東京鋼鐵 株式会社 私達は鉄資源のリサイクル企業です。限りある地球資源を再生し社会に役立てています。 2015年3月期決算説明会 --- 目次 -----------------------------------------------------------------1. 当期実績 P1 1-1. 外部環境に関する当社認識 1-2. 当社業績概要 P4 2. 来期業績見通し P 10 3. 中期経営ビジョンの進捗状況 P 12 ----------------------------------------------------------------------------- 2015年5月27日 証券コード:5448 http://www.kohtetsu.jp/ 当期 実績 1.当期実績 1-1.外部環境に関する当社認識 1-2.当社業績概要 2.来期業績見通し 3.中期経営ビジョンの進捗状況 来期 見通し 中期 ビジョン 【外部環境①:数量動向】 普通鋼電炉の生産・受注推移 当期 実績 来期 見通し 中期 ビジョン 中小型形鋼生産は115万t(前期比+17千t)とほぼ横ばいで推移しました。当社の主要商域である関東・東北地方の受注は 前期比ほぼ横ばいで推移していましたが、東北地方の受注が11月以降減少傾向にあり気になるところではあります。 ■【生産】普通鋼電炉粗鋼生産と中小型形鋼の生産推移 ■ 電炉粗鋼生産 (千トン) 中小型形鋼生産 (千トン) 35,000 1,600 ■【受注】地域別中小型形鋼の月次受注数量推移 ■ (2013年4月を100として指数化) 250.0 1 1,400 30,000 200.0 全体 北海道 東北地区 関東地区 東海地区 関西地区 九州地区 250.0 200.0 1,200 25,000 1,000 20,000 150.0 150.0 100.0 100.0 800 15,000 600 10,000 2 400 中小型形鋼生産 5,000 50.0 200 50.0 電炉粗鋼生産 0 0 08/3期 9/3期 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 予想*1 1 生産数量 は微増 0.0 13/4 13/6 13/8 13/10 13/12 14/2 14/4 14/6 14/8 14/10 14/12 15/2 電炉粗鋼生産、中小型形鋼の生産は2014 年3月期とほぼ横ばいで推移。 2 足元、東北 地区で減少 当社の主要商域である関東地方は前期比 ほぼ横ばいだったが、東北地方は44千トン *2と前年同期比▲6千トンマイナス。特に、 足元の受注が減少傾向。 (出所) 経済産業省、日本鉄鋼連盟 *1. 2015年3月の生産量は、2015年2月の生産量と同じとして算出。*2. 3月の受注データが資料作成時に入手できなかったため、2014年4月~2015年2月のデータを使用。 2 【外部環境②:単価動向】 山形鋼、輸出ビレット、スクラップ市況推移 当期 実績 来期 見通し 中期 ビジョン 市況単価ベースのスプレッド水準は、等辺山形鋼の市況販価の上昇(+5.5%)、スクラップ市況価格の下落(▲14.1%)により スプレッドが拡大、特に、下期のスクラップ市況価格の下落によりスプレッドが拡大しました。 ■山形鋼・輸出ビレットとスクラップ年間平均単価推移■ 1 (円) 前期比 +5.5% 80,000 70,000 前期比 +0.3% 60,000 50,000 40,000 前期比 +0.0% 30,000 20,000 10,000 2 東鉄 宇都宮 特級 等辺山形鋼(店売価格)*1 前期比 ▲14.1% 異形棒鋼(店売価格)*1 輸出ビレット*2 0 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 1 販売単価が上昇 異形棒鋼の販売単価が前期比+0.3%に対して、等辺山形鋼は前期比+5.5%に上昇。 2 スクラップ単価が下落 前期比▲14.1%と大幅下落。要因は、①近隣アジア諸国の引合低迷、②鉄鉱石単価 下落による高炉の市中スクラップ購入量の減少、と想定。 (出所) 経済産業省、鉄鋼新聞、スクラップ単価は東京製鉄 宇都宮工場 特級単価を活用 *1. 等辺山形鋼(店売単価):鉄鋼新聞の公表単価(東京 安値)、*2. 輸出ビレット:普通鋼電炉工業会資料より作成 3 当期 実績 1.当期実績 1-1.外部環境に関する当社認識 1-2.当社業績概要 2.来期業績見通し 3.中期経営ビジョンの進捗状況 来期 見通し 中期 ビジョン 当期 通期実績概要 当期 実績 来期 見通し 中期 ビジョン 前期比では増収・増益となりました(詳細な要因は次項参照)。 計画比では売上はほぼ計画通り、利益は増益となりました。増益の要因は、スクラップ単価の大幅下落(年間約▲13%)です。 増収・増益 増益 前期比 計画比(中間期修正) 増益 (百万円) 当期 大幅 増益 売上 `2015/3 数値 増減額 増減率 数値 増減率 17,000 ▲91 ▲0.5% 1,250 +336 +26.8% 760 +826 +108.6% +71.2% 1,300 +339 +26.1% 800 +839 +104.9% +3.6% 7.6% +2.0% 4.7% +84.0% 850 +209 +24.5% 500 +559 48.83 +11.96 14.36 +46.43 +7.1% 14,113 13,791 +322 +2.3% 638 647 ▲10 ▲1.5% 売上総利益 2,796 2,002 +793 +39.6% 売上総利益率 16.5% 12.7% 1,210 1,103 +107 +9.7% うち減価償却費 32 34 ▲2 ▲5.4% 営業利益 1,586 900 +686 +76.2% 2,256 1,581 +674 +42.7% 経常利益 1,639 957 +682 経常利益率 9.7% 6.1% 当期純利益 1,059 575 +483 60.79 33.04 +27.75 12円 10円 +2円 EBITDA 増減額 ▲0.5% +1,116 販売管理費 数値 ▲91 15,793 うち減価償却費 増減率 17,000 16,909 売上原価 増減額 年初計画比 +3.9% +5.0% +111.7% ■ 株主還元指標 ■ 1株あたり利益 配当金 - - - +20% 年初計画比 増益(+108.6%) 上 業績好調で1Q、 前期4Qに下落したスクラップ価格の水準で 期 中間期上方修正 推移、計画比でスプレット増となり増益 下 スクラップ価格の急 下期以降にスクラップ価格が大きく下落、修正 期 落で大幅増益 計画比でスプレット大幅増となり大幅増益 5 前期比 経常利益増減分析 当期 実績 来期 見通し 中期 ビジョン 前期比増益の主要因は、①スクラップ単価の下落(+904百万円)と販売単価の維持(+219百万円)によるもので、②エネルギ ーコスト増加による減益分を大きくカバーし、前期比682百万円と大幅増益となりました。 +要因 スクラップ単価下落+販売単価の維持 ▲要因 スクラップ 要因 2,500 +904 2,000 販売数量 要因 1,500 1,000 エネルギー関連費用の上昇 957 +100 販売単価 要因 +219 ▲268 エネル ギー関 連費用 要因 1,639 ▲172 ▲69 その他 変動費 運賃 ▲34 +682 管理費他 500 0 2014/3期 2015/3期 6 前期比 増益 経常利益 減益の主要因分析 当期 実績 来期 見通し 中期 ビジョン プラス要因の背景には、下期にスクラップ単価が下落する一方、アングル中心に販売単価を維持できたことがあります。 マイナス要因の背景には、電力、LNG単価の上昇に加え、当期の生産量増加+4.5%に伴うコスト増があります。 +要因 スクラップ単価下落+販売単価維持⇒スプレッド拡大 ▲要因 エネルギー関連費用の上昇 ■ 当社エネルギー関連費用、電力単価の推移 ■ (2013年4月を100として指数化) ■ 当社スクラップ、山形鋼、ビレット単価の推移 ■ (2013年4月を100として指数化) 120 150 スクラップ単価 山形鋼 ビレット単価 エネルギー関連費用 140 115 年初計画 策定時期 110 1 1 3 3 130 2 電力単価 120 105 110 4 100 4 100 95 90 90 80 当期 前期 85 前期 2 80 60 75 13/4 1 2 当期 70 50 13/6 13/8 13/10 13/12 14/2 前期スクラップ下 落で上期増益 スクラップ下落+販 価維持で増益 14/4 14/6 13/4 13/6 13/8 13/10 13/12 14/2 14/4 14/6 14/8 14/10 14/12 15/2 14/8 14/10 14/12 15/2 前期4Q以降のスクラップ下落が当期上期も継続、 上期スプレッドが゙拡大し上期は増益。 当期下期にスクラップ価格が急落する一方、販売単 価は維持でき、下期も増益。 7 3 電力単価上昇 当期は前期比約8%上昇 エネルギーコ 4 ストの上昇 エネルギー関連費用は前期比13%上昇。主な要 因は、①電力コスト(構成比約75%)+14%、② LNGコスト(構成比約15%)+18%による。 貸借対照表 主要項目比較 当期 実績 来期 見通し 中期 ビジョン ■ 前期比 貸借対照表 ■ (百万円) 前期比 当期 2015/3 数値 増減額 1 預け金の増加 増減率 資産 売上債権 3,208 3,659 ▲451 ▲12.3% 棚卸資産 1,611 1,752 ▲140 ▲8.0% 流動資産 10,213 8,820 +1,393 +15.8% 9,379 9,570 ▲191 ▲2.0% 10,133 9,828 +305 +3.1% 20,346 18,648 +1,698 +9.1% 仕入債務 1,658 1,480 +178 +12.0% 流動負債 2,722 2,042 +681 +33.3% 固定負債 1,729 1,721 +9 +0.5% 532 362 +170 +47.1% 4,452 3,762 +689 +18.3% 15,894 14,886 +1,009 +6.8% 20,346 18,648 +1,698 +9.1% 有形固定資産 固定資産 資産 計 投資有価証券の 増加 有形固定資産が減少する反面、固定 資産全体は+305百万円増加。 主な要因は、満期保有目的の債券購 入による投資有価証券の増加+492 百万円(前期18百万円)。 未払法人税、未 払消費税の増加 流動負債が前期比+681百万円増加。 要因は、①仕入債務+178百万円の 増加に加え、②前期比当期純利益の 増加に伴う未払法人税の増加+291 百万円、③前期比売上増に伴う未払 消費税の増加+173百万円。 1 2 2 負債・純資産 うち有利子負債 負債 計 純資産 負債・純資産 計 3 3 4 多機能バーナー 4 導入に伴う長期 借入金増加 8 売上債権、棚卸資産ともに資金化が 進んだ反面、流動資産全体は +15.8%増加。要因は、預け金の増加 +2,036百万円(+64%)。 中期経営ビジョンで当期に計画した 多機能バーナー導入とその付帯設備 に関わる投資資金を、長期借入金で 調達したことによる有利子負債増加 +170百万円 キャッシュフロー推移 当期 実績 来期 見通し 中期 ビジョン (百万円) 2013/3 (百万円) 4,000 財務CF 投資CF 営業CF 2014/3 2015/3 営業CF 1,808 159 3,027 投資CF ▲155 ▲465 ▲5,252 財務CF ▲274 2 ▲4 3,000 営業CF 【収入】 ▶ 税引前当期純利益:1,630百万円 ▶ 減価償却費:670百万円 ▶ 売上債権の減少:451百万円 ▶ 棚卸資産の減少:140百万円 ▶ 仕入債務の減少:246百万円 【支出】 ▶ 法人税等の支払:280百万円 ▶ 前払年金費用の増加:14百万円 投資CF 【支出】 ▶ 現金同等物の扱いとならない預け金 の増加:4,220百万円 ╺ 【要因】低金利下で預り金を3か月以 上の運用としたため 財務CF 【収入】 ▶ 設備資金の借入実施による長期借 入金の増加:300百万円 【支出】 ▶ 長期借入金の返済:130百万円 ▶ 剰余金配当:174百万円 2,000 3,027 1,000 1,808 ▲155 0 ▲1,000 ▲274 2 159 ▲465 ▲2,000 ▲5,252 ▲3,000 ▲4,000 ▲5,000 ▲4 ▲6,000 2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 9 当期 実績 1.