果実展望

8月
2016
【8月まとめ】
夏果実全体に生育は早く、好天の6月を経て7月にはモモやスモモを中心に
高品質な商品が前倒し気味に入荷した。モモは7月中旬には山梨産「白鳳」が
ピークを過ぎ、月末には福島産「あかつき」がピークとなる非常に早いペース
であり、8月の品薄を懸念して下旬以降引き合いの強い状態が続いた。7月に
入ってからの気温高ですいかの販売は好調であり、中旬にかけて鳥取・千葉
産が切り上ると一気に品薄の様相を呈してきた。いずれの産地も食味が充実
していたことも消費を後押ししたが、月後半に入ってから関東以北では曇天
や低温の日が多く、産地が長野・山形へと移行した後は入荷が伸び悩んだ。
8月主要品目単価見通し
(状況は2016年7月20日現在)
○強い ○#強保合 #保合 △#弱保合 △弱い 単位:円/g
※価格は東京青果扱い/等階級込み(消費税込み)
7月
果 実 総 体 下旬単価
中旬
下旬
500
451
♯
451
♯
464
△♯
430
7月
下旬単価
上旬
(前年価格)
品
目
8 月市況推移
上旬
み か ん 類
ハウスみかん
(前年価格)
り ん ご 類
つ が る
(前年価格)
な し 類
幸
水
(前年価格)
豊
水
(前年価格)
二 十 世 紀
(前年価格)
も も 類
も
も
(前年価格)
す も も 類
す も も
(前年価格)
ぶ ど う 類
デラウェア
(前年価格)
巨
峰
(前年価格)
ピ オ ー ネ
(前年価格)
シャインマスカット
(前年価格)
メ ロ ン 類
アールスメロン
(前年価格)
貴味・デリシー
(前年価格)
西 瓜 類
西
瓜
(前年価格)
その他果実
い ち じ く
(前年価格)
8 月市況推移
中旬
下旬
103%
月平均
前年対比
予想単価
1,050
992
♯
987
△♯
950
△♯
818
980
934
105%
―
―
450
467
△♯
392
△♯
333
350
349
100%
450
444
―
―
―
―
△♯
410
―
―
680
679
△♯
387
450
476
△♯
610
♯
349
△♯
376
△♯
388
385
387
375
378
490
493
550
517
♯
536
♯
611
♯
548
550
560
620
619
♯
585
♯
584
△♯
539
560
572
700
638
1,350
1,382
1,850
1,868
3,600
3,577
△♯
629
△
1,041
△
1,379
△♯
3,350
♯
648
△♯
944
△♯
1,077
△
2,664
△♯
653
△♯
862
△♯
929
△
1,623
620
639
920
948
1,030
1,069
2,200
2,212
850
814
360
335
♯
813
○♯
433
♯
818
♯
413
△♯
619
―
―
810
735
460
427
220
181
○♯
208
♯
234
♯
186
250
211
118%
1,200
1,084
△
879
♯
667
♯
682
800
705
113%
部
署
名
果実第1事業部
果実第2事業部
果実第3事業部
果実第4事業部
電
0 3
0 3
0 3
0 3
-
5
5
5
5
話
4
4
4
4
9
9
9
9
2
2
2
2
番
- 2
- 2
- 2
- 2
0
0
0
0
本資料の無断転載はご遠慮下さい。
記載内容の文責は営業管理部営業情報管理課(電話番号:03-5492-2041)
月平均
前年対比
予想単価
460
448
8月はこれまでの夏果実に加え、日本なし・ぶどう・りんごなどの秋果実の露
地物が始まることでアイテム数充実の時期を迎える。昨年はすいかやモモが
大幅な入荷減でお盆前後にかけて品薄感が高まり、月通じて堅調な価格が
維持された。本年8月もモモは少ない見込みであり、なしやすいかの引き合い
が強まることが予想される。直近の三ヶ月予報では消費地である関東地方は
8・9月にかけて気温は高めとなりそうだが・東北地方は当初の様な猛暑では
無さそうであり、りんごなど秋果実も9月にかけて順調に入荷すると期待され
る。果実全体では入荷量は前年比増、価格は高かった前年並を見込む。
99%
99%
99%
98%
98%
ハウスみかん情報
6月7月と全国的に仕上がり良好で、高評価となった。ギフト
需要では桃が当初予定した程入荷せず、
その分ハウスみかん
へシフトした。九州産地が天候不良で着色進まず、入荷量が
販 売
伸び悩んだこともあるが、7 月は月間を通して引き合い堅調
見通し であった。8月も流れは変わらず、入荷は前年並となるが、価
