三和ふれあいフエスタに集まろう - NPO 丹波・みわ

三和ふれあいフエスタに集まろう
〒 620-1443
2009 年 11 月号 vol.71
京都府福知山市三和町寺尾権現 4 番地
NPO法人 丹波・みわ
団体︶
後 援
福知山市健康づくり推進
協議会
大 雅 流 三 和 詩 吟 ク ラ ブ、 米 傳 福
踊 会、 ス イ ン グ メ イ ツ オ ー ケ ス
トラ
事業概要
三 和 荘 を 中 心 に し て、
農 産 物 品 評 会、 小 中 校 生 及 び 文 B,展示部門︵体育館︶
の ス テ ー ジ 発 表、 各 種 団 体 の 模
地 域 公 民 館 作 品、 小 中・ 福 高 三
試食コーナー、老人クラブ作品、
化 協 会 の 作 品 展 示、 文 化 団 体 等 文 化 協 会 作 品、 さ つ き 会 展 示、
擬 店 の 出 店、 市 民 参 加 に よ る 地
和分校作品、地球温暖化防止コー
ナ ー、 食 生 活 改 善 推 進 連 絡 協 議
域交流イベントをおこなう
A,ステージ発表︵三和荘ホール︶
会 の 展 示・ 試 食 コ ー ナ ー、 健 康
診断コーナー、一般作品コーナー
よ さ こ い﹁ 絆 ﹂、 和 太 鼓 ク ラ ブ
﹁響﹂、京都琴遊会リラグループ、
C、模擬店コーナー
年が経過し
◆1998年、NPO立
ち上げから
全国で35,000のN
POが認証された.しか
し多くのNPOが運転資
金に苦しんでいるよう
周年
だ。このたび、きょうと
NPO センターが
記念事業として京都府や
信用金庫などの協力を得
て﹁公益財団法人・京都
D A N C E × D A N C E、 上 川
合 扇 踊 り 保 存 会、 三 和 ハ ー モ ニ
太鼓グループ、
JA女性部銭
支部はぎ教室、
振興会北丹波
琴城流大正琴
太 鼓 ク ラ ブ、
音 楽、 三 和 和
藤 の 会、 三
和中学校選択
の 会、 食 生 活 改 善 推 進 連 絡 協 議
第 2 翠 光 園、 三 和 支 所 O B 有 志
山 学 園 三 和 翠 光 園、 福 知 山 学 園
わ ダ ッ シ ュ 村、 さ つ き 会、 福 知
わ い。 細 見 谷 農 業 生 産 組 合、 み
農 産 加 工 組 合、 農 事 組 合 法 人 か
三 和 地 区 営 農 推 進 協 議 会、 友 高
み わ、 京 都 府 猟 友 会 三 和 支 部、
市運営委員会、NPO法人丹波・
経 済 セ ン タ ー、 青 壮 年 部、 野 菜
請けになり本来の活動が
NPO が自治体行政の下
うにNPOに対する寄付
て社会福祉法人と同じよ
政権に期待するものとし
活用したい◆さらに、新
期待し、私たちも大いに
すことにつながることを
根ざした活動を呼び起こ
きっかけに今一度地域に
る よ う だ。 こ の 基 金 を
できない状況になってい
桜扇会三和支
会、等
者︵ 個 人、 企 業、 団 体 ︶
に対して寄付金控除適用
NP O丹波・みわは鮮魚、イカ
の 和 装 学 苑 京 焼き、フランクフルトの販売を
の税改正を要望したい
前結び宋家き
部あじさい会、
地域創造基金﹂を立ち上
げた◆多くのところで
スイングメイツオーケストラ
唱 ク ー ル・ フ ァ ザ ー ン、 新 舞 踊
福知山市商工会、青年部、女性部、
カ ク ラ ブ、 三 和 安 来 会、 女 声 合
J A 京 都 丹 の 国 三 和 支 店、 営 農
︵三和荘広場、駐車場︶
10
都 支 部、 吟 道 行います
−1−
10
TEL 0773-58-3717
F A X 0773-58-3837
http://www.tanba-miwa.net
発行人:八木 透
編集人:河内一郎
午前 時∼午後3時
︵ホール、体育館、三和荘周辺︶
丹波・みわを含む
23
主 催
