理科総合 1年 化学分野 N 1

理科総合
1年
化学分野
1.身のまわりの物質
(1)純物質と混合物 化合物と単体
物質・・・
( 混合物 ) 2種以上の物質が混ざり合ったもの
・ 海水、泥水、石油、岩石、
(合金?)
・・
(それぞれの物質の性質残る)
・・
( 純物質 ) ただ1種の性質の物質からなる
・ 純水、ドライアイス、結晶(鉱物)
、純金・・
・・・ ( 化合物 ) 2種以上の物質が化合したもの
・ 水、ドライアイス、石英・・
(構成する元素の性質消える)
・
2種以上の元素記号で分子式、組成式を書けるもの
・・・ ( 単 体 ) ただ1種の元素からできているもの
水素、酸素、ヘリウム、ダイヤモンド・・・
元素の周期表に載るもの、または同素体SCOP
(2)元素記号
<省略>
短周期表
長周期表
1周期
2周期
1族
1族
2族
2族
科 1 年
N01
3族
4族
5族
6族
7族
0族
13族 14族 15族 16族 17族 18族
氏名
<問題> 次の物質は混合物か純物質か。
、また純物質なら化合物か単体か。
混合物A、化合物B、単体C で示せ。
(ア)空気
(
A
)
、
(イ)ダイヤモンド (
C
)
(ウ)ブドウ糖 (
B
)
、
(エ)海水
(
A
)
(オ)メタン
(
B
)
、
(カ)アルミニウム (
C
)
(キ)水素
(
C
)
、
(ク)二酸化炭素
(
B
)
(ケ)石油(原油)
(
A
)
、
(コ)水蒸気
(
B
)
(サ)黒鉛
(
C
)
、
(シ)花崗岩
(
A
)
(4)混合物の分類
1)混合物を純物質に分け取るポイント (<それぞれの性質の違いを利用する>)
2)泥水を真水に変える方法
<濾過の方法 省略>
時間
純粋度
コスト
適度(日本)
濾過、 早い
やや良
安い
○
実験、飲み水
放置
遅い
やや良
コスト0
△
飲み水
蒸留
やや早い 純粋
高い
× (アラビア等高くても飲料)
濾過は粒度の差、放置は質量(粒度)差、蒸留は蒸発するかしないか
3)海水から食塩をとる方法
蒸発(溶けてる物質(溶質)のみ取り出す 液体(溶媒)を気体にするのみ)
4)海水を真水に変える方法 <問題解答省略>
蒸留(液体
→気体
→液体)
3周期
号
液体(溶媒)
を取り出す。
1.図中(a)
(b)の名称
2.沸騰石を入れる理由
3.温度計の位置(ア)∼(ウ)
のどれが正しい?
4.冷却水は(A)
(B)
どちらから入れる?
4周期
<覚え方>
(3)同素体
5)粗い砂の上にこぼして混ざった砂糖を砂から取り出す方法
水に溶かす→濾過→蒸発 (組み合わせて分けとる)
6)砂糖と塩が混ざったとき分けとる方法
<再結晶法> 省略 溶解度と飽和水蒸気量との似た関係を説明
温度による溶解度曲線の差を利用
7)臭素水から臭素を取り出す方法
<抽出>
省略 抽出されやすさの差を利用
理科総合
1年
化学分野
N02
(5)有機化合物と無機化合物
有機化合物
元々の定義
現在の定義
無機化合物
元々の定義
現在の定義
生命体
植物、動物、その遺骸(殻等除外)
炭素を含む物質(炭素と水素を含む?)
