6月主要品目単価見通し 2015 ハウスみかん情報 河内晩柑

8月
2015
【8月まとめ】
夏果実は全体的に生育が前進傾向に推移しており、桃や日本なし類を
中心に前倒し気味での入荷となっている。当初は豊作基調との見込み
であったが、桃は7月上旬の天候不良で落果が発生し、ギフトシーズン
を迎えて上位等級品の引き合いが強まった。消費地では7月上旬には
曇雨天・低温となったが、中旬以降は非常に気温の高い状況が続いて
おり、
すいか等の動きが活発化してきた。
8月主要品目単価見通し
(状況は2015年7月20日現在)
8月市 況 推 移
7月
品 目
中旬
♯
390
月平均
前年対比
下 旬 予想単価
400
381
△♯
383
105%
8月市 況 推 移
7月
月平均
前年対比
下旬単価 上 旬
中旬
下 旬 予想単価
み か ん 類
ハウスみかん
(前年価格)
な し
類
幸
水
(前年価格)
豊
水
(前年価格)
二 十 世 紀
(前年価格)
り ん ご 類
つ
が
る
(前年価格)
も も
類
も
も
(前年価格)
す も も 類
す
も
も
(前年価格)
ぶ ど う 類
デ ラ ウェア
(前年価格)
巨
峰
(前年価格)
ピ オ ー ネ
(前年価格)
シャインマスカット
(前年価格)
メ ロ ン 類
アールスメロン
(前年価格)
貴味・デリシー
(前年価格)
西 瓜 類
西
瓜
(前年価格)
その 他 果 実
い ち じ く
(前年価格)
1,000
966
♯
962
△♯
898
△♯
784
950
894
440
431
ー
ー
ー
ー
△♯
364
ー
ー
680
685
△♯
328
ー
ー
△♯
464
△♯
312
335
333
△♯
367
340
338
335
334
450
448
ー
ー
450
444
△♯
428
♯
340
360
356
101%
520
474
♯
445
△♯
442
♯
469
480
449
107%
600
557
♯
633
♯
530
△♯
500
550
558
99%
640
558
1,300
1,378
1,750
1,815
3,500
3,081
△♯
548
△♯
1,006
△♯
1,271
△♯
2,779
♯
576
△♯
877
△♯
926
♯
2,405
△♯
542
△♯
754
△♯
781
△♯
1,497
580
557
850
868
880
927
1,800
1,943
700
668
300
259
♯
620
○♯
323
○♯
735
○♯
335
△
489
△♯
177
630
601
350
326
180
151
♯
154
♯
158
○♯
137
190
152
125%
1,050
1,077
△♯
841
△♯
629
△♯
571
610
610
100%
部 署 名
果実第1事業部
果実第2事業部
果実第3事業部
果実第4事業部
0
0
0
0
3
3
3
3
-
電 話
5 4 9
5 4 9
5 4 9
5 4 9
番 号
2 - 2
2 - 2
2 - 2
2 - 2
0
0
0
0
5
6
8
9
本資料の無断転載はご遠慮下さい。
記載内容の文責は営業本部営業情報管理課(電話番号:03-5492-2041)
○強い ○#強保合 #保合 △#弱保合 △弱い 単位:円/g
※価格は東京青果扱い/等階級込み
(消費税込み)
果 実 総 体 下旬単価 上 旬
420
△♯
374
( 前 年 価 格 ) 397
8月は桃・すもも・すいかなどの夏果実に加え、日本なし・ぶどう・りん
ごなどの秋果実の露地物が始まることでアイテム数充実の時期を迎え
る。夏果実は生育が進んで7月の入荷比率が高まっていることから、需
要期を迎えての品薄が懸念される。例年、盆前の主力商材の一つとな
る桃も福島産のピークが7月末となる見込みから、8月はぶどう類やな
し類の存在感が高まろう。入荷量としては前年を若干下回り、価格は
天候不良で消費が伸び悩んだ前年を上回る見込み。
106%
101%
100%
100%
104%
98%
95%
93%
105%
108%
ハウスみかん情報
果実全体の出回り量は減少傾向にあり、生育の前進で盆前
の商材が少ないとなると、ハウスみかんの引き合いは強まる
販 売
と予想される。今シーズンは味・品質重視の出荷となってお
見通し り、、内容を評価してもらえれば前年比 105 ~ 110%となっ
ても納得できるレベルと思われる。
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
やや早まりつつあるが、7 月とすれば 前年並の
出荷ペースである。8 月 10 日までは現状と同じ
ペースでの出荷となろう。化 粧箱中心に 350 g
佐賀