格は前年を上回ろう。なお、盆明けには数量が急減する見込
み。
主産県 銘柄及び産地
8 月に入り 7 月よりも少なくなってこよう。盆前
佐賀
については 8 月 10 日頃までに一旦終了する。盆
唐津
明けは「ハウス」が 400 t、
「グリーンハウス」
(64%)
(浜玉) が 400 tの計画。グリーンは前年より多いが「ハ
3部
ウス」は前年並。
現 状は日照不足もあり遅 れている。7 月 25 日
の週には回復に向かい、8 月一週目がピークの
大分
大分県 見込み。週 3 回の計画であるが、盆明けには少な
くなってこよう。最終は計画通り 9 月上旬の見込
(9%)
(杵築) み。「グリーンハウス」は 7 月下旬から始まり、
4部
8 月末まで週 2 回の計画である。トータルの計
画は前年並である。
えひめ
中央
愛知
(7%)
3部
【蒲郡市】 6 月多く 7 月に若干減少した。8 月
は計画通りで、上旬が最大のピークとなろう。盆前
は 10 日販売でいったん終了し、明けは 18 日販
売からで、9 月 23 日販売まで。
「グリーンハウス」
蒲郡市 は 18 日から 9 月 16 日販売まで。盆明けから週
3 回~ 2 回の販売となろう。トータルの計画は前
知多
年並。
【知多】 8 月についても大きなピークなく横ばい
で推移しよう。計画は 95%と若干の減少となっ
ている。盆前は 13 日まで、再開は 18 日売りから
で最終は 9 月 28 日。引き続きM・S中心である。
97%
99%
110%
108%
5
6
8
9
現状は平年作で、8 月上旬からピークとなろう。
週 3 回で 9 月末で切りあがる。計画は前年並で
ある。
「グリーンハウス」は盆前後から 8 月下旬
の出荷となるが、前年よりやや少ないと予想して
いる。
愛媛
(9%)
3部
97%
96%
主産地の生育及び出荷・入荷情報
号
0
5
0
5
★主産県の欄に取り扱い事業部名を記載してあります。
果実展望 P1
8月
2016
なし類情報
◎二十世紀
7 月最終週から徐々に関東産露地幸水の出荷が始まり、8
月月初には各銘柄が出揃う。早かった前年よりさらに早めの
地域もあるが、概ね作柄は良好。前年は黒星病や日焼け果の
販 売
発生で規格外品が多く、小玉傾向だったこともあり当初見込
見通し みより出荷量が少なくなったが、本年は作柄も良いために前
年以上の出回り量が期待される。モモの切上がりも早そうで
あり、販売環境は良さそう。
◎幸水
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
病 気などの発生は無く、順調。早かった前年より
北つくば さらに 2 ~ 3 日早 め。関 城・八千 代 は 7 月 28
茨城
常総
日から始まり、8 月 1 日より本格出荷となる。玉
(29%)
ひかり 肥 大 が 進まず。関 城は 32 > 28 > 36 玉中心、
4部
八千代は 28 > 32 = 24 玉中心。ピークは 8 月
ほか
3 日頃からで、8 月第 2 週には減少に転じる。
西印旛
千葉 グリーン
(22%) ウェーブ
長生
3部
ほか
主産県 銘柄及び産地
〔ハウス〕作柄は悪くない。8 月 3 日頃からの開始予
定で、盆前に 4 回・盆後1回の販売。栽培面積はやや減っ
ているが、玉肥大も良く出荷量は前年を若干下回る程
度。赤秀のみ 5㎏箱、青秀以下は 10㎏箱での出荷。
鳥取
〔露地〕生育は早く、例年は 8 月末からのスタートだが、
鳥取中央
本年は 23 日頃から始まる見込み。生育は順調で大玉
(88%)
(東郷ほか)傾向、上位等級品の発生も多そう。青梨の二十世紀は中
2部
国などからの需要も高い商材であり、中秋節(本年は
9 月 15 日)に向けた輸出需要もあって 9 月 5 日頃ま
では引き合いの強い状況となるだろう。切り上がりも例
年より早く、9 月半ばには終了予定。
◎その他なし
品種名
7/25 から販売開始。生育は 1 ~ 2 日程早かった
が、初荷は例年通り。前年は干ばつ傾向で早めに
果 肉が 仕 上 がったが、本 年は肥 大 良く 28・32
玉中心。着果量も多いので、前年以上の数量が期
待できる。ピークは 8 月第 1 週で、8 月半ばまで
の出回り。
栃木
うつのみや 8 月初めからハウス物も10㎏箱での出荷となる。
露地物は中旬からのスタートで連日販 売。8 月
(19%)
はが野 半ばが出荷のピークとなる見込み。
2部
8 月盆前に 1 回入荷するかもしれないが、盆明け
福島
ふくしま 17 日からの販売開始予定。若干生育前進して玉