生命体、合成繊維、合成樹脂
非生命体
岩石、金属、ガラス
炭素を含まない物質
(6)成分元素を調べる
1) 化合物の燃焼 有機化合物を見分ける
砂糖→黒く焦げる 塩は焦げない
2) 炎色反応
Sr
Li
Ca
Na
Ba
Cu
K
( 深紅 )
( 赤 )
( 橙 )
( 黄 )
( 黄緑 )
( 緑 )
( 紫 )
する
り と
軽 く 縄
張 りほ ど
く
3)
沈殿の生成
4)
気体の発生
石灰水に
( 二酸化炭素 )→( 炭酸カルシウム )( 白沈 )
バリウム化合物に(硫酸塩 )→( 硫酸バリウム )
( 白沈 )
塩素化合物に( 硝酸銀
)→( 塩化銀 )
( 白沈 )
亜鉛に
(
硫 酸
)→( 水 素
)
過酸化水素に( 二酸化マンガン )→( 酸 素
)
石灰石に
(
塩 酸
)→(二酸化炭素 )
アンモニウム化合物に( 強アルカリ
)
→(アンモニア )
(7)物質の性質と変化
物理変化と化学変化
a. 物理変化
変化の前後で性質が変化しない
例 ( 破壊、ねじれ、歪み
) ( 状 態 )変化
b. 化学変化
変化(反応)の前後で物質の性質が変化する
・・・ 化合
2種以上の元素がさらに多く結びつく
・ 例
( 酸 )化・・緩やかな酸化
( さび )
・
・・激しい酸化
( 燃焼 )
・
( 硫 )化 ,( 炭 )化,( 塩 )化
・・ 分解 2種以上の元素が元素同士小グループに分かれる。
電気分解、加水分解
科 1 年
号
氏名
<問題解答 省略 博洋社 九高理理科総合問題集より>
問1:Li、Na、Cuの炎色反応はそれぞれ何色か。
Li(
)
、Na(
)
、Cu(
)
問2:それぞれに異なる1種類の溶質を含むA、B二つの水溶液がある。A,Bの水
溶液にそれぞれに硝酸銀の水溶液を入れたら、どちらも白色の沈殿を生じた。
次にそれぞれの水溶液を白金線につけ、無色の炎の中に入れると、Aの炎の色
は赤紫色を示し、Bの色は黄色を示した。
以上のことから、Aの溶液は(
)
、Bの溶液は(
)
と考えられる。
問3:カルシウムCaは水と反応してアルカリ性の水酸化カルシウム水溶液となる。
この溶液の炎色反応は(
)である。またこの溶液に(
)
を通じると炭酸カルシウムCaCO3の(
)の沈殿を生じる。
問4.Ⅰ∼ⅤのA,Bの物質をそれぞれ区別する実験を行ったところ、下のア∼オの
ような結果になった。これについて後の問いに答えなさい。
A
B
Ⅰ
水(蒸留水)
海
水
Ⅱ
水(蒸留水)
エタノール
Ⅲ
食
塩
砂
糖
Ⅳ
水酸化ナトリウム水溶液
水酸化カルシウム水溶液
(石灰水)
Ⅴ
塩化カルシウム水溶液
塩
酸
結果
ア.固体であるA,Bを加熱するとBは溶けてやがて(a)黒くなった
イ.硝酸銀水溶液を加えると共に(b)白い沈殿を生じ、Aは炎色反応で(c)橙赤色
を示し、Bは青色リトマス試験紙を赤変した。
ウ.蒸発させたところBには固形物が残った。
エ.Aの炎色反応は(d)黄色で、BにCO2を通すと白く濁った。
オ.沸点を測定するとAは100℃、Bは78℃を示した。
1)Ⅰ∼Ⅴに該当する実験結果はどれか。ア∼オで答えよ。
Ⅰ(
)
、Ⅱ(
)
、Ⅲ(
)
、Ⅳ(
)
、Ⅴ(
)
2)実験結果のうち(a)∼(d)によって推定される成分元素は何か。元素記号で
答えよ
(a)
(
)
、
(b)
(
)
、
(c)
(
)
、
(d)
(
)
理科総合
1年
化学分野
例:炭素と酸素の化合の実験
2.原子の発見
1)古代の粒子説
科 1 年
N03
4元素説(アリストテレス)
水、土、火、空気、
無限分割と有限分割 アトム(原子、それ以上分割できない)
無限分割 無から有の形は生まれにくい
有限分割 水晶六角柱の結晶にはそれを構成する基本単位
2)原子説に至る3大法則
a)質量保存の法則( ラボアージェ )1789
化学反応の前後で質量の総和は変わらない
(化学反応の前後で物質は生成も消滅もしない。
)
<説明省略> 例:二股試験管での反応、坩堝でのマグネシュウムの燃焼等
☆質量保存の法則は(
最小単位
)が( 組合せ )を変化させれば説明可能