唐津
パック、270 gもあるがこれは少ない。盆明けは
(49%)
(浜玉) 一旦休んで 20 日前後から再開。盆明けは 5 kg
3部
バラが主体になり、パックは注 文品のみとなる。
現状はやや早まりつつあるが、選果のペースは前
年並である。
【蒲郡】7 月下旬はほぼ一定の数量だが、8 月上
旬にはもう一段 増量し、最 大のピークになろう。
7 月に入りようやく着色も進んできた。盆前は 10
日でいったん終了し、盆明けは 17 日頃から始ま
る。週 2 回、盆前に比べると半減と極端に少なく
なろう。9 月 24 日が最終だが、ほぼ例年と変わ
愛知
蒲郡市 らない展開となろう。
(14%)
知多 【知多】6 月までは遅れたが 7 月に入り本格化。
3部
8 月も現状と同じペースであるが、生産者が一軒
減ったたため 8 月の出荷量は前年を下回り、切り
上がりも早まる可能性がある。盆明けの選果は週
2 ~ 3 回で、盆前の 4 ~ 5 回に比べると半分に
なろう。
『みはまっこ』は 5 kgバラ、
『さわみっ
こ』はパック中心。
大分
大分県
(11%)
(杵築)
4部
当初 の 遅 れは 7 月に入り回 復し、下旬にかけて
ピークになっている。
8 月10 日までは現状のペー
スで推移し 12 日販売で一旦切り上がろう。盆明
けは 20 日から始まる。8 月の出 荷 量としては
前年の 95%と前年を下回ろう。中心サイズはM
Sである。
愛媛
えひめ
(11%)
中央
3部
7 月は面積の減少もあって前年を下回る出荷と
なった。8 ~ 9 月も 7 月と同様にピークでほぼ
一定のペース、週 3 回の販売となろう。サイズは
S中心のMで、品質も平年と同様に良好である。
0
5
0
5
★主産県の欄に取り扱い事業部名を記載してあります。
果実展望 P1
8月
2015
なし類情報
◎その他なし
品種名
7 月末より徐々に関東産露地幸水の出荷が始まり、8 月初
めには各銘柄出揃う。
前年とほぼ同様のペースで推移してい
るが、全体的に生育は良く大玉傾向となっている。九州産地
販 売 はほぼ平年並みのペースであるが、関東産地は干ばつ気味
見通し できた後に適度な降雨があったことでさらに生育が前進す
る可能性もある。一昨年のように出荷開始直後に一気に出
回り量が増えてくる展開も見込まれることから 8 月上旬の販
売が重要となってこよう。
秋麗
県名 銘柄及び産地 主産地の生育及び出荷・入荷情報
熊本
◎幸水
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
新甘泉
全県的に開花は平年より 3 日程早く、生育も前進
気味。7 月末より露地物の出荷が始まり、8 月
1 日より県西地区の各銘柄が出揃う。一部で黒星
北つくば 病の発生が懸念されているが、防除を増やして対
茨城
(31%) 常総ひかり 応している。肥大は順調で出始めは 28 玉中心だ
が、24 玉の発生も多そう。内容も仕上がってい
ほか
4部
ることから出荷開始直後から数量が一気に増え
ることも予想され、8 月上旬からピークに突入し
よう。
開花はほぼ 前年並で、その後の生育も良好。
(前
年は一昨年に比べ れば 5 日遅れだったが、平年
西印旛 より 5 日早かった。)7 月 24 日より販売開始と
千葉 グリーン なり、月末にかけて各銘柄出揃ってくる。平均気温
(24%) ウェーブ が高めに推移したことで肥大も順調で 28 > 24
玉中心と例年と比べても大玉傾向となっている。
長生
3部
一部産地で 7 月中旬の降雨で玉割れが発生した
ほか
との情報もあるが、摘果で調整しており、大幅な
生産減とはならないだろう。
8 月上旬(5 日頃)から無加温ハウス物が始まり、
栃木
うつのみや 露地物は中旬(10 日過ぎ)からとなる。果 実 肥
大も良好で、収穫開始も 1 週間近く早くなる見込
(15%)
はが野 みからピークも前倒し気味。月半ばから本格的に
2部
鳥取
ふくおか
八女
筑前
あさくら
開花時の天候不良で交配不良などの懸念はあっ
たが、着果量は確保されている。7 月下旬より露
地物も始まり、8 月 3 日頃からピークとなろう。
玉肥大も例年並みで 3L(28 玉)> 2L(24 玉)
中心。やや前進気味で推移しており、8 月上旬に
は終了となる。
長野
8 月頭から始まり、連日販 売。盆前の 8 月 10 日
(1%) 下伊那園協 前後をピークに 28 日頃に切り上がる。作柄は平
年作で前年並。
1部
長野産の「夏明」や山梨産「つがる姫」が 7 月末より順次
出荷開始となり、27 年産りんごの販売が始まる。開花期と
その後の好天で生育は前進気味で推移しているが、気温高
販 売 で出始めの部分では着色不良が懸念される。着果量などは