(12%)
伸びは進んでおり、
スタートは 32 玉の計画だが、
未来
3部
28 玉の比率も高そう。
7 月半ばよりトンネル物の出荷も始まっており、
下旬にかけてピークとなる。月末には 露 地 物 の
出 荷 も 始 まり、8 月初 めが ピー クとな る。前 年
ふくおか は結 実 不良で生 産 減となったが、本 年は着果 量
福岡
八女
もあり。天候 不順でやや小玉傾向となっており、
(9%)
28>32>24 玉の流れ。梅雨時期の降雨量が例
筑前
4部
あさくら 年より多く、食味面での影響も懸念されたが、す
でに九州は梅雨明けしており、露地のピークに向
けて食味も充実してくる。京浜向出荷は 8 月上旬
まで。
茨城
(27%) 北つくば
4部
県名 銘柄及び産地 主産地の生育及び出荷・入荷情報
秋麗
熊本
新甘泉
なつひめ
鳥取
主産県 銘柄及び産地
長野
(64%)
1部
現状、病虫害の発生も見られず生育は順調。前年
程の前進ではないが、8 月下旬(25 日頃)から
出荷開始となり、月末から 9 月上旬にかけて出荷
のピークとなろう。
本 年は開花期の好天にも恵まれ、前年を上回る
では前年以上の出回り量が期待される。
栽培面積の増加や結果樹増もあって前年
を上回る生産見込み。露地二十世紀とほ
鳥取中央 ぼ同様の 8 月 25 日頃からの出回りで、
9 月上旬まで。荷姿は 5㎏ 箱。9 月中旬
からは新品種「秋甘泉」の出荷も始まる。
長野産「夏あかり」が 7 月下旬から出荷開始となり、28 年
産新りんごの販売が始まる。
一部で凍霜害の発生などもあっ
販 売 たようだが、生育期間中の好天もあって大きな影響は無さそ
見通し う。着果量も十分に確保されており、8 月中旬には「つがる」
の出荷が始まって下旬にかけて数量もまとまってくる。冷蔵
品も中旬には終了予定で、切り替えもスムーズだろう。
あづみ
福岡
ふくおか 着果を確保している。生育も良く、8 月お盆前に
は収穫開始となる見込みであり、京浜市場も中旬
(4%)
八女
には出荷 始まる。ピークは 25 日頃からで、現 状
4部
熊本
果実連
開花期は平年および前年より1 日早く、
着果量は非常に多かった。販売開始は 8
月盆明け(17 日頃)からの計画で、8
月メインに 9 月上旬まで の出回り。玉
肥大も良いが、出荷量としてはほぼ前年
並を見込んでいる。荷姿は 5㎏箱のみ。
つがる情報
◎豊水
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
市川市 【グリーンウェーブ】開花は前年より若干早めであっ
千葉
グリーン たが、生育ペースは前年並。例年通り 8 月下旬(20
(53%)
ウェーブ 日頃)からの販売開始となるだろう。前年は気温
3部
高で大幅な生産減となったが、本年は肥大も良い。
長生
主産地の生育及び出荷・入荷情報
主産地の生育及び出荷・入荷情報
春 先の気温高で開花は早かった。4 月の凍 霜害の影
響も心配されたが、概ね順調な生育となっている。極早
生品種が 7月 26 日からスタートし、早かった前年より
もさらに数日早くなっている。「つがる」はほぼ前年並
の 8 月中旬(8/18 頃)からの出荷開始予定。昨年は
40・46 玉サイズも多く小玉傾向であったが、本年は
玉肥大良好で、中心サイズは 36・40 玉。今後の天候
次第では日焼け果の発生や落果などもあるかもしれな
いが、基本的には前年を上回る出荷量が見込まれる。
開花期に当たる春先の凍霜害による被害が懸念された
が、梅雨時に適度な雨もあって極端に少ないことは無
さそう。気温が高めに推移したことで生育は前進気味。
「夏あかり」は7月最終週(25 日)からの販売で、8
共和園芸
月第 1 週まで。第 2 週からは「つがる」の出荷も始まり、
通常はお盆明けから本格化するが、本年は盆前にもあ
る程度出荷量もまとまるだろう。中心サイズは 36・40
玉。前年よりは若干数量減となるが、品質内容は充実。
さがえ
山形
(24%) 西村山
天童
1部
平年より生育は早いが、出荷開始は例年通り 8 月
盆明け(20 日頃)を予定している。本 年は開花
も早く、その 後の曇天や低温などもあったが、月
末には数量まとまって 9 月に入ればピークとなろ
う。着果も平年並にあり、玉肥大も前年より良いこ
とから、出回り量としては前年を上回る見込み。
開花期の天候も良く、作柄は順調。販売開始は例年通り
8 月 1 日を予定している。栽培面積は前年より若干減
山梨
梨北
少しているが、玉張りも良い(36・40 玉中心)ことか
(6%)
