103《7期生のスタート Lead!》 - 神奈川県立平塚中等教育学校|HOME

平塚中等教育学校
校長室の窓から 2015年(平成27年)4月13日
vol.103
野に、山に、春の光がふりそそぎ、咲きほこる桜が風に舞う季節となりました。
今日、私たち 160 名は、神奈川県立平塚中等教育学校の第7期生として、入学式を迎えることができまし
た。今、私たちの胸には・・・。
(第7回入学式 新入生代表の言葉の冒頭
新入生代表 松井さん)
4月7日(火)、平塚中等教育学校 第7回入学式が
挙行された。外は少し雨模様だったが、すがすがし
い新入生との出会いの日だった。
12:30受付開始。新入
生・保護者の方々は玄関前
のクラス発表掲示を確認
して校舎入口に向かう。写
真はその様子。新しい学び
舎では、体験すべてが初め
てだ。でも心配はいらない、みんながそうだから。
校長の式辞では、3つのことを新入生に託した。
①一番大切にして欲しいのが「好奇心」。好奇心の
欲張りになって欲しい。だが、チャンスをつかみ取
るだけの器になっていないとその瞬間を見逃してし
まう。②自分のことをもっと知るためにも、一緒に
いる仲間を大切にして欲しい。仲間を大切にすると、
自分に隠れている「個性」を発見するチャンスに巡
り会える。③自分の才能を発見するために必要なこ
とは、「何かを学びたい」という動機だと思う。そ
の学びを価値あるものにするのが、目標と目的を意
識することだ。と、願いと期待を込めた。
衛星をつくるという夢への第一歩をふみだしたい。
平塚中等教育学校に入りたい、と。(途中略)
平塚中等教育学校には、3つのLという教育理念
があります。Live、生きる。Love、慈しむ。Learn、
学ぶ、の3つの頭文字のLをとり、3つのL。私達
7期生は、これにもうひとつのLを加えて、4つの
Lとしたいと思います。Live、生きる。Love、慈し
む。Learn、学ぶ。そして、Lead、導く。お互いが
お互いを導きあい、高めあう。悲しみは分かち合っ
て少なくし、喜びは分かち合って増やしていける、
そんな学年にしていきたいと思っています。
ここまで支えてくださった家族の皆さん、これか
らも私たちの成長をどうぞ見守っていてください。
(後略)■
何と頼もしい新入生の言葉だったろう。お互いを
導き合い、高め会う、新たな“理念”Leadが加わっ
た。まさに切磋琢磨の響きだ。分かち合って、悲し
みは少なくし、喜びは増やしていきたい。仲間との
協調、思いやりに憧れる心が映る、その言葉が新鮮
だった。平塚中等職員は、みんなの意欲、熱意に応
える教育のプロだ。「先生方、6年間よろしくお願
いします」という願いは、しっかり受け止めた。
新入生代表の言葉(松井さん)。冒頭から続く。
今、私たちの胸には、平塚中等教育学校に入学す
るという大きな喜びと、少しの不安があります。新
しく友だちはできるだろうか。学校に早く慣れるこ
とができるだろうか、と。しかし、不安がでてくる
たびに、どうしてこの平塚中等教育学校に入りたか
ったかを自分に問い直しました。
私たちにとって、この平塚中等教育学校はあこが
れでした。なぜなら、この学校には、新しいことに
挑戦できる環境、そして、自分の力を発揮できる場
所があるからです。私たちは今、こうして入学でき
ることに大きな喜びを感じています。
私の将来の夢はJAXAに入り、ロケットや人工衛
星をつくることです。平塚中等教育学校には、「IT
活用」というロボットをつくる、かながわ次世代教
養の授業があります。私は、それを知ったとき、こ
う思いました。その授業を受けて、ロボットや人工
スチューデントメンターや生徒会、2年生代表ク
ラス生徒による校歌紹介で式を結んだ。式後に、新
入生は5つのホームルームクラス(32人)に分かれ
て、担任との出会いが始まった。
平塚中等校長 鈴木 靖
(
)
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