学校経営方針←NEW - 青森県立八戸第二養護学校

平成27年度 学 校 経 営 方 針
平成27年4月6日
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目指す学校像
児童生徒一人一人が社会の中で、
「生きる力」を発揮し、よりよく生きること、学ぶこ
とをができるように支援する学校。そして、児童生徒一人一人の人権が尊重され、意欲
的、主体的に育つように一人一人を大切にした学校を目指す。
2
目指す教師像
(1)豊かな人間性を備え、児童生徒を慈しみ、児童生徒としっかり向き合える教師
(2)特別支援教育の理念と情熱を持ち、一人一人を大切にした指導実践できる信頼さ
れる教師
(3)児童生徒、保護者及び教職員、地域や関係諸機関との連携を大切にする教師
(4)目的や根拠を大切にし、学び続ける教師
3
学校経営の方針 (学校教育目標の具現化)
(1)児童生徒一人一人の実態に即し、基礎的・基本的な内容と個性を重視した豊かに
「生きる力」を育む教育の推進に努める。
(2)児童生徒が安心して学習に取り組めるよう安全・安心な学校づくりに努める。
(3)個別の教育支援計画等を基に、家庭、児童福祉施設(うみねこ学園)及び他の福祉
施設等との連携や、近隣の学校や地域との交流活動をとおして、相互理解のもと教育
活動を進める。
(4)児童生徒の知的発達の状態や経験に応じた教育課程を編成するとともに、小・中・
高一貫した学習指導、生徒指導、進路指導等に努める。
(5)自然、生活、社会を体験する学習や、福祉施設や事業所および労働機関等の協力の
もとに行う産業現場等における実習等を積極的に進め、社会参加・自立の基礎を培う。
(6)特別支援教育のセンター的機能を発揮し、地域から信頼される学校づくりをめざす。
(7)全職員が自らを厳しく律するとともに、教職員相互の信頼と連携協力に基づいた学
校運営に努める。(信用失墜行為の禁止、交通ルールの遵守、公金・事務処理の適正化、
あいさつ・言葉遣い・マナーの徹底等)
4
重点課題
(1)授業の充実
・一人一人の可能性を伸ばし、系統的な内容が設定された「わかる」授業
・社会参加・自立を目指したキャリア教育の観点を踏えた授業
・児童生徒の興味を広げる教材のあふれる授業
・生き方、生活の知恵の習得と自己学習力の向上を目指す授業
・適切な授業担当者を追求していく授業(マンパワーに頼らない授業)
・「個別の教育支援計画」「個別の指導計画」等に基づいた評価がなされる授業
(2)生徒指導、情報教育の充実
・学習場面において道徳的心情の育成にかかる指導の推進
・食育や性に関する指導等をとおして健康な身体や命の尊さにかかる指導の推進
・非行防止にかかる指導(飲酒・喫煙・万引き・薬物乱用防止)の推進
・人間関係づくりにかかる指導(情報モラル・いじめ防止等)の推進
(3)教員の専門性の向上
・研修・研究に基づいたわかる授業に向けての授業の改善
・学習指導案を作成した研究授業の実施と授業力向上に向けた話し合いの充実
・わかる授業を進める上での教材教具の精選及び情報機器の適切な活用
・児童生徒の他害防止等など、児童生徒の特性等に応じた研修の実施
・研修成果の共有化
(4) キャリア教育の充実
・小学部から高等部まで一貫したキャリア教育の推進
・社会参加・自立を目指した確かなキャリアの積み重ね
(5) 学習環境、生活環境の整備
・清潔で健康で安全に生活が送れる学校
・整理整頓がなされる学校
・施設設備の日常的安全点検が実施され美化活動の充実した学校
・児童生徒が学習しやすい環境設定がなされている学校
・不審者、災害時等において自律して判断できる危機管理体制の整った学校
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その他
(1)(仮称)八戸高等養護学校開設準備
平成29年度に分離独立し、高等分単独校として開校する予定である。今年度は、
校舎改修工事が始まる。既存の「
(仮称)八戸高等養護学校検討委員会」を中心に、全
校で今後の八二養及び八高養のあるべき姿等について話し合う。
(2)努力事項
・会議の効率化、分掌業務等の業務改善に取り組む。
・情報公開と個人情報保護を適切に行うとともに、情報機器の取り扱いを厳正に行
う。(USBメモリ等の原則持込禁止)