浜松東警察署協議会議事録 浜松東警察署協議会議事録 ○ 日 時 平成 27 年7月 15 日(水) 午後1 午後1時 30 分から午後 から午後3 午後3時 10 分 ○ 会 場 浜松東警察署 浜松東警察署 4階講堂 ○ 出席者 委 員(13 人中 12 人出席) 出席) 会長 長谷川睦子 委員 村木宏枝 太田尚吾 竹内良雄 今村久雄 海野倬至 小池祥之 清水はる 清水はる子 はる子 大谷正敏 吉田菊代 塚本容子 山本久之 警察署 署 長 副署長 刑事官 刑事官 地域官 地域官 交通官 警務課長 会計課 会計課主幹 地域課長 刑事第一課長 刑事第二課長 交通第一課長 交通第一課長 交通第二課長 警備課長 警務係長 警務係長 生活安全係長 1 前期業務推進結果( 前期業務推進結果(4月~6月) (1) 報告概要 高齢者と 高齢者と通学児童の 通学児童の交通事故抑止 交通事故抑止対策 抑止対策と 対策と乗り物盗等の 盗等の防止対策 ○ 高齢者と 高齢者と通学児童の 通学児童の交通事故抑止対策 ・ 県内と管内の交通事故発生状況 ・ 管内の交通死亡事故と交通事故の特徴 ・ 交通安全広報 ・ 交通安全教育 ・ 横断歩道の新設と積志、飯田地区「ゾーン 30」の整備予定 ・ 速度取締指針の説明と速度取締り重点路線(浜松環状線、国道一号線) ○ 乗り物盗等の 物盗等の防止対策 ・ 県内と管内の刑法犯認知件数(暫定値) ・ JR、遠州鉄道の駅、ショッピングモールでの自転車盗被害防止広報活動 ・ 広報紙の発行 ・ 職務質問による検挙状況 (2 (2) 委員からの 委員からの要望 からの要望・ 要望・意見( 意見(○~委員、 委員、※~警察) 警察) ○ 警察が作る広報チラシは、高齢者が読むにしては少し難しい感じがする。 もう少し内容を簡単にして、字を大きくすれば高齢者にもっと読まれるもの が出来るのではないか。 ※ 今後、高齢者向けの広報チラシの内容、文字については、意見のとおり作成 する。 ○ シニアクラブに入会していない独居高齢者に対する「配食業者と協働した安 全広報」は良い対策だと思う。 独居高齢者の数は地区の民生委員が把握しているので、今後もこのような独 自の取組みで、高齢者の交通事故を減らしていって欲しい。 ※ 今後も地区の民生委員等と情報交換を行い、同様の施策を継続していく。 ○ 管轄する三区のうち、東区の交通事故件数が多いことが分かったが、その原 因がどこにあるか教えて欲しい。 ※ 統計を見ると事故の場所は交差点が非常に多い。 また、時間的には朝と夕方の通勤帰宅時間帯が多い。 これは、郊外の企業に通勤する方が多いためだと思われるので、企業に対す る交通事故防止講話等も積極的に開催していく。 ○ 自転車盗の発生が半年間で 120 件を超えているが、窃盗犯人としての検挙が 数人とやや少ない感じがする。その理由を教えて欲しい。 ※ 刑法犯認知総件数の約3割を自転車盗が占めているが、その動機が職業的目 的で転売するというより、近くへの足として使用するためにというものが多い。 そして、盗んだ後にすぐ放置してしまうことから、そのタイミングで警察官 が職務質問するのも難しいため検挙人数が少ない。 ○ 警察では地域安全推進員と協働で駅や学校、大型ショッピングモール等での 自転車盗防止活動、会合や講習会等での防犯活動等様々な乗り物盗防止活動を 行ったことが分かった。 また、交番員やパトカーが職務質問で、占有離脱物横領の犯人を捕まえてい るとのことで、今後も色々な取組みや広報、職務質問に力を注ぎ、乗り物盗の 防止、検挙に努めて欲しい。 ○ 振り込め詐欺が多く発生しているが、これには必ず電話が使われるので、高 齢者宅の電話に広報ステッカーを貼ってもらうという方法はどうか。 また、交番の警察官が巡回連絡に来ると貼っていく訪問票シールが小さいと いう意見もある。 ※ 広報ステッカー、訪問票シール等の意見に関して検討する。 ○ 身内に対して振り込め詐欺の電話が掛かってきたが、おかしいとは思いなが らも一人暮らしの寂しさから聞いてしまったようだ。 幸い被害に遭わなかったが、高齢者の寂しさにつけ込む卑劣な詐欺である。 