藤枝警察署協議会議事録 ○ 日 時 ○ 会 場 ○ 出席者 平成 27 年 12 月 10 日(木) 午後1時 30 分から午後3時 00 分 藤枝警察署第一会議室 委 員(11 人中 10 人出席) 会長 青嶋 清 副会長 小林 正敏 委員 中田 久男 小杉 伊知郎 松浦 雪路 佐野 千賀子 豊泉 奈津 望月 志郎 中川 三枝子 亀澤 知佳子 警察署 署 長 副署長 警務課長 刑事課長 会計課長 交通係長 生活安全課長 警備課長 1 前期(8月~11 月)業務推進結果 (1) 報告概要 ア 夕暮れ時(どき)の交通事故削減対策の推進 ○ 夕暮れ時(どき)のパトカーによるレッドパトロール作戦の実施 ○ 各交番(7か所)の夕暮れ・立番時のピカッと作戦の実施 ○ 高齢者(65 歳以上)宅の全世帯訪問の実施 ○ 自発光式反射材の着用推進 ○ ○ 早めのライトオンの実践促進 小学生に対する自転車免許講習の実施 イ 自転車盗難対策の推進~施錠率の向上 ○ 防犯キャンペーンの実施 ○ 学校対策の実施 ○ お守り作戦の実施 ○ 大型店舗の駐輪場防犯診断の実施 ○ 各種媒体による広報の実施 ウ 「迷惑電話チェッカー」の運用状況と継続実施について ○ 迷惑防止チェッカーの啓発活動の実施 ○ (2) 平成 28 年 10 月まで、無料期間の啓発活動の継続実施 委員からの要望・意見(○~委員、※~警察) ○ 小学生に対して行っている自転車免許講習は高齢者に対して実施できな いのか。 ※ 高齢者に対する自転車講習は殆ど行っていない。 高齢者は身体能力が落ちてきていることもあり講習中の事故や怪我を考 えると難しいのが現状である。 ○ 自転車を運転する高齢者は、車両を運転しているという意識が薄いように 感じが何か指導をしているのか。 ※ 高齢者講習の中で自転車の法改正について解説を行っている。第一起因者 となる事故も多く、事故原因は一時停止無視が多い。自転車免許講習制度に より、市内でも約 15 人が危険運転者として扱われている。 ○ 自転車盗難の施錠率は被害申告に基づいたものである統計なのか。駅周辺 の都市開発事業により長期的な運動として警察としても防犯対策に取り組 んでいただきたい。 ※ 藤枝市内は自転車が走行しやすい地形であり、駅に自転車が集まりやす い。今後都市開発で高層の建物の死角が増えやすくなることを考慮して防犯 対策を講じていきたいと考えている。 2 次期業務推進重点 (1) 諮問事項 1点目 総合的な高齢者事故防止対策の推進(12 月~3月) 12 月は例年交通輻輳による事故多発傾向が見られること及び平成 28 年 のスタートにあたり、高齢者対策をさらに推進して、スタートダッシュな らぬ事故発生件数のスロー・スタート化を図り事故件数の総量抑制を定着 化させる。 1 2 3 4 5 6 7 2点目 積極的な街頭活動の推進 高齢者訪問の継続実施 高齢者交通教室・交通安全講話の実施 高齢運転者に対する現場での直接指導・取締りの推進 早めのライトオンの実践促進の継続実施 自発光式反射材の着用促 運転免許自主返納制度の周知及び促進 高齢者による万引き対策の推進(12 月~3月) 最近は、高齢者による万引きが増加しており、原因がいわゆる生活困窮 ではなく、高齢者の社会的孤立が原因となっており、社会問題化している。 1 2 3 4 5 3点目 防犯診断・防犯指導による店舗管理者への直接指導 制服警察官のコンビニや大型店舗への立寄り 職域防犯、フランチャイズ店等を通じた広報の実施 関係機関等の連携 規範意識向上の啓発活動 街頭防犯カメラについて(12 月~3月) 現在、公共空間へ設置されている街頭防犯カメラ台数は9施設 81 台であ り、主に行政機関・商店街・自治会等の駐輪場、商店街、公園等に設置さ れているが、予算不足、防犯カメラに対する抵抗感、設置場所の確保等の 問題点がある。 1 公共空間(道路、公園等)における設置促進 2 大型商業施設駐輪場における設置 4点目 藤枝市民が安全安心に暮らせる警察活動の推進(平成 28 年) 藤枝警察署の管轄区域である藤枝市の市民が、安全かつ安心して暮らせ るための活動を推進する。 1 防犯抑止対策の強化(生活安全課) 2 3 4 5 街頭活動の強化(地域課) 犯罪検挙活動の強化(刑事課) 交通事故防止対策の強化(交通課) 各種災害対策の推進(警備課) (2) 委員からの要望・意見(○~委員、※~警察) ○ 高齢者の事故形態はどのようなものが多いのか。 ※ ペダルの踏み間違い等の単純操作ミスや安全不確認等運転動作の遅れが 主な要因である。 ○ 認知症と診断された場合、免許窓口の対応はどのようになるのか。 ※ 認知症と診断されれば免許更新ができない。家族や周囲からの通報を受け て、自主返納を呼び掛けている。また、徘徊老人の情報から免許所有状況を 確認するなど情報収集をし、対策を講じている。 ○ 独居等で、まわりに見てくれる人のいない認知症高齢者に対する対策をし てはどうか。 ○ 免許の自主返納についてだが、家庭によっては返納してしまうと家族の移 動手段がなくなってしまうこともあり、返納に躊躇う者もいると思う。特典 をさらに充実させれば推進が進むのではないか。返納者本人のみならず、配 偶者にも特典範囲を拡充することはできないか。 ※ あくまで免許所有者に対する返納特典であるから配偶者等への適用はで きない ○ 駅前の違反駐車や客引き等、来訪者から悪いイメージを持たれないよう に、健全な街づくりの一環として取締りを強化してもらいたい。 ※ 繁華街対策については事業者に対する講習を実施したがなかなか改善し ないのが現状である。しかし引き続き指導を強化していく予定である。 (3) 答申等 ア 総合的な高齢者事故防止対策の推進について ・ 独居の認知症高齢者に対する対策 ・ 免許の自主返納にかかる特典の充実 を推進されたい。 イ 高齢者による万引き対策の推進について ・ 店舗に対する指導、啓発 を推進されたい。 ウ 藤枝市民が安全安心に暮らせる警察活動の推進 ・ 藤枝市に悪いイメージを持たれないよう、各種捜査、取締り を推進されたい。
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