案する芳香消臭剤選びの新基準 Sawaday(サワデー) 40年の歩み 1975年5月17日の発売以来、 「上質な香り」の芳香消臭剤として長く支持され続けてきたサワデー。 誕生40周年を機に、 新生『Sawaday』に生まれ変わります。 誕生 1975 芳香剤 40周年 1987 消臭機能 プラス 日本初の 消臭機能を追加し、 「トイレの芳香剤」 「芳香消臭剤」へ として誕生 1994 2008 香り改良 “香り”のもちの改良や 上質な香りを製品化 2014 2015 見た目に こだわり ターゲット嗜好別に デザイン性を高めた製品を拡充 5月17日 ホームフレグランス 宣言! 小林製薬ニュースレター “ウチ充”に 「香りアイテム」は欠かせない! 室内用芳香消臭剤の年代別必要度 図1 ■ 広がる“ウチ充※” 2013年3月 小林製薬調べ (N=3,000) ※家の中の生活環境の充実を求めること ここ数年、長引く不況を背景に外出を控えて家の中で過ご 必要である す人が増えていると言われようになりました。家の中で楽しめ どちらかというと必要 どちらともいえない どちらかというと不要 不要 20代が最も高い るインターネットやスマートフォンの急速な発展により、家の中 で過ごす生活スタイルもより豊かなものへと進化しているよう 20代 です。 30代 これまでのネガティブな意味での「巣ごもり」「引きこもり」とは 異なり、自宅の生活環境を積極的に充実させ、豊かに楽しく 過ごす人たちは、「ウチ族」と呼ばれています。ネオマーケティ 25 36 22 40代 20 50代 18 37 10 19 38 20 35 0% ング社の調査によれば、「自分はウチ族だ」と答えた人は全体 21 22 9 13 9 13 10 16 10 50% 100% 全世代の半数以上が 芳香剤を「必要」と考えている の63.1%となり、「自分はソト族だ」と答えた人の16.8%を大き く上回る結果となりました(2013年、対象:20代~50代の男 女3,831人)。 室内用芳香消臭剤の重視点 トップ20 図2 《※ウチ族=「ウチ充(家の中の環境の充実)」を優先したい人/ソト 族=「ソト充(外出先など家以外の環境の充実)」を優先したい人》 2014年2月 小林製薬調べ (N=3,000) このような“ウチ充”の広がりを背景に、近年では「DIY(Do It (%) Yourself、日曜大工)」や「リノベーション」、「インテリア家電」、 0 20 40 良い香りがすること “香り” 「インテリアグリーン(観葉植物)」など、心地よい空間づくりの ための様々な工夫やアイテムに注目が集まっています。 “消臭” ■ 芳香消臭剤選びの新基準は、 43.4 ほのかに香ること 33.5 価格が安いこと 33.0 28.1 しっかり消臭できること 30.0 30.6 好みの香りがあること 27.8 30.6 23.8 26.0 消臭効果が持続すること そのような中、“香り”もまた心地よい空間づくりに欠かせな 長期間使えること いアイテムになってきています。リビングくらしHOW研究所調 空間の臭いを消すこと 査によると、約6割の女性が日頃から空間の香りづけを楽しん 広い範囲を消臭できること “デザイン” でいるようです(2014年「香りのおしゃれアンケート」、対象: おしゃれな感じがすること どんなニオイにも効くこと 女性1,125名)。 最後まで無駄なく使えるこ と 小林製薬の調査によると、全体の半数以上が 「室内用芳 容器のデザインや形状 香消臭剤は生活に必要」 と考えており、若年層ほどその傾向 が高いことがわかりました。 図1 また室内用芳香消臭剤を といった“デザイン性”も重視しているという結果が出ました。 図2 1 22.9 18.9 20.3 16.3 9.2 15.4 15.4 12.8 14.5 18.9 14.5 15.3 13.7 12.8 無香料タイプであること 12.8 14.3 詰め替え用があること できること」に加え、特に若年層では「おしゃれな感じがする」 23.8 20.4 臭いを元から消すこと 選ぶ際の重視点をみると、「良い香りがする」や「しっかり消臭 39.3 24.7 28.6 香りが持続すること 自分好みの「香り」×「デザイン」 60 48.5 「おしゃれな感じ」 若年層11位 中高年層21位 11.9 12.8 どこにでも置けること 11.5 10.7 しっかり香ること 11.0 7.7 20~30代 すばやく消臭できること 11.0 9.7 40~50代 2015.4 小林製薬ニュースレター さらに、室内用芳香消臭剤に求めることをみると、「香り不要・ 図3 消臭のみ」が約2割なのに対し、「香りで空間を演出・楽しみた 室内用芳香消臭剤に求めること 2014年3月 小林製薬調べ (HC・スーパー・DRGで買える芳香消臭剤使用者 N=3,075) い」が約3割にまで上り、芳香消臭剤に求めるニーズが多様化 してきていることがわかります。 