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長崎国際大学論叢 第 16 巻執筆要綱
平成 27 年 5 月 13 日
長崎国際大学論叢編集委員会
長崎国際大学論叢の執筆要綱を次のように定める。
1.刊行目的
『長崎国際大学論叢』は、本学における学術研究の振興・推進を図るものであり、構
成する各科の学術専門基幹領域から専門誌が整備されていない境界領域あるいは新規
領域までを包括した研究領域を対象とし、その学術研究の進捗に応じ、原著論文、総
説論文から萌芽的研究の研究ノートまで幅広く受け入れる。また、本論叢は本学の色
彩が強調された研究活動の報告メディアとして機能すること、および、後進育成の役
割を持たせることを本義とするものである。
2.投稿資格
『長崎国際大学論叢』に投稿する資格のある者は、長崎国際大学教育職員、博士後期
課程大学院生並びに研究センター委員長が特に認めた者とする。
3.論文発表
⑴ 投稿論文は、
『長崎国際大学論叢』の刊行をもって発表とする。
⑵ 投稿論文の著作権は執筆者に帰属するが、営利を目的としない公的機関による電子
化利用(長崎国際大学図書館ホームページ・国立情報学研究所等の WEB サービスに
よる公開など)に限り公開を許諾されたものとする。なお、電子化利用への公開を
許諾されない場合は、研究センター委員会に申し出ること。
4.投稿原稿の受付と採否
⑴ 投稿原稿の受付は、別に指定する締切日までとする。
⑵ 投稿原稿の採否は、編集委員会が定めた者による査読を経た後、編集委員会におい
て決定し、投稿者に通知する。また、編集委員会は、全体としての統一をはかるた
め、投稿者に対し、原稿の加除・修正などを求めることがある。
5.投稿原稿の提出先
投稿原稿の提出先は研究センター委員会事務局
図書館事務室とする。
6.執筆要領
⑴ 本論叢で発表する原稿(原著論文・研究ノート・総説等)は未発表のものとする。
なお、原著論文とは、当該分野において、先行研究に加えるべきオリジナリティの
ある研究成果が論理的に述べられているものとし、研究ノートとは、萌芽的研究を
含めて、将来の基礎となる、あるいは優れた研究に発展・拡大する可能性のあるも
のとする。また、総説とは、ある主題に関連した研究の総括、文献についてまとめ
たものとする。
⑵ 使用言語はとくに限定しないが、日本語と英語以外の言語については、印刷可能か
否かを検討するため、事前に研究センター委員会に連絡すること。
⑶ 投稿論文のテーマや内容は執筆者の任意である。担当科目および所属学科に拘泥す
るものではない。当該論文の研究分野が、一般研究・観光研究・社会福祉研究・栄
養研究・薬学研究のいずれに属するかを提出時に示すこと。
⑷ 執筆分量は、図版・図表・注・要旨などを含み 1 万 6000 字(英文の場合は 3 万 2000
― 1 ―
字)程度を目安とする。図表は B5 用紙 1 ページの大きさを 1,600 字として換算する(半ペ
ージ分なら 800 字、1/4 ページなら 400 字として換算)。
① 原稿は、A4 用紙で、1 行 40 字、40 行(1 ページ 1600 字)の横打ちとする。
② 電子データ原稿(CD、DVD)と印刷原稿(図表、写真等を含む)を一揃いとして提出。
メールによる提出は受け付けない。
※原則として電子データ原稿の保存形式は Word もしくはテキスト・ファイルとする。
(但し、ワードプロセッサーの場合、使用した機種を明記すること。
)
⑸ 論文の体裁は、原則として二段組み、モノクロ印刷とする。論文の内容等により、他
の体裁(カラーの図表等)を希望する場合は、事前に研究センター事務局に連絡す
ること。なお、長崎国際大学デジタル.アーカイブス(NiuDA)の PDF ではカラー図表
の掲載が可能。
⑹ タイトル、氏名に続き、要旨とキーワードを必ず記載すること。
① タイトル、氏名には英文を併記すること。(氏名例:長崎太郎 Taro NAGASAKI)
② 和文要旨 400 字程度及び英文要旨 200 語程度を作成し、その後に和文、英文それ
ぞれ 3~5 語句以内のキーワードをつけること。
⑺文章の区切りは原則として句読点(、。)を使用し、見出し、項目の序数については、高
位から下位まで規則的に使い分けること。
⑻注および参考文献は、一括して本文の後に配置することとし、注、引用・参考文献リ
ストの順に提示すること。
⑼本文中での注の指示は、右半月括弧付き数字の上付けとする。
例:~である1) 。
⑽本文ないし注における文献(引用)表記は、形式を統一すること。
例:◇和書
文献の表示例 ***文***(柿本[1999:43]) (「:」右側の 43 が頁数)
◇和訳書
文献と頁数の表示例 ***文***(Walzer[1970:18-20=1993:23-25])
(「=」 の左側が原典出版年、右側が和訳出版年)
◇洋書
文献と頁数の表示例 ***文***(Kenny[1963:54])
⑾参考文献の表記は、形式を統一すること。
例:◇和文
図書 野本和幸(1997)『意味と世界:言語哲学論考』法政大学出版局.