問1:メタン32gを酸素128gと反応させてあまりなく燃やしたら水72g
と二酸化炭素が出てきた。二酸化炭素は何g出てきたか。(
88g )
b)定比例の法則 ( プルースト )1799
複合物質(化合物)を構成する単物質(元素)同士の質量比は同じ物質ならば
常に一定
☆暗示: 無限分割では できる確率は極端に小さい(0パーセントに近い)
7:3の水割りを10杯、寸分の狂いもなくつくるのはほぼ不可能。
有限分割では できる確率はほぼ100パーセント
ビー玉とパチンコ玉を同個数比で包んで増やせば両者の質量比は一定。
問2:2gの水素に酸素は16g反応する。5gの水素と反応する酸素は何gか。
( 2:16=5:x x=40
40g
)
※ しかし無限分割でも説明可能な以上、最小単位存在の証拠とはならない
c)倍数比例の法則(
)1802
同種の元素同士からできる複合物質に2種以上あるとき、構成するある単物質
の一定量に対し、他の単物質の質量比の増加は 整数比 でおきる。
炭素: 6g
酸素: 8g
12
16
3:4
一酸化炭素
18
24
号
氏名
下の比率の化合以外は起きない
6
16
12
32
3:8
二酸化炭素
18
48
6
12
24
48
3:12
炭酸イオン
1:4
☆決定的:
( 整数 )的に変化するものは( 数えられる )ものしかない
問3:一酸化炭素は12gの炭素に16gの酸素が反応してできる。
二酸化炭素は12gの炭素に何gの酸素が反応してできるか。
(
32g
※ ドルトンは (
)の発見者である
)
<総合問題>
二酸化窒素NO246gは14gの窒素と酸素(ア)gが反応してできる。
一酸化窒素NOは14gの窒素に酸素(イ)gが反応し全部で(ウ)gできる。
一酸化窒素NO15gは、窒素(エ)gと酸素(オ)gでできている。
(ア)
( 32 )g、
(イ)
( 16 )g、
(ウ)
( 30 )g
(エ)
(
7
)g、
(オ)
(
8
)g
3)ドルトンの原子説
1> 物質はそれ以上分けられない最小単位からなる
<原子の発見>
2> 同じ原子は同じ大きさ同じ質量同じ形を示す
<規格化>
3> 2種以上の原子が集まった原子もある。
<複合原子>
まとめ 質量保存
定比例
倍数比例
○
35
○
○
70g
10.5g
□
12
□
12
+
●
→
1
●
+
→
●
+
2 g =
+(0.3)g=
○●
( 塩素と水素 )
( 36 )
○●
○●
( 72 )g
(10.8)g
+
□◎
( 炭素と酸素 )
( 28 )
◎□◎
( 44 )
◎
→
16
+ ◎ ◎
→
( 32 )
理科総合
1年
化学分野
2.アボガドロの分子説
(1)気体反応の法則 ( ゲーリュザック
)1808
複合物質(化合物)を構成する単物質(元素)同士の体積比は同じ物質ならば
常に一定
実験結果
塩素1体積 + 水素1体積
+
→
水素2体積 + 酸素1体積
→
水蒸気2体積
●
水素
○●
塩化水素
◎
酸素
1)ドルトンの原子説で説明
塩素1体積 + 水素1体積
○
+
●
水素2体積 + 酸素1体積
●
●
◎
●◎●
水蒸気
(複合原子も同じ)
全て1体積
→
塩化水素1体積
○●
→
水蒸気1体積
●◎●
何が矛盾している?( 原子の数は 同じ
体積は 実験の半分 )
実験に合わせるには反応後の原子を半分に割らなければならない
→ ドルトンの原子説に矛盾する
2)実験結果に無理やり合わせようとすると
塩素1体積 + 水素1体積
→
○
+
●
塩化水素2体積
○●
○●
号
氏名
(2)アボガドロの分子説
気体は原子が( 2 )個で対を成して1つの( 分子 )になっていると考えれ
ば気体反応の実験のドルトンの原子説との矛盾を説明できる
塩素1体積 + 水素1体積
→
塩化水素2体積
○○
+
●●
○●
○●
水素2体積 + 酸素1体積
●●
●●
◎◎
塩化水素2体積
<暗黙の了解>
同温、同圧、同体積中に含まれる気体原子の数は、
気体を構成する原子の種類に関係なく一定である。
○
塩素
科 1 年
N04
→
水蒸気2体積
●◎● ●◎●