20 0 9三 和 ふ れ あ い フ
エ ス タ 実 行 委 員 会︵ N P O 法 人
10
月7日︵土︶
午後1時∼午後5時
︵体育館展示部門公開︶
月8日︵日︶
11
11
新ふるさとのルーツ拝見 ○○
三和の伝説と昔話
軍人だ、日本の軍人だ﹂。
も う 仕 方 が な い。 よ し、 俺 も 陛 下 の
おけばこんな不名誉はないのに・・・
機。 見 れ ば な つ か し き 日 の 丸 の し る
ブーンと爆音勇ましき一機の飛行
も う 最 後 だ と 思 っ た と き で す。 ブ ブ
﹁ 何、 あ た っ て た ま る も の か ﹂。 な お
賊 の 縄 張 り の 中 だ っ た の で す。 や が
た 所 は、 敵 の 陣 地 だ っ た の で す。 馬
には、早五つ六つの穴があいている。 も 気 づ き ま せ ん で し た。 彼 が 着 陸 し
﹁ヒューン、ヒューン、パチ、パチ﹂ れ ど 第 二 の 不 幸 が、 彼 に 近 づ き つ つ
﹁ や、 や ら れ た か ﹂。 見 れ ば 左 右 の 翼 あ る こ と は、 い か に 冷 静 沈 着 な 西 田
馬賊が横から取り巻いてしまいまし
い き ま す と、 バ ラ バ ラ と 数 十 名 の
質 に と っ て や ろ う ﹂ と、 後 を 追 っ て
が し て た ま る も の か、 あ べ こ べ に 人
おじけづいたか逃げていきます。
﹁逃
き つ け ま し た。 び っ く り し た 馬 賊 は
て、声高らかに万歳を叫びました。
らの日の丸の国旗を両手に振り上げ
が ら、 西 田 は 隠 し に 持 っ て い た 国 か
り低く舞ってくれる飛行機を仰ぎな
て し ま い ま し た。 呼 べ ば 答 え る ば か
な し た 馬 賊 は、 一 た ま り も な く 逃 げ
懐かしの日の丸②
し。
心 に 誓 っ た 西 田 は、 何 物 か が 自 分
﹁ブーンブーン﹂西田の頭上を
の 体 に の り 移 っ た か の ご と く、 恐 ろ
舞 っ て く れ る の で し た。 こ れ に 恐 を
も 味 方 を 助 け な が ら、 敵 を 追 っ て 飛
て 銃 を 肩 に し た 一 〇 名 の 馬 賊 が、 西
︵NPO法人丹波みわ会員西村正芳︶
し い 勢 い で 三 人 を 横 な ぐ り に、 た た
ん で い き ま す。 け れ ど い か に 勇 敢 な
た。 す べ て を 天 に ま か し た 西 田 は 必
た。﹁ 何 こ ん な 所 で や ら れ る の か ﹂。 死 と な っ て 戦 い ま し た。 け れ ど 多 勢
西 田 も、 機 械 の 故 障 か ら く る 禍 は、 田を人質にしようと向かってきまし
ど う す る こ と も で き ま せ ん。 隊 長 が
に一人、体はだんだん疲れてきます。
を 報 告 し ま し た、 引 き 続 き 懇 談 に 入
り 出 席 理 事 全 員 が 発 言、 三 和 荘 が 地
域 に 欠 か せ な い 存 在 で あ り 文 化、 ス
ポーツなど多くの分野で貢献してい
る こ と を 強 調、 問 題 点 と し て 構 築 物
の 費 用 負 担 の 明 確 化、 指 定 管 理 者 と
行 政 の 立 場、 水 道 料 金 の 減 免 ま た は
補 助 の 在 り 方、 ス ポ ー ツ 施 設 を 公 認
球 技 場 へ の 整 備、 K E S の と り く み
談 会 が 市 役 所 会 議 室 で 開 催 さ れ ま し ︵ 別 項、 市 長 へ の 書 簡 ︶ 9 名 の 理 事
善を必要とするものは引き続き努力
て の 評 価、 予 算 と の 関 係 が あ る が 改
い、 市 長 か ら は 三 和 荘 の 役 割 に つ い