( 上の山) ら前年並の数量はある見込み。気温の高い状況が続い
1部
ており、一部で日焼け果の発生なども懸念されるが、品
質面での大きな問題は無さそう。8 月中旬までの出荷。
果実展望 P2
8月
2016
◎刀根早生柿
主産県 銘柄及び産地
奈良
奈良県
(92%)
農協
1部
すもも情報
主産地の生育及び出荷・入荷情報
現状は前年よりも進んでいる。計画についてはハ
ウス柿・中谷早生・刀根早生ともに前年並で肥大
は全般に良好。
「富有柿」については前年と比べ
て3割程 度多いと予想している。ハウスから「中
谷」への切り替りは 9 月 10 日頃となろう。ハウ
スは週 3 回となるが、盆前の 8 月上旬がやや多
めを予想している。
もも情報
前年同様に生育は前進気味で推移しており、山梨の早場産
地では 8 月上旬で出荷が終了しそう。前年は特に後半作に
なって作柄不良の影響が大きく最終的には当初計画の 7 割
程度の出荷量となった。福島産も 7 月末にピークを迎えた後
販 売
は気温高で数量伸び悩み、盆前には商品確保のために躍起
見通し となる場面も見られた。本年は福島産も潤沢な出荷が見込ま
れているが、例年より出回り量が少ないことで全国的に引き
合いは堅調であり、高かった前年並の価格が維持される見
込み。
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
生育は前進しており、早かった前年並(平年比で
は 10 日早い)のペース。7 月末にかけて「あか
ふくしま つき」の出荷ピークとなり、園地間で生育のばら
福島
つきも大きいことから 8 月上旬まではダラダラ
(58%) 未来
出荷が続く。玉肥大良く、18 > 20 > 16 = 22
ほか
3部
玉の流れ。8 月は上旬に「まどか」、盆前から「川
中島白桃」
「紅錦香(くにか)」が始まり、盆後に
は「ゆうぞら」なども出回る。
生育は早かった前年よりさらに 2 日程度早く、県
山梨 フルーツ 全体のピーク(品種は「白鳳」「浅間白鳳」)は 7
月海の日明けとなった。7 月下旬からは減りなが
(18%) 山梨
1・2 部 ふえふき ら推移し、8 月は「なつっこ」「川中島白桃」が
出荷される。
生育は早かった前年よりさらに 1 週間近く早い。
7 月下旬には「あかつき」
「白鳳」がピークとなり、
「なつっこ」も 7 月末には入荷開始となる。8 月
長野
グリーン 盆前(8/1 ~ 8)が出荷ピークとなり、盆前後か
らは「川中島白桃」や「黄金桃」も始まる。適度
(11%)
長野
な降雨もあって玉肥大は良く、中心サイズは 15・
2部
16 玉。一 部で果肉先行なども見られたが、着果
量は十分確保できており、前年並の数量はありそ
う。
◎ネクタリン
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
本年産のすももは主産地となる山梨では開花期とその後の
好天に恵まれて作柄が非常に良かった。着果数も多く 7 月の
出回り量は前年を上回る状況が続き、販売苦戦する場面も
販 売
見られたが、
「貴陽」など高単価な品種が全体の価格を引っ
見通し 張った。8 月の出回り品種は
「太陽」を中心に
「ソルダム」
「貴
陽」など。前年同様に生育は大幅に前進しており、平年より
切り上がりが早まることが予想される。
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
「サマーエンジェル」は 7 月半ばより出荷のピー
ク。
「貴陽」は 7 月上旬から露地物始まった。本
年産「貴陽」は開花期の天候や温度が生育に最
適であり、過去 10 年で見ても最も出来の良い年
山梨 フルーツ となっている。着果は十 分にあり、玉張りも良く
300 g超えの大玉もある。また、品質も安定して
(54%) 山梨
1・2 部 巨摩野 糖度は 15 度を超えて 17・18 度あって歩留まり
も良い。
「貴陽」は 8 月上旬で例年より早めに切
り上がる。月末には早場産地の「太陽」も始まり、
8 月の出回りの中心は「太 陽」となる。
「貴陽」
同様に作柄は良く順調な出回りが見込まれる。
長野
志賀高原
(24%)
中野市
2部
生育は前 年 より 3 ~ 4 日、平 年比 だと 10 日程
度前進している。7 月下旬から「サマーエンジェ
ル」
「ソルダム」が出回り、8 月中旬には「貴陽」、
9 月下旬~ 10 月上旬にかけて「太陽」となる。
9 月に入れば「秋姫」。開花期の天候不良等もあっ
て生産量は前年比 90 ~ 95%。
生育は早かった前年並に推移しており、平年と比
