いとこ煮(富山県の郷土料理) <材料> 4人分 ・小豆 あゆみ保育園 給食の目標 4月給食だより 園長 4月 給食に慣れ楽しく食べる 江郷 茂男 ○分からない食材や初めて食べる料理に 栄養士 土橋 佳奈 乾物で1カップ ・大根 200g ・人参 100g ・里芋 150g ・こんにゃく 1/2枚 ・牛蒡 100g ・油揚げ 1/2枚 ・醤油 30g ・砂糖 ・みりん 30g ・小豆の茹で汁 400g ・水 20g 600g 関心を持ち、少しずつ慣れていく。 ○正しい食器の位置を覚える。 <作り方> ①小豆は柔らかく煮る。 (小豆の茹で汁は使うのでとっておく。) ②油揚げとこんにゃくは湯通ししさいの目に 切る。 ③大根、人参、里芋、牛蒡もさいの目に切り、 牛蒡は切ったら酢水に漬けアクを抜く。 ④鍋で牛蒡、人参、大根の順に炒め、こんに ゃく、油揚げ、小豆の茹で汁(400g)と 水(600g)と醤油、砂糖、みりんを加え、 柔らかく煮る。 ⑤野菜が柔らかくなったら、柔らかく煮た小 豆を加えさっと煮てできあがり。 楽しい食育 4月の行事予定 4日(土)入園・進級式 15日(水) お誕生日会 21日(火) お花見弁当 24日(金) 子どもの日メニュー 4月旬の食材 入園・進級おめでとうございます。 幼児クラスの誕生児のご家庭の皆様をご招待し 園の給食を提供します。 園の八重桜の下でお花見弁当を食べる予定です。 子供の日にちなんだ給食と、 おやつは手作りの柏餅を提供します。 今月の郷土料理 富山県 里芋の田楽…富山県の里芋は柔らかく、粘りがありほんのり甘く、煮物や味噌汁によく合い ます。 古くから県内各地で栽培され、売り物にならない小物は味噌田楽とし て家でたべたそうです。 皮を薄くむき塩茹でしたものに味噌をつけてこんがりと焼くものです。 いとこ煮…浄土真宗の報恩講の仏事の後にだす報恩講料理の1つ。いとこ煮は、小豆などを煮た 煮物料理で、富山県の郷土料理の一つ。材料を煮えにくいものから追々入れていくこと から[おいおい]を[甥甥]すなわちいとこにかけたものが語源の一つとされている。 小豆が使われるのは、親鸞上人の好物だったと言われています。 《身体の働きについて》 食べ物を食べた後、食べた物が身体の中をどのようにして進んでいくのかをお話しました。媒体を使用し て、食べた物が食道→胃→小腸→大腸へ行き最後にうんちになる事を勉強しました。各部位の名前は何度も 声に出して覚えてくれていました。最後に「大腸を通った食べ物は?」と聞くとすぐに「うんち~!」とみ んな答えられていました。きりんさんには、胃に入った食べ物は胃液と混ざってドロドロになって吸収され るところまでお話しました。興味を持って聞いてくれました。 《三重県について》 先月の郷土料理は三重県でした。日本地図を使用して三重県の部分を赤く塗り潰しどこの県か聞いてみると、 様々な県名を答えてくれました。きりんさんには一発で「三重県!」と言い当てるお子様もいました。三重 県で食べられている料理「たこ飯、とんてき、あいまぜ、あおさ汁」について写真を見ながらお話しました。 あおさ汁は「ほうれん草!わかめ!小松菜!」など色々な食べ物の名前を答えてくれました。給食のメニュ ーの日は、タコを探してたり楽しそうでした。 《菜の花について》 実際に菜の花を使用しながら、どんな野菜かをお話しました。 「ブロッコリーに似てるね」というお子様もい ました。花が咲いた写真もお花が咲く前に「つぼみ」を食べる野菜だという事、菜の花には「ビタミンC」 がたくさん入っていて、ビタミンCは、肌をツルツルにしてくれたり、風邪をひかないようにしてくれるこ とを話しました。きりんさんでは、ビタミンCの役割を聞くと「コラーゲン!」と答えるお子様もいて、た くさん言葉をしっているんだなぁと思いました。ちなみにビタミンCはコラーゲンの育成を助ける働きがあ るそうなので、あながち間違いではありませんでした。給食では苦手な子もいましたがよく食べてくれまし た。 だんご入りきのこ汁…だんご粉に熱湯を注ぎながらこね、棒状に伸ばし、2㎝程に切り、 丸めた後湯通しし、冷水にとる。出汁にだんごと牛蒡、白菜、人参、 うす揚げを入れ煮立ったらきのこを入れ味付けをする。 ✿給食より✿ 今年度も安全でおいしくお子様に喜んで頂けるような給食作りを目指していきます。ど うぞよろしくお願い致します。 とろろ昆布おにぎり…富山県は江戸時代から北前船の寄港地として栄え、北海道から 運ばれた昆布を使った多彩な郷土料理です。 昆布の1人当たりの消費量は全国で1位だそうです。 旬の食材を取り入れ和食の良さ、日本古来の習慣・風習を継承していきたいと思います。 またお子様達に食に興味を持ってもらうために、毎週1回幼児クラス対象に栄養指導を行 なっています。主に旬の食材などを見せ、触れさせ、五感の発達や身体への役割を理解で きるように工夫していきたいと思います。
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