を 行 う た め に 開 催 さ れ た も の で す。 などあらゆる分野での要望を出し合
松山市長と理事会が懇談会を開催
NPOのページ
出発をとめたのも無理ではありませ ﹁ああ、あの飛行機とともに、死んで
ん で し た。 エ ン ジ ン の 響 き が 変 わ っ
た の で す。 プ ロ ペ ラ ー が 思 う よ う に
回 り ま せ ん。﹁ あ あ、 こ こ ま で 来 て
墜 落 か ﹂﹁ ヒ ュ ー ン パ ッ﹂﹁ あ あ 機 械
にあたってしまった﹂。死を覚悟せる
西 田 は こ れ ぞ 最 後 の 一 弾 と、 隊 を 乱
して逃げ行く敵の中へ、
﹁ドカーン﹂。
彼 方 の 方 か ら 起 こ る 万 歳 の 声、 友 軍
の 叫 び、 死 な ば 機 と 共 に と、 動 か ぬ
飛 行 機 を 操 っ て 西 田 は、 地 上 へ 空 中
滑走。
が 出 席 し ま し た。 最 初 に 各 部 門 ご と
当 日 は、 八 木 理 事 長 が 授 業 で 欠 席
た。 こ の 懇 談 会 は 指 定 管 理 者 の 最 終
の 収 支 と 7 月 時 点 で の 収 支 を 説 明、 するとの表明があり約1時間20分
9 月 2 9 日、 N P O 理 事 会 が か ね
てより要請していた松山市長との懇
したのです。不思議だ不思議だ、まっ
年度にあたってこれまでの取り組み
単年度では黒字で推移していること
神 の 助 け か、 仏 の 助 け か、 そ れ と
も 技 術 の た め か、 西 田 は 無 事 に 着 陸
た く 不 思 議 だ。 彼 は 東 の 方、 日 本 を
の報告と問題点を率直に意見交換
の懇談を終了しました。
拝 し て 陛 下 の 万 歳 を 叫 び ま し た。 け
−2−
37
日
市長への書簡
2009年9月
福知山市長
松山正治様
NPO法人丹波・みわ理事長
八木
佛教大学
教授
透
謹啓
9 月も下旬になりまして、よ
うやく秋めいてまいりました。松山
市長におかれましては、ますますご
清祥のことと拝察申し上げます。日
頃は、NPO法人丹波・みわの活動に
ことは大きな問題であり、それは私
きまして、赤字が累積してしまった
いるところです。経営的な意味にお
とを確認し、その計画を目下進めて
解消に向けて全力で対処してゆくこ
と職員全員が力を合わせて、赤字の
深く反省し、今春より、理事メンバー
者である私の力不足が原因であると
になってしまいました。これは責任
ら赤字が累積し、それが大きな金額
りました。しかしさまざまな事情か
和荘の管理 ・ 運営に取り組んでまい
流の拠点である公共施設としての三
惧いたします。万一、営利中心主義の
割を無視することに繋がると大変危
ば、本来のこのような施設の持つ役
動の規制を受けるようなことになれ
られ、営利最優先の旗印の元、もし活
営が、財政的な視座からだけで捉え
三和荘のような公共施設の管理 ・ 運
つあります。しかしだからといって、
は、少しずつではありますが現れつ
実行に移しつつあります。その成果
方策を練り、目標を具体的に定めて、
ません。赤字軽減のための具体的な
ための努力を惜しむつもりはござい
者は、ある面では矛盾をきたすこと
てゆこうと考えております。この両
動を、これまで以上に活発に展開し
の方々のさまざまな交流のための活
が持つ本来の使命である、地域住民
に努めてまいります。一方で、三和荘
し、少しでも赤字が解消できるよう
までの管理 ・ 運営の基本方針を見直
結論と致しまして、繰り返しにな
りますが、私たちNPO法人は、これ
します。
うに、なにとぞご理解をお願いいた
の扱いだけはしていただきませんよ
からといってそれを止めてしまうこ
元で三和荘の管理 ・ 運営が行われる
