学校評価 - 静岡市立清水袖師中学校

平成26年度
学校評価書
学校(園)名:静岡市立清水袖師中学校
Ⅰ
1
経営の重点に関わること
自己
評価
学校教育目標: 自立をめざす生徒
2
重点目標:
『主体性』と『た
くましさ』
(1)
学ぶ環境づくり
担当
校長
(2)
授業の充実
担当
校長
(3)
信頼される学
校・学級づくり
担当
学校は、安定感・安心感のある学級・学校づくりに努め、生徒一人一人が
のびのびと活動し、互いに高め合える学習環境を整えた。
【アンケート】%は肯定的回答
生 徒:Q1 学校は楽しいと思う。83.2%(肯定的回答95%以上を目指
す)
Q2 決まりを守り、けじめのある生活をしている。80.1%(肯定
的回答90%以上を目指す。
)
保護者:Q1 子どもは学校に楽しく元気に登校していた。93.1%(肯定的回
答95%以上を目指す。
)
【学校説明】
全体としては、良い学習環境になっていると考える。今後、個々に目を向け、それ
ぞれに対応したきめ細やかな指導が必要になる。また、規範意識はやや下がりつつあ
る傾向を感じる。
① 学校は、生徒が基礎・基本を身につけ、かかわることを通して、「分かっ
た」
「できた」と実感のできる楽しい授業を研究し、実践した。
【アンケート】
生 徒:Q3 基礎的な事柄を理解でき、わかりやすい授業だった。82.0%(肯
定的回答85%以上を目指す。
)
保護者:Q2 子どもは学校の授業はわかりやすいと言っている。66.5%(肯
定的回答75%以上を目指す。
)
学校関係者評価委員会から
①
B
B
【学校説明】
学力については、学年ごとの特徴により推移するが、この2年間は高い水準を保っ
ている。さらに楽しくわかる授業の推進が必要である。また、授業公開も積極的に行
っていきたい。
① 学校は、生徒、保護者及び地域から信頼され、また期待される学校の実現
に努め、指導の質の向上を図った。
【アンケート】
保護者:Q3 子どもの指導について、担任や学年、学校と連携がとれた。
75.8%(肯定的回答80%以上を目指す。
)
A
校長
1
B
・ 過去に学校の悪い噂があると、噂が残
るので、昔の評判を引きずってしまうこ
とがある。
・ 学校の評価は、成績、進路の実績で評
価されてしまう。
・ 今、袖師中は良いんだと言うことをア
ピールして欲しい。
・ 今、袖師中の生徒は授業中出歩いてい
る生徒がいないことを伝えると、他中学
の保護者から驚かれる。
B
A
・
もう少し学校を公開して良いと思う。
学校は敷居が高い。有事の(被災した)
時に、トイレはどこにあるとかがわかる
くらいに普段から出入りができると良
い。
【学校説明】
防災教育、地域行事等、生徒の積極的な参加がみられ、今後、一層の連携が期待で
きる。
(4)
学年経営の充実
担当
学年主任
・ 1年目標の『めあて』は、より具体的
なものを考えても良かった。
①
学校は、学年ごとに生徒の実態を捉え、適切な目標を定め、1人ひとり
をのばすための具体策を実行した。
学年目標 1年「
『めあてをもって集中して取り組み、思いやりのある言動が 1年B
とれる生徒』の育成」
2年B
2年「気づき、考え、実行する生徒」
3年「周りの人々に誠実に、感謝の気持ちをもって行動すること 3年A
ができる生徒の育成。」「自分と仲間を大切にし、目標を高
くもって向上しようとする学年集団をめざす。
」
【学校説明】
1 年 学校行事、学年行事では団結して頑張って取り組む生徒が多々見られた。学習面、
生活面等では改善したいところを生徒同士でお互いに出し合った。特に忘れ物(提出
物、持ち物、宿題等)が多く出された。その対策を考えることで意識を高めることが
できた。今後も、規範意識を含めた改善に向けて継続して取り組む姿勢をさらに高め
ていきたい。
2年 学年全体としては、落ち着いて学校生活を送っている。生徒会活動や部活動で校内
の中心となりリーダーとしての自覚が芽生えてきた。学校生活の楽しさや行事への