物質の性質を変えないで分割できる最小単位は( 原子 )ではなく( 分子 )
( 分子 )を無理矢理分割して( 原子 )にすると、その性質は変わってしまう。
例 酸素分子 (
他の物質と結びついて燃焼を促進する
)
酸素原子
上記の性質 +
(
脱色作用、殺菌作用 等 発生期の酸素
)
(3)化学反応式による、三者の違い
塩素
+
水素
→
塩化水素
ドルトンの原子説からの予想
Cl
+
H
→
HCl
気体反応の実験結果に合わせる
Cl
+
H
→2(H/2・Cl/2)
アボガドロの分子説
Cl2
+
H2
→ 2HCl
水素
+
酸素
→
水蒸気
ドルトンの原子説からの予想
2H
+
O
→
H2O
気体反応の実験結果に合わせる
2H
+
O
→ 2(H・O/2)
アボガドロの分子説
2H2
+
O2
→
2H2O
(4)アボガドロの法則 ( アボガドロ
)
同温、同圧、同体積中に含まれる気体 分子 の数は、
気体を構成する原子の種類に関係なく一定である。
気体反応の法則の前提となった<暗黙の了解>と考え方は同じだが( 原子 )が( 分子 )
水素2体積 + 酸素1体積
●
●
◎
→
何が矛盾している?( 原子の数は 増加
質量保存の法則に矛盾する
水蒸気2体積
●◎● ●◎●
体積は 実験に合う )
に置き換わる。
<アボガドロの法則の具体性>
標準状態(
( 0 )℃( 1 )気圧)で、アボガドロ数(6.02×1023)個
の分子の集まりは、その気体の( 種類 )に関係なく ( 22.4 )lを占める。
理科総合 1年
化学分野
5.原子の重さ
3.原子の種類
2原子分子( 不活性ガス以外で常温で気体の物質 H2,O2,Cl2・・ )
単原子分子( 不活性ガス、金属 等
)
多原子分子( 一般の化合物分子 H2O、CO2・・、2原子分子含む
)
4.原子の構造
1)ドルトンの原子説
原子はそれ以上分割できない。
( 内部構造 )もなく均質
3)ブドウパン原子(J.J.トムソン) と 太陽系モデル(長岡半太郎)
トムソン
長岡半太郎
陽子と電子が同数ずつ原子の中に浮遊
原子核の周りを電子が回る
ブドウパンのレーズンのような配置
1.
陽子同士原子核に入れるか?
「電気的中性」の考え方生き残る
2.荷電粒子のエネルギー減衰?
当時は肯定(太陽系モデルの欠陥)
当時は否定→ 湯川とボーアへ
4)原子核の発見(ラザフォード)
(
( ラザフォード )の原子モデル 1911頃)
金箔に放射線を当てる実験
→予想に反して全てすり抜ける
→ まれに大きく反射する放射線発見
→ 原子核が存在、そこに質量が集中しているとして計算
→ 原子の約1/10万の大きさの原子核があることをつきとめる
電気的性質
原子核 )── ( 陽子
)
──( 中性子 )
──────────( 電子
)
陽 子
中性子
電
子
+1
0
−1
質 量
1
≒ 1
1 / 1840
5)原子の性質を決めるもの
原子核の中の( 陽 子 )数 =[ 原子番号 ]
メンデレエフの周期表の原子は軽い順
→
[ 原子番号 ]の順
水素原子の重さ=
号
氏名
1.66×10−24
g
アボガドロ数 = 6.02×1023=1/ 1.66 ×10−24
a.質量数
質 量
b.原
2)陰極線の発見 クルックス管の発明
J.ブリュッカー、ゴルトシュタイン
( 電子 )の発見
J.J.トムソン
<説明省略>
○電子は原子の中になければ説明できない事実を上げる
原子──(
科 1 年
N05
数 =( 陽
子
子
)数+( 中性子
)数
量
(1)原子量の元々の定義
(水素原子)を1としたときの、
( 他の )原子との比較質量
(2)原子量の再定義
(炭素原子126C)を12としたときの、
( 他の )原子との比較質量
H He
C
O
Na Al
S
Cl Ca
U
元々 1( 4 )
(12.0・)
(16)
(23)
(27)
(32)
(35,37)(40)(238)
現在(0.99・)・・・12・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(237.?)