活動を行うことが不可能となってし
とは、何度も申し上げますが、三和荘
た ちN P O 法 人 の 責 任 で あ る こ と は
まいます。そうなれば、まさに本末転
本来の使命を放棄してしまうことに
もあり得ます。後者の活動は、どうし
倒。何のための施設であったのかが
なります。それはまさに、三和荘が
ことになれば、本来的に地域住民の
せん。三和荘はあくまでも地域住民
わからなくなってしまいかねませ
﹁生ける屍﹂と化してしまうことを意
間違いがありません。しかし、言うま
の方々の交流の拠点となるべき公共
ん。そうなれば、それはもはや公共施
味します。松山市長におかれまして
ても営利的にはプラスにならず、マ
施設です。だからこそ福知山市は、そ
設としての意味をなさなくなった、
は、この点をどうぞご理解くださり、
方々のさまざまな活動の拠点となる
の管理・運営をNPO法人に、指定管
中途半端な、名ばかりの無意味な施
今後の三和荘の管理 ・ 運営を中心と
でもありませんが、三和荘は営利目
理者として委ねておられるのだと理
設と化してしまうでしょう。そのよ
し た 、 私 た ちN P O 法 人 の 活 動 に ご
イナスを生む例が多いからです。だ
解しております。
うな愚行だけは何としても回避しな
支援とご協力を賜りますことを、切
べき施設が、そのための取り組みや
面にて私の考えをお伝えいたします
日本中のほとんどの行政が財政難
ことをお許し願いたいと存じます。 の折、公共施設も、財政的に確かな
ければならないと考えます。要は、福
にお願い申し上げます。
的の民間のホテルや旅館ではありま
バックボーンが必要であることは当
知山市として、市有の公共施設であ
ご理解とご支援を賜りまして、誠に
然だといえましょう。三和荘におき
る三和荘の、地域における本来的な
ありがとうございます。
ましても、赤字をすこしでも軽減し、
役割を十分に再認識していただき、
PO法人丹波 ・ みわは三和荘の指定
三 和 荘 が オ ー プ ン し て4 年 半 の 歳
月が経ちました。これまで、私たちN
い公務にて、欠席させていただき、書
が、勤務校のどうしても抜けられな
ただくべきところではございます
本日は、私も同席させていただき、
直接お目にかかってお話をさせてい
健全な財政状態に近づけてゆくこと
営利目的の民間ホテルや旅館と同様
敬具
は必須だと考えます。私たちはその
管理者として、地域住民の方々の交
−3−
27
14
ど、こっちへ帰って来て格差を実感し
ました。福知山全体が元気になってほ
しい、田んぼは田んぼらしく、山は山
らしく、川は川らしく。そう考えて共
通の思いを抱く人たちと新しい村おこ
しをやろうと07年の九月にスタート
しました。
河内 ﹁古民家同好会﹂という名前か
ら想像していたより、はるかに荘大な
取り組みをされているようで驚きまし
た。 こ の 事 務 所 も り っ ぱ な 梁 と 柱 が
通ったすばらしい建物ですね。まさに
活動の拠点であり原点となる場所です
ね。現在はどのような活動をされてい
ますか。
由良 古民家
同好会には三
つの目標があ
り ま す。 一 つ
は、 第 一 次 産
業 の 復 興、 二
つ目は幼児の
エ コ 教 育、 も
う一つは高齢
者にやさしい
村づくりです。
折々の懇談会
や専門家を招
いての講演会
もしています
し、 九 月 に は
栗祭りと芋掘りを一緒にやって皆さん
に喜んでもらいました。
三月にあったこの事務所の竣工式にも
たくさんの方が参加してくれました。
今後は就農希望者の受け入れ、サポー
ト、有機栽培なども力を入れていきた
いと考えています。今年初めて同好会
としてお米を作りました。4反ほどで
しょうか。でも赤字でした。有機栽培
米などこだわりのお米を高くても売れ
る販路をつくらないとね。そこで、年
