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身近な公園再生事業
平成17年度(2005年度)から事業開始
これまでに121箇所の公園で再生活動が行われています。
花壇づくりの活動の様子(南区 仁保公園)
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市内の公園づくり(1)
東部河岸緑地
(京橋川左岸(平野橋~御幸橋))
平成16年度(2004 年度)完成 (南区)
寺山公園(平地部)
平成19年度(2007年度)完成 (安佐
北区)
251
市内の公園づくり(2)
平和記念公園慰霊碑前照明灯
整備
平成22年(2010年)6月完成
「ひろしま・パーク・レストルーム」デザ
インコンペによる新型公園トイレ
平成20年度(2008年度)以降、これま
でに12基完成
日生西公園(西区)
252
ハナミズキ2001事業
ハナミズキ2001事業は、20世紀の初めに日米友好の象徴とし
て交換されたサクラとハナミズキの故事にならい、米国市民から
寄贈を受けたハナミズキの種子や苗木を育成し、京橋川河岸緑
地などに植樹して、平和への願いを緑に託した新しい形の日米
友好交流を行うものです。
【ハナミズキ植樹式の開催】
記念植樹を行う秋葉忠利広島市長と
ジェラミー・ハリス(Jeremy Harris)ホノルル市長
平成16年(2004年)11月17日~同月19日に
開催された第1回日米都市サミット広島2004
に合わせ、京橋川河岸緑地において開催。
また、ハナミズキ植樹式は、日米交流150年
委員会から日米交流150周年記念事業として
認定を受けた。
【ボランティアによる並木づくり】
植樹活動を行う秋葉忠利広島市長と児童たち
平成17年(2005年) 11月16日~同月18日に、
京橋川河岸緑地の全域において、京橋川
周辺の小学校6校の児童や並木づくりを行う
市民ボランティアの参加を得て、約400本の
ハナミズキを植樹。市長も参加し、市民や児童
と交流を深めた。
253
景観政策の抜本的見直し
■従来の景観政策の枠組
■景観協議制度に基づく建築物や
屋外広告物等の景観誘導
広島市都市美計画
昭和
昭和56年(1981年)
年)
3月策定
(1)都市美協議制度
(2)平和大通り沿道建築物等美観形成要綱
(3)リバーフロント建築物等美観形成協議制度
(4)西風新都アーバンデザイン推進要綱
(5)原爆ドーム及び平和記念公園周辺建築物等
美観形成要綱
(6)縮景園周辺建築物等美観形成要綱
【こうした取組をさらに発展】
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【風景づくりマスタープラン】
・広島市の魅力ある風景づくりに関する基本的な方針
(平成14年(2002年)1月策定)
・広島市の魅力ある風景づくり基本計画(平成16年(2004年)3月策定)
■目標
平和都市として個性と魅力ある「ひろしま」の風景の創造
景観法
(平成17年(2005年)6月全面施行)
【景観政策の抜本的な見直し】
― 要綱による景観協議制度から景観法に基づく景観計画による届出制度へ ―
(景観誘導のより一層の充実)
255
■新たな景観政策の枠組
広島市景観条例(平成18年(2006年)4月策定)
広島市景観形成基本計画(平成20年(2008年)2月策定)
■目標
国際平和文化都市「広島」の個性と魅力ある景観の形成
■取組の基本的な方針
(1)平和都市としてのたたずまいの形成
(2)水や緑を生かした潤いと安らぎを与える景観の形成
(3)文化の香り高い都市空間の形成
(4)にぎわいがあり、ホスピタリティの心を感じることができる都市環境の創出
(5)都市特性、地域特性を生かした個性ある景観の形成
(6)魅力ある景観をはぐくむ心のかん養
■重点的景観形成地区
景観上特に重要であり、かつ、景観形成の優先性の高い地区を「重点的景観
形成地区」 として設定(原爆ドーム及び平和記念公園周辺地区等18地区)
広島市景観計画