取り組み、規範意識の点で昨年度よりも1,2のポイントが下がっているので自己
評価をBとした。
3年 生徒は自分なりの目標に向かって、精一杯努力をし、友達や下級生の立場になり考
えて行動することができるようになってきた。感謝の気持ちを言葉や態度で表すこと
には課題が残る。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
各学年が、常に重点目標を念頭に置いて、それぞれ教育活動を推進していくことができる具体的な目標を設定して教育活動に取り組む。また、規範意
識の低下傾向に対しては、日常の指導に加え、行事を機会として自浄能力のある集団の育成に努める。
1年B
2年B
3年A
2
Ⅱ
各指導部・領域に関わること
大項目
中項目
(1)確かな学力の定
着
【市共通項目1】
担当
(学習:伊澤、
教務)
(2)道徳教育の充実
【市共通項目 2】
担当
(道徳:加藤)
自己
評価
評価指標
学校は、基礎・基本の定着と自ら考え学ぶ力を育てることに努めた。
対策 ア 基礎学力テスト年6回の実施とその学習時間を確保する。
イ 年間を通して朝読書を実施する。
ウ チャイム着席を守ることや、聴く態度を意識させる。
エ 学習内容定着のために、放課後などを利用して学習支援を行ったり、家
庭学習のやり方を支援したりする。
オ 生徒が自分の考えや思いを表現できる場を増やす。
学校関係者評価委員会から
①
・ 学習面での生徒の頑張りが見ら
れるので、評価はAで良いと思
う。
B
【アンケート】
生 徒:Q4 基礎学力テストに合格するように努力した。78.6%(肯定的回答90%
以上を目指す。
)
Q5 本を10冊以上読んだ。45.3%(肯定的回答80%以上を目指す。
)
Q6 授業中ではチャイム着席を守り、先生や生徒の話をよく聴いた。91.9%
(肯定的回答90%以上を目指す。
)
保護者:Q4 前年度より家庭学習の時間が増えた。69.8%(肯定的回答70%以上
を目指す。
)
Q5 子どもは学校の授業に前向きに取り組んでいるようだ。80.5%(肯定
的回答75%以上を目指す。
)
A
【学校説明】
・基礎学力テストへの取組、授業の小テストや家庭学習の宿題などにより、基礎基本の定着
に努めた。基礎学力テストでは85%を超える生徒が合格しているが、1年生は上級生に
比べて意識や合格率が低い。
・読書の状況は昨年度とほぼ同じ結果だった。図書室の利用は多く、朝読書もよい雰囲気で
取り組むことができている。読書量には個人差が大きい。
・学習委員会の取り組みの成果もあり、学習のマナーを意識して落ち着いた環境で授業がで
きている。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
・今後も生徒全員が学習に主体的に取り組めるように、学習のマナーを守ることと、授業評価をその後に生かしていくことをめざし、学習委員
の活動を活発化させたい。
・基礎学力テストを継続し、家庭学習で繰り返し練習する指導や、学校での事前学習を徹底し、努力の成果を実感させたり、達成感を持たせる。
・日頃の家庭学習のやり方や、テスト勉強の方法などを指導し、家庭学習の充実をめざす。
① 学校は、思いやりの心をもち、自他を大切にする生徒の育成に努めた。
・学校側の評価を尊重する。
対策 ア 年間指導計画に沿って、道徳の授業を行う。
イ 日常の営みを道徳の時間に振り返らせる。
ゥ 道徳の授業以外の日常の生活指導を家庭と連携させながら行い、常識的
なことがわかるように指導する。
【アンケート】
生 徒:Q7 友達の良さを認めることができた。90.1%(肯定的回答95%以上を
目指す。
)
保護者:Q6 子どもは思いやりの心が育まれていると思う。86.9%(肯定的回答9
5%以上を目指す。
)
B
3
B
【学校説明】
・対策アイウについて実践することができた。また、読み聞かせボランティアの実施により、
情操教育について取り組むことができた。