齢が上で収入も高くて美味しいものが
好きな男性に売るということを考えて
いるんですよ。女の人より男の人のほ
うが買いそうな気がするんです。
河内 男性に売るとはおもしろいです
ね。男性雑誌なんかでも、食に関する
特集は多いですからね。
問題はたとえ新規の農業従事者が来て
も、農業だけではなかなか食べていけ
ないことですね。逆に専業農家でなく
ても何か他に職業を持ちながら農業を
−4−
◎暮らしの場であり、家族の歴史と思い出が詰まった家。そして、手を
入れ耕し、代々守られてきた山や田畑。しかし今、この風景は大きく様
変わりしました。 Uターンして目の当たりにした、ふるさと存亡の危機
に対して﹁住んでいて良かったと思える村﹂を目指し、志を同じくする人々
と共に新たな地域づくり。
それは山林や田畑、民家の次世代への継承を理念とし、地域一体を﹁継
ぎの里﹂と位置づけて活動する﹁古民家同好会﹂の設立でした。会を立
ち上げた理事長の由良
智さんと奥様で副理事長の孝さんに、自然と共
に暮らし、おおらかにふるさと再生に取り組む日々と、今後の楽しい構
想を語っていただきました。
︵ 月 日古民家同好会事務所にて︶
河内 この事務局の建物の向かいにあ
るご自宅もたいへんりっぱな建物です
が、福知山に帰って来るために改築さ
れたわけですか。
由良 いえ、そうではないんです。私
は福知山高校を卒業して大学からずっ
と関東におりまして、長男でしたけれ
ど帰ってくる気はなかったんです。母
親の介護がきっかけで04年にUター
ンし翌年に改築しました。後を継いで
もらうことになっていた弟が急逝して
しまったので帰って来たのです。今は
毎日山へ行ったり、古民家同好会の懇
談会に参加したり里山暮らしを送って
います。
河内 古民家同好会をつくられたの
は、 こ ち ら へ 帰 ら れ て 思 う と こ ろ が
あって立ち上げられたのですか。
由 良 ま ず 帰 っ て 来 て 感 じ た こ と は、
都会と地方の格差です。やっぱり東京
は勝ち組なんですよ。このあたりでも、
私が小学生の頃あった家の一割はなく
なっています。休耕田がいっぱいでき
て山は荒れている。向こうで暮らして
いる時は、格差と言ってもなんとなく
頭のなかで思っているだけでしたけれ
*古民家同好会(福知山市) 理事長 ゆ ら
たかし
由良 智さん
*同副理事長 ゆ ら
たか
由良 孝さん
* NPO 法人丹波・みわ専務理事
かわうち
いちろう
河内 一郎
古民家同好会 展示室にて
10
続けていく人が増えれば、田んぼも畑
も守られると思うんです、私も実際そ
の一人ですが。それと、地域にちょっ
とでも活気を取り戻すためには団塊の
世代がどれだけ帰って来てくれるかも
大きいですね。由良さんのように。
由良 そうですね、外から人が来ると
刺激になりますね。私も福知山出身の
知 人 に 帰 っ て 来 い よ と 言 っ て ま す が、
なかなか帰ってこないですね。
河内 ところで副理事長に就任された
奥さんのご出身はどちらですか。これ
まで農業とか田舎暮らしの経験はあっ
たんですか。
孝 私は神奈川の出身で父親はサラ
リーマンでしたからまったく経験はあ
りませんでした。何しろそのつもりも
ありませんでしたから。
河内 それが思わぬ展開となったわけ
ですが、最初はいろいろ苦労や戸惑う
ことが多かったのではないですか。
孝 まず虫ですね。家にいてもヤモリ
やムカデがいて最初は悲鳴をあげてい
ました。山や畑へ行けばまた蜂だとか
いろんな虫がいますからね。それと人
間関係のとらえ方。私の今までの環境
では﹁台所まで入る﹂お付き合いは時
間をかけて、よくよく知り合った間柄
です。でもここでは、特別のことでは
ないんですね、台所まで入るのは。そ
して、だれとも顔を合わせなかったの
に﹁孝さん、青い服着て今日はどこ行っ