1桁と100桁の比較は誤差がありすぎる 10桁基準なら・・
6.同位体 ( アイソトープ )
① 同じ(元素、原子)でありながら( 重 さ
)が異なる
② 同じ( 原子番号 )でありながら( 質量数
)が異なる
③ 同じ( 陽子数 )でありながら( 中性子数 )が異なる
12
13
14
質量数 →
C
6
99.9%
7.平均原子量
35
問: 17Cl 75% と
C
6
0.1%
37
17
C
6
原子番号→
B
W
A
極微少
Cl 25% の平均原子量はいくらか
(35×75+37×25)/100=35.5
※ これからは、一般に原子量といえば平均原子量をさし、個々の同位体の原子量
は質量数で肩代わりさせる。
平均原子量が 整数に近い→(放射性同位体(ラジオアイソトープ)
)が多い
平均原子量が半整数に近い→(
安 定
)している (同位体が減らない)
理科総合 1年
化学分野
N06
8.原子の構造
(1)原子番号
原子の性質を決める 原子核の中にある陽子の数に同じ
(2)原子の電気的性質(原子核)
原子は電気的( 中性
)である
1)原子核には+の性質を持つ( 陽子
)があり、その周りを−の性質を持つ
( 核外電子 )が回っている。
2)( 陽 子 )1個と( 電 子 )1個は符号は異なるものの、電気的力は
( 同 じ )であるから、原子の中に入っている( 陽 子 )の数と
( 電 子 )の数は同じでなければならない。
3)原子番号Nの原子の中には、陽子(
N
)個と電子(
N
)
個が入って( 電気的中性
)を保っている。
<まとめ>
Ⅰ 質量数
= ( 陽子数
Ⅱ 質量数
≒ ( 原子量
Ⅲ 原子番号 = ( 陽子数
) + ( 中性子数 )
)
) = ( 核外電子数 )
問:次の空欄を生めよ
元素記号
原 子 番 号
16
8
O
17
8
O
14
7
N
15
7
N
35
17
Cl
37
17
C
27
13
Al
2
1
H
8
8
7
7
17
6
13
1
質 量 数
16
17
14
15
35
13
27
2
陽 子 数
8
8
7
7
17
6
13
1
中 性 子 数
8
9
7
8
18
7
14
1
核外電子数
8
8
7
7
17
6
13
1
原 子 量
16
17
14
15
35
13
27
2
6
6
5
5
7
4
3
1
最 外 殻 電 子
科 1 年
号
氏名
(3)電子配置(核外電子)
1)ボーアの原子モデル( B5図参照 )
ライマン、バルマー、パッシェン系列他→
12− −
12)
リュードベリーの式 1
−=R
(−
λ
n
m (R:リュードベリ定数、λ:波長)
と E=hν=hC/λ(h:プランク定数、ν:振動数、C:光速)
よりエネルギーEは整数m、nそれぞれの二乗の逆数の差として表せる。
エネルギーは( とびとび )の値を持つ。
→( ボーア )による( 量子 )力学の始まり
<説明省略> 長岡半太郎が否定された事実がどう解消されたか
電子軌道:
(内側から)
( K )殻、
( L )殻、
( M )殻、
( N )殻、
( O )殻
電子数 :
(長周期) ( 2 )個、
( 8 )個、
(18)個、
(32)個、
(50)個
2×n2
2×12、 2×22、 2×32、 2×42、 2×52
(短周期、20まで)
( 2 )個、( 8 )個、
( 8 )個、
( 2 )個、( × )個
<メンデレエフの短周期表と、電子配列の関係>
理科総合 1年
化学分野
(4)電子配置(核外電子)整理問題
1)
( 典型 )元素では電子は軌道の内側から順に入っていき、各軌道(殻)が満
杯になったとき、形の上でも反応性においても、非常に( 安定 )で、ほとん
ど反応しない。この元素は( 0(18) )族であり( 不活性
)ガス、または
( 希
)ガスと呼ばれる。
原子番号20番まででは、この元素は( He )
( Ne )
( Ar )である。
2)また他の原子では、もっとも外側にある原子(
( 最外殻
)電子、または
( 価