・体育祭や合唱祭等の学校行事に見られる生徒間のまとまりを考えると、数字に表れていな
い相互のおもいやりに対しての良い状態がある。しかし、生徒にそれが自覚できていない
と思われる。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
今後も思いやりの心をもち、自他を大切にする生徒の育成に努める。生徒及び保護者アンケートの数値目標については、再検討する。
(3)特別活動の充実
【市共通項目 3】
担当
(特活:杉山)
① 生徒は、集団の一員としての自覚と責任をもち、意欲的に活動するように努めた。
対策 ア 生徒集会、中央委員会、各専門委員会を通して、生徒に活動の目的や結
果、評価を伝える働きかけを繰り返し行う。
イ 事前指導を丁寧に行い、本番では生徒を前面に出す
ウ 学年、学級、部活動など、各集団の目標や約束を共通理解させる。
【アンケート】
生 徒:Q8 積極的に学級・生徒会活動・部活動に参加した。75.9%(肯定的回答
80%以上を目指す。
)
Q9 集団の一員として、係活動や行事等で集団に貢献することができた。
87.0%(肯定的回答75%以上を目指す。
)
保護者:Q7 子どもは学校での活動に意欲的に参加していた。90.6%(肯定的回答
80%以上を目指す。
)
Q8 子どもは行事を楽しみにしている様子が見られた。89.8%(肯定的回
答75%以上を目指す。
)
【学校説明】
生徒の自己評価は約 76%と低いめだが、生徒会活動への状況はとても良い。行事への取り組
み、学級活動、生徒会活動、部活動に対する生徒の姿勢から、
『活力』や『活気』を感じる。日々
の係の仕事などにもしっかり取り組む生徒が多い。
数値目標もおおむね目標を達成している。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
・ 生徒アンケートQ9の肯定的回
答75%を目指すというのは目
標設定が低いと思う。
A
A
ここ数年の傾向を見ると、目標を 80%以上に設定した方が現状に即していると考えられる。来年度は修正していく。
2
生徒指導
(1)一人一人を大切
にした指導
【市共通項目 4】
担当
(生活:
竹内)
①
学校は、生徒の思いやりと主体性を育てることに努めた。
対策 ア 各指導部間の連携を密にし、様々な活動を教師主体の運営からより生徒
主体の運営へと変えていくことで、生徒のたくましさを育成し、積極的な
生徒指導を心がける。
イ ステージ制を導入し、短期目標に向けて学校全体で取り組む。
ウ 良さや成果を認めるとともに、いけないことは毅然とした態度で指導す
る。
エ 語る会で、個々の生徒の成長を確認し合う。
オ 適切に教育相談を行い、生徒理解に努める。
4
B
B
・ 悩み事に関する肯定的回答の割
合が低いことが心配である。
【アンケート】
生 徒:Q2 決まりを守り、けじめのある生活をしていた。80.1%(肯定
的回答90%以上を目指す。
)
Q10 悩み事があるときは相談できる人がいた。68.7%(肯定的
回答80%以上を目指す。
)
保護者: Q9 子どもはけじめのある生活(時間・服装・言動等)ができ
ていた。79.7%(肯定的回答80%以上を目指す。
)
Q10 子どもに悩み事などがあったときは学校と連携をとりなが
ら指導した。54.2%(肯定的回答80%以上を目指す。
)
【学校説明】
・目標の90%には届かなかったが、良さを認め、いけないことを毅然とした態度で指導す
ることで、比較的落ち着いた生活が送れた。
・ステージ制を導入したことで、生徒と教員が共通の目標を意識し生活することができた。
・教育相談や悩みアンケート等を利用して、担任を中心に、生徒の悩みに素早く対応できた。
また、それでも解決しない場合は、生徒指導主事やスクールカウンセラー等の協力を得て、
組織的な対応ができた。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
・年間2回の教育相談期間を充実させていく。
