日時: 道徳指導案 2月 13日(水) 5校時 指導者: 江刺 美和 単元(題材)名: 指導目標: 「生きる」 生きている実感を持たせることで,主体的に生きようとする 谷川俊太郎 指導過程 導 入 (5)分 場所: 【 2年5組教室 】 心情を育む。 生徒の学習活動 内容項目3―(1) 予想される生徒の反応 1“生きる”という言葉に 留意点 ・本時の題材に興味・ 関心を持たせる。 ・命を大切にすること 関心を持たせるため, 「 “生きる”ってどういうこ ・生活をすること 答えられなくてもい とだと思いますか。 」 ・食べること い。 「今日は,皆さんと一緒に ・寝ること “生きる”ことについて考 ・人生を送ること えていきたいと思います。 」 展 開 (40)分 2「生きる」を読む。 ・声のトーンを高くし 「皆さんと一緒に読みたい て範読する。 詩があります。谷川俊太郎 さんの『生きる』という詩 です。 」 (教師範読) 「 『生きる』の詩の中で,共 ・「共感」の意味を確 感する部分にペンでマーカ 認する。 ーをしてください。そして, ・泣けるということ なぜ共感するのか,その理 生きているから涙も出てくると思うか 由をプリントの余白に書い ら。 て下さい。 」 ・笑えるということ 自分も友達といて笑っている時に生き 3.考えを交流する。 ていると感じるから。 ・教師と発表生徒との 「それでは発表してもらい ・のどが渇くということ やり取りだけに終始 ます。共感した部分と,そ 部活動の後に水を飲むととてもおいし の理由を発表してくださ くて生きていると感じる。 い。 」 ・兵士が傷つくということ ・同じ部分に共感していて もその理由は様々であるこ とに気づかせる。 せず,生徒間の横のつ ながりも持たせる。 自分は幸せに生きていると感じるから。 ・教師は“生きている ・ぶらんこがゆれているということ 小さい頃を思い出すから。 4.自分が“生きている” 実感”は人によって違 うことを確認する。 ・生徒から出た意見に と感じる瞬間を振り返る。 【予想される分類項目】 共通点があれば分類 「それでは,皆さんはどん ・感情(感動) していく。 な時に自分が『生きている』 ・日常 と感じますか。感じる瞬間 とその理由をワークシート ・努力 ・部活動を通して,苦 しくても頑張れるこ ①に記入してください。 」 とに注目させる。 (書き終わるのを待ち,指名 発表) 終 結 (5)分 5.教師が願いを話す。 ・前向きな気持ちで頑 「辛いことがあっても,一 張ることができるよ 生懸命に取り組んでいる うに教師の願いを話 時,夢中になっている時が す。 “生きる”ことにつながり ます。だからこそ,いま一 分一秒を大事にして生きて いって欲しいと思っていま す。 」 6.授業を振り返る。 ・「いま」という時間を大切にしていきた 「今日の授業を通して感じ い。 たことや考えたことをワー ・後悔をしないよう,全うな人生を送る。 クシート②に記入してくだ ・努力を惜しまない。 さい。 」 ○ 何 か に 悩 ん で い る 時 ・ 達 成 感 感情 ○ や り が い を 感 じ た と き 頑 張 れ る ・ 辛 い こ と が あ っ て も ・ 好 き だ か ら 努力 ○ ス ポ ー ツ を し て い る 時 ○ 体 が 痛 い ○ 朝 起 き た と き 日常 例 ○ お い し い も の を 食 べ る 《 生 き て い る と 感 じ る 瞬 間 》 → 懐 か し い ・ ふ っ と 或 る メ ロ デ ィ 思 ー い を 出 す → 身 体 が 機 能 し て い る ・ そ れ は の ど が 渇 く と い う こ と → 感 情 が あ る ・ 泣 け る と い う こ と → 生 命 の 誕 生 → 生 き る こ と の ス タ ー ト 例 ・ い ま ど こ か で 産 声 が あ が る 《 共 感 で き る フ レ ー ズ 》 『 生 き る 』
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