ちゃっとって﹂と言われてびっくりし
たり。これがごく普通のご近所付き合
いなのだとわかりましたが。
河内 畑や山仕事はどうですか。
孝 松茸山が絶滅状態になってしまっ
たので、一緒に雑木を伐って作業をし
ました。
蜂除けのネットをかぶってガードして
行くんです。鉈も使えます。この間は
一本だけですけど、松茸を私が見つけ
たんです、ほんとに偶然ですが。
河内 それはたいしたもんです。松茸
も本当に出なくなりました。人の手が
入らなくなって山が荒れて、反対に外
国の植物がすごく勢いを持って増えて
います。
由良 本当に雑草と獣と、その二つと
の闘いです。イノシシの檻を仕掛けて
も餌だけ取られています。創成大の先
生が焼畑農業の作物は味がいいと言
われていたので、一度やってみようと
思っていますが、蕎麦はシカが食べて
しまうのでニンニクにしようかと思っ
ているんです。
河内 先ほど団塊の世代もなかなかふ
るさとへ帰って来ないという話が出ま
したが﹁古民家同好会﹂の活動を通し
て大分賛同者というか、ふるさとの山
や農地への関心も生まれてきているの
ではないでしょうか。由良さんは所有
する山林や田畑を提供して﹁継ぎの里﹂
構想を会員の協力も得ながら着実に進 季を通して自然に親しめる自然観察公
めておられますが、これからの可能性 園も形ができてきました。やはり福知
という意味でもどう感じておられます 山全体をどう良くしていくのかという
か。
ことです。
由良 確かに何か人の役にたつことを 私自身、毎日山へ出かけて里山の暮ら
したいとか、ふるさとの崩壊をなんと しをじゅうぶん味わっています。
か食い止めようと思っている人は増え 河内 地域に根がついてきた感じが強
てきていると思います。ただ、それが くしますね。副理事長さんはこちらに
まだバラバラで点の存在になっている 暮らしていかがですか。
んですね。だから今後はそれをまとめ 孝 た と え ば 8 0 歳 く ら い に な っ て、
る人、コーディネートすることが重要 子どもたち家族と同居している場合は
です。財政的な面でも個人でやってい いいのですが、一人暮らしや夫婦二人
くのは限界があります。企業の社会的 の場合いざ病院へ行こうと思っても行
責 任 や 自 然 破 壊 に つ い て 関 心 を 持 ち、 けない事態が地域で起こるのではない
考える企業があればそういったところ かとそう言う点が心配ですね。だから
がバックアップしてくれることで、農 若い人も巻き込んだ新しい村つくりが
業でも食べていける状況を作りだすこ 大事だと思います。
とができると思います。
河 内 医 療 の 問 題 は 本 当 に 深 刻 で す。
田舎にいても希望が持てる仕組みが必 暮らし全般をフォローするシステムを
要ですから。
行政は住民の力も借りながら早急につ
﹁ 継 ぎ の 里 広 場 ﹂ の 取 り 組 み は お か げ くる必要があると思います。そのほか
さまで進んでいます。みんなの協力で にあたためておられる構想はあります
間伐や草刈りをして、子どもたちが四 か。
由良 ワニを飼おうかと話しているん
ですよ。理由は世話がすごく簡単で5
分ですむらしいので、それならいいと
副理事長は言ってます。逃げ出さない
ようにすることと、寒いのはだめです
から、冬はお湯にすると光熱費が高く
つくのが悩みです。福知山の里山にワ
ニなんて楽しいでしょう。
河内 最後を思いもかけない楽しい話
でしめていただきました。ふるさと福
知山のために私たちNPO丹波・みわ
も さ ら に 力 を 発 揮 し た い と 思 い ま す。
ワニ飼育構想の後日談を楽しみにして
います。今日はどうもありがとうござ
いました。
−5−
先日、知人と訪れさせて頂きました。あり
皆さんのお内に鼠はいませんか。
がとうございました。