)電子)の数で、その性質が似てくる。この似た性質同士は同じ
( 族
)にある。
原子番号20番までで、最外殻電指数(価電子数)が1個のものは、
( H )
( Li )
( Na )
( K )である。
また4個のものは( C )
( Si )である。
3)電子配置の書き方
典型元素は内側から外側へ埋めていく。8方位でまず4方位(東西南北)を埋
め、それから、残り方位(北東、北西、南東、南西)を埋める。順番は特にない。
パウリの排他律を守って記入すること
+7
+13
+17
4)元素の周期表で縦の列(各族 )に共通なことは何か。
最外殻電子(価電子)が同じ→同じ族
5)元素の周期表で横の列(各周期 )に共通なことは何か。
最外殻の殻が同じ 1周期→K殻、2周期→L殻・・・・・
6)元素の周期表で凸型の金属、凹型の不安定な非金属、不活性ガスの境界に境界
線を引きなさい。
※ 原子の分類
科 1 年
N07
元素・・・
( 金属 )元素・・・
( 凸
)型原子(仮称)
・
・・
( 非金属 )元素・・・
( 凹
)型原子(仮称)
・
・・
( 不活性(希) )ガス
(□型原子(仮称 ))
例外: 水 素
H+ は本来
H3O+ オキソニウム
イオンとして存在
水素原子
+
(5)イオンになりやすい凹凸型原子
1)凸型原子 ・・・
( 陽 )イオンになりやすい
凸 → □+ + □−
凸型原子→陽イオン+電子
2)凹型原子 ・・・
( 陰 )イオンになりやすい
凹 + □− → □−
凸型原子+電子→陰イオン
3)不活性ガス・・・
形も電気的にも安定
ほとんど反応しない
→ 常温でも気体
号
氏名
( 凸 )型
+
( 凹 )型
+
+
H
H2、CH4
理科総合 1年 化学分野
※ 凸型原子と陽イオン、凹型原子と陰イオン
原子 (凹型、凸型)
形不安定
電気的中性
→イオン(陰、陽)
形安定
(不活性ガスと
同じ電子配置)
電気的性質現れる
<練習問題> 族とイオンの価数の関係を考えながら次の問題を解け
(1)K(カリウム、
( 1 )族)のイオン式を示せ
K
→ K+
+
e−
(2)Ca(カルシウム、
( 2 )族)のイオン式を示せ
Ca → Ca2+ + 2e−
(3)Al(アルミニウム( 3 )族)のイオン式を示せ。
Al → Al3+ + 3e−
(4)F(フッ素、
( 7 )族)のイオン式を示せ
F +
e−
→
Fー
(5)S(イオウ、
( 6 )族)のイオン式を示せ
S + 2e−
→
S2−
科 1 年
N08
9.結合の種類
原子の結合法4種類
( 共有 )結合
凹凹結合(仮称)
(プロレスラーの力)
( イオン )結合
凹凸結合(仮称)
( 大人の力
( 金属 )結合
)
凸凸結合(仮称)
( 大人の力
)
( 分子間 )結合
( 赤ちゃんの力 )
号
氏名
物質構成の種類
共有結合性結晶
例( ダイヤモンド
)
イオン性結晶
例(NaCl、H2SO4)
金 属
例( 金、鉄、鉛
)
分子性結晶
例( 水、ドライアイス)
(1)共有結合
互いに不足した電子(( 不対 )電子)同士を出し合っ
て結びつく結合。軌道が重なり合い、互いの不足部に不対
電子が入り込み、互いの原子に( 共有 )され、それぞ
れ( 不活性 )ガスと同じ電子配置で結合する。
<族数による最外殻電子の諸数>
4族 炭素→不対電子( 4 )
、非共有電子対( 0 )
不足箇所( 4 )
5族 窒素→不対電子( 3 )
、非共有電子対( 1 )
不足箇所( 3 )
6族 酸素→不対電子( 2 )
、非共有電子対( 2 )
不足箇所( 2 )
7族 塩素→不対電子( 1 )
、非共有電子対( 3 )
不足箇所( 1 )
0族 アルゴン→不対電子( 0 )、非共有電子対( 4 )、不足箇所(
0 )
理科総合
1年 化学分野
1)非共有電子対
不対電子
共有電子対
科 1 年
N 09
最初から原子内にある電子対、共有電子対との対比の名称
凹型で2個入れる最外角スピン軌道に1個のみの電子
2つの凹型原子が不対電子同士を出し合いスピン軌道埋める
2)電子式
最外殻の電子の配列で共