見通し 十分に確保されており、下旬には徐々に数量もまとまってこ
よう。前年は秋の訪れが早く、順調な入荷の年であった。冷
蔵品も上旬には終了予定であり、前年比では入荷減を見込
む。
主産県 銘柄及び産地
あづみ
長野
(65%)
1部
◎豊水
主産県 銘柄及び産地
市川市
千葉
グリーン
(59%)
ウェーブ
3部
長生
主産地の生育及び出荷・入荷情報
開花も含めて生育は前進傾向で、8 月 20 日頃
より出荷開始となる見込み。出荷ペースとしては
一昨年と似ているとの見方もあり、8 月下旬の
出荷量が前年を大きく上回る可能性もある。
開花は前年より 3 日程早く、8 月中旬から収穫
福岡
ふくおか 開始となるが、京浜市場へは盆明けから出荷する
予定。結実量にバラつきは見られるが、概ね作柄
(18%)
八女
は良い。8 月下旬には数量もまとまろう。中心サ
4部
イズは 4L・3L。
◎二十世紀
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
〔ハウス物〕前年並に 8 月 5 日頃からの販 売開
始を予定している。盆前にかけてしっかりと出荷
鳥取 鳥取中央 していく。
〔露地物〕春先からの天候も良く、生育は順調。販
(92%) (東郷
売開始は 8 月 25 日頃からで、9 月上旬にかけ
2部
ほか) てピークとなる。青梨の二十世紀は中国などから
の需要も高い商材であり、本年の中秋 節は 9 月
27 日。
(前年は 9 月 8 日だった)
栽 培面 積の増加や結果樹 増もあり、
生産量は前年比 130%の見込み。露
地 二十 世 紀 より数日早く、8 月 20
鳥取中央 日過ぎからの出回りで 9 月上旬頃ま
で。荷 姿 は 5 ㎏ 箱。 9 月中 旬 から
は 新品 種「 秋 甘泉(あきかんせん)」
の出荷も始まる。
つがる情報
増えてこよう。
福岡
(15%)
4部
熊本
果実連
販 売 開 始 は 8 月中 旬(11 日頃 )の
計画だが、本 格的な出荷が始まるの
は盆明けからとなろう。球磨・八代地
域 中心に生 産されており、生 産 量は
ほぼ 前年並の見込み。8 月メインだ
が 9 月上旬頃までの出回り。荷姿は
5㎏ダンボールのみ。
主産地の生育及び出荷・入荷情報
開花から早く、5 ~ 6 月の好天もあって出始め
は例年より 3 ~ 5 日程早くなりそう。7 月末に
は早生品種「夏明」の選果が始まり、京浜市場に
も 8 月中 旬には「つがる」の出 荷 が 始まる。8
月の出荷ウェイトを高める計画であり、月末には
数量もまとまってこよう。気温高で日焼け果等の
発生懸念はあるが、着果・肥大ともに順調で前年
同様の 36・40 玉中心を見込む。中生種以降も
作柄は良好。
花が早く、生育ステージも早めに推移しているこ
とから出荷開始も数日早くなりそう。7 月最 終
週から「 夏明」、8 月上旬から「サンつがる」の
共和園芸 出荷開始を予定しているが、数量がまとまってく
るのは 盆 後 から下旬にかけて。着果 量は確保で
きており、玉 肥大も順調。出始めは 40 玉中心で
徐々に 36 玉の比率も高まってくる。
さがえ
山形
(21%) 西村山
天童
1部
例年通り 8 月 20 日頃からの販売開始を予定し
ているが、開花は早く、生育も前進 気味で推移し
ている。月末よりある程度数量もまとまり、9 月
上旬にかけてがピークとなろう。7 月中旬の時点
では干ばつ気味でやや小玉傾向となっているが、
今後の天候次 第で充分に回復は可能。中生種か
ら晩生種にかけても現状生育上の問題は見当た
らない。
販売開始は例年通りの 8 月 1 日からを予定して
いたが、気温高による着色不良などで 3 日からに
変更となった。遅れていた部分も梅雨明けしたの
山梨
梨北
で回復してきてはいるが、長雨やその後の好天・
(8%)
( 上の山) 高温により日焼けなどの発生が懸念されている
1部
ことから出荷数量は当初計画より下方修正され
よう。中心サイズは 38・40 玉で、8 月中旬まで
の出荷。
果実展望 P2
8月
2015
もも情報
すもも情報
生育期間中の好天で大幅に前倒し気味の出荷となってい
る。山梨産は 7 月中旬には主力品種である「白鳳」がほぼ
終了となり、下旬には終盤品種である「川中島白桃」の出荷
が始まっている。福島産も前進していることで、8 月の出回
販 売
り量は少なくなることが予想され、盆前には大玉果を中心に
見通し 不足感も漂う。後半産地も生育は進んでおり、8 月上旬には
長野産「なつっこ」なども出回る。台風 11 号の被害により
関西市場からの引き合いが強まることも予想され、入荷量は
前年比減、価格は堅調だった前年並を見込む。
