実施要領 1. 趣旨・目的 地域包括ケアシステムの構築に向けて

「アラカン地域づくり研究会~介護予防・生活支援・社会参加、私たちの地域包括ケアを考えよう~」
(「生活支援・介護予防の体制整備目的の協議体」立ち上げのための研究会)
実施要領
1. 趣旨・目的
地域包括ケアシステムの構築に向けて、これまでの介護予防を見直し、介護予防と生活支援
と社会参加を一体的に捉え、「お互いさま」の気持ちを地域の中で具体的な仕組みにしていくとい
う点で、住民主体の「地域づくり」が始まろうとしています。
本市では、生活支援及び介護予防の体制整備を推進していくために、アラカン(※還暦前後
注釈参照)世代以上の方を含む地域の皆さんや関係機関・団体とともに既存資源・事業の整理、
充足されていない課題等を洗い出し、参画する研究会「アラカン地域づくり研究会」を立ち上げ、
その中から資源開発のための協議体化を図る予定にしております。
このたびは、研究会初回として、地域の皆様も含めた関係者間で①現状と将来像に関する共
通認識を持ち、②地域として取り組む方向性を検討する等、考え方を共有しながら、テーマ別に、
課題等を洗い出し、介護予防と生活支援と社会参加の視点で、「私たちの地域づくり」として具体
的に参画するためのヒントを得る機会とするものです。
2. 日時
平成 27 年 7 月 31 日(金) 13:30~16:30 13:00 開場
3.
4.
5.
6.
場所
ほしらんど(中央公民館) サルビアホールA・B
主催
下松市
後援
下松医師会・下松市歯科医師会・下松薬剤師会
内容 1)基調講演(90分)
地域包括ケア時代~元気高齢者を生み出す 医療・介護そして地域~
愛媛大学医学部附属病院総合診療サポートセンター
ひつもと
しんいち
センター長 櫃本 真聿 先生
2) 生活支援と介護予防についてのワークショップ(80 分)
7. 対象者
介護予防と生活支援と社会参加の視点で地域づくりに関心のある人・団体および行政・医
療・介護関係者・社会福祉協議会・シルバー人材センター・民間企業・地縁組織等
100 名程度
ただし、基調講演については、公開講座としてさらに先着80名
8. 周知方法
志登録者・上記各関係団体へ個別案内
基調講演公開講座部分については、市広報 7/1 号掲載募集
9. 申し込み方法
直接、長寿支援係に電話または申込書FAXにて
(※注釈)平成26年2月に、還暦前後をアラカンと称して、「アラカン講演会」を開催し、アラカン
世代以上の社会参加促進が、本人の介護予防・認知症予防になるだけでなく、地域のきずな力を高め、
地域支え合いの社会を醸成し、超高齢社会を乗り切る大きな鍵であることを共通認識する場とした。
それを機に、本市でも実際に社会参加しやすい環境づくりをと、聴講者である志登録者の中からある
アイデアが提案され、本市も介護予防活動及び地域支え合いの社会創生の素地的な部分としてその活
動を支援し、平成27年2月に「アラカンの集い」でその活動成果を市民向けに発表し、アラカン世
代以上の方が生き生きと健康で元気に暮らすため、社会参加、集う、ネットワーク、ロコモ予防、活
躍できる場づくり等地域づくりへの関心も高まってきたところである。