べて 1 旬程度早い。7 月下旬には早場産地から
山形
さがえ 「ソルダム」の出荷が始まっており、8 月盆前ま
(15%) 西村山 での出回り。盆明けからは「太陽」「レイトソルダ
ム」が始まって下旬にかけてピーク。9 月に入れ
2部
山形
ば「秋姫」
「サンセプト」、その他新品種なども始
まる。果実肥大も良く、作柄は良好。
◎プルーン
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
【佐久浅間】現状は「アーリーリバー」
「オパール」
グリーン で 7 月いっぱい。8 月に入り「ツアー」「トレジ
長野
長野
ディー」で盆前まで。盆明けには「ローブド」
「ク
(64%) 佐久浅間 ラシマ」「サマーキュート」となる。今年は平年作
1 部 (南佐久) で、前年より多い見込みである。前年は雹害など
で少なくなった。最大のピークは「サンプルーン」
須高
となる 9 月 10 ~ 15 日頃と予想している。
北海道
8 月盆前後から始まる。
「アーリーリバー」は道
余市
内出荷で、
「サンタス」
「トレジディ」から。20
(32%)
新おたる 日頃になると予想している。
1部
生育は例年より早め。スイートネクタリンは 7 月
上旬から「瑞光」が始まり、中旬には「黎明」
「晶
光」も始まっている。下旬からは
「黎王」
「晶玉」
「反
山梨 フルーツ 田ネクタリン」も始まってお盆前後までの出回り。
従来品種では 7 月下旬から「フレーバートップ」
(47%) 山梨
1 部 (塩山・神金) が始まり、「ファンタジア」「秀峰」と続く。前年
よりは若干小ぶりだが、食味など内容の仕上がり
は良い。スイート系品種は 400 gパック、
「ファ
ンタジア」以降は 5㎏コンテナとなる。
7 月中旬の時点で主力品種となる「メイグランド」
「サマークリスタル」もピーク過ぎている。
「水野
ネクタリン」も少しずつ始まっているが、7 月下
長野
グリーン 旬に端境となるかもしれない。月末には「フレー
バートップ」、8 月盆前には「ファンタジア」
「秀峰」
(31%)
長野
も始まる。長野全体では 8 月盆前(8/1 ~ 8)が
2部
出荷ピークとなる。8 月いっぱいでほぼ終了とな
る見込み。着果は良いが、栽培面積の減少もあっ
て生産量は前年をやや下回る。
果実展望 P3
8月
2016
ぶどう類情報
◎ピオーネ
山梨産露地ぶどうも生育前進傾向で 7 月中~下旬にかけて
各品種出荷が始まっている。
生育期間中の好天もあって作柄
は良く、大房で豊作基調と見込まれている。前年は 7 月中旬
からの高温による着色不良で「ピオーネ」等の入荷量が伸
び悩み、需要が増えた 8 月中~下旬にかけて非常に引き合
販 売
いが強まった。本年は前年よりは数量多いが、モモが大幅に
見通し 前進していることから盆前の売り込み商材としてぶどうの引
き合いは強まると見込まれる。また、栽培拡大が続いている
「シャインマスカット」は知名度の向上や輸出需要も根強く、
7 月までは堅調な価格を維持。8 月の出回り量も前年を大き
く上回るだろうが、大幅な価格安にはならないだろう。
◎デラウェア
主産県 銘柄及び産地
山形
山形 おきたま
(89%) 山形
2 部 (本沢)
ほか
山梨 フルーツ
(11%) 山梨
1・2 部 ふえふき
主産県 銘柄及び産地
山梨 フルーツ
(79%) 山梨
1・2 部 ふえふき
早場産地からは 7 月下旬(27 日頃)より露地物
の出荷開始予定。現状は着色などの問題も無く、
順調な出荷が見込まれている。8 月中旬以降数
量まとまり、下旬にかけてがピークとなる。
岡山
(12%)
4部
8 月盆前まではハウス栽培物で、品質は良い。7
月下旬から県北産地の JA 阿新からも出荷が始
まり、出回り量は 増 加。前年は生育が 早く、8 月
中旬から露地物の出荷が始まったが、本年はやや
生育遅れも見られることから露地(トンネル)物
は下旬からの出回り。
全農
岡山
◎シャインマスカット
主産地の生育及び出荷・入荷情報
7 月中は曇天続きで着色遅れもあって出荷量増
えず。やや大 房傾向で 2L > L サイズ。新盆 過ぎ
て 7 月後半~ 8 月上旬にかけてが出荷ピークと
なる。食味も充実。9 月いっぱいは出荷あり。作
柄は良好。
7 月半ば(15 日)から露地物の出荷も始まって
本格的に増えてくる。8 月に入ればさらに増えて
くるだろう。日中は気温高だが、夜温は下がってお
り、着色等の問題も無し。
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