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
春先の開花から早く、生育は平年比で 10 日程早くなっ
ている。前年も早めの年であったが、それと比べても 5
日程早い。7 月連休明け(21 日)から主力品種である
福島
「あかつき」の出荷も始まり、7 月末がピークとなろう。
新ふくしま
5・6 月の干ばつで早生品種では小玉なども見られた
(56%)
伊達みらい が、その後適度な降雨もあったので「あかつき」以降は
3部
玉張り良く平年並みの玉流れとなろう。8 月になれば
「ま
どか」
「川中島白桃」が盆前にかけて出回り、その後は
「紅
錦香(くにか)」「ゆうぞら」など。
生育期間中の気温高などもあり、生育は 5 ~ 7 日程進
んでいる。7 月下旬には「白鳳」はほぼ終了となり、
「な
フルーツ つっこ」「浅間白桃」中心の出回り。「川中島白桃」も
山梨
山梨
7 月最終週より出回りが始まり、早場産地では 7 月いっ
(28%)
ぱいで出荷が終了する所もある。生育前進していること
・
1・2 部
ふえふき もあって 8 月の出回り量は前年を下回る見込みだが、
それに加えて梅雨時の長雨などの天候不順で収穫量が
激減したことでさらに出荷数量は減りこむだろう。
生育は 1 週間程前進している。例年は 7 月末から「あ
かつき」が始まってくるが、本年は 25 日頃から「白鳳」
も始まってこよう。共選 所も 1 週間早く稼働させてい
長野
グリーン る。例年は盆前後からの
「なつっこ」も 8 月上旬
(5 日頃)
(8%)
には始まろう。下旬には
「川中島白桃」や
「黄金桃」がピー
長野
2部
クとなる。これまでのところ天候は良く、糖度も高い。出
始めの早生品種では小玉傾向であったが、肥大も進ん
でおり「白鳳」などからは 15・16 玉中心になろう。
◎ネクタリン
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
スイートネクタリンは 7 月中旬より早生種の「黎
明」
「晶光」が出荷始まっており、下旬には「晶玉」
も出回る。
従 来品種では「フレーバートップ」が
フルーツ
山梨
7 月下旬より始まって盆前まで。盆明けからは「秀
山梨
峰」が出て 9 月上旬まで。生育は例 年より 1 週
(51%)
(塩山・ 間程早めで推移している。大玉傾向で熟度も進ん
1部
神金) でおり、食味は優れる。スイート系品種は 400g
パック中心、
「フレーバートップ」以降は 5㎏箱
での出荷が中心となる。
生育は進んでおり、7 月中旬には主力品種である
「メイグランド」の出荷もほぼ終了した。下旬には
長野
グリーン 「水野ネクタリン」の出回りで、月末には「フレー
バートップ」、8 月の盆前には「ファンタジア」も
(24%)
長野
始まる。月末には「秀峰」となって 9 月半ばには
2部
終了となろう。着果 量は確保できており、前年並
の生産量見込み。
主産地である山梨を含め、全国的に開花期とその後の好天
に恵まれたことで生育が大幅に前進しているが、作柄は良く
着果も多いことから前年を上回る生産計画となっている。8
販 売 月の出回り品種は「太陽」を中心に「貴陽」や「ソルダム」
「貴陽」の台頭により、すももに対する消費者の意識
見通し など。
も変わってきており、価格は堅調推移。しかし、例年よりも出
回り時期が約 1 旬ずれていることで、切り上がりも早まるこ
とが予想されるので注意が必要である。
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
4 月中旬以降気温が高めで推移し、開花も早まっ
たことで生育も前年より 5 日程 度早くなってい
フルーツ る。7 月中旬には露地の
「貴陽」や
「サマーエンジェ
山梨
山梨
ル」の出荷も始まっており、月末には早場産地か
(62%)
ら「太陽」も始まる見込みで、8 月の出回り中心
・
1・2 部
巨摩野 は「太陽」となる。結実にバラつきは見られるも
のの、概ね作柄は良く前年を上回る出荷数量が見
込まれる。
長野
志賀高原
(15%)
中野市
2部
7 月下旬より「ソルダム」の出荷が本格化し、8
月上旬には「貴陽」も始まる。盆後からは「太陽」
が始まって 9 月初めまで。9 月になれば「秋姫」
中心の出回りとなる。例年に比べて 10 日前後生
育は進んでいるが、数量的には前年並からやや増
を見込んでいる。
さがえ
山形
西村山
(15%)
・
2部
山形
生育は平年より10 日程早くなっている。7 月中
旬には「早生ソルダム」が出荷され、下旬には「ソ
ルダム」も始まる。8 月盆前からは「太陽」
「レ
イトソルダム」が始まり、盆明けがピーク、下旬か
ら 9 月頭まで。9 月に入れば「秋姫」
「サンセプ
