施 設 整 備 事 業 ( 一 般 財 源 化 分 ) 施 設 等 平成17年度及び平成18年度に廃止・税源移譲された施設整備費補助負担金等に係る事業 【対象事業】 平成17年度及び平成18年度に廃止・税源移譲された下記の事業であり,従来の国庫補助負担金相当額部分 (補助率のかさ上げ部分を含む。 )を対象としている。 なお,平成21年度から起債対象事業費は,対象経費の実支出額に補助金廃止前の補助率等を乗じた額として いる。 1 次世代育成支援対策施設整備交付金(公立保育所に係るものに限る。) 廃止前の要綱に定める交付基礎額によらず、対象経費の実支出額と、総事業費から寄付金その他の収入額 を控除した額とを比較して少ない方の額に2分の1を乗じた額とする。 施設整備事業 (一般財源化分) 1/2 社会福祉施設整備事業債 80% 一般財源 20% 対象経費の実支出額 2 地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金 廃止前の要綱に定める交付基礎額によらず、対象経費の実支出額(ユニット型の特別養護老人ホーム及び 老人保健施設については、ユニット以外の部分に係るものに限る。)に2分の1を乗じた額とする。 社会福祉法人立施設の場合 施設整備事業 (一般財源化分) 1/2 1/4 社会福祉施設 整備事業債 80% 1/4 一般 財源 20% 事業者負担 対象経費の実支出額 3 社会福祉施設等施設整備補助金・負担金(市町村立の障害者施設及び保護施設に係るものに限る。) 廃止前のそれぞれの要綱に定める基準額によらず、対象経費の実支出額に廃止前の補助(負担)率を乗じ た額とする。 施設整備事業 (一般財源化分) 1/2 社会福祉施設整備事業債 80% 対象経費の実支出額 50 一般財源 20% 4 消防防災設備整備費補助金 廃止前のそれぞれの要綱に定める基準額によらず、対象経費の実支出額に廃止前の補助(負担)率を乗じ た額とする。 (1)常備消防分,デジタル防災行政無線分,自主防災組織分 施設整備事業 (一般財源化分) 1/3 一般単独事業債 90% 一般 財源 10% (2)画像伝送システム・消防団総合整備事業分 施設整備事業 (一般財源化分) 1/2 一般単独事業債 90% 一般 財源 10% 対象経費の実支出額 (注意事項) 1 起債対象事業費は,廃止前の消防防災設備整備費補助金交付要綱に定められていた対象経費の実支出額 に補助率(補助のかさ上げがあった場合には,かさ上げ後の補助率)を乗じた額が施設整備事業の対象と なる。 2 常備消防施設については,平成16年度の消防防災設備整備費補助金交付要綱の例により算出した額。 3 消防団に整備される施設,デジタル防災行政無線及び自主防災組織に整備される施設については,平成 17年度の消防防災設備整備費補助金交付要綱の例により算出した額としている。 4 主な対象として,消防団に配備する消防車両(消防ポンプ自動車,小型動力ポンプ積載車等)や消防団 拠点施設等の整備がある。 ※ 施設整備事業(一般財源化分)が充当されない経費については,一般財源の他,一般単独事業(一般事 業) ,過疎対策事業,または合併特例事業による地方債をそれぞれの事業の充当率で充当可能としている。 (施設整備事業に充てた場合の事例) 〇消防団に配備する消防車両(消防防災設備整備費補助金) 事業費1,000万円 当該事業債を利用する場合 ・当事業債 500万円(うち交付税措置350万円) ・一般単独事業債 450万円(うち交付税措置なし) ・一般財源 50万円 当該事業債を利用しない場合 ・防災対策事業債 750万円(うち交付税措置225万円) ・一般財源 250万円 【 平成26年度の主な改正点 】 特になし 【充当率】 対象事業費の実支出額に補助金廃止前の補助率等を乗じた額(補助率かさ上げ部分を含む。 )の100% 51 【留意事項】 1 従来の国庫負担金相当額について同意等を行うものであるが,従来の補助裏部分等については,防災対策 事業債を除き,通常の地方債措置を充当できるものである。 2 事業費補正の見直しに関して,引き続き対象事業の施設整備計画等を考慮しつつ,段階的に事業費補正方 式による基準財政需要額への算入率引き下げを行い,通常の地方債に移行することを検討しているところで ある。 3 平成23年度の事業から公立学校施設整備補助金(不適格建物改築事業)に係るものについては,学校教 育施設等整備事業債(充当率75%)の対象としている。 4 協議等にあたっては,協議書等の備考欄に旧補助金等の区分ごとに対象経費の実支出額と当該実支出額に 占める起債額の割合を明示する。また,補助率のかさ上げがあったものについては,その旨も併せて記載す る。 【 資金及び償還期間 】 1 銀行等引受資金 2 市場公募資金 償還期間,据置期間は各契約による。 償還期間,据置期間は各商品設計による。 【 元利償還金に対する交付税措置 】 元利償還金の70%を後年度普通交付税の基準財政需要額に算入 52
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