当期実績 1-1.外部環境に関する当社認識 1-2.当社業績概要 2.来期業績見通し 3.中期経営ビジョンの進捗状況 来期 見通し 中期 ビジョン 来期業績見通し 当期 実績 来期 見通し 中期 ビジョン エネルギーコスト環境の悪化により減益見通し 来期は当期比で減収・減益を想定。 要因は、スクラップ単価が当期下期に下落した価格水準が来期も続き、スクラップ単価が当期比で下落すると想定する一方、 来期は当期と同じスプレッドを確保することが難しいと想定しているためです。 ■ 来期業績見通し(対当期実績比) ■ ■ 来期経常利益増減分析 ■ 減収・減益 (百万円) 当期 (15/3期) 実績 売上 営業利益 営業利益率 経常利益 経常利益率 当期純利益 来期(16/3期)見込 1,800 増減額 1,600 数値 増減率 16,909 15,000 ▲1,909 ▲11.3% 2,796 1,150 ▲1,646 ▲58.9% 16.5% 7.7% - 1,639 1,200 ▲439 9.7% 8.0% - 1,059 800 ▲259 1,639 ▲101 1,400 販売数量 要因 1,200 ▲8.9% 1,000 ▲26.8% 800 ▲1.7% 600 ▲24.4% 400 1株あたり利益 配当金(円) 0 60.79 45.94 ▲14.85 ▲24.4% 12円 10円 ▲2円 ▲16% エネルギー 関連費用 その他 スクラップ 要因 変動費 要因 +1 +126 +793 運賃 前期比 減益 ▲439 +26 1,200 ▲1 管理費 他 200 ■ 株主還元指標 ■ 2 1 (百万円) 2015年3 月期 実績 ▲1,274 販売単価要因 2016年3 月期 予想 1 スプレッド悪化によ る利益減 来期は、当期下期の安価なスクラップ価格の水準が継続し、当期比でスクラップ価格は下落すると想定。理由は、来 期にスクラップ価格が上昇する理由が見当たらないため。 一方、スクラップ価格が安価で安定するため、来期は当期と同水準のスプレッド確保が難しく、前期比でスプレッドが 悪化することが減益の主要因になると予想。 2 エネルギーコストの 削減 来期の電力単価は当期と同水準と想定。一方、来期は、当期に導入した多機能バーナーの電力使用量削減の効果 により電力原単位を当期比約▲10kwh/t削減可能と想定しており、結果、来期の利益+126百万円増加に貢献。 11 当期 実績 1.当期実績 1-1.外部環境に関する当社認識 1-2.当社業績概要 2.来期業績見通し 3.中期経営ビジョンの進捗状況 来期 見通し 中期 ビジョン 中期経営ビジョンの進捗状況 -概要- 当期 実績 来期 見通し 中期 ビジョン 前期に開示した中期経営ビジョンは下記のとおりです。 中期経営ビジョン 販売、品質・コスト面で、中小型形鋼No.1メーカーを目指す 最終的な目標 具体的施策 国内 営 業 達 成 の た め の 施 策 小ロットニーズ への対応強化 • 当社の商圏である北海道、東北、関東地方における 地場の鉄鋼商社、特約店の多品種・小ロットニーズを 引き出すことができる地域営業体制の構築 • 上記小ロット出荷に対応できる物流体制の構築 当社商圏における顧客満足度 No.1形鋼メーカーを目指す 地域シェアの堅持 海外 (輸出) 輸出ビレット 販路拡大 • 既存販路に加え、他のアジア地域、特に東南アジア地 域の顧客を新規開拓し、販路を拡大する 単価面、数量面でより有利なビ レット輸出先の確保を目指す スク ラップ 地域スクラップ 業者との協業 • 当社工場が立地する北関東の有力スクラップ業者と 連携を深め、スクラップ市況変動に合わせ、広い間口 で購買ができる体制を強化する 市況に合わせた購買、海外調達 の深化を図り、コスト競争力No.1 形鋼メーカーを目指す 副原料 資機材 