高等学校 公民(現代社会)共に生きる社会を目指して 公民(現代社会)共に生きる社会を目指して ●一斉学習 ■生徒実践型・生徒発表型 実践テーマ 高度情報化社会の光と影について調べてまとめる 主に活用したICT機器・コンテンツ等とそのねらい PC(パソコン) ・インターネットなどを活用して統計などの資料を収集し、資料に基づき 分析・考察を行い、PCを活用してレポートにまとめることで、資料活 用の技能を高めるとともに理解を深める。 実物投影機 プロジェクター ・調査や分析・考察の結果をまとめたレポートを、生徒が実物投影機を用い てプレゼンテーションを行うことを通して、表現力を高める。 活用のポイント ・課題の探究に必要な資料の収集・選択を適切に行い、有効に活用して、社会的事象に対する客観的か つ公正なものの見方や考え方の育成と学び方や調べ方の習得を図る。 ・生徒が自ら取り組んだ課題について、研究の目的と方法、考察の過程と結論、参考文献、資料など、 探究した過程や結果を分かりやすくまとめ、表現することができるようにする。 使用教室 本時の展開 学習の流れ 導 入 展 開 まとめ 主な学習活動 情報処理室 ICT機器・教材、コンテンツ等 ・本時の目標を知る。 「インターネットを利用して、高度情報化社会について 調べ、その光と影について考察する」 ・参考となる省庁や公的機関等のウェブページを紹介し、 課題に関連する図表やグラフ等の資料の収集方法や読み 取り方等について説明する。【図1】 ・教科書 ・資料集 ・PC ・省庁等のウェブページ ・ワークシートを基に次の項目について調べる。 ・ワークシート ①高度情報化社会の光 ②高度情報化社会の影 ・PC ・収集した情報から適切な資料を選び出す。 ・関係するウェブページ ・調べたことを整理してレポートにまとめる。【図2】 ・レポート ・分析した結果について自分の考えをレポートにまとめる。・実物投影機 ・レポートを実物投影機で映しながら発表する。【図3】 ・プロジェクター ・他の生徒の発表から気付いたことや学んだことをワーク ・ワークシート シートに記入する。 ・資料の活用方法、レポートのまとめ方、発表の方法の工 ・ワークシート 夫や改善点についてワークシートにまとめる。 ・ワークシートの回収、次回の予告。 図1:資料の収集方法等の説明 図2:PCを活用したレポート作成 図3:実物投影機を活用した発表 生徒の反応・効果 ・生徒は設定した課題について、様々な資料を収集し、適切に選び出し、それを有効に活用しながら客 観的かつ具体的に分析するなど、主体的に探究しようとする態度が見られた。 ・実物投影機、プロジェクターを使いながらレポートを発表することにより、社会的事象の分析や自分 の考えを積極的に伝えようとする態度が育成された。 -5-
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