ト」が始まる。干ばつ気味でやや小玉ではあるが、
糖度高く食味は充実している。
◎プルーン
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
【須高】
「アーリーリバー」は 7 月下旬がピークで
29 日頃まで。
「サンタス」は 26 日からで 8 月
10 日頃まで。
「トレジディー」は 7 月末から盆
前まで。
「くらしま早生 」は盆前後から一週間。
その後
「グランドプライズ」は 8 月 24 日頃から。
9 月に入り主 力の「須 高プルーン」となるが、出
グリーン
回りは 2 週目まで。トータルの作として豊作ので
長野
あった前年の 90%、平年より若干多い見込みで
長野
佐久浅間 ある。
(95%)
(南佐久)【佐久浅間】「アーリーリバー」は 7 月下旬まで。
1部
8 月に入り「ローブドサージェン」となり中旬ま
須高
で。主力の「サンプルーン」は下旬から始まり、生
ほか
育順調で全て問題ない。
【信州うえだ】現状は「アーリーリバー」と「トレ
ジディー」であり、8 月に入り「サンタス」
「くら
しま早生」
「くらしまプルーン」
「スタンレイ」
「シュ
ガー」そして主力の「サンプルーン」は最後に出
てくる。産地は真田や丸子等上田市全域にある。
北海道
(3%)
1部
果実展望 P3
余市
盆前頃から「アーリーリバー」が始まるが、東 京
市場へは 盆明けの
「サンタス」から。下旬には
「ト
レジディー」となり、主力の「サンプルーン」は 9
月末から 10 月となる。
8月
2015
ぶどう類情報
◎シャインマスカット
8 月より山梨産の露地大粒系品種の入荷が始まり、出回り量
も増えてくる。露地の作柄は良く、大房で豊作基調と見込ま
れる。気温高による着色遅れも懸念されるが、桃や梨が大幅
販 売
に前進していることから盆前の売り込み商材として引き合い
見通し は強い。栽培拡大が続いている「シャインマスカット」であ
るが、知名度の向上で価格は堅調維持。ぶどう類全体でも入
荷量・価格ともに前年並を見込む。
◎デラウェア
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
生育は約 10 日前進しており、初出荷も 1 週間早
く、その 後も連 続した出荷となっている。
(例 年
山形
は加温ハウスとその後の普通への切り替えで減
山形 おきたま ることがあるが、今年は普通・半加温ハウスの生
育が早いため。)例年は盆前後に販売苦戦となる
(76%) 山形
2 部 (本沢) が、本年は前進していることから盆前の入荷も多
くなさそう。産 地は干ばつ気味で推移しており、
ほか
食 味や品質は良 好。冷蔵 品も含めて 9 月中旬ま
での出回り。
山梨 フルーツ
(24%) 山梨
1・2 部 ふえふき
4 月中旬以降気温高で推移し、生育が早まったこ
とで露地デラ初出荷は前年より 4 日早くなった。
玉張り・着色も良く、糖度や食味も良好。8 月上
旬にピークを迎え、下旬までの出回り。
◎巨峰
主産県 銘柄及び産地
主産県 銘柄及び産地
山梨
(53%)
1・2 部
フルーツ
山梨
・
ふえふき
現在はハウス巨峰を出荷中であるが、露地巨峰の
作 業もひと段 落して下旬から出荷 量は増えてく
長野
中野市 る。8 月の盆前にかけて化粧箱の需要も高まる
ことから 8 月上旬の出荷比率が高まるだろう。そ
(12%)
志賀高原 れでも出荷数量は前年を下回るペース。露地物は
2部
9 月に入ってからの出荷開始予定で、順調な生育
となっている。
他品種からの改植もあって栽培面積は前年より
増えている。ハウス物は 7 月中旬から 8 月初めに
かけて出荷ピークとなる。露地物も 8 月上旬には
出荷開始となるが、数量がまとまってくるのは中
旬以降で、下旬よりピークシーズンとなろう。
中野市
長野
(24%) 須高
など
2部
8 月いっぱいはハウス物の出荷であり、7 月下旬
からほぼ一定の出荷数量で安定した出回りとな
る。露地物は 9 月半ば頃からの出荷開始予定。荷
姿は 350g パックと 5㎏コンテナ。
岡山
(19%) 岡山西
4部
これまでは天候不良の影響もあって糖度が上が
らず、出荷量が少ない状況が続いていたが、天候
の回復と共に増えてこよう。8 月中旬には無 加
温物へと切り替る。他品種からシャインマスカッ
トへの移行は続いており、成木化もあって出荷予
定 数 量は前年比 150%と大きく増えている。荷
姿は 5㎏箱と 700g 化粧箱。
◎アレキサンドリア
主産県 銘柄及び産地
岡山
(96%) 岡山西
4部
主産地の生育及び出荷・入荷情報
フルーツ 露地物は前年より 5 日程 生育 前進しており、7
山梨
月の 連休 明け(21 日)から出荷 開始となった。
