平成26年度あぜりあ歯科診療所におけるルール

あぜりあ歯科診療所におけるルール
平成 26 年 8 月現在
障害者歯科診療
○ ひとり来所の承諾書は、高校生以上の患者さん全員に記入して頂く。
緊急連絡先は原則として家族とするが、場合によっては家族以外でも良い。
○ 会員の歯科医院からのあぜりあ搬送時の対応については、Dr 同士が連絡を取り合い
治療方針の確認を行った上で診療に当たること。
○ 事前カンファレンスで決定した方針および当日の処置内容を時間内で終わらせ、
次の患者さんを待たせないこと。
○ 予初診時に治療計画表を作成しそれに則って診療を進めていくが、途中で診療方針が
変更になる場合は、当番が代わる際に Dr 同士の連絡・申し送りを必ず行うこと。
○ ユニットへの移乗が困難な患者さんは、付き添いが到着してからユニットへ誘導すること。
○ タービンヘッド等の切削器具(エナックを含む)は、患者さんをユニットに誘導した後
Dr に診療に必要な物を確認し、DH が滅菌パックから取り出してセットすること。
○ 浸麻針のカートリッジへの脱着は Dr が行うことが望ましい。
○ 感染症の患者さんの予約は障害者診療日の最終診療枠とし、患者さんの都合などで予約が
困難な場合、モニター下での診療が不要な患者さんについては、常勤(非常勤)Dr が訪問
診療等が無い、空き時間に診療を行い対応すること。
○ 生活保護の患者さんが、Dr の現症・治療方針・治療内容の説明に対し、無理な自己主張を
訴える場合、担当のケースワーカーに担当 DH が現状を伝えそれを患者に説明して頂き、
それでも改善がみられない場合は、あぜりあ歯科では対応不可である事を担当 Dr が本人に
伝えること。
○ 診療終了後 3 か月が経過した後再来院した患者さんについては、前回終了時に基本検査Ⅲまで
終わっている場合に再初診とすること。
○ 冠・義歯に関して
① あぜりあ歯科診療所で義歯を新製する場合(障害者診療、訪問診療とも)、義歯に
患者氏名を入れるスペースを作るよう、担当医が技工指示書に大きさと名前を入れる
箇所を記入し、技工依頼をすること。尚、現在名入れは常勤 Dr に依頼しているので、
技工物管理の担当 DH はセット日を確認し、余裕を持ってお願いすること。
② 義歯作製時、原則全て補強線を入れること(必ず技工指示書へ記入)。
③ インレーを支台装置とする Br は作製しないこと。
④ 小臼歯への HJC は原則作製しないこと(治療計画において当該歯が義歯の鉤歯になるケ
ースや、当該歯により咬合が確保されるケースなど)。
⑤ 仮封冠は担当医が作製し、技工外注をしないこと。
○抜歯に関して
①予初診当日の抜歯は原則行わないこと(施設・在宅からの抜歯依頼によるあぜりあ歯科
搬送患者を除く)。
②抜歯処置の際には必ず指導医に相談し、患者さんの当日の体調に留意すること。
在宅訪問診療
○ 「あぜりあ歯科診療所」在宅歯科訪問診療マニュアルに則り診療を行うこと。
○ あぜりあ搬送の処置については、患者さんの来院時の体調を鑑み、モニター下で診療し、
来院回数を最小限にするよう努めること。
○ 在宅・居宅での感染症患者への対応は、診療・口腔ケア共処置をする際には全て
感染症用マスクおよびガウンを着用すること。
○ あぜりあ歯科を通さない個人での訪問診療に関しては、器具・機材・同行 DH は
各医院にて用意すること。
○ 患者さんひとりのみで訪問診療を行う場合、事前に患者さん本人(或は家族・介護者)に
承諾書に記入して頂くこと。
○ 区外の在宅診療患者については、交通費を実費で頂くよう患者さん(或は家族)に伝え、
タクシーの領収書を提示しその金額を頂くこと。
施設訪問診療
○ 限られた時間内に効率よく診療するために、担当 DH は診療の際の患者さんの順番や
時間配分に気を配ること。
○ DH が在宅・居宅等で訪問施設の近所にいて時間に余裕がある時には、施設に立ち寄って
診療に参加すること。
○ 口腔ケア時に使用するスポンジブラシの先端の固定に注意すること。
○ 浸潤麻酔用カートリッジ・浸麻針・エピネフリン含有の浸麻液(止血剤として利用)を携帯
すること。
○ 高次医療機関への入院抜歯の依頼は、患者さん(および家族)・施設職員・医科主治医に
その必要性を説明し、十分な理解が得られた上で行うこと。
○ 施設側から診療明細書の発行を求められた場合には、翌月に施設へ提出すること。
○ 施設訪問診療の交通手段はタクシーとすること。協力医が個人的に自分の車で施設に行くのは
構わないが、その際にスタッフは協力医の車には同乗しないこと。
受付・全般
○ 保険証の持参忘れのケースでは、最終来院日(保険証確認)から 3 か月以上経過している
場合、預り金として 5,000 円をお預かりすること。その際に当月中に保険証を確認し差額を
返金する旨を患者さん(或は家族)に伝えること。
月末の場合は、レセプトは月遅れ請求で対応すること。
○ 患者さん(或はその家族)から何らかの開示請求があった場合、受付に常備してある「診療
情報開示請求書」に記入して頂き、これに対応すること。