詐欺電話と思われる電話は一度切って、今まで使っていた携帯電話への掛け 直しの啓発が有効だと思われる。 また、犯人は「医者から、声がおかしいのは咽頭がんかも知れない言われた。」 と言っていたとのことで、有名歌手が咽頭がんで声を失ったというタイムリー な話題も盛り込んできており、犯人の上を行かなければ騙されてしまうと思っ た。 2 次期業務運営重点について 次期業務運営重点について( について(7月~9月) (1) (1)諮問事項 ~夏季における 夏季における高齢者 における高齢者の 高齢者の交通事故抑止 交通事故抑止対策 抑止対策と 対策と少年非行防止 少年非行防止対策 防止対策~ 対策~ 1点目 夏季における 夏季における高齢者 における高齢者の 高齢者の交通事故抑止対策 6月末の当署の人身事故件数は昨年同期と比べ 7.4 パーセント、負傷者数は 6.6 パーセント減ったが、死者数は2人から3人と増加した。 なかでも、高齢者が関連する人身交通事故は 2.8 パーセント増加し、負傷者 は減っているものの、事故死者の3人全員が高齢歩行者であり、高齢者関連の 交通事故抑止が喫緊の課題となっている。 また、夏の行楽期を迎え県内外の通過交通が増加し、花火大会や盆踊り等夕 暮れから夜間の外出が増えることから、死亡事故に繋がる割合が高い高齢歩行 者を交通事故から守ることを最重点として、次の対策について諮問する。 1 管内の 管内の高齢者事故発生状況 高齢者事故発生状況を 事故発生状況を踏まえた交通指導取締 まえた交通指導取締りの 交通指導取締りの強化 りの強化 2 高齢者に 高齢者に対する安全教育 する安全教育の 安全教育の推進 3 「高齢者を 高齢者を守る2・2・3(ふじさん) ふじさん)運動」 運動」の推進継続 2点目 少年非行防止対策 当署の昨年の少年補導人数は、昨年と比べわずかに減少しているものの県下 で3番目に多い補導数であり、更に管内の青少年総人口に占める非行少年の割 合は県下で4番目に高いという状況である。 また、1年を通じて最も少年非行数が多いのがこの時期で全体の3割を占め ている。 これから夏休みを迎えるこの時期、少年の健全な育成を図り、少年非行を防 止することに重点を置いた次の対策について諮問する。 1 少年防犯関連団体等と 少年防犯関連団体等と連携した 連携した少年 した少年への 少年への声 への声掛け、補導活動、 補導活動、風俗営業所等へ 風俗営業所等へ の立ち入りの実施 りの実施 2 少年が 少年が集まる場所 まる場所に 場所に対するパトロール するパトロール等 パトロール等の強化と 強化と少年補導活動 少年補導活動の 活動の強化 (2) (2)委員からの 委員からの要望 からの要望・ 要望・意見( 意見(○~委員、 委員、※~警察) 警察) ○ 隣県の神奈川、愛知で少年による河川敷での殺人事件等が発生している。 浜松東警察署の管内にも天竜川があり、河川敷に若者が集まっていることが ある。 このような世の中の現状から、天竜川河川敷のパトロールの強化を併せてお 願いしたい。 ※ 意見のとおり、天竜川河川敷のパトロールを強化する。 (3) 答申 ア 夏季における 夏季における高齢者 における高齢者の 高齢者の交通事故抑止対策について 交通事故抑止対策について ・ 高齢者の交通事故発生件数が増えていること ・ 交通死亡事故で亡くなった3人全てが高齢歩行者であること ・ 夏季の行楽期は県内外からの通過交通が増加し、花火や盆踊りなど夕 暮れから夜間の外出が増えること から高齢者、特に高齢歩行者の交通事故抑止に重点をおいた活動を推進され たい。 イ 少年非行防止対策について 少年非行防止対策について ・ 昨年の少年補導人数が県下で3番目に多かったこと ・ 1年を通じて最も少年非行数が多いのがこの時期で、全体の3割を占 めていること ・ 各地で河川敷での少年事件が発生していること から、夏季の少年非行防止対策に重点をおいた活動を推進されたい。 3 その他意見 その他意見・ 他意見・要望 意見、要望等なし。
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