世界の高速鉄道の発展 08E474 藤田 真也 08E147 兼光 健一 08E509 松岡 真生 目次 １、発展を続ける高速鉄道 １）日本‐高速鉄道のルーツ ２）フランス‐日本とは異なった発展を遂げた ヨーロッパの鉄道、TGV ３）中国‐急激に発展するCRH ４）世界の高速鉄道の延伸計画 ２、鉄道の重要性 １）先進国で鉄道が注目される理由 ２）新興国で鉄道が注目される理由 ３、環境と新幹線 １）環境やさしい日本の新幹線 ２）環境への対応 ４、まとめ ２、鉄道の重要性 １）先進国で鉄道が注目される理由 ①省エネ‐１人当たりの消費エネルギーが少ない ②エネルギー・コストが相対的に少ない ③環境への負荷が低い 以上の3点が主に挙げられます。 先進国では、原油価格の上昇や環境問題から消費 エネルギーが少なく、環境負荷の低い輸送手段が 見直されています。 1400 1292 1200 排出二酸化炭素 1000 消費エネルギー 800 884 574 600 433 400 200 900 268 100 0 鉄道 バス 航空 乗用車 出所：国際投信投資顧問株式会社pdf モーダル・シフトについて 近年、先進国では「モーダル・シフト」と呼ばれる動 きが広がっています。 「モーダル・シフト」とは、自動車や航空機などより CO2排出量の少ない鉄道などに輸送手段を転換しようと する考えです。各国は2020年までのCO2排出量の削減目 標を提示しており、鉄道が注目されています。 鉄道は走行時のエネルギー損失が非常に少なく、自動 車のような渋滞はないのでエネルギー効率が極めて高い 輸送機関であります。 ・主要各国、地域のCO2排出量削減目標 国 米国 日本 EU 中国 インド ロシア 期限 目標削減量 17% 25% 20～30% 2020年 40～45% 20～25% 15～25% 比 2005年 1990年 1990年 2005年 2005年 1990年 ２）新興国で鉄道が注目される理由 ・一度に大量輸送（人、貨物）を 効率的に行うことができます。 輸送インフラ 鉄道 約1300人 （新幹線） 航空 フェリー バス 約850人 約900人 約80人 （総2階建の場合） （日本海航路） （2階建バス） 〈世界における人口1千万人の都市〉 30 20 22 10 0 15 新興国 先進国 4 5 2007年 2025年（予想） ・新興国では、 将来的に（高速）鉄道インフラ整備が不可欠であります。 ・発展した都市間を結ぶ交通網整備として （高速）鉄道需要が高まると考えられます。
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