夏!って感じですね。 やっぱり夏は、海に 限る! わらしべ園の生活介護(地域にお住まいの障害のある方が利用する 日中の活動)について紹介します。わらしべ園は入所施設なので、入 所の人しか利用できないと思っていませんか?今回は特集として、地 域に住む障害のある方が通うわらしべ園の「生活介護」について紹介 たくさん活動があって、食事 も充実!男女別の大きなお 風呂もあります。ご利用お待 ちしています。 します。 生活介護というのは、以前のデイサービスや通所施設のようなものですが、わらしべ園では、入所施設の設 備や支援体制を活かし、紙すきや名刺作りなどの作業活動をはじめ、太鼓や柔道等のクラブ活動、流木を使っ た創作活動などさまざまな日中活動のほか、ゆっくりした入浴、特別食(刻み、透析患者への配慮など)を行 っています。今年の 4 月から送迎車を導入し、送迎も始めました。 <わらしべ園の生活介護 1 日の流れ> 8:00 9:30頃 10:00 11:45 13:30 14:30~ 15:45~ 送迎が始まります。 わらしべ園に到着し、連絡帳の確認をします。 午前の活動がはじまります。 (<活動紹介>参照) 昼食です。 栄養士が考えた献立に沿って、調理員さんがいつも 美味しいご飯を作ってくれています。 時には昼食会として、普段より豪華な食事や楽しい 雰囲気作りをして利用者様に楽しんでもらう企画を 行っております。 午後の活動が始まります。 (<活動紹介>参照) 希望された方は入浴してもらいます。 入所施設の設備なので広いお風呂でゆっくりと入って 頂けます。壁にはなんと富士山の絵も飾っていますの で、まるで銭湯のよう?家のお風呂では少し狭い、 介助が大変と言う方には是非使って頂きたいサービス です。現在、季節に合わせた特別浴(ゆず風呂など) も考えております。 帰りの送迎となります。 最近では、わらしべ会の 「Haru かぐまち」や他の事 業所と曜日を分けて来られ る方も増えています。 日中の行き場所がなかっ た頃から比べるとずいぶ ん変わりましたね。 <活動紹介> 【紙すき】 牛乳パックを解体する、しぼる、ちぎるなどいくつかの 工程を分担して行っています。紙をすいている工場に納品 しています。 また、竹の皮を使って紙をすいており、カレンダーやポ ストカードなど自主製品の作成、販売もしております。 【空き缶リサイクル】 地域の人にも協力して持って来てもらった空き缶をつぶすリサイクル作業を行っ ています。万力を使ってつぶす人、脚でペダルを踏んでつぶす道具を使う人、電動 の機械を使ってつぶす人など、身体機能に合わせてそれぞれの方法で作業を行って います。 【名刺づくり】 パソコンを使って名刺の作成をしています。紙はわら しべ園が材料を納品している工場ですいた紙を使ってい るので、人の手で作る温かみのある名刺になっています。 わらしべ会の職員から病院、学校関係、ご家族、近隣の 方などから注文を頂いております。 【柔 道】 ほとんど全介助の人も参加しています。抑え込まれたり抑え込んだりすることで 普段はあまり動かさない身体を使います。 柔道を通して、人とのコミュニケーションが生まれ、武道を通しての闘争心から 日頃見ることのできない豊かな表情を見ることができます。 【太 鼓】 毎週月曜日に和太鼓の練習をしています。隔週で和太鼓 の先生に来てもらっています。地域の方から演奏依頼を受 け、演奏に出かけることもあります。 和太鼓を打ちならす響きを身体で感じ、共鳴し合う太鼓 の響きで自分とメンバーが一体感を得ることができます。 【その他】 リハビリや集団体操、木工や電動車いすの練習を行って おります。 【行 事】 6 月 13 日には昼食会を行いま した。今回の昼食会のテーマはイ タリアン。メインのピザは利用者 さんと一緒に作りました。それぞ れ好きな具材を生地に乗せ、楽し そうにされていました。ピザは窯で焼いたので本格的。皆 さん焼き上がりに舌づつみを打っておられました。 