山梨
作柄は良好で、玉肥大も良好なことから出荷数量
(85%)
・
は前年並を見込む。7 月末には数量もまとまり、
1・2 部
ふえふき 上~中旬にかけて潤沢な出回りとなるだろう。
主産地の生育及び出荷・入荷情報
主産地の生育及び出荷・入荷情報
梅雨入り後の曇天や降雨で出荷量は少ない状況
が続いている。加温物は 7 月をピークに栽培して
おり、中元需要に向けて徐々に出荷量は増加した
がそれでも少なかった。8 月は省加温栽培物で
引き続き品質は安定するが、盆明けにはハウス無
加温栽培 物との作型切り替えもあって再び少な
くなろう。
◎その他ぶどう
品種名
オーロラ
ブラック
瀬戸
ジャイアンツ
県名 銘柄及び産地 主産地の生育及び出荷・入荷情報
岡山
つやま
ほか
岡山の推奨品種。栽培が難しく、生産
者も 少な い ので 知 名 度 の 向 上 が 課
題。8 月後半から増えてくる見込み。
2㎏箱・5㎏箱での入荷。
岡山
つやま
ほか
8 月にかけて数量増えてくる。盆明け
にもまとまった入荷が期待できる。生
育は前進 気味で推移しており、9 月
になれば 露 地 物が入荷しよう。5㎏
コンテナと 700g 化粧箱での入荷。
石川県
農協
石川県内では 7 月上旬より販売が始
まってい るが、東 京 市 場で の販 売は
7 月 30 日からで前年よりは約 1 週
間早めのスタートとなる。着果量は十
分に確保で きており、前 年 を上回る
過去 最高の出荷 数 量となる見 込 み。
ピークは 8 月上旬から 9 月にかけて
となる。
◎ピオーネ
主産県 銘柄及び産地
フルーツ
山梨
山梨
(79%)
・
1・2 部
ふえふき
岡山
つやま
(12%)
岡山西
4部
主産地の生育及び出荷・入荷情報
露地物は早場産地から 7 月末には出荷開始とな
るが、他の品目同様に生育前進している。着粒状
況も良好で、作柄は良い。8 月中旬以降数量まと
まり、下旬にかけてがピークとなろう。
8 月盆前まではハウス栽培物で、品質は良い。東
京市場での販売を強化しており、これまでハウス
物を出荷していなかった産地からの入荷もある
ことから出回り量としては前年を上回る見込み。
露地物は例年より生育が 1 週間程 度早くなって
おり、8 月中旬には出荷開始となる。露地物が始
まれば出回り量も増えてくる。
果実展望 P4
ルビー
ロマン
石川
8月
2015
メロン類情報
すいか情報
主力産地の東北・北海道は 6 月までの低温と 7 月以降の干
ばつで、前半はやや出遅れて小玉でスタートした。8 月が冷夏
販 売 となる可能性も無い訳では無いが、理想を言えば消費地が
見通し 気温高で推移して欲しい。盆前までは産地発送ギフトが多
く、地方市場での価格が高くなるが、盆明けは東京市場中心
になるため流れが変わってくるだろう。
◎その他メロン
品種名
主産県 銘柄及び産地
県名 銘柄及び産地 主産地の生育及び出荷・入荷情報
貴味
千葉
ちばみどり 出回りは 8 月第1週目まで。2 玉・4
玉中心の見込みで、切り上がりのタイ
(飯岡) ミングは前年と同様。
7 月 22 日 か ら 始 まり、25 日 頃 か
オルフェ
ちばみどり ら増えて盆前がピークの出荷。2 玉
千葉
(飯岡) サイズ中心 の見 込 み。初出 荷 の前年
に比べて作付は増えている。
「ルピ アレッド」は 7 月の 海 の日が
ピー ク で 8 月 20 日 前 後 ま で。
「ら
い で ん ク ラ ウ ン」 は 7 月 20 日 過
ぎから始まり、8 月の盆明けがピー
ルピアレッド
ク。5 月 6 月の低温の影響で小さめ。
らいでん
北海道 きょうわ 「ティアラレッド」は 7 月末頃から始
クラウン
まり盆明け頃ピークに 9 月中旬まで。
作付はやや伸びている。後半になって
肥大は良くなって来よう。トータルの
作付は前年並である。
デリシー
昨年の 8 月の気象は北日本に集中豪雨があったり、東日本は
残暑がなく過ごしやすかったり、西日本は曇天が支配的で、
西瓜を食べたいと強く思わなかった。
長野の終盤物が値上が
販 売
りして切り上がるといったような目立った特徴なく、秋果実
見通し が活発化する中埋没してしまった感があった。今年の気象は
長期予報が外れていることから、残暑厳しく高値で後半は推
移しよう。
留萌の天候は 6 月に降雨多く 7 月に
入って降雨は少なくなったが曇りの日
も多い等、道内でもやや異 質の 気 象
展 開となってい る。出 荷は 7 日程 度
留萌
の 遅 れで、盆 前に 1 ~ 2 回出せる程
北海道
(小平) 度である。品 種は「デリシー」と「小
平レッド」が 8 月いっぱいの計画で
ある。全般に小玉傾向だが、昼夜の気
温の較差から高糖度に仕上がると予
想している。