(平成24年度(2012年度)策定・平成25年度(2013年度)秋施行予定)
※重点的景観形成地区(18地区)を含む市域全体を対象にした景観法に基づく景観
計画
計画により建築物や屋外広告物等の景観誘導を実施
256
市民ボランティアによる路上違反広告物の除却
(広島市路上違反広告物除却推進員制度)
平成15年(2003 年)10月開始
市長が認定した路上違反広告物除却推進団体に加入している
市民の方を推進員に任命し、「はり紙」、「はり札」、「立看板」等の
違反広告物の除却権限の一部を委任することにより、推進員が
ボランティアで違反広告物の除却活動を行うことができるようにな
りました。
活動実績
平成23 年(2011年)2月現在、94団体、781人
の推進員が活動しています。
推進員の活動により、違反広告物の除却件数
が、平成15年度(2003年度)は11,289件でしたが、
平成21年度(2009年度)は2,659件に減尐してい
ます。
257
広島高速道路の整備(1)
広島東
沼田
高
速
1
号
線
高速5号線
高速4号線
広島東~馬木間
H18.10開通
温品JCT
全線 H13.10開通
中広
高速3号線
宇品
高
速
2
号
線
全線 H22.4開通
凡
仁保JCT
吉島
例
供用区間
未供用区間
仁保~宇品間 H12.3開通
宇品~吉島間 H22.4開通
公共事業区間
258
広島高速道路の整備(2)
高速1号線(広島東)
高速2号線(東雲)
高速3号線(吉島)
高速4号線(中広)
259
交差点交通処理の見直しによる渋滞対策
○既存の道路空間や施設を効率的に利用し、尐ない経費で効果を上げる
対策として、広島県警や国土交通省と連携し、車線運用、信号現示等の
見直しによる即効性のある対策を推進
平成14年度(2002年度)から、41か所の交差点において対策を実施
対策後
三篠町3丁目交差点
右折車線の増設(1→2車線)と青信号の時間配分の見直しにより、ピーク時の
渋滞長が対策前に比べ約6割減尐した。
260
広島市総合交通戦略
平成22年(2010年)7月策定
広島市総合交通戦略とは
これからの広島市の陸上交通に関する交通政策の進
路の全体像(新たな交通ビジョン)を示すとともに、そこに
掲げた政策理念を実現するために、必要となる交通施策
(交通ビジョン推進プログラム)を取りまとめたものである。
平成22年(2010年)7月
平成16年(2004年)6月
新たな交通ビジョン
一部見直し
新たな交通ビジョン
・交通施策の理念
・施策コンセプトと方向性
平成17年(2005年)7月
交通ビジョン推進プログラム
・具体的な交通施策と整備プログラム
(平成
(平成17年度~19年度までの3か年)
広島市総合交通戦略
計画期間を
10年間に拡大
+
交通ビジョン推進
プログラム
(平成
(平成29年度までの10年間)
261
新たな交通ビジョン
政策理念
「ひと・環境にやさしく、活力ある広島の交通体系をめざして」
自動車に過度に依存するこれまでの交通体系を見直し、自動車と公共
交通の分担バランスを考慮しつつ、交通体系の軸足を公共交通等へシ
フトさせるとともに、すべての市民が自由に移動する権利を保障するとい
う立場から交通施策を展開していく。
施策コンセプト
政策理念を実現するため、三つの施策コンセプトと九つの力点を置く
べき方向性を整理した。
今回の見直しでは、すべての人の「移動権」を保障するという観点を盛
り込むとともに、地球温暖化問題の深刻化への対応として、公共交通に
加え、自転車の利用促進という観点から「自転車の『都市交通手段』とし
て復権」を位置づけた。
262
【政策理念】
ひと・環境にやさしく、活力ある広島の交通体系をめざして
【施策コンセプト1】
都市の活性化や都市生活の快適化に貢献する交通へ
公共交通の「生活インフラ」としての充実・強化
高速性・定時性を備えた「経済インフラ」の整備
自転車の「都市交通手段」としての復権
人が安全で自由に移動できる交通環境の整備
【施策コンセプト2】
都市の魅力づくりに貢献する交通へ