露地物は早かった前年よりさらに 3 ~ 4 日生育
前進しており、7 月中旬より出荷開始となった。
山梨 フルーツ 前年は連休明けからのスタートであった。作柄は
良好で、7 月末には数量もまとまり、8 月上~中
(84%) 山梨
1・2 部 ふえふき 旬にかけて潤沢な出回りとなろう。7 月中 旬の
時点では玉張り良く着色も進んでおり、作柄は良
好。
岡山
(21%) 岡山西
4部
天候不順(日照不足)で糖度の上昇が鈍く、当初
7 月上旬には各産 地出そろう見込みであったが
下旬にずれ込むところもあった。8 月上旬がハウ
ス物のピークであり、8 月いっぱいはハウス物。
成木化もあって出回り量は前年を上回る。
長野
中野市
(20%) 須高
2部
ほか
8 月旧盆まではハウス物の出荷。需要が高まる旧
盆前に集中的に出荷する計画であり、この時期の
出荷量としては前年の 2 ~ 3 倍の数量となる見
込み。盆明けの出荷量は少なく、再び増えてくるの
は露地が始まる 9 月下旬からで、10 月にかけて
潤沢な出回り。
◎その他ぶどう
品種名
8 月いっぱいはハウス物。7 月下旬から出 荷 量
長野
中野市 増えてきて 8 月盆前がハウス物のピークとなる。
盆後は一旦減って、露地が始まるのは 9 月に入っ
(12%)
志賀高原 てから。有核の比率が下がって、種なしが増えてい
2部
る。作柄は良好。
県名 銘柄及び産地 主産地の生育及び出荷・入荷情報
瀬戸
岡山
ジャイアンツ
◎アレキサンドリア
主産県 銘柄及び産地
岡山
(96%) 岡山西
4部
主産地の生育及び出荷・入荷情報
ハウス物は 7 月中~下旬にかけて出荷ピークとな
山梨 フルーツ る。露地物も生育が 前年より数日早まっており、
早 場 産 地 からの 出 荷 開 始 は 8 月初めからを 予
(51%) 山梨
定している。8 月中旬以降数量まとまり、下旬か
1・2 部 ふえふき らがピークとなろう。栽培面積の増加と成木化も
あって出回り量は前年以上となる。
◎巨峰
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
長野
お盆前までハウス物で 8 月 25 日頃
から露地物スタート。スタートと同時
信州うえだ に出回りはピークとなり、9 月 5 日
頃までの約 2 週間の出回り。荷姿は
中野市
5㎏コンテナ中心。近 年、皮ごと食べ
須高
ることが出来る黒系品種として人 気
が高まってきているが、一方で栽培が
難しい品種でもある。
石川
7 月上 旬 から 地 元 石 川 県 で の 販 売
が 始まってい るが、東 京 市 場で の販
売開始は 7 月 29 日(大阪市場では
30 日)を予定している。生育は若干
早めであるが、8 月上旬より数 量ま
とまって 9 月までの出回り。シーズン
トータルでは前年を上回る数量・販
売金額を見 込 んでいる。関東 では東
京 青果 のみでの販 売となり、全 量 競
売である。
主産地の生育及び出荷・入荷情報
当初、加温物は 7 月中旬にかけてピークとなる計
画であったが、天候不順の影響などもあって生育
は遅れ気味で出荷量が少ない状態が続いた。7
月末より回復してくる見込みであり、遅れていた
分 8 月上旬にかけて多くなり、8 月月間として
は前年よりも出回り量は多くなるだろう。省加温
物で品質は引き続き安定し、8 月盆明けには無
加温物との切り替えとなろう。
ナガノ
パープル
ルビー
ロマン
果実展望 P4
つやま
暖冬の影響で加温の開始を遅らせた
ことも あり、ハウス物 の 生 育 は遅 れ
気味。8 月上~中旬にかけてハウス
物 のピークとなり、9 月になれば 露
地 物 が入荷しよう。5㎏コンテ ナと
700g 化粧箱出の入荷。
石川県
農協
8月
2016
メロン類情報
すいか情報
北海道・東北の生育遅れ傾向は、総じて不作といった結果
になるのではと予想される。メロンへの価値感として、地方
に住む人からの需要が高いため、産地相場が7月よりも高ま
販 売
ると予想している。アールスも4月以降の価格展開は予想外
見通し の動きであったが、8月も北海道産のメロン類が少ないこと
から関西市場が相場を引っ張り、価格高になると予想され
る。
◎その他メロン
品種名
県名 銘柄及び産地 主産地の生育及び出荷・入荷情報
例年通り始まっているが、始まりの時
期の 物が 少なく、盆 明けで 8 月には
徐々に増えて連日の販売となろう。日
ルピアレッド
量 1000 ケース 4 玉 中 心 と 肥 大 も
らいでん 北海道 きょうわ まずまずである。盆前は赤肉のティア
ラ(5 玉中心)も計画しているが、こ