その他、今年は夏祭りやグループ 外出などの企画を考えています。 もっと利用者さんに楽しんで頂け るよう工夫を重ねていきたいと思 っています。(記事:窪田) わらしべ園生活介護利用者 結城寿々菜さんインタビュー Q:わらしべ園の生活介護はいつから利用され ていますか? 結城:今年の1月からです。 Q:7か月ですね。わらしべ園は慣れました か? 結城:はい。 Q:わらしべ園では、どんな活動をされていま すか? 結城:献立表をパソコンで作ったり、タイピン グの練習をしたりしています。 Q:うまく出来るようになりましたか? 結城:はい。 Q:他にどんな活動をされていますか? 結城:柔道を始めました。とても楽しいです。 乗馬にバスツアー、旅 行、ヨガ…職員もがん ばりました。 5 月 17 日(土)に行われた大阪府障害者スポーツ大 会の卓球部門に参加された利用者の福島正弘さんが、な、 やった~!! な、なんと!! 準優勝されました~!!おめでとうご ざいます♪ 今回の大会には100名を超える参加者がありその中 で、見事 準優勝されました!!あと一勝すれば、来年、 長崎で行なわれる全国大会への出場が決定しただけに若 桜吹雪に和太鼓、お弁当。 春のいい 1 日でした。 干悔やまれますが、それにしても準優勝はすごい!!本 当におめでとうございます☆ ところで準優勝だったのに持って帰って来られたのは、 ↑金メダルを手に大会の様子を語る福島さん なぜか金メダルでした・・(笑) 桜の下で花見弁当。春の いい一日でした。 4 月 5 日(土) 、大阪国際大学で行われた「花見祭り」に、和太鼓演 奏として参加してきました。同じ法人内の事業所ハッピーガーデンより 誘いを受け、出演させていただいたものです。わらしべ園からは、3名 の利用者が参加しました。 演奏では、練習の時には見られないような素晴らしいポーズが決まり、 見てくださったお客様たちからも盛大な拍手をいただきました。 演奏の後は、建物から外に出て、桜の近くで昼食タイム。花見弁当が、 とっても豪華で美味しかったです♪ (^m^) むしろ、わたしは ハワイに行きたいわ。 6 月 15 日(日)フラダンスグループ「プルメリア」から 5 名の方 がわらしべ園でフラダンスを披露して下さいました。初めの曲「クープ アレフア」が始まると皆さんシーンとなり、すっかり魅了されていまし た。2 曲目の「バリバリの浜べ」、その後「月の夜は」の振り付けを教 えて頂きみんなで踊りました。 プルメリアの方々の素敵なフラのドレスに合わせて利用者の皆さん も首にレイを掛け雰囲気充分。フラダンスの柔らかい動きは、やってみ るとなかなかむずかしく、ぎこちなくなりますが、ゆったりとした音楽 に合わせて皆さん気持ちよさそうに踊られていました。プルメリアの皆さん有り難うございました。 限るのだ。 バカボンの パパみたい になってま すよ。 5 月 11 日(日)、この日は毎月行っているヨガを屋外で行いました。 普段とは違い、開放感のあるとても気持ちのいいヨガになりました。 外でやると、手を上に伸ばすという行為が「空をつかんでみよう」と いう表現に、呼吸をするという行為が「空気を味わう」という表現に 変わります。利用者の皆さんにとって、鳥の声や草の匂い、日の光や 風が体を触れる感覚など、身体を動かすだけではなく、いろんな刺激 を受けることが出来たようです。少し暑かったですが、とてもゆった ↑これがわし なのだ。 りした時間を過ごすことが出来、気持ちのいいヨガになりました。 (窪田) 乗馬でもわしはがんば っていたのだ。大活躍 なのだ。 ・・・。 わらしべ園、セルプわらしべの合同企画(乗馬・厩舎作業体験プログ ラム)が5月10日、31日の2日に分けておこなわれ、わらしべ園か ら合計7名の利用者が参加されました。 以前に経験された利用者さんは、久しぶりの乗馬でしたが怖がる事な く、身体を上手く使いながら楽しく乗馬や厩舎作業をされていました。 