青森
7 月 22 日から計 画どおり始まって
五所川原 いる。ピークは 7 月 29 ~ 31日頃で、
8 月 10 日頃に切りあがろう。6 玉 8
中央
kg台中心の見込みである。
レノン
青森
五所川原 7 月 28 日から始まり、盆前頃ピーク
に 8 月末頃まで。栽培が難しく、作付
中央
は減少している。
キスミー
青森
五所川原 8 月 10 日頃から始まり、盆明けピー
ク。9 月上旬までの見込み。
中央
アールスメロン情報
現状、出荷のピークに入っている。日量 24,000
ケースの出荷でほぼ計画通り・平年並である。7
月いっぱいは横ば いで、8 月に入ると減りなが
長野
ら 推 移しよう。盆 明 けはや やまとまって 現 状 の
松本
80 %まで回 復 するが月末には 10,000 ケース
(33%)
ハイランド まで減少しよう。その後もだらだらと続き、9 月
1部
18 日頃に切り上がると予想している。品種は「祭
ばやし」で 3 L中心で出荷されよう。8 月の計
画は前年の 98%である。
北海道
(3%)
4部
ふらの
東 京市場への出荷は盆前頃から。現状は例年の
半分程度しか集荷できておらず、道内中心の出荷
となっている。6 月の 低 温で 着果 不良となった
ため、7 ~ 10 日程度の遅れとなっている。7 月
の着果物となる露地となってから、盆明けの 19・
20 日売りから本格化し、9 月中旬まで。後半の
作は順調である。
◎こだま西瓜
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
7 月中旬から始まり、7 月 27 日から 8 月 3 日
までピーク。ピーク時は日量 200 ~ 300 ケース。
青森
五所川原 その後減少し、切り上がりはやや早めで盆前の 8
(55%)
月 10 日前後と見込 んでいる。品種は「ひとりじ
中央
1部
め」で、雨が少なく仕上り良好。産地はつがる市で
ある。
7 月の海の前後にピークとなって、その後漸減し
山形
みちのく 8 月の盆頃に切り上がる見込み。日量の平均では
500 ~ 600 ケース 3 玉 8kg台中心。品種は
「ひ
(21%)
村山
とりじめ」であるが、作柄良好で最後まで高品質
1部
物が入荷する。
静岡産中心に業務需要も旺盛で、価格は堅調に推移してい
販 売 る。都心部のホテル需要だけでなく、スィーツ需要も活発で、
見通し さらに盆の需要も考慮すると、8 月の価格も引き続き前年
を上回ると予想される。
主産県 銘柄及び産地
クラウン
支所
静岡 メロックス
(37%) 静南
とぴあ
4部
浜松
ほか
主産地の生育及び出荷・入荷情報
7 月に入っての積算温度は平年並であるが、現状
の出 荷は平年より 2 ~ 3 日早まっている。この
理由として融雪が早まり作業が早く始まったこと
山形
みちのく による。出荷の 最 大のピークは 7 月下旬~ 8 月
上旬とほぼ平年と同様である。切り上がりのタイ
(52%)
村山
ミングは西部選果場は盆明け、東部選果場が 20
1部
日過ぎと予想している。大きさは 2 L・3 L中心
で平年並み。光センサーで選別された揃いの良い
物の出荷となろう。
主産地の生育及び出荷・入荷情報
8 月は前年の 90%と少ない見込み。減少につい
ては生育面での理由では無く、この時期の作付が
減ったためである。7 月前半の天候不順の時期
に着果したものはネットの発現がやや悪いが、中
身については甘く仕上っている。盆前・盆明けに
ついても特別変化なく一定で、白の 8 kg台中心
となろう。
春メロンを切り上げ て 7 月中 旬から本 格 化。早
茨城
い物は前進し7 月下旬から 8 月上旬にかけてピー
(26%) 茨城旭村 クとなってい る。そ の 後や や 減るが 9 月上 旬か
ら 10 月に再びピーク。トータルの作付は前年並。
4部
2 個玉箱が中心の出荷となろう。
果実展望 P5
8月
2015
いちじく情報
◎夏いちご
年間で最も量的にまとまる時期を迎える。今年についてはハ
販 売 ウスの出方が悪く、急増してもお客様がついて来れず、価格
見通し 低迷の可能性もある。産地からは確度高い情報を出しても
らって、お客様を誘導できるようにしてほしい。
主産県 銘柄及び産地
愛知
(48%)
3部
安城
知多
和歌山
(36%) 紀の里
3部
主産地の生育及び出荷・入荷情報
5 月から 7 月中 旬までの前年 を下回る入荷は、
積算温度不足が主因であった。海の日の前には台
風の南風で一気に仕上がりピークになった。下旬
に入り一旦落ち着いたが、天候は晴れて気温上昇
した。そのため 8 月に入ってもそこそこの出荷で
15 日頃までハウスが続く。露地については早い
人が 27 日売りから「サマーレッド」が始まり、
