「残存化粧型枠プロテロックメーク」

「残存化粧型枠プロテロックメーク」
造形性を有し耐久性の高い埋設型枠
1.技術(工法)の概要
「プロテロックメーク」は、エポキシ樹脂電着塗装にて防錆処理した補強
材 (エ キ ス パ ン ド メ タ ル と 形 鋼 )を 内 蔵 し た 薄 肉 コ ン ク リ ー ト 製 型 枠 で す 。 施
工 性 に 優 れ た 組 立 用 専 用 金 具 (エ ポ キ シ 樹 脂 電 着 塗 装 処 理 )が 用 意 さ れ て お り 、
組立・加工が簡単で、取り外すことなく構造物と一体化する型枠です。パネ
ル表面には、割石模様や本石張り等の化粧加工を施しており、製造工場で品
質管理し製造されるため表面がきれいに仕上がり、自由なカラーバリエーシ
ョンが選択できます。
2.技術(工法)の特徴
1)
2)
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4)
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補 強 材 (形 鋼 )と 組 立 用 専 用 金 具 に よ り 、 組 み 立 て が 容 易 で 施 工 性 に 優
れています。
パネルはコンクリート製で、製造工場で品質管理された製品です。
補 強 材 (エ キ ス パ ン ド メ タ ル と 形 鋼 )と 組 立 用 専 用 金 具 は 、 エ ポ キ シ 樹
脂電着塗装で防食されているため耐久性に優れています。
パネルの外面意匠を周辺の環境に合わせた色彩、模様を選択できるた
め、意匠性に優れています。
取り外す必要のない型枠であるため、建設廃材を減少させることが出
来ます。
パネル厚を構造断面内とした場合の現場打ちコンクリートの控除量は、
型 枠 100 ㎡ 当 た り 3.0 ㎥ で す 。
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3.審査証明の結果
1)
施工性
・施工性調査によれば、組立用専用金具を使用することにより、容易に
組立作業を実施できることが確認された。
2)
強度特性
・パネル曲げ試験、組立用専用金具引張試験、現場打ちコンクリート側
圧耐力確認試験によれば、現場打ちコンクリート振動締固めの打設高
さ 1.5m の 側 圧 に 耐 え る 強 度 を 有 し て い る こ と が 確 認 さ れ た 。
3)
一体性
・梁曲げ試験、充填確認試験によれば、コンクリート構造部材の圧縮部
の断面として有効に適用でき、現場打ちコンクリートと一体化するこ
とが確認された。
4)
耐久性
・施工実績によれば、型枠は耐凍結融解性を有し、塩水噴霧試験によれ
ば、補強材は耐塩水性に優れていることが確認された。
5) 造 形 性
・製品外観調査によれば、周囲の環境に合わせた模様や色彩の選定が可
能であることが確認された。
4.審査証明の範囲
本 審 査 証 明 の 範 囲 は 、「 プ ロ テ ロ ッ ク メ ー ク 」を 埋 設 型 枠 と し て 使 用 す る 場
合とする。
審査証明の範囲は、型枠パネルを組立用専用金具により組み立てた状態ま
でとし、これらを支持する鉄筋およびアンカーなどは、審査証明の範囲から
除く。
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5.施工状況および施工例写真
①砂防えん堤腹付け
② INSEM 工 法 カバーコンクリート
③河川道路擁壁リフォーム
④河川パラペット
⑤海岸波返し
⑥海岸岸壁
⑦鋼矢板修景
⑧鋼矢板修景
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6.主な実績
1)
北海道開発局旭川開発建設部
リクマンベツ川砂防えん堤工事(メー
2)
ク 特 注 洗 い 出 し ) H19.12
東北地方整備局新庄河川事務所
3)
事 ( W メ ル 工 法 ) H19.09
関東地方整備局福島河川国道事務所
阿武隈川水系荒川第 3 砂防えん
4)
堤 工 事 H19.12
北陸地方整備局金沢河川国道事務所
女原砂防えん堤工事
立谷沢川流域濁沢第六砂防えん堤工
H20.12
5)
中部地方整備局木曽川上流河川事務所
ー ク 本 石 -鉄 平 石 張 り ) H17.12
6)
近畿地方整備局滋賀国道事務所
B 工 法 ) H19.12
21 号 米 原 地 区 構 造 物 補 修 工 事 ( F C
7)
中国地方整備局松江国道事務所
松江第五大橋道路矢田跨道橋下部外
8)
工 事 ( 鋼 矢 板 修 景 工 ) H21.12
九州地方整備局鹿児島国道事務所
矢 板 修 景 工 ) H21.12
( 平 成 22 年 3 月 現 在
累計出荷数量
木曽川勝山取組護岸工事(メ
鹿 児 島 226 号 平 川 道 路 改 築 工 事( 鋼
890,000 ㎡ )
7.技術保有会社および連絡先
タカムラ総業株式会社
問合せ先:残存型枠事業部
TEL: 0550-89-5144
FAX: 0550-88-4950
E-mail:[email protected]
8.審査証明実施機関
一般財団法人
土木研究センター
9.審査証明年月日
平成
平成
平成
平成
15
17
22
27
年
年
年
年
2
3
3
3
月
月
月
月
5日
31 日
31 日
31 日
内容変更
内容変更・更新
内容変更・更新
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