また、今回初めて体験された利用者さんの1人は、最初は馬が近づくだ けで「ギャーッ」と声を出して逃げ回っていましたが、厩舎作業をやり ながら馬に関わっていく中で、なんと馬に乗って馬場を1周することが でき、最後は馬に近づいてニンジンを食べさせるまでになりました。 普段と違い、屋外で身体をたくさん動かしてのプログラムで、参加した利用者さん、スタッフともに楽しい 1日を過ごしました。(藤田) (HPでは乗馬体験者への楽しいインタビューもご覧いただけます。 ) 迫力あるバード ショーでした。 7 月 8 日に25名(利用者 14 名・職員 11 名)が神戸 花鳥園へ、日帰りバス旅行に行ってきました。当日は雨も 降る事が無く、天気にめぐまれました。一般的な大型の観 光バスを貸切り、リフトは使わずに階段を使ってバスへと 乗り込みました。バスに乗るだけでも 30 分近く時間が掛 り、移動だけでも体力を使いました。 無事に花鳥園に到着すると、昼食はバイキングです!普 段とは違った食事に、食欲も増え、デザートのお饅頭まで 沢山頂きました。 全員で見学したバードショーは、すぐ目の前をフクロウ や大型のインコが飛び回り、迫力満点!かっこいい姿に思わず拍手をしました。カピバラやアルパカと触れ合 う場では、餌をあげたり、一緒に写真を撮る事もできたりして、動物好きな利用者は大満足です。 最後のバス車内は、疲れて寝ている人もいました。みんなで一緒の思い出を作る、良い機会となりました♪ (西尾) 障害のある人もない人も たくさん参加されるいい 大会です。 5月25日(日)に大阪市鶴見緑地公園で開催された共生マラソン に今年も参加しました。 この日の天気は絶好のマラソン日和!心地のよい日差しの中、参加 利用者は電動車椅子を操縦してマラソンのコースを走ったり、コース の周りの出店をのぞいてみたりと、自由に参加されていました。 途中、利用者の一人がコースを外れてしまうというハプニングがあ り、慌てて職員が探していると逆に「どこ行ってたんよ」と笑みをこ ぼしながら戻ってこられた、なんていうこともありました。みなさん、 おつかれさまでした!(山本) 一泊旅行の 報告です。 7 月 26 日(土)~27 日(日)にかけて、わらしべ園利用者 4名・職員3名の計7名で「俺たちの旅」と題して、一泊 旅行へ行って来ました。兵庫県の香住を中心に海水浴を行 い、打ち上げ花火を見て、天橋立ビューランドへ登りまし た。 海水浴場では、鉄板の如く熱された砂浜の上を職員が抱 えて海辺まで移動します。砂浜に足を取られてふらつく介 助者に不安を感じてか、こわばった表情をしていた利用者 さんも、海に浸かった方から順に自然と笑顔がこぼれてい ました。気持ちよさそうに海を漂う方、どんどん沖のほう へ泳いでいこうとされる方、日陰でのんびり海を眺める方など、思い思いに海を満喫して頂けた様子でした。 当日は偶然にも花火大会が近くであり、またまた偶然にも花火を目の前で見られるベストポジションをとる ことができました。皆さん始終花火に釘付けで、 「たーまやー。かーぎやー。 」と声をかけ、夏の夜空に想いを 馳せているようでした。 2日目には天橋立へ向かいロープウェーで景色が見渡せる山頂へ。 「股の間から天橋立を覗き見る」定番の ポーズもとって頂きました。今回バリアフリー設備を敢えて考慮しない旅行を行いましたが、園の生活とは違 った環境の中で利用者さんも良い経験になったことと思いますし、職 員側も貴重な経験をさせて頂きました。 (重冨) これが青春 だ! 歩 く こ と 昔のテレビって 電子レンジみた いですね。 ↑天橋立を股の下からのぞいています。気分 が悪いのではありません。 完 ・・・。 前 を 向 い て 失 敗 を 恐 れ ず 、 青 春 そ れ は 、 俺 た ち の 旅 来年は晴れて ほしいですね。 8 月 2 日(土)夕方に毎年笹谷公園で実施される家具町納涼祭に招 待されて行ってきました。