雑誌 柿本昭人(1999)「理性のドライブ装置:カント・ハイデッガー・カッシーラー」
『現代思想』第 27 巻第 6 号,240-253 頁.
著者が4人以上の時の著者表記(図書・雑誌共通)は4人目以降を「他」としてもよ
い。ただし、その場合は全て同じルールで統一すること。
例:村井美紀, 小林英義, 遠藤浩, 他
◇和訳書 洋書タイトルはイタリック体で表記
図書
Walzer,Michael(1970) Obligations: Essays on Disobedience, War and
Citizenship. Harvard University Press, Cambridge, Massachusetts =
山口晃訳(1993)『義務に関する 11 の試論:不服従、戦争、市民性』而立書房.
◇洋書
洋書タイトルはイタリック体で表記
図書
Kenny,A.J.P.(1963) Action, Emotion and Will. Routledge, London.
雑 誌 Turner,S.G.(2001) ‘ Resilience and social work practice: three case
studies.’ Families in Society 82(5), PP.441-448.
著者が4人以上の時の著者表記(図書・雑誌共通)は4人目以降を「et al.」として
もよい。ただし、その場合は全て同じルールで統一すること。
例:Bing,Y., Charles,J., Rubio,R., et al.
― 2 ―
⑿参考文献の URL 表記についてはデータベース名、直近アクセス日を記載すること。
例:◇和文
文部科学省生涯学習政策局調査企画課(2010)「平成 22 年度学校保健統計調査」
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa05/hoken/1268826.htm
(2011 年 4 月 20 日閲覧)
◇英文
Walker, J. (1996). APA-style citations of electronic sources.
<http://www.cas.usf.edu/english/walker/apa.html> [April 29,1997]
⒀図表などは、本文とは別の用紙に一枚ずつにまとめること。
① 図表などが本文中のどこに挿入されるかを打出原稿に朱書きで指示すること。
② 図表などには通し番号を付し表題をつけること。
例:(表 1)
OECD 資本市場における開発途上国の起債 1)
国別
オーストラリア
西ドイツ
オランダ
1960
-
-
2.6
1961
-
3.0
-
1962
-
-
13.8
1963
-
-
-
(単位:100 万ドル)
1964
0.3
-
-
1965
-
-
-
計
0.3
3.0
16.4
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
108.9
34.3
60.0
-
-
14.6
-
ユーロ起債 2)
計
173.0
128.7
132.5
171.9
299.2
243.4
1148.7
(注) 1)開発途上国公的私的部門の新規発行総額。
2)ユーロ起債のはめ込まれた国名の判明する分についてはそれぞれの国に参入した。
(出所)OECD(1967)The Follow of Financial Resources to Lessdeveloped Countries,
1961-65.Paris. p.44.
⒁度量衡の単位は、原則として国際単位系(SI)を用いる。SI 以外の単位を用いる場合、
その定義を明示すること。ただし、次に揚げるものは例外として定義を省略して用
いることができる。
物理量の例
名称
記号
定義
長さ
オングストローム
Å
10-10m
質量
トン
t
Mg
時間
分
min
60s
時
h
3600s
日
d
86400s
平面角
度
°
(π/180)rad
分
′
(π/10800)rad
秒
″
(π/648000)rad
体積
リットル
l
dm3
デシリットル
dl
10-1 dm3
ミリリットル
ml
cm3
マイクロリットル
μl
mm3
圧力
気圧
atm
101325Pa
ミリメートル水銀柱
13.5951×9.80665Pa
mmHg
トル
Torr
(101325/760)Pa
エネルギー
熱化学カロリー
cal
4.184J
キロ熱化学カロリー
kcal
4.184kJ
― 3 ―
磁束密度
電子ボルト
メガ電子ボルト
ガウス
eV
MeV
G
約 1.6022×10-19J
約 1.6022×10-13J
10-4T
7.校正
原稿の校正は、投稿者の責任において行い、初校までとする。原則として、校正におい
ては、誤字・脱字・誤植の訂正のみを行い、本文の追加・修正等組版面積に影響を与え
るような大幅な改変は認めない。ただし、希望により校正の確認は認める。
― 4 ―