ご存知の方もあるかと思いますが三年前ラ
宝塚市 山内一久
ジオで彼岸花の球根を嫌がると聞き早速掘っ
小に入れて通り道にあちこち置
てきてトレー○
政権交
い1日でした。
三和町 西山みさを
/ 5 ∼ 6 G & Bテ ニ ス ク ラ ブ で 利 用 さ せ
て貰いました。有りがとうございました。
京都市 臣 照彦
ふる里は 春は山菜夏は鮎
きのこボタン鍋 憩は三和荘
亀岡市 井上由太郎
台風も静かに通り過ぎ秋空の下楽しく秋祭
りに参加しました。何をしても気持の良い季
節、スポーツの秋、行楽のシーズン、色ん
す。
舞鶴市 藤本美知子
館 長 の キ ヨ ち ゃ ん、 相 変 わ ら ず 可 愛 か っ た で
な所に出かけて楽しみたいと思っています。
﹃毎回お風呂を楽しみに利用させていただ
三和町 大槻昌子
いております。
﹄
宇治市 徳野芳隆
義母のお世話の合間に久しぶり入浴、食事
に行きました。
第 6回 ワ ン デ イ ウ ォ ー ク は 早 速 申 込 み ま し
好 き な サ ウ ナ も 楽 し み、 リ ニ ュ ー ア ル さ れ
た。楽しみにしています。当日晴天だと良い
ていたお風呂、すごく気持ちよかったです。
のにと思っています。
たのでインターネットで調べました。よい勉
⋮ に、 思 わ ず
風呂も改修されたので、ウォークのあとの
入浴、楽しみです。
︵花崗岩の﹁錆石﹂とあっ
ま し た。 キ ヨ
強になりました。
︶
と し て は、 末
永 く、 館 長 さ
叩いてしもた。
蚊め!ブ∼ン、パチンッ、ブ∼ン、イテッ顔
ん で、 が ん
ブ∼ン、うるさいなあ、人が寝てる時に⋮。
も う 9 月 の 終 わ り や っ ち ゅ う の に、 し ぶ と い
ばってほしい
守口市 鷲尾奈名子
三和町 長沢初枝
丹波みわ楽しみにして読ませて頂いており
京都市 山口幸男
ます。
ちゃんファン
笑ってしまい
代しましたが
した
びっくりしま
ン 引 退? と
て、 キ ヨ チ ャ
☆あわてものの私は、キヨちゃんの写真を見
守口市 鷲尾奈名子
いつも、おばあちゃんの家に行ったときは、
いてみましたらほんとうによく効き一匹のね
三和荘のおフロに行きます
ず み も い ま せ ん。 花 が 終 る 頃 す ぐ に 掘 ら な い
と 分 か ら な く な り ま す。 一 度 や っ て み て 下 さ
い。
毎 年 球 根 を 掘 っ て や っ て い ま す。 ア ミ の 袋
でもいいですよ。
長岡京市 那須喜代子
夫は三和荘で楽しみました。
三和町 足 立 み 和
5 ∼ 6個 ず つ お い て い ま す ど ぶ ね ず み に は
駄目らしいです
三和町 髙見信一
三和荘fan の客層の範囲の拡大に驚かさ
れ る と 共 に 感 服 し て い ま す。 更 な る 御 発 展 を
⋮。
です。
京都市 小西美鈴
蚊 取 り 線 香 つ け よ か な。 起 き た ら 目 覚 め て
しまうし、起きる時間には早過ぎるし、ん∼
面倒臭いなー、ガマンしよかなー。やっぱり
ら火ぃ付けてZZZ Z Z。
秋の取り入れは台風に合わず助かりまし
福知山市 三宅美一
た。 わ ず か し か な っ て な い お く て の 栗 が 台 風
たがほかに被害もなくよかったです。
゛あ∼寝過ごしたっ。
三和町 芦田英美
付けよ。煙が早よ回るように、線香の両端か
いつも日帰り入浴を楽しませて頂いていま
す。 浴 場 に 音 楽︵ B G M ︶ が 流 れ た ら も っ と
10
でほとんど落ちてしまいました。心配しまし
美 味 し か っ た! 楽 し か っ た! 又、 利 用 さ せ
て下さい
リラックスできるかも?
!!
村まつりも秋晴れに恵まれ、おみこしのお
三田市 山内好美
旅も出来、子供達のすもうもにぎやかに、良
−6−
!!
