7月・連続セミナー 参加者募集 今こそ知りたい金融政策 −教科書に書かれていない最新の「非伝統的」金融政策を学ぶ− 金融論の専門家はいま、テキストの大幅改訂を迫られています。日本だけでなく、欧米諸国でも中 央銀行が「非伝統的」と呼ばれる金融政策を実施するようになり、かつての伝統的な金融政策のレジ ームが大きく変わってしまったからです。 本セミナーでは金融機関や調査企画部門、運用部門の若手ビジネスパーソンを対象に、最新の金融 政策について、金融・マクロ経済統計や記事等を用いて理解を深めていきます。特に、日本銀行が 1999年以降実施している「金融緩和政策」に焦点を当て、ゼロ金利下での政策の効果と限界や、そこ からどうやって抜け出すかという「出口」の問題についても考えます。 ◆講師:左三川 郁子・日本経済研究センター主任研究員(金融研究班主査) 【さみかわ いくこ】 1990年ロンドン大学SOAS法学部卒、日本経済新聞社入社。編集局記者を経 て97年日本経済研究センターに出向。経済予測班総括、金融研究班総括、在英国日本国大使館専 門調査員などを経て、2014年から現職。慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。 近著に『量的・質的金融緩和』(編著)、『激流アジアマネー』(共著)。専門は金融論 ◆日 時:全4講義 (開講最少人数:20名) 7月21日㈫、 27日㈪ 13:30 15:00、 15:15 16:45(1日2講義) ◆会 場:日本経済新聞社東京本社ビル10階会議室(千代田区大手町1−3−7) ◆教材・テキスト:毎回参考資料を配布します ◆受講料:28,000円(税込、会員・一般ともに)※会員特典:1社3名お申し込みの場合、3人目は無料です 講義内容 ❶ (7/21) 伝統的な金融政策…1980年代の預金金利自由化、90年代のバブル崩壊と不債債権問題とともに、当 時の金融政策を振り返る ❷ (7/21) 「非伝統的」金融政策って何?…ゼロ金利とデフレに直面した日本が金利の世界から量の世界に向 け舵を切るまで。世界初のフォワード・ガイダンスは日銀の「時間軸政策」だった。物価安定―ゴール(目 途)からターゲット(目標)へ ❸ (7/27) アベノミクス第1の矢「量的・質的金融緩和政策」 …導入から2年が経った「異次元緩和策」の効果 を検証する。デフレからの脱却は果たせそうか。財政の領域に踏み出した金融政策が引き起こす副作用 は?リフレ派と反リフレ派の議論 ❹ (7/27) 「出口」で何が起きるか…先進主要国で議論されている出口戦略と想定されるリスクについて考える。 金利正常化後の日本の金融の姿は?人口減少で地域金融はどう変わるか ◆お申し込み方法:会社名・氏名・所属・住所・TEL・FAX・E-mailを明記の上、FAXでお申し込みく ださい。ホームページ(http://www.jcer.or.jp/)上からもお申し込みいただけます。 ◆問い合わせ先:会員事業部 TEL:03−6256−7720 日本経済研究センター会員事業部行き FAX申込書(03−6256−7925) 会社名 氏名 (会員・非会員) 所属・役職 住所 〒 TEL FAX E-mail ※皆様の個人情報は上記連続セミナーに関する確認のほか、日本経済研究センターの事業のご案内のみに使用します。
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