有結合の状態を示す
構造式
不対電子と欠けた分のセ
ットで手の数1本とし、手と手を
結んで共有結合の状態を表した図
問 :右2つの分子エチルアルコールと
ジメチルエーテルの電子式と構造式をか
け
号
氏名
<その他の分子>
炭化水素系
構造式
5)化学反応式(広義の酸化、還元反応)
(※ 広義の中和反応式は後ほど)
電子式
構造式
電子式
<省略> 左図参照
分子式
C2H6O
示性式 C2H5OH、CH3OCH3
分子を構成する元素とその個数を
分子式では解らない構造を一部取り出し
元素記号と下付添え字で表記
構造式と分子式のあいだを埋めた式
3)異性体
同じ分子式でありながら、構造式や対称性が異なり、異なる性質を
示すもの
化学反応式は( 質量保存 )の法則を広
く解釈し、
「原子は( 生成 )も消滅もしない。
その( 組合せ )を替えるのみ。
」
という考え方から、反応前と反応後で
原子の( 種類 )と( 個数 )が同じ
でなければならないとして作られる。
分子同士の反応の場合は「共有結合で安
定した分子同士、組み替えが起き、別の共
有結合で安定した分子ができる」
(
( 不対 )電子がない安定な状態。図の炭素は例外)として組み替わる。
問:次の化学反応式を(
4)炭化水素
問:炭素数1∼10までの分子式と名称を示せ
1 CH4 メタン 6 C6H14 ヘキサン
)には係数を、入れて完成させよ。
① ( 1 )H2+( 1 )Cl2 → ( 2 )HCl
② ( 1 )N2+( 3 )H2
→ ( 2 )NH3
2 C2H5 エタン 7 C7H16
ヘプタン
3 C3H8 プロパン 8 C8H18
オクタン
③ ( 1 )CH4+( 2 )O2→( 1 )CO2 +( 2 )H2O
4 C4H10 ブタン 9 C9H20
ノナン
④ ( 2 )CH3OH+( 3 )O2→( 2 )CO2 +( 4 )H2O
5 C5H12 ペンタン 10 C10H22 デカン
⑤ ( 1 )C3H8+( 5 )O2→( 3 )CO2 +( 4 )H2O
理科総合
1年 化学分野
科 1 年
N010
(2)イオン結合
問:食塩水は( 電 解
号
氏名
)質、砂糖水は( 非電解
)質
化学式・・・
( 分子
)式
( 共有
)結合、安定な原子グループ
・
例 H2O、CO2
・
右下の添え字2や、隠された数1は原子の
・
( 個数 )を示すので約せ( ない )
。
・
( 電 解 )質
・
・・
( 組成
)式
一般に( イオン )結合、
例
NaCl,CaCl2
右下の添え字2や、隠された数1は原子の
( 比率 )を示す。もっとも( 簡単 )な
比率になっている。
( 非電解 )質
(ただし分子式を約しで簡単な比にしたものも組成式と呼ぶ)
No8 のイオン式の参考として
金属などの凸型原子は( 陽
)イオンへなりやすく、不活性ガス以外の非金属
原子(凹型原子)で族数が大きいものは( 陰
)になりやすい。この両者が互い
違いに電気的力で結びつき、全体として電気的力を( 中性にする )結合。
2)多原子イオン
共有結合で結びついた多原子(分子状)が全体として(
もの。NH4+ や OH−等がある。覚えておくのが望ましい
陽イオン 一価(NH4+)
アンモニウムイオン
−
陰イオン 一価(OH )
水酸化物イオン
(CH3COO−) 酢酸イオン
(NO3−)
硝酸イオン
二価(SO42−)
硫酸イオン
2−
(CO3 )
炭酸イオン
三価(PO43−)
リン酸イオン
<組成式の書き方>
(No12参照)
1)分子とは異なり、結合上安定なグループを作らない。陽イオンの隣には( 陰 )
イオン、陰イオンの隣には( 陽 )イオン(上図の右参照)とプラスとマイナスが
互いに( 引き合い )
、全体として<電気的( 中性 )>(仮称)を保つような数の
( 比率 )で集まり、目に見えるほどの巨大な物質( イオン性結晶 )を作る。
問:塩の結晶はどのような形をしているか。 立方体
イオン性結晶は( 水 )に溶けやすく、溶液は電気が通じるので( 電解 )質
