JA飼料用米等対策資金の創設について

お知らせ
平成 27 年 6 月 24 日
J A バ ン ク 新 潟
JA飼料用米等対策資金の創設について
JAバンク新潟では、稲作農家が安心して飼料用米の生産拡大に取り組むことが
できるよう、稲作農家の資金繰り安定化への支援として、水田活用の直接支払交付
金が交付されるまでのつなぎ資金を融通する「JA飼料用米等対策資金」を新たに
創設いたしました。
本資金は飼料用米に加え、新潟県で注力している米粉用米についても、同様に対
象といたします。
また、本資金に対し、JAバンクによる利子補給(最大 1%)を実施することに
より、稲作農家の金利負担軽減を図ります。
1.JA飼料用米等対策資金<概要>
項
目
取扱窓口
融資対象者
資金使途
内
容
県内JA
27 年産の飼料用米および米粉用米の生産に取り組む稲作農家
で、水田活用の直接支払交付金の交付申請を行った方
水田活用の直接支払交付金が交付されるまでのつなぎ資金
水田活用の直接支払交付金の範囲内(※)
融資限度額
(交付金に準じ 10 アール当たり 8 万円をもとに算出した金額を
融資限度額といたします)
融資期間
交付金交付期限の平成 28 年 3 月 31 日まで(※)
融資利率
JA所定の利率
利子補給
JAバンクによる利子補給(最大 1%)を実施
取扱開始日
平成 27 年 9 月 1 日(火)
※一定の条件がございますので、各JAにお問い合わせください。
(参
考)
≪飼料用米・米粉用米への転換による資金繰りへの影響≫
○主食用米、飼料用米・米粉用米ともに、出荷は 8 月頃より始まり、ピークを
迎える 10~11 月頃に肥料や農薬、資材等の経費支払時期が到来いたします。
○主食用米は出荷時(8~11 月頃)に仮渡金等が支払われるため、これにより経
費を賄うことができます。
○一方、飼料用米・米粉用米は、品代が低いため、出荷時に仮渡金等が支払われ
ず、国の補助事業である水田活用の直接支払交付金(支払時期:翌年 1~3 月
頃、金額 55 千円~105 千円/10a)が生産者所得の太宗を占めることから、経
費支払が先行することとなります。このため、交付金入金までの約半年間の資
金繰りへの影響が生じます。
[概要図]
8月
主食用米
飼料用米
米粉用米
9月
10月
11月
12月
翌1月
翌2月
翌3月
仮渡金
(8~11月頃)
資金繰りに影響
水田活用の直接支払交付金
(翌1~3月頃)
以上
<本件に関するお問合せ先>
JAバンク新潟県信連 農業部
担当:上村・今井 TEL:025‐230‐2151