「行きよい」都心づくりのための交通環境の整備
都心の回遊性・にぎわいを創出する交通環境の整備
【施策コンセプト3】
都市経営の効率化に貢献する交通へ
交通需要マネジメントの推進
既存ストックの有効利活用
民間活力の活用
263
263
交通ビジョン推進プログラム
計画期間
平成20年度(2008年度)~平成29年度(2017年度)
取組施策
公共交通43施策、道路関係77施策、交通需要マネジメント8施策
合計128施策
プログラムの更新
本プログラムの計画期間は、10年間にわたることから、この間の社
会情勢の変化や施策を取り巻く実施環境の変化、検討状況の進展等
が予想されます。このため、本プログラムの中間時点に当たる平成25
年度を目途に、プログラムの見直しも含め、更新に取り組む。
264
マイカー乗るまぁデーの推進
毎月2・12・22日を「マイカー乗るまぁデー」と定め、クルマを利用してはダメとい
うものではなく、クルマに過度に依存するライフスタイルを見直し、市民一人ひ
とりが上手なクルマの使い方を考え、実践・体験することを通じて、地球温暖化
の防止に貢献する行動の輪を広げていく取組を推進
マイカー乗るまぁデーくらぶ
マスコットキャラクター
「まぁデーくん」
キャンペーンの様子
265
路面電車のLRT化
都市の魅力を高めるため、利便性向上や環境改善に優れた路面電車のLRT化 (※)を
推進
(※)LRT化:Light Rail Transit(ライト・レール・トランジット)の略で、定時性・速達性・快適性などに優れ、人
にも環境にもやさしい路面電車にすること。
交通系ICカード「PASPY」の導入(21年10月17日市内全線導入済)、低床路面電車22編成
の導入、横川駅構内への乗り入れや横川駅からの都心便の復活、電車優先信号5箇
所の稼働、電車接近表示装置の全線設置などが円滑に進められるよう本市として支
援・協力
展覧会の開催
グリーンムーバーマックス
交通結節点の整備(横川駅構内への乗り入れ)
266
LRT都市サミット広島2009
◆地球環境にやさしい都市づくりを目指し、公共交通振興のための都市間の連
携強化を図ることを目的に、路面電車のLRT化に取り組む国内11都市の首
長が集まる「LRT都市サミット広島2009」を、平成21年(2009年)10月30日
(金)及び31日(土)の2日間、広島市において開催
◆サミットでは、路面電車のLRT化に向けた意見交換・情報交換を行い、LRT化
によるまちづくりの推進や公共交通を中心とした社会の実現など、5項目に関
するサミット宣言を取りまとめ
【開催概要】
◆主催 広島市
◆共催 広島電鉄株式会社
◆参加都市
札幌市、富山市、豊橋市、京都市、
岡山市、松山市、高知市、長崎市、
熊本市、鹿児島市、広島市(11都
市)
◆参加者数(入場者数)
2日間延べ 約1,300人
グリーンムーバー
マックスの車内
首長会議
267
白島新駅の整備(1)
大町駅
JR沿線から都心核への
速達性向上
JR沿線とアストラムライ
ン沿線のアクセス強化
ビッグアーチ
横川駅
白島新駅
広島駅
西広島駅
都心核
マツダスタジアム
268
白島新駅の整備(2)
今後のスケジュール
平成22年度(2010年度)
▶デザインコンペを実施
し設計者を選定
▶測量及び実施設計
平成23年度(2011年度)
▶工事着工
(期間は3年間を想定)
平成26年(2014年)春
開業予定
※ イメージ(今後変更あり。)
269
JR可部線沿線の活性化と利用促進
JR可部線活性化連携計画
新駅整備(2箇所)
●ハード整備を伴う施策
①電化延伸・新駅整備によ
る駅勢圏拡大
②利便性・速達性の向上
・配線変更、駅施設の改良
など
●ソフト施策
①地元のまちづくり活動の活
性化と情報発信
②環境を意識した交通手段
選択への啓発活動
③既存バス路線の運行ダイ
ヤ見直し
など
可部駅配線変更
JR可部駅西口広場
270
自転車都市ひろしまの推進
○路面標示による自転車と
歩行者の視覚的分離
○自転車走行空間整備計画の策定
○コミュニティサイクルシステ
