みる・考える・話す・聴く - 京都造形芸術大学 アート・コミュニケーション

平成 27 年度こども美術館スカイミュージアム「鑑賞シリーズ」
対話型鑑賞講演会
みる・考える・話す・聴く
日 時 平成 27 年 5 月 30 日(土)13:00~15:30
13 : 00 - 14 : 50 講演「みる・考える・話す・聴く」
14 : 50 - 15 : 00 休憩
15 : 00 - 15 : 30 対話型鑑賞体験
場 所 こども美術館スカイミュージアム (あべのハルカス 27 階) あべのハルカス B1 階ハルカスシャトルエレベーターで 17 階へ、17 階からは 25-30 階専用エレベーターで 27 階まで
人数:50 名(応募者多数の場合は先着順とさせていただきます) 参加費:無料
対象:小中高の教員・大学生 主催:日本文教出版株式会社
概要
このたび、こども美術館スカイミュージアムでは「みる・考える・話す・聴く」と題し、対話型鑑賞に
ついての講演会を開催いたします。アート作品について、グループでコミュニケーションしながら鑑賞
を進めていく「対話型鑑賞」は、図工・美術の時間で大きく広がりをみせています。本講演会では、対
話型鑑賞を先駆的に実践・研究している京都造形芸術大学より、福のり子教授・北野諒講師をお招きし、
対話型鑑賞の背景にある考え方のレクチャーと、講師のファシリテーションによる対話型鑑賞の実践を
行います。ぜひこの機会に、アート作品の深い味わいと、子どもたちの活発な学びを生み出す対話型鑑
賞 を ご 体 験 く だ さ い 。 ま た 、 当 日 ご 参 加 頂 い た 方 に は 、 日 本 文 教 出 版 発 行・教 科 書 副 読 本 『 み る・考 え る・
話す・聴く鑑賞によるコミュニケーション教育』も配布いたします。多くの先生方のご参加を、お待ち
しております。
講師紹介
応募方法
参加ご 希 望 の 方 は 、お 名 前 ・ 所 属 ・ 担 当 教 科 ・ ご連絡
先をご 記 入 の 上 、 下記 メ ー ル ア ド レ ス 、 F A X 番 号まで
お申し 込 み 下 さ い 。折 り 返 し 詳 し い 会 場 ア ク セ ス方法
をお伝 え し ま す 。
e-mail:[email protected]
fax:06-6606-5171
福 のり子
1991 年、ニューヨーク近代美術館で研修員として勤務しているときに対
話型鑑賞と出会う。2004 年、京都造形芸術大学教授に就任後、日本の大
学で初めて、対話型鑑賞を年間授業に取り入れた「ACOP/ エイコップ
(Art Communication Project)」を開始する。鑑賞者の育成及び作品と鑑
賞者をつなぐファシリテイターの養成を目的とした講座やワークショップ
を多数開催。90 年代はじめより、インディペンデント・キュレイターとし
ても活躍し、主に現代写真の展覧会を世界各国の美術館で開催する。翻訳
書にアメリア・アレナス著『なぜこれがアートなの?』、フィリップ・ヤノ
ウィン著『どこからそう思う? : 学力をのばす美術鑑賞 ヴィジュアル・シ
ンキング・ストラテジーズ』他。共著に『美術館ものがたり』、
『 みる・考える・
話す・聴く鑑賞によるコミュニケーション教育』他。アート・コミュニケー
ション研究センター 代表、京都造形芸術大学アートプロデュース学科 教授。
北野 諒
2009 年に ACOP に出会い、京都大学総合博物館での対話型鑑賞プロジェ
クトに参加。2011 年からはアート・コミュニケーション研究センターの
研究員として活動し、あらゆる学びの基礎となる「みる・考える・話す・聴く」
能力の育成を目的に、ACOP の方法論を応用したワークショップの開発・
実践・分析を行っている。特に学校教育をフィールドとし、京都造形芸術
大学の小中高連携部門であるアートリンクセンターにて講師を兼務。主な
論文に「半開きの対話対話型鑑賞における美学的背景についての一考察」
(美
術科教育学会)、共著に『みる・考える・話す・聴く鑑賞によるコミュニケー
ション教育』、共訳に『どこからそう思う? : 学力をのばす美術鑑賞 ヴィ
ジュアル・シンキング・ストラテジーズ』。
※ こ ど も 美 術 館 ス カ イ ミ ュージアムは、日本文教出版と秀学社が主体となり運営する展示スペースです。「教育」を軸に様々な展示などを 行 い 、
人 と 人 が つ な が り 、 学 び合うことのできる場を創造します。今年 8 月の当館主催企画展に向け準備中です。公式ウェブサイト、ただい ま 制 作 中 !