当日はあいにくの雨となりましたが、雨ニ モマケズ、出店に人が並ぶほど、大勢の人で賑わっていました。利用 者も各々トウモロコシや綿あめなどの食べ物やくじ引などをされてい ました。 夕食は利用者同士で話し合って頂き、 「ハンバーグが食べたい」とい うことでファミレスに行きました。 今年の納涼祭は雨で残念でしたが、参加した利用者はこれにめげず、 「次回また行きたい」と言っていました。(近藤) なにごとも 経験です。 8 月 9 日~10 日にかけて堺市にある国際障害者交 流センター「ビッグアイ」で「アートキャンプ」とい うイベントがありました。ビッグアイのエントランス に飾る大きな絵を参加者全員で描こうというもので、 普段からアートが好きな利用者と一緒に参加・・・の つもりが、当日まさかの台風による中止の知らせが入 りました。 急遽の中止に、参加予定利用者と職員で集まり、緊 急会議。話し合いの結果、せっかくなのでビッグアイ に宿泊だけお願いし、大阪で 1 泊旅行を決行すること になりました。 とはいえ、外は大雨。とりあえず、ビッグアイの近くに何かないかと相談したところ、関空に行くことにな りました。大雨の中、何とか関空に着き、昼食と飛行機を見て意外と 1 日楽しむことが出来ました。 ビッグアイに着いて、すぐに夕食。夕食はなんと!分厚いステーキが出てきて、みんな大興奮。「無理して 来てよかったなー。 」と満足げでした。 2 日目は、さらに台風の脅威が迫っていると言うことで、朝のうちに枚方へ戻ってきて、フォレオ枚方で過ご すことに。体調不良で昼食後すぐに帰らなければいけない利用者も出てしまいましたが、他の 2 人はゲーム や買い物を楽しんだあと、 「GOZZILA3D」を観て帰りました。 急遽の予定変更でどうなるかと思いましたが、みなさん楽しんで頂けたようでよかったです。どんな状況で も利用者さんに楽しんでいただける準備を私たちはしておかなければいけないなと感じた 2 日間でした。 宿泊も楽しそ うですね。 やっぱり旅行は楽しい ですね。 トイレなどの設備は障 がい者用の宿泊室だけあ って広く使いやすく作ら れていました。 今回から私が担当します。 今回の地域移行の実践コーナーでは、わらしべ園で 30 年過ごし、7 月に退所して大阪市内でひとり暮らし を始められたケースを紹介します。 <このケースは数年前から取り組みがありましたが 今回地域移行が進んだ要因は?> 相談支援事業所が地域での支援の実績を積み上げ てきていることと「地域移行支援」という支援が できたことだと思います。 <地域移行支援とは?> 相談支援が提供するサービスの 1 つで、施設や病 院から出て地域で生活したい人の手助けをしてく れます。相談支援事業所は計画を書いて、ひと月 に何回か本人と面談や地域移行のための準備をし なければなりません。 <計画の報酬のかわりに面談や支援が必須になって いるのですね。> そういうことです。今回のケースでも本人が大阪 市内の相談支援の事業所に行ったり、相談員が施 設に来てくれたりしていました。 <相談支援事業所は以前と変わりましたか?> 地域移行やひとり暮らしの人を支援することが以 前よりかなり増えてきているようなので、どの相 談支援事業所も頼りになるなというのが印象です。 <施設はどういう支援をしていたんですか?> 本人の年金やおこずかいの管理、家族の理解を得 るための本人の手伝いをしてきました。市の障害 福祉課の担当者とも会議をして本人の意向を確認 し、また進捗状況を報告したりしていました。移 行予定先の日中活動事業所の見学に同行したりも しました。 <施設と相談支援の連携は?> 順調でした。やはり地域移行は「後押しする力」 より「引っ張り出す力」のほうが強く働きます。 地域の支援がスムーズにいくように、こちらが出 すぎず、地域の受け皿となる事業所のお手伝いが できるのがいいと思います。 <本人の気持ちが折れることはなかったですか?