ムの導入に向けた検討
(佐伯区の社会実験の様子)
(市道西1区駅前観音線)
(デルタ市街地の自転車ネットワーク計画)
放置自転車対策の推進
○駐輪場の整備
○自転車利用者への指導・啓発活動
○放置自転車の撤去
(市営駐輪場)
自転車利用者のマナーアップ
○街頭などにおける交通ルール・マナーの啓発
271
広島港の港湾施設整備
広島港では、国際コンテナターミナルや宇品旅客ターミナル
を整備し、国際物流拠点及び海上旅客交通の拠点としての機
能強化を図った。
広島港国際コンテナターミナル(出島地区)
(平成15年(2003 年)3月完成)
広島港宇品旅客ターミナル(宇品地区)
(平成15年(2003年)3月完成)
CFS(小口貨物集積所)
ガントリークレーン
272
港湾倉庫を活用した商業施設を開店
広島港宇品地区で、古い倉庫を商業施設に修復・転用し、
賑わいのある魅力的な水際空間を創出した。
複合商業施設
・平成17年(2005年)12月
複合商業施設(インテリアショップ、カフェレストランなど)
オープン
広島競輪場
市営さん橋
宇品波止場公園
273
広島西飛行場の市営化
1 路線展開の方向性
・首都圏国際空港や関西国際空港を結ぶフィーダー路線
・安定したビジネス需要と時間距離で優位性が発揮できる東京路線
2 地域の活性化
・マルシェ型商業施設など賑わい施設の導入
・観音マリーナとの連携による「瀬戸内」をテーマ
とした観光振興
平成23年(2011年)3月、広島市議会にお
いて広島シティ空港条例案を否決。関連
予算を削除
3 ビジネス需要の確保
・ビジネスジェットの利用促進などによる地域経済の活性化
274
広島地下街開発株式会社の経営改善
減損会計適用(平成17年(2005年)9月中間決算)により債務超過となり、借入金等返済
のための資金調達が困難となったため、平成18年(2006年)3月に、広島市、関係金融
機関及び同社による経営改善スキームを策定した。
経営改善スキームの内容
広島地下街開発㈱
・経営改善(経費削減等)
紙屋町シャレオ
金融機関
・長期貸付金の金利引下げ、返済期間延長
など
広島市
・金融機関融資に対する損失補償
・貸付金の金利引下げ、返済繰延
●会社設立
平成2年(1990年)12月17日
●紙屋町シャレオ開業日
平成13年(2001年)4月11日
経営改善スキーム実施後は、資金不足が解消され、安定した経営を続けている。 275
広島駅南口開発株式会社の経営改善
金融機関への返済資金の不足による債務不履行を回避するため、平成17年(2005年)
8月に、広島市、関係金融機関及び同社等による経営改善スキームを策定した。
経営改善スキームの内容
広島駅南口開発㈱
・経営改善
(経費削減等)
広島市
・現物出資(敷地、床)
・資金貸付
権利者
・賃料の引き下げ
エールエールA館
●会社設立
●会社設立
昭和63年(1988年)11月1日
昭和63年(1988年)11月1日
●エールエールA館開業日
●エールエールA館開業日
平成11年(1999年)4月20日
平成11年(1999年)4月20日
金融機関
・返済期間の繰延
など
核テナント
・敷金の拠出
経営改善スキーム実施後は、資金不足が解消され、安定した経営を続けている。 263
広島高速交通株式会社の経営改善
バス事業の規制緩和による影響など、厳しい経営環境を改善するため、
平成15年(2003年)3月に、アストラムライン経営健全化計画を策定した。
経営健全化計画のスキーム
広島市
・単年度貸付
広島高速交通㈱
・利用促進
・関連事業収入増加
・人件費・物件費等
の削減
・銀行からの短期借入
に対する損失補償
日本政策投資銀行
・同行からの長期借入金
の繰上償還
●会社設立
昭和62年(1987年)12月1日
●アストラムライン開業日
平成6年(1994年)8月20日
平成24年度(2012年度)単年度黒字を目標として、経営の安定に努めている。
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