クラウン
れはやや少なめである。トータルでは
前年と同様に不作気味の年になると
予想している。
「デリシー」中心に「小平レッド」と
なる。ほぼ例 年どおり 8 月頭 からの
販売で週 1 ~ 2 回。今 年北海道の天
留萌
候は 荒 れたと言 われるが、留 萌 地 方
北海道
(小平) は通常の 天 候であった。作 付は引き
続き減少傾向にあり、盆明けに少なく
なり17・18 日に一回程度。
デリシー
青森
レノン
キスミー
デ リシ ー は 7 月の 出 方 が 少な め と
なった。これ は 4 月 17 日 の 強 風 被
害でトンネルが剥がされたり、苗が飛
んだりして作業が遅れたため。ゴール
デンウィークから梅 雨入り前までは
五所川原 好天で推移し、かなり回復したが、梅
雨入り後低温曇天等でブレーキがか
中央
かってきた。肥大もばらつきが大きく
なってい る。7 月 25 日販 売 から急
増し、10 日頃までピーク続く。大箱
の 8 kg台 5 玉 6 玉中心の見込み。
8 月も連日の販売で、量的には前年並
の見込み。
青森
8 月に入ってからの販売となり、基本
的には連日の出荷となろう。元々の数
五所川原 が少ないことから市場の要望によっ
て出荷。6L 中心と予想している。作
中央
付は前年並であり、8 月 20 日頃ま
では量的にまとまる。大箱の 6Lg 中
心。
青森
五所川原 盆 明 け から始 まるが、9 月 10 日ま
でほぼ 連日の見 込 み。作 付は前年並
中央
で、現状生育は順調である。
◎アールスメロン
主産県 銘柄及び産地
クラウン
支所
静岡
(31%) メロックス
静南
4部
とぴあ浜松
全国的に前進して 7 月上旬まで来たが、その後の東北産が
大幅に遅れている。長野県産のみ前年より多く、占有率高
販 売 まっている。長野産の仕上がりは良好で、お客様から繰り返
見通し し買ってもらえるであろう。7 月の梅雨明けの時点で相場を
崩すことがなければ、8 月も引き続き販売好調と予想され、
価格も前年比高い。
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
本年は雪どけも早く順調なスタートとなったが、
定植時の低温で生育は若干遅れ気味に推移。生
産者の努力等もあって出荷開始時点では 3 日遅
れ程度まで回復。ピークは 7 月下旬(20 日過ぎ)
山形
みちのく からで、8 月前半(盆前)までは潤沢にある見込
(44%)
み。日照不足 気味だが、品質・内容はかつてない
村山
1部
ほど良い仕上がりとなっており、玉肥大も 2 L・3
L中心と問題なし。本年度は東部選果場の選果設
備を一新し、来年度は西部選果場も新しくする予
定であり、さらに選果精度の向上を目指す。
春先からの気温高で露地物の生育はかつてなく
早く、地 元市 場には 6 月末 から出 荷 開 始となっ
た。その後も気温はそれなりにあり、日照もあっ
たので糖度は高め。作付は平年並みで、トータル
98 万ケースの生産計画。7 月中~下旬にかけて
ピークとなる。生育は 3 ~ 5 日程度前進しており、
長野
松本
盆前の需要期の出荷が気になるところだが、この
(32%)
(適
ハイランド 部分は 6 月に交配しており、梅雨だが天候良く
1部
度に降雨あるが、長引かず、ジメジメ感が少なかっ
た)、着果も順調であったことで、玉数も十分にあ
りそう。平年は交配から 45 日で収穫となるが、
本年は気温高で 44 日くらいで収穫出来ている。
9 月までの出荷。玉肥大良く大玉傾向で M の発
生比率は少ない。
◎こだま西瓜
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
【五所川原】 7 月 25 日頃から増えてくると予想
している。
「ひとりじめ」を中心に連日の出荷と
なろう。ピークは 7 月 25 日~ 8 月 5 日頃。8 k
青森 五所川原 g 4 玉・5 玉中心となろう。
(55%) 中央 【あすなろ青果】 8 月に入ってから始まるが、生
育は遅れている。春の強風でトンネルが飛ばされ
1部
ほか
た が、植 え替えが なされず、作 付 減 少してい る。
10 日頃まで連日の日量 200 ~ 300 ケースの
出荷となろう。
◎くり
主産県 銘柄及び産地
茨城
(93%)
4部
主産地の生育及び出荷・入荷情報
土浦
主産地の生育及び出荷・入荷情報
販売の始まりは例年より早く、8 月 30 日から。
今のところ着 毬は問題なく、充実している。今 年
は特に加工筋からの注文が多く入っており、LM
