【参考資料】10年経験者研修に係る在職期間の計算方法・例 ◆10年経験者研修に係る在職期間の計算方法 (10年経験者研修に係る在職期間の計算方法) 第3条 法第24条第1項の在職期間(以下この条において「在職期間」という。 )は,国立学校,公立の学校又は 私立の学校である小学校等の教諭等として在職した期間(臨時的に任用された期間を除く。 )を通算した期間と する。 2 前項の規定により在職期間を計算する場合において,指導主事,社会教育主事その他教育委員会において学校 教育又は社会教育に関する事務に従事した期間があるときは,その期間は,当該在職期間に通算するものとする。 3 前2項の規定による在職期間のうちに次に掲げる期間が引き続き1年以上あるときは,その期間の年数(1年 未満の端数があるときは,これを切り捨てた年数)を当該在職期間から除算する。 1 国家公務員法(昭和22年法律第120号)第79条若しくは地方公務員法(昭和25年法律第261号)第28条の規定 による休職又は国家公務員法第82条若しくは地方公務員法第29条の規定による停職により現実に職務を執る ことを要しない期間 2 国家公務員法第108条の6第1項ただし書又は地方公務員法第55条の2第1項ただし書の規定により職員団 体の役員として専ら従事した期間 3 国家公務員の育児休業等に関する法律(平成3年法律第109号)第3条第1項又は地方公務員の育児休業等 に関する法律(平成3年法律第110号)第2条第1項の規定により育児休業をした期間 4 国立大学法人法(平成15年法律第112号)第2条第1項に規定する国立大学法人の設置する小学校等又は私 立の学校である小学校等の教諭等として在職した期間について,第1号又は前号に規定する期間に準ずるもの として任命権者が認める期間 5 その他在職期間から除算すべき期間として文部科学大臣が定める期間 (10年経験者研修を実施する期間) 第4条 法第24条第1項の10年経験者研修(次条において「10年経験者研修」という。 )を実施する期間は,その 開始の日から1年以内とする。 (10年経験者研修の対象から除く者) 第5条 次に掲げる者は,10年経験者研修の対象から除くものとする。 1 臨時的に任用された者 2 他の任命権者が実施する10年経験者研修を受けた者 3 地方公務員の育児休業等に関する法律第6条第1項若しくは第18条第1項又は地方公共団体の一般職の任 期付職員の採用に関する法律第3条第1項若しくは第2項,第4条若しくは第5条の規定により任期を定めて 採用された者 4 指導主事,社会教育主事その他教育委員会において学校教育又は社会教育に関する事務に従事した経験を有 する者で,任命権者が当該者の経験の程度を勘案して10年経験者研修を実施する必要がないと認めるもの 【教育公務員特例法施行令】 (抜粋 原文縦書き) - 84 - 10年経験者研修に係る在職期間の例 「在職期間10年」とは,実質の勤務期間が10年を満たした場合をいう。以下の場合等の計 算方法に留意する。 産休,部分休業,育児短時間勤務は,勤務期間とみなす。 育休,療休,休職は勤務期間とみなさない(12か月以上の育休,休職のそれぞれ,または育 休,療休,休職の2つ以上の期間が連続する場合は,年度のまたがりの有無にかかわらず12か 月を1年として除算する)。 A教諭 H17.4.1愛知県採用 年数 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 平成27年度受講予定者 平成17年4月1日に採用され, 平成27年4月1日を過ぎる場合 在職期間は10年を経過する。 B教諭 H17.4.1愛知県採用 年数 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 産 休 育 休 8年と数えるため 平成29年度受講予定者 産休は勤務期間とみなす。育休の期間である34か月のうち24か 月(2年)を除算する。12か月に満たない端数は数えない。 産休を4か月と育休を34か月取った場合 C教諭 H17.4.1愛知県採用 年数 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 産 休 育 休 育 休 産 休 6年と数えるため 平成31年度受講予定者 産休4か月・育休32か月を取り,引き続き産 休4か月・育休32か月を取った場合 D教諭 1回目の育休のうち24か月(2年)と2回目の育休のうち24か月(2年)の計4年を除算す る。12か月に満たない端数は数えない。 ※2回の育休は連続しないので別々に計算する。 H17.4.1愛知県採用 年数 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 休 職 療 休 休 職 9年と数えるため 平成28年度受講予定者 休職1回目に10か月を,2回目は療養休暇3 1回目の休職は12か月未満なので,数えない。2回目は療休と か月に引き続き9か月を取った場合 休職が連続し,あわせて12か月となるので,1年を除算する。 E教諭 H17.4.1愛知県採用 年数 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 休 職 休 職 休 職 平成27年度受講予定者 休職1回目に8か月,2回目は9か月,3回 休職の期間がいずれも12か月未満なので,除算しない。 目に8か月を取った場合 F教諭 H17.4.1他府県採用 H23.4.1愛知県採用 年数 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 講 師 講 師 他府県で教諭等として採用され,4年で退職。その 後講師を2年経験し,本県に採用された場合(私立 で採用された場合も同様) G教諭 8年と数えるため 平成29年度受講予定者 他府県や私立での在職期間と,本県での在職期間を合わせて数える。期限付任用,臨時 的任用,任期付任用,非常勤講師は在職期間から除算する。 H15.4.1愛知県採用 年数 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 産 休 育 休 在職期間10年となり 平成27年度受講対象者 産休4か月・育休30か月を取ったため,10年 育休30か月のうち24か月(2年)を除算するため,平成27年4月 経験者研修を延期していた場合 1日で10年を経過し,平成27年度受講対象者となる。 ※本年度研修者かどうか迷う場合は,総合教育センター研修部 基本研修室までお問い 合わせください。(電話 0561−38−9507) - 85 -
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