・年3回の悩み事アンケートを実施し、悩み事に関しては100%の対応を継続していく。
3
進路指導
(1) 進 路 指 導 の 充
実
担当
①
学校は、将来の展望をもって、自己の生き方を主体的に追求できる生徒の育成に 8
努めた。
対策 ア 年間指導計画に沿って、指導をする。
イ 職場体験を中心にキャリア教育を通し、自分に何が身についたのか振り返
らせ、将来の展望につなげる。
(進路指導:富 【アンケート】
田)
生 徒:Q11 自分の進路を真剣に考えた。74.5%(肯定的回答 1,2年70%以
・学校側の評価を尊重する。
B
上、3年95%以上を目指す。
)
保護者:Q11 進路に関する学習が行われたとき、親子でも進路について話し合っ
た。全校 81.3% 1年 57.6% 2年 86.3% 3年 96.5%(肯定的回答
1,2年70%以上、3年95%以上を目指す。
)
【学校説明】
職業調べ、職場体験、職業講話や高校説明会などの活動を経ていくことで、生徒・保護者
とも学年に応じた進路に対する主体的な構えができている。1年生の肯定的回答の割合を高
めたい。
B
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
3年間、さらには将来を見通した長期の進路計画を1年生の時から意図的・継続的に指導していくようにする。
5
4
安全管理・指導
(1)学校安全システ
ムの構築
【市共通項目 5】
①
学校は、生徒の防災・防犯意識を高めるように指導した。
対策
担当
(安全防災指
導:富田、
教頭)
ア
防災・防犯訓練を年間3回実施する。
イ
ウ
地域防災訓練に、役割意識をもって参加する。
学級活動や道徳などの時間を使い、防災防犯意識を高める。
9
B
【アンケート】
生 徒:Q13 防災訓練に真剣に参加し、被災時の約束事を理解していた。81.2%(肯
定的回答80%以上を目指す。
)
保護者:Q12 家庭で防災・防犯について話し合った。71.0%(肯定的回答80%以
上を目指す。
)
Q13 家庭で被災時の約束事について話し合った。64.6%(肯定的回答9
0%以上を目指す。
)
A
・ 地域防災訓練への積極的参加が
あり、素晴らしかった。ただし、
家庭にもっと情報を頂けると有
難かった。
・ 防災については、いざというと
きの戦力は中学生である。
【学校説明】
防災訓練や地域防災訓練への積極的な参加が見られ、地域防災訓練への参加率は 93%だ
った(昨年度 57%)。今年度から生徒の自主防災組織をつくったことで、防災意識の高まりや
地域とのつながりが見られた。反面、家庭との連携に課題が残った。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
家庭と連携した防災教育を計画している。学校だよりやPTA理事会等を通じて、生徒自主防災組織のねらいや活動内容等について知らせ
ていくようにしたい。
5
保健管理・指導
(1)健康教育の充実
【市共通項目 6】
担当
①
学校は、自他の生命を大切にし、健康で安全な生活を自ら実践できる生徒を育成 10
するよう努めた。
対策 ア 学校生活全体を通して健康観察を行い、生徒の健康状態を把握する。
イ 学校保健委員会や心の健康教育、性に関する指導、薬学講座等を計画的
ウ
(保健:成岡)
に行い、個に生かす保健活動や健康教育を推進する。
保護者、養護教諭、担任、生徒指導主事、カウンセラーの連携を密にす
る。
【アンケート】
生 徒:Q13 自分の健康に気をつけ、落ち着いた生活をした。85.4%(肯定的回答
90%以上を目指す。
)
保護者:Q14 子どもは自分なりに健康管理に気をつけていた。78.0%(肯定的回答
80%以上を目指す。
)
A
【学校説明】
・日常の健康観察を確実に行うことが、保健指導につながり、生徒も落ち着いた生活が送れ
ている。
・生徒の実態に合わせて学校保健委員会や薬学講座の内容を設定し実践することができた。