中心に対応し、大玉を中心に市場出荷する方針で
ある。
8 月盆明けからの出荷開始 予定。本 年度 産につ
引き続き平準ペースを維持できようが、8 月 10
日前後にやや多いと予想している。8 月も 7 月
と同程度と予想される。夏系アールスは 9 kg前
後と若干 7 月よりも若干小ぶりで、上位等級物が
減ってこよう。
熊本
球磨地域 いては台風の影響はないが前年の台風被害が大
きく、良くても平年作ではないと予想している。
(5%)
農協
現在は生理落果も続いている。着毬数については
4部
7 月は下旬から増えて当面のピークは盆前で、明
けにはややや数量落ち着く見込み。8 月に入り
茨城
「雅」の夏系となって肥大が抑えられて、大玉は
(23%) 茨城旭村
少なくなろう。7 月下旬以 降 の出荷 物について
4部
は作付が伸びており、前年を上回ると予想してい
る。
果実展望 P5
まずまずで、生育順調である。
8月
2016
いちじく情報
◎マンゴー
昨年は総じて不作で、最大の出回り時期である 8 月・9 月も
前年を下回った。特に 9 月が 81%となり、一般の店頭から姿
を消した観があった。天候の巡りあわせが悪かったと思われ
販 売
る。今年は前年と全く違った展開になっている。最大のピー
見通し クは盆明け頃、例年通りの時期で売り易いと思われる。8 月
としては入荷は前年比増、内容が充実することから価格は堅
調と予想される。
主産県 銘柄及び産地
沖縄
(50%) 沖縄県
4部
主産地の生育及び出荷・入荷情報
【ひまわり】現状は無 加温のピークに近いが、端
境期でもある。加温物については先端部の残りと
愛知
なって小さめ。露地作は早い人が 7 月下旬から始
(42%)安城・知多 まってきたが、8 月上旬は増えながら推移しょう。
8 月の最大のピークは盆明けと予想している。作
3部
そのものは順調で、今後の気温によっては盆前も
多くなると予想している。
和歌山
(39%) 紀の里
3部
主産県 銘柄及び産地
現状は無加温物が中心になっているが順調であ
る。露 地については早い人 が 7 月 23 日から始
まったが、揃うのは 8 月上旬、ピークになるのは
盆前後と予想される。8 月としては無加温が残り、
露地が前進 気味であることから、前年の 120%
程度と予想される。
【筑前あさくら】現状は加温の終 盤で、無加温も
出始めとなっている。無加温のピークは 8 月上旬
の見込み。最大のピークは無加温と露地が始まっ
福岡
筑前
てくる 8 月末~ 9 月中旬になろう。生育は順調で
(9%) あさくら 雨の影響はそれほど受けていない。
1部
ほか 【田川】現状は加温と無 加温の端境期を迎えて
いる。無加温は 8 月後半にピークを迎えるが、盆
明けにウエイトがかかると予想している。8 月と
しては前年を下回るだろう。
現状は県南部の豊見城地域のもがピークを迎え
ているが、例年の半分程度と少ない。8 月上中旬
には北部の名護周辺が中心となるが、減りながら
推 移しよう。いずれも前年 11 月 12 月の暖 冬で
花芽が少なかった影響が出ている。パックと 2 つ
玉の化粧箱中心。
◎ブルーベリー
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
愛媛
えひめ
(38%)
中央
3部
ブルーベリーは現状ピークが続いているが、量的
には平年並で、前年より多く出ている。8 月は後
半に入り、9 月いっぱいで終了する。晩生品種に
なってやや大粒傾向となろう。
群馬
(18%) 赤城橘
3部
7 月から 8 月にかけてピーク。例 年は 9 月 3 週
目に切り上るが、今 年は前進の影 響で 9 月 2 週
目に切り上ると予想している。量的には雹害で少
なかった前年より多い。引き続き連日の販売で、
晩生の品種となるであろう。
◎レモン
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
愛媛
8 月に入り毎週土曜日(13 日はお休み)販売を
えひめ
計画している。5 kg箱で日量 300 ケース程度。
(33%)
中央
面積は前年並である。
3部
◎夏イチゴ
主産県 銘柄及び産地
主産地の生育及び出荷・入荷情報
主産地の生育及び出荷・入荷情報
若干遅れ気味となっているが、量的にはこれから
北海道 余市町 増えて 8 月 10 日頃に最大のピークとなろう。引
(52%) 美唄市 き続き「すずあかね」となるが、8 月は前年を上
2 部 ながぬま 回ると予想している。ピーク時 200 ~ 250 ケー
スの見込み。
果実展望 P6