「桝
井ドーフィン」が揃ってくるのが積算温度からの
推計では、6 日頃からとなろう。ピークは盆明け
となるが平年並のペースである。
現状は梅雨が明けて無加温がピークを迎えてい
る。8 月上旬には露地がスタートし、切れ間なく
出荷されよう。露地のピークは 8 月下旬~ 9 月
上旬となり、生育は順調である。ハウスに続き露
地も 400 gパックでの出荷である。
現状は加温タイプとなっているが、加温物自体は
面 積が増えて 6 月 7 月は多く出た。これから雨
福岡
よけが始まり 8 月 10 日過ぎに一旦ピーク。さら
筑前
に盆明けは露地が始まり 20 日過ぎにもう一回
(6%)
あさくら ピークが来ると予想している。昨年の 8 月は天候
1部
不順で完璧でなかった。今後の天候で質・量とも
左右されるであろうが、
連日の計画である。
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
長野
長野
八ヶ岳
(44%)
信州
2部
うえだ
現状は増え始めており 7 月 27 日から始まる週
から盆前が最大のピーク。盆明けからは減りなが
ら推移しよう。作柄や出荷のペースは前年並。
「サ
マープリンセス」は 24 玉と 30 玉で 50%を占
めるが肥大ははずまず。
北海道 余市町
(40%) 美唄市
2 部 ながぬま
【余市】現 状は順調で一 番 果 がピークに差し掛
かってきたところである。盆前まで東一分として
も連日の出荷となろう。盆明けは徐々に減りなが
ら推移するが連日となる。2 番果は 9 月に入っ
てから。作柄としては苗が充実しており、大きな実
が成っている。
◎マンゴー
主産県 銘柄及び産地
沖縄
(80%) 沖縄県
4部
主産地の生育及び出荷・入荷情報
現状に続いて 7 月 27 日にもう一回ピークが来
るが、8 月に入れば減りながら推移し、中旬で切
り上 が ろう。1 玉 400 gパック中 心となろう。
8 月も連日の販売であるが前年を下回る見込み。
品種は引き続き「アーウィン」で、ハウス物である。
◎ブルーベリー
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
愛媛
えひめ
(52%)
中央
3部
7月中旬時点では前年並の 8 月 25 日頃からの
販売を予想している。台風の被害もなく順調であ
るが、他の果 実が早まっていることから、やや早
熊本
球磨地域 くなることも予想される。着毬数は前年並かやや
(56%)
少ない状況にあるが、生理落果のシーズンはこれ
農協
4部
からで、生産予想についてはもう少し後になって
から。最初の品種は「丹沢」。主力の「筑波」のピー
クは 9 月 20 日頃となろう。
7 月 21日から始まる週が最大のピークとなった。
8 月に入ると一週目は漸減で推移し、盆明け以降
は現状の半分程 度と急減し、9 月中旬に切り上
がろう。白の 箱はハウスで前年 の 70 % 程 度。赤
箱は露地になるが前年並で、トータル前年を下回
る見込み。
群馬
(17%) 赤城橘
3部
現状は本来 8 月上旬に収穫するべき物の収穫に
入っていることから、かなり前倒しになっている。
また、7 月上旬の長雨の後高温になって、障害も
散見されるところである。8 月には徐々に減りな
がら推 移し、9 月には 1 名 農 家 が 残ろう。8 月
としては前年を下回るが連日の販売で、100 g
パック×12 の容器で出荷。
◎刀根早生柿
◎レモン
◎くり
主産県 銘柄及び産地
主産県 銘柄及び産地
奈良
奈良県
(92%)
農協
1部
主産地の生育及び出荷・入荷情報
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
7 月は週 2 回の販売であったが、8 月には週 3
回の見込み。ハウスのピークは 8 月下旬から 9 月
上旬である。今年のハウスは平年作であるが 8 月
としては前年を下回る出荷となろう。
(前年が豊
作であったことと面積の減少のため。)
愛媛
えひめ
(38%)
中央
3部
和歌山
ハウス刀根早生は8月3日・5日・6日・7日の
紀北
計 画 で あ る。ト ー タル の 量 は 前 年並 で あ るが、
(8%)
かわかみ 日々の出荷数はその都度決めて出荷したい。
2部
果実展望 P6
主産地の生育及び出荷・入荷情報
ハウスレモンは 7 月は 14 日から週 1 回ペースで
始まり、3 回の出荷で前年を上回ったが、生育が
進んでいるため。8 月も同様に週 1 回だが、盆に
は出荷が無く 3 回の計画で、日量 200 ケース前
後の見込み。5 kg箱 L・M 中心で 2L・S もある。
産地は陸地であり、品種の変更もない。