> やはり施設生活が長かったのと家族の心配が大き かったので常に不安はあったようですが、毎月宿 泊訓練や面談を相談支援事業所が計画することで 見通しをもって取り組めたようです。 わらしべ園にはいくつかの委員会があり、職員が検討してサービス、支援の内容を見直し改善を 目指しています。各員会の現在の検討内容を報告します。 厨房に貼られた 愛宕山のお札 リスクマネジメント委員会 5 月 9 日リスクマネジメント委員長嶋野と施設長辻、ほか職員 2 名が休日を 利用して、わらしべ園の安全を祈願のため、京都の愛宕山(924m)山頂にある 愛宕神社に行きました。愛宕神社は古くから防火の神社として知られ、京都の家庭 やお店では「火迺要慎(ひのようじん) 」と書かれた愛宕神社のお札を貼るところ も多くあります。4 名が持ち帰ったお札はわらしべ園の厨房、食堂に貼られ、職員 一同で火事・火災に遭わないよう祈願しました。 また今年度は「避難訓練キャンプ」を1月に予定し、寒い時の避難所体験を模擬 的に経験できるよう計画を練っているところです。 人権推進委員会 春から人権委員会の 委員長になりました。 外部委員を迎えた検討会を3月25日に実施しました。身体拘 束に関する意見交換を行い、それを踏まえて手順、書式を見直しました。 サービス向上委員会 今年度のテーマを「お風呂の改善」にし、入所施設利用者の入浴回数を増やす検討をしています。 他に、浴室に富士山の絵のシールを貼る、季節に合わせた特別浴(ゆず湯など)の案が出ています。 今回は、わらしべ園の利用者が参加されている手芸教室について紹 介します。この方は毎月2回 枚方市社会福祉協議会が運営する地域支 援センターゆいの手芸教室に参加されています。この利用者は、わら しべ園に来られる前のグループホーム利用の時からこの手芸教室に参 加されており、今年で 5 年目を迎えられます。 手芸教室にはガイドヘルパーと一緒に介護タクシーに乗って通われ ており、現在はセーターを作成中です。これまでにもマフラーや手編 みの服を作ってこられました。手芸中は黙々と作業に集中されており、 現在作成中のセーターは今年の秋に完成予定ということです。 (記事:しまの) ショートステイの月別のべ利用日数 わらしべ園での短期入所利用状況です。わらしべ園 のショートステイは2床あり、地域の方・卒園された 方が利用されています。今年 4 月から必要な方には送 迎を行っています。 (記事:SS担当) 家族のレスパイト、緊急の一 時利用、定期的な利用などで お受けしています。 浴室に富士山の絵を貼りました。 2 月 22 日に法人研修会が行われまし 市販のシートを購入し浴槽の横の た。毎年法人内の各事業所がケース発表 壁に貼ったところ、…まぁなんと をするのですが、今回から場所を 4 つに いうことでしょう…、これまで殺風 分けて行いました。日頃聞くことのない 景だった浴室が匠の手も借りずに、リラックスムード満点の 他事業所の他の障害の人の支援の様子を 空間に大変身。サービス向上委員会の取り組みです。 聞ける機会に職員全員が熱心に耳を傾け ていました。 勉強になっ たかな? 職員の窪田が 6 月 18 日(水)午前、枚方市第二中学校で 生徒向けに「障がい者施設の仕事」について話をしました。 これから行われる職場体験実習の前段階の講演会として企画 されたそうです。後日送られてきた感想文では、 「私も、これ が楽しい!これが好き!と言える職につきたいです。」という のもあり、生徒に希望を与える講演となったようです。 わたしがタニダです。施設 の食事のメニューはわたし が作っています。 昨年から進めていた備蓄食糧の購入が 1 月に完了しました。プールには医療用品などと一緒にわらしべ 園と第二わらしべ園の利用者 80 名、職員 20 名、地域の方 50 名の計 150 名、3 日分の食糧が保管さ れています。賞味期限は 3 年~6 年、長いものでは 25 年もあります。献立内容は飽きのこないよう味に 変化をつけ、副菜も充実するよう選びました。