・スクールカウンセラーや教育相談員との連携が十分になされ、生徒の支援に生かされてい
る。
・夏季には、その日の気温や湿度などから判断し、生徒に適切に水分補給を促したり、グラ
ウンドへの散水、体育祭での生徒応援席へのテント設置等、多くの対策を行い、熱中症を
未然に防ぐことができた。
6
・学校側の評価を尊重する。
A
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
・今年度も継続してきた、日常の健康観察を確実に行う。
・病気、怪我が発生する前の事前の対策をより強化していく。
・委員会活動を通して各クラスに呼びかけていくことで、生徒の意識を高めていく。
6
特別支援教育
(1)学校の実態に応
じた校内支援体制
づくりの推進
【市共通項目 7】
担当
(生徒指導:
竹内)
① 学校は、特別な支援が必要な生徒に適切に対応した。
11
対策 ア 保護者、養護教諭、担任、生徒指導主事、特別支援教育コーディネータ
ー、カウンセラーなどの連携を密にする。
イ 特別な支援が必要な生徒に対し、適切な支援計画を作成し対応する。
A
【学校説明】
・学校外の関係機関と連携をうまくとり、ケースネット会議を開くなど、適切に対応するこ
とができた。
・情報交換会などで、定期的に様子を確認し、連携することができた。
A
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
・来年度も定期的な情報交換会を実施し、素早く対応できる学校体制を維持、継続していく。
7
組織運営
(1)組織・運営の改
善
【市共通項目 8】
担当
教頭
①
学校は、組織の簡略化と効率化を図った。
12
B
【学校説明】
本年度1年生の学級数が2学級になったことに伴い、教員数が2減となった。そのため、
昨年度より分掌を減らした。しかし、それでも複数の分掌を担当する教員や免許外の教科を
担当する教員が増えてしまった。
・学校側の評価を尊重する。
B
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
H27 年度も教員数が今年度と同数であるため、今年度の反省を活かした意図的な組織の簡略化と効率化を図りたい。
7
8
研修
(1)研修体制の充実
【市共通項目 9】
担当
(研修:久保)
①
教師は、授業や単元の中で生徒が自分の考えをもち、それを表現したくなるよう 13
なてだてを工夫した。
対策 ア 授業構想を工夫する。
イ 学習活動、表現活動を工夫する。
ウ 研修を日常化する。
エ 小中連携を推進する。
【研修部アンケート】
1 授業はよくわかりますか。
2 授業は楽しいですか。
3 その時間の目標を理解して授業に取り組むことができましたか。
4 授業の中で自分の考えをもつことができましたか。
5 授業の中で自分の考えをすすんで書いたり、発表したりすることができまし
たか。
6 その時間で分かったこと、学んだことをノートやプリント、自己評価カード
に書くことができましたか。
B
・学校側の評価を尊重する。
B
【学校説明】
今年度から、新しい研修テーマに取り組んでいる。職員にアンケートをとった結果、テー
マに即した授業を心掛けたものの、生徒の表れに課題を感じている先生が多かった。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
・生徒が自然と考えたくなったり、考えを伝えたくなったりするように、課題の内容や提示する方法などを工夫する。
・自分の考えをもち、小グループで意見交換し、全体で発表するという流れを、すべての教科で統一する。
9
保護者・地域住民
等との連携
(1)信頼される学校
づくりの推進
【市共通項目10】
担当
教頭
①
学校は、家庭・地域と連携した開かれた学校づくりを目指し、情報の発信・受信 14
機能を高めるように努めた。
対策 ア 学校だよりや学年だよりを定期的に配付する。