と呼ぶ。これに対し分子性結晶は、イオン性結晶に比べ水に溶けにくく、溶けても
電気を通しにくいので( 非電解 )質と呼ぶ。
<省略>
)的性質をもった
理科総合
1年 化学分野
N011
(3)金属結合
金属のイオン化によって離れる( 自由電子 )によって、
(金属(陽))イオン同士
を電気的につなぐ結合。電気的力は電子も(
陰
)イオンもほぼおなじなので、
( イオン )結合と変わらない。しかし( 自由電子 )は陰イオンに比べて十分に
小さいので移動が可能となる。この構造のため( 展性
)
( 延性
)が発達。
また(
熱
)や( 電気
)の良導体でもある。
<金属結合>
1)展性、延性
延性 針金を伸ばすと延びる
直線的な延び
展性 1円玉を金槌でたたくと
拡がる 平面的な拡がり
2)電気の良導体
自由電子が移動可能
→電流 右電流参照
3)熱の良導体
質量の小さい自由電子が激しく
運動、電気力がバランスを崩し全自由
電子へ、そして金属イオンへ伝わる
C.分子間結合(分子間力)
共有結合の原子の種類が違うと陽子の数
が異なり、共有電子対はわずかかばかり
( 陽子 )が多い方(原子番号が大きい
方)へ寄せられる。結果、原子番号大の原
子はわずかに( − )の電気を生む。
(わずかとは電子の力に対し)
。
また原子番号小の原子はわずかばかり
(
+ )の電気が生まれる。これを
( 極 性 )と呼ぶ。分子間力の1つは、
この極性によって結びつく結合である。
なお、二酸化炭素のような対称性のあるものは微弱な電気力は打ち消されて極性は
でない。水は水素と酸素の並びの角が108°と非対称だから、極性が残る。
電子レンジは極性が( ある )分子のみを加熱するので、容器は極性が( ない )
分子を組成としたもので作れば、熱くなったり、溶け出したりしにくい。
極性の中で水素が入って成す結合を( 水素 )結合と呼び、イオン結合や金属結
合とまではいかなくとも、力としては普通の分子間力よりはかなり大きくなる。
科 1 年
号
氏名
<状態変化>
物質を( 熱 )で揺さぶったり、
( 圧力 )を開放して広がりやすくすると、物
質は( 固 )体、( 液 )体、( 気 )体と変化する。この変化を( 状態 )
変化と呼ぶ。
分子性結晶での状態変化は主に、最も弱い( 分子間 )結合を切ることでおこり、
分子内での原子間結合である( 共有 )結合が切れることはない。従って固体が、
液体、気体と変化しても、分子というグループには何の変化もなくその性質は変わら
ない。従って状態変化は( 物 理 )変化の一種である。
<熱の伝導性>
熱の伝わりやすさを ( 熱伝導 )性 と呼ぶ。
その順序は大きい順に
( 固 )体の( 金属 )>( 固 )体の( 非金属 )>( 液 )体>( 気 )体
である。結合力が( 強い )ものほど大きく、またその中でも( 自由 )電子を
持つものほど大きい。
また燃え出しやすさはその逆で、熱伝導性が最も悪い( 気体 )は、最も( 熱 )
が溜まりやすく、発火点に達しやすい。
<電流>
金属は電気の良導体である。自由電子がその伝達をになう。
( + )から( − )へ流れるとされる電流は、実は存在しない仮想のもので
あり、現実には自由電子が( − )から( + )へ流れている。では自由電子の
流れが電流の代わりかというとそうでもない。自由電子は金属内では( 金属イオン )
を接着する接着剤の役割を果たしており、
( 金 属 )結合を壊さずに移動するその
速さはせいぜい人が歩く程度である。しかし電流は光の速さで伝わるのだから、電子
の流れを電流とは呼べない。
ではこの速さの差はどこから来るかというと、それは水道に空のホースと、一度使
って水が充たされてるホースをつけ
て比べたとき起きる現象と同じであ
る。空のホースでは( 水 )とい
う実体が移動しており、それに対し
充たされたホースでは( 水圧 )
が光速で伝達する。
電流が流れるときも、電子という
実体が少し動いただけで( 電圧 )
が光速で伝わり、回路の全ての自由
電子がほぼ一斉に動く。