海外調達の 深化 • 中国はじめ既存海外調達先と技術交流を深め、当社 生産工程にマッチした副原料、資機材の開発、導入に 努める 変動費の 構造的低減 エネルギー コスト エネルギー原 単位の削減 • 電力、重油、LNGはじめ高騰する各種エネルギー使 用量を合理化し、エネルギー原単位を削減する 生産性 向上 多品種小ロット 生産体制構築 • 国内営業施策と連動し、歩留、止電時間を最小化して 多品種・小ロット生産が可能な生産体制を構築する 購 買 製 造 13 設備、従業員両面で生産体制を 高度化し、生産効率No.1形鋼 メーカーを目指す 生産効率向上 中期経営ビジョンの進捗状況 -製造― 当期 実績 来期 見通し 中期 ビジョン 多機能バーナー導入により、製鋼工程の電力原単位の削減に成功しました。来期は、中期設備投資計画に則って圧延工程 の製品段積装置の更新を実施、直近のサイズ拡充に関する顧客ニーズに対応できる生産体制を強化する予定です。 実行した施策 目標と達成状況 目 標 設備、従業員両面で生産体制を高 度化し、生産効率No.1形鋼メーカー を目指す 生産効率向上 エネル ギー 原単位 削減 多機能バー ナー導入 電気炉ではスクラップを溶解するには電力 が主で、溶解促進のために酸素バーナーを 使用している。従来のバーナーは単にタイ マーで燃焼制御していたが、多機能酸素 バーナーにすることによって、溶解状況に合 わせた燃焼制御によって効率を高め、更な るエネルギー削減を目指す(目標:▲4.8% 削減)。 多機能バーナーの導入効果 達 成 状 況 電気炉の 電力原単位 多品種小 ロット生 産体制構 築 スモールサイ ズ及び不等辺 の生産性向上 ▲3%削減 14 サイズ拡充に伴う生産性向上の為に製品段 積み装置を2015年夏に更新する。 計画では生産性向上を全体で7%向上を目 指す。 当期は、スモールサイズ、不等辺の調整時 間短縮、設定方法を確立する取り組みを 行った。引き続き、操業停止時間の短縮、生 産性の向上を目指した取り組みを継続する。 中期設備投資計画の進捗状況 当期 実績 来期 見通し 中期 ビジョン 設備投資計画については、当期は計画どおり多機能バーナーを導入しました。来期以降も中期設備投資計画に則って投資 を実施し、事業価値の向上を目指します。 5年累計 当期(H27/3) H28/3 H29/3 H30/3 H31/3 23.2億円 エネルギー コスト削減 事 業 価 値 向 上 の た め の 投 資 生産性 向上 製鋼スラグ リサイクル 更新 投資 電力、ガスはじめ 各種エネルギー 原単位削減のた めの設備投資 多品種・小ロット の顧客ニーズに 対応するための 生産効率向上を 目的とした投資 生産工程で発生 する製鋼スラグの リサイクルを目的 とした投資 設備老朽化によ る更新投資 3.5 億円 3.2億円 6.7億円 LNG上昇で 再検討中 取鍋予熱ガス化 多機能バー ナー関連 7億円 1.5 億円 5億円 13.5億円 【圧延工程】 サイズ拡大に伴うモー ター、冷却床更新等 【圧延工程】 段積装置更新等 1.5 億円 【圧延工程】 サイズ拡大に伴う 矯正機更新等 1.5 億円 3億円 蒸気エージング 関連設備 スラグ 関連設備等 8.8 億円 14.5 億円 製鋼工程大型 クレーン更新等 集塵機、受電 変電所更新等 3.5 億円 26.8億円 15 受電変電所更新、 クレーン更新等 資料取扱上の注意 本資料に掲載しております計画数値や見通しは、現時点で入手可能な情報に基づいて当社独自に予測 したものであり,リスクや不確実性を含んでおります。 従いまして、実際の業績はこれと異なる可能性があり、見通しの達成を保証するものではありません。 また、当社の属する普通鋼電炉業界は、鉄スクラップ、副原料等の原料市況をはじめ、製品市況の乱 高下の多い業界であります。当業界は潜在的に供給能力が需要量を上回る傾向にあり、さらに海外要 因も加わり原料、製品単価の変動により業績が大きく変化する可能性があります。 16
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