香り不要・ 消臭のみしたい このように、芳香消臭剤はもはや“消臭機能”にとどまらず、自 22% 分好みの“香り”と“デザイン”で選び、空間を“演出&楽しむ”も 香りで演出・ 楽しみたい 28% のへと進化してきていると言えます。 図3 50% 新生Sawaday 「ホームフレグランス宣言!」 香りで消臭したい 1975年の発売以来、「上質な香り」の芳香消臭剤として長く New 支持され続けてきたサワデーは、2015年5月17日に誕生40周 リニューアルロゴ 年を迎えます。これを機に、ブランドロゴを英字“Sawaday”に 一新。新生Sawadayは、『ホームフレグランス』に生まれ変わる 好みの香り・おしゃれな見た目 ことを宣言します。 ターゲットの嗜好にあわせた 香りとデザイン ■ 新生Sawadayブランドが提案する 『ホームフレグランス』 新生Sawadayが提案するホームフレグランスとは、自分の好 みな香りと、おしゃれな見た目で空気と気持ちを心地よくしてく れる上質な芳香剤です。 新生Sawadayブランドでは、それぞれのライフスタイルや嗜好 に合った製品を選んで楽しんでいただけるよう、「香り」と「デザイ ン」にこだわった新製品をそろえ、トイレ、部屋を問わず『ホーム フレグランス』としてお客さまのニーズにお応えしてまいります。 <Sawadayが提案するホームフレグランス(例)> 《シンプル志向の方へ》 シンプルテイスト Sawaday 香るStick 《クール&シック志向の方へ》 《ガーリー志向の女の子へ》 モダンテイスト スウィートテイスト Sawaday Sawaday PINKPINK 香るStickパルファム 2 《自然志向の方へ》 ナチュラルテイスト Sawaday BOTANICAL 2015.4 小林製薬ニュースレター 2015年3月26日発売 「Sawaday BOTANICALl (サワデーボタニカル)」 とことん“本物”にこだわったホームフレグランス 『SawadayBOTANICAL』の製品開発の現場 ~社員インタビューより~ 研究開発担当が海外を訪れた際に街並みをみて、人と植物の距離が近いと感じたのが構想の始まりでした。 芳香消臭剤も花を飾る感覚で、より身近な存在になってほしいと考えたのです。 研究・ 技術 技術開発担当 森本 祐輔 本物の花をフレグランスにする挑戦。 開発当初からこだわり抜いたのが“本物のドライフラワー”を使用すること でした。一つとして同じものがない花の美しさを感じてもらいたくて。そのため には、いくつもの課題を乗り越えなければいけませんでした。まず、花の選 定です。芳香剤として適切な花を選ぶため、最終的には約300種類から絞 り込みました。次に花の調達で、ドライフラワーは世界6カ国で種まきから栽 培しました。そして、3つ目は品質管理です。どうすれば長期間保管してもフ 研究開発担当 田原 申也 レッシュな状態を維持できるか、保管試験を繰り返して改良を重ねました。 開発 これまでにない新しい芳香剤をカタチに。 製品開発担当 伊藤 政文 実際の製品化にあたっても、新たな挑戦の連続でした。 例えば、材料調達です。本物のドライフラワーを使用しているので、 生育期間を見越して種を発注しなければなりませんでした。 また、視覚的に「これまでの芳香剤とは違う」と感じさせるシンプルな デザインにもとにかくこだわりました。 製品開発担当 松坂 厚介 製造 1本1本、手作業で。こだわりの製造現場。 製造現場の工場としても、試行錯誤の連続でした。中でも特に苦労 したのが、ドライフラワーのカット作業です。花の大きさ、枝の形が全部 違うため、同じ大きさにカットしても花のボリュームにバラツキが発生し、 安定供給できるようになるまで何度も改良を重ねました。 3 製造担当 山田 真由美 2015.4
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