今後は備蓄食糧管理委員会で在庫確認をしていきます。献 立内容は使いやすさや味を見て改善していきます。 (記事:たにだ) 避難時の食糧メニュー 1 日目 朝食 昼食 パン、フルーツ カレーライス 夕食 しそわかめご飯、 鯖のみそ煮 2 日目 パン、フルーツ ご飯、肉じゃが、 金時豆、みそ汁 五目御飯、焼き鳥、 切り干し大根の煮物 3 日目 パン、フルーツ 煮込みハンバーグ、 きんぴらごぼう、みそ汁 チキンシチュー、 クラッカー いつものぼくの食事 より豪華かも…。 施設の奥にあるプールの部屋に揃えら れた 150 名 3 日分の食糧。 非常食もいろいろなものがあります。 2 月 5 日わらしべ園職員の近藤が障害者柔道 の視察と現地指導のためスウェーデンに 3 週間 行きました。 また、4 月 12 日には同じく職員の嶋野がハン わらしべ園の職員難波、徳谷、浅野の 3 名が今 年 1 月に行われた介護福祉士の試験に合格しまし た。また 8 月には内田が介護職員初任者研修(旧 ヘルパー2 級)を取得しました。 勉強した知識を生かし、これからの支援に役立て てもらいたいものです。 ガリーのペトゥ研究所で行われた研修に参加す るため 1 週間ハンガリーへ行きました。 6 月 4 日午後2時より今年度一回目の避難訓練 柔 道 の 指 導 を し ま し た 。 ス ウ ェ ー デ ン の 道 場 で 障 害 者 を行いました。今回の避難訓練は、夜間利用者の皆 さんが就寝されている時間帯に火事が起こったと いう設定です。当日は午後より雨の予報が出ていた ので、食堂ホールへ避難されました。 毎回みなさん真剣に 取り組んでくれてい ます。 平成 26 年 7 月 21 日 (土) 東京都文京区の講道館で行われた「ス ペシャルオリンピックス日本の柔道コーチクリニック」に参加しま した。今回講師を務めたのは、スウェーデンのトマス・ランダヴィ スト氏でした。スウェーデンでは6つの障害者対象の柔道クラブが ↑柔道の聖地「講道館」で行われました。 (講師、参加者と記念撮影) あり、トマス氏はその連盟の代表の1人です。 講習では、トマス氏が実践している知的障害者にとって分かりや すい指導法が紹介されました。例えば、ひとつひとつの形に名前を つけ、相手と自分がどのような姿勢になっているかを教えといった 方法です。「脇をしぼる」などわたしたちにとって当たり前の表現 が彼らにとって分かりやすいかなどを見直すより機会となりまし た。 ↑「横四方固め」は、「風車」の形と教え て自分と相手の形をイメージさせる。 スペシャルオリンピックスでの柔道は、2003 年にダブリン(ア イルランド)、2007 年に上海(中国) 、2011 年にはアテネ(ギ リシャ)で行われました。来年 2015 年はロサンゼルス(米)で 行われ、25 か国の参加が予定されているということです。 わらしべ会は今後どういったやり方で実践していくか、スペシャ ↑「けさ固め」では首に負担をかけないよ うに手を畳につくよう指導する。 ルオリンピックスの大阪事務局と話しをしていく予定です。 (辻) 施設長と一緒に柔道 の聖地「講道館」へ初 めて行きました。外国 人の練習生が多いの にびっくりしました。 じゃが かき アップル なすび きゅうり 「わらレンジャー」とは、地球の平和とわらしべ園利用者の生活を守る愛 と勇気の職員戦隊である。トレードマークは頭についた「わら」。この広 報誌を紹介する重要な使命を持って紙面で活躍する。 栄養士タニダ ・3 年目管理栄養士。どんぐ りをモチーフにした本人に とてもよく似たイラストだ と思うが、周りの人はもっ ときれいだと言っている。 M氏(第二) ・第二わらしべ園の広報担当。 ・わらしべ園より第二の広報の ほうがよくできていると思 っている。 ウニダ ・2 年目男性職員。サービス向 上委員会委員長になった。 ・メガネをかけているとニコニ コしたやさしいお兄さんに 見えるが、メガネをはずして 黒いTシャツを着ると怖い お兄さんに見える。 つじもと ・2 年目女性職員。家族会、 人権 委員会等 を任され て いる。 ・みんなの期待は高いが、背 は低い。 ★ここに登場するキャラクターは架空のものであり、わらしべ園にいる実際の職員とは一切関係ありません? 次号予告!! ◎遂に発表!次期はらクロの首領は誰だ!の巻 ◎2 年ぶりの夏祭りはどうなった?の巻 ◎日本武道学会で障害者柔道の報告の巻 ◎旅行はどうなる、どこへ行くの巻 下半期もいろいろあ りますね。 暑い夏を乗り切って がんばりましょう。 Haru かぐまち ・わらしべ会が平成 24 年 5 月開所した生活介護事 業所 ・長尾家具町 2 丁目 5-13 ・Tel 072-380-2364 ・Fax 072-380-4056 本当にシイタケが できるのでしょう か?お楽しみに。 シイタケ作り シイタケ作りを始めました。約1mほどの長さに木を切り、そ こに電動ドリルで穴を開けていきます。そして、穴にシイタケ菌 のついた木を打ち込んでいきます。シイタケ菌は高温や乾燥に弱 いため、温度が25℃以上にならないこと、乾燥しないように原 木にたっぷり水分を含ませることに注意しないといけないそう です。シイタケが出てくるまでは2年ほどかかるそうです。気長 に育ててしっかり成長してほしいですね。(記事:かんざわ) ちょっとおかしな編集後記 3 編集長:大喜利をやろう! じゃが:相変わらず唐突ですな。 編集長:号泣して話題となった議員がいましたが、みな さんも号泣してください。そこでわたしが「ど うしました?」と聞きますから、そこで何か言 ってください。 それでは、じゃがさんから。 つぎ、なすびさん。いいの頼みますよ。 まかせてください。あ”~、あ”~。 えらい泣き方ですな。で、どうしました? 今年の1月に介護福祉士の試験に受かりま したが、今ではすっかり覚えたことを忘れて しまいました。 山田くん。ざぶとん全部持っていって。 うぉーん。うぉーん。 どうしました? じゃあ、2人まとめてどうぞ。 今回は登場回数が少なかったな。あな たには分からないでしょ、読売新聞の 佐藤さん! うぇ~ん。うぇ~ん。 2人そろって、どうしました? あの議員の号泣会見以来、 「きみたちは本当 に出張に行ったのか?」って、聞かれるん です。 ワイドショーの見すぎですな。 つぎ、アップルさん。 えーん。えーん。 かわいらしい泣き方で、どうしました? やっとリーダーになったんですぅ! でもお給料が上がらないんですぅ。 ざぶとん 1 枚あげてください。 わらしべ園広報室 発行責任:わらしべ園施設長&編集長 辻 連絡先:わらしべ園 〒573-0103 枚方市長尾荒阪 2-3545 Tel 072-850-5507 Fax 072-850-5648 運動の時間 運動といってもマットの上に横 になって体全体を動かしたり、車椅 子に乗りながら体操を行ったり、風 船バレー等、体を動かすスポーツも 取り入れています。 普段体を動かすことの少ない方 も、楽しく体を動かすことで運動の 大切さを分かってもらえたらいい なということで始めました。 これから呼吸法や太極拳なども 取り入れて、幅を拡げていけたらと 思っています。(記事:かんざわ) それは成果が出ていないということだ。自分た ちで、ざぶとん1枚ずつ持っていきなさい。 編集長:これから、イベントの参加や旅行、厳冬期避難 訓練キャンプなどが続くからみんなしっかり やるように。このへんでお開きといたします。 みなさまのご意見をお寄せください 和也 HP アドレス http://www.warasibe.or.jp/info.html 「わらしべ園広報室」の感想・ご意見をお待ち しています。以下のメールアドレスへお送りく ださい。 [email protected]
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