・ 青少年健全育成パレードの協力
イ ホームページを充実させる。
が有難かった。
ウ 授業参観、保護者会、学校公開や面談等を計画的に実施する。
【アンケート】
・ 学校応援団活動(外部学習ボラ
生 徒:Q14 PTA活動および袖師地区の諸行事に積極的に参加した。74.4%(肯
ンティア活動)について、袖師生
定的回答75%以上を目指す。
)
涯学習交流館をいつでも使って
保護者:Q15 子どもがPTA活動および袖師地区の諸行事に積極的に参加した。
下さい。
86.6%(肯定的回答75%以上を目指す。
)
【学校説明】
学校だよりは、地区の文書配付日にあわせるため、配付日を変更した。学校ホームページ
は、昨年度の反省から定期的に更新した。保護者が来校する行事は計画的に実施することが
できた。
アンケート結果が良好なのは、学校からの情報発信が十分に機能したことが一因であると
考えられ、PTA奉仕活動やPTAバルーンバレー、青少年育成パレードや地域防災訓練な
どの周知徹底が、参加者多数という成果として表れた。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
来年度は、単なる情報の発信ではなく、保護者や地域住民への啓発を意識した内容を盛り込んでいきたい。
A
A
8
10
施設設備
(1)学習環境にふさ
わしい安全な施設
管理
①
・学校側の評価を尊重する。
学校は、学校内が安心・安全な学習環境になるように、施設の管理・整備に努め
A
た。
対策
ア 毎月安全点検活動を行い、問題箇所の対策を速やかにとる。
イ 生徒の安心・安全を最優先に、必要な施設、設備を計画的に整備する。
担当
【学校説明】
(安全:富田、 定期的に安全点検を実施することで、問題箇所を早期発見でき、学校施設課と連携して迅
教頭)
速な対応ができている。
物的な環境だけでなく、人的な環境も整えるため、学習ボランティアや読み聞かせボラン
ティア、部活動指導員などの外部人材を活用した。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
今後も安全点検を確実に行い、問題箇所の早期発見に努めたい。また、生徒の生命、安全を最優先に考え、よりよい学習環境を提供してい
きたい。
A
学校から 経営のまとめ
学校関係者評価委員会まとめ
1
学校から 経営のまとめ(成果と課題)
保護者、地域の方々の協力をいただきながら、落ち着いた学習環境のもと、生活、学習の両面において良好
な状態、結果を実現できました。防災教育の推進や青少年健全育成活動への参加を通して地域との連携がより
強まったと手応えを感じることができた一年でもありました。
全体としては充実の一年といえますが、個々の生徒に目を向ければ、様々な課題や悩みを抱えています。一
人ひとりに対応したよりきめ細やかな対応、指導に努めていきます。教科指導においては、よりわかりやすい、
より楽しい授業実践に努めます。
2
学校関係者評価の意見を受けて(改善策)
学校のようすを知る方々には、今、袖師中学校が大変良好な状態にあることをご理解頂いて大変嬉しく思い
ます。そのことを、学校公開、各種たより、HP等で、より広くアピールしていきます。学校公開の一環とし
て、平成27年度は11月に学校公開週間を設定し、保護者、地域の方々に、学校に足を運び、学校のようす
をより知っていただこうと計画しています。また、防災教育においては、「有事における家庭での約束事の設
定の指導」等により、家庭との連携を強化する活動を取り入れていきます。
9
学校全体が落ち着いていて、学習面で
も頑張りが見られる。他地域(他学区)
の方々は、袖師中が良いことを知らない
ので、もっとアピールして欲しい。学校
は敷居が高い。もう少し学校を公開して
良いと思う。
地域防災訓練への中学生の積極的参加
があり、素晴らしかった。また、青少年
健全育成活動への参加もありがたかっ
た。ただし、防災教育活動については、
家庭への情報提供を強化して欲しい。