2015年6月8日 あおぞら投信株式会社 『働いて 何を生み出し 対価得る 明日もまたある 企業への道』 企業の存在は誰のためにあるのでしょうか。企業にはステークホルダー(利害関係人)が四者存 在します。一人目が“株主”です。企業とは儲けることが出来てはじめて存在し続ける意味がある のです。その活動を可能にしてくれているのが、個々の資本家の投資機能であり、この投資機能 にこそ資本主義経済のお金の流れが在るのです。そこには分配金が返されます。二人目が“お客 様”です。その企業は誰のニーズに応えるために存在しているのか。その相手方の要望をサービ スや商品で満たすために企業努力はあります。 そして三人目が“従業員”です。企業が業務を展開していく上では、働く人の満足度も大切です。 対価としては給与が支払われます。企業から見ると人件費となります。では適切な労働分配率は どのように考えれば良いのでしょうか。民間企業には、『収益を上げること』という命題があります。 その目標を果たして、初めて株主還元と従業員への還元が可能となります。その二者への割合 や変動率はその会社の哲学の反映です。そこには付加価値を生むことへの貢献といった判断基 準もありますし、継続性も考えられます。これらをバランスよく続けることで、四人目のステークホ ルダーである“社会”への貢献を果たすことが可能なのだと思います。 日本の 日本のGDP伸び率( GDP伸び率(2000 伸び率(2000年~ 2000年~2017 年~2017年、 2017年、2015 年、2015年以降は予測値) 2015年以降は予測値) と労働分配率*の推移(2000 の推移(2000年~ 年~2013 2000年~2013年) 2013年) 12% GDP伸び率(左軸) 労働分配率(右軸) 80% 9% 75% 6% 70% 3% 予測値 65% 0% 60% -3% 55% -6% 50% 2000年 2002年 2004年 2006年 2008年 2010年 2012年 2014年 2016年 出所:IMF-World Economic Outlook Databases April2015、財務省「法⼈企業統計」よりあおぞら投信が作成。*労働分配率=⼈件費÷付加価値、 付加価値=人件費+営業純益+⽀払利息等+租税公課+動産・不動産賃貸料 ※労働分配率は、⾦融・保険業を除いた値 本資料は情報の提供を目的としており、何らかの行動を勧誘するものではありません。本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されていますが、当社は その正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示された意見などは、本資料作成日現在の当社の見解であり、事前の予告なしに変更される事もありま す。投資信託の取得に当たっては、投資信託説明書(交付目論見書)等の内容を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。 商 号: あおぞら投信株式会社 金融商品取引業者: 関東財務局長(金商)第2771号 加入協会:一般社団法人投資信託協会 ホームページ・アドレス: http://www.aozora-im.co.jp/
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