理者河内専務となっています。
実施しました。今回の訓練は職員の少ない時
の火災を想定、午前8時に2階客室から出火
を想定、具体的な訓練に移りそれぞれの任務
につきました。この後福知山市消防東分署の
講評を受け訓練の必要性を痛感しました。
三和荘の自衛消防組織は、自衛消防隊長清
月~2月
ル大会が開催されました。当日は秋晴れの下
8チームが参加、熱戦が繰り広げられた結果、
千束チーム優勝しました。優勝チームには賞
状、カップ。三和荘食事券、準優勝、3位に
月
日︵日︶午後2時∼
京都市立芸術大学音楽専科院生
三和荘ホール
出演
◎クリスマスコンサート
コンサートのお知らせ
10 月 17 日、第4回三和荘杯ソフトボー
三和中学校音楽専科生徒
女声合唱クールフアザーン
準優勝 菟原中
3 位 芦淵 梅原
◎北村
謙
しし鍋フオークコンサート
︵予定︶
入場料
1,000円
住︶
大学でピアノ専攻
ニューヨーク在
ピアノ
ダニエル・シュルマン
︵ ジ ュ リ ア ー ト 音 楽 院、 コ ロ ン ビ ア
住︶
ど各賞を多数受賞、ニューヨーク在
ア音楽院を主席卒業、京都音楽賞な
バイオリン
鷲山かおり
︵ 京 都 市 立 芸 術 大 学、 サ ン タ チ ェ リ
三和荘ホール
出演
バイオリンとピアノのコンサート
1月3日︵日︶午後2時∼
◎ニューイヤーコンサート
優 勝 千束
2月下旬
三和荘ホール
−7−
は賞状、三和荘食事券が贈呈されました。
試合結果
三和荘のページ
の応募状況と制度について河内専務
が報告しました。
この後、職員から多くの意見が出
されさらに前を向いて進むことを確
認しました。
水常務、副自衛消防隊長伊藤支配人、防火管
全職員集会を開催
月 日、休館日を利用して全職
員集会を開催しました。今回の集会
の 目 的 は 第 1に 5 年 目 に 入 っ た 三 和
荘の経営について上半期が終了した
時点で全職員が正確に把握し下半期
の 売 り 上 げ の 向 上 に つ な げ る こ と。
第 2は 来 年 3 月 で 指 定 管 理 が 終 了 と
なり次期指定管理者を公募している
下で今一度、指定管理者制度につい
て理解を深めるために開催されまし
た。
上半期の収支状況の説明と課題に
ついて清水常務が報告、指定管理者
10 月 20 日、全員集会の後秋の防火訓練を
三和荘杯ソフトボール大会
千束が優勝
13
20
三和荘防火訓練を実施
12
12
10
たんば・みわ
クロスワードパズル
食欲の秋 おいしい物を求めて。
13
14
15
16
17
18
19
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28
29
30
31
32
33
34
35
36
1.抑揚や調子の変化
5.トゲに気をつけて採る
秋の味覚
6.独占○○
名誉○○
.手軽に宿泊できる
.液体が蒸発
.一輪・二輪・三輪・四輪
.足袋
1.入り込むと迷って出られなくなる道
5.愛媛の旧国名
7.ライラック
良い香りの花
.サイエンス
.秋を楽しみながら歩く
.地球上には六つある
ム製の輪
.親・薬・小・中・人差し。
■プレゼント
.﹁テレビ○○○﹂﹁ホーム○○○﹂
正解者の中から抽選で5名の方に
プ レ ゼ ン ト を 贈 り ま す。 は が き に 正
解 を 書 い て、 6 2 0 1 4 4 3 福 知
山市三和町寺尾権現4
NPO法人
丹 波・ み わ ま で お 送 り く だ さ い。 応
募の締め切りは 月 日
先 月 号 の 正 解 は﹁ ア キ マ ツ リ ﹂ で
し た。 応 募 総 数 は 通、 全 員 正 解 で
し た。 抽 選 の 結 果 当 選 者 は 次 の 5
名 の 方 で す。 三 宅 美 雪︵ 大 阪 市 ︶、
中 島 道 子︵ 福 知 山 市 ︶、 上 嶋 不 二 枝
︵ 綾 部 市 ︶、 臣
照 彦︵ 京 都 市 ︶、
足立み和︵三和町︶
実施値
6856
累計値
29,885
達成度
104%
評
価
A
.自転車、自動車などについているゴ
KES環境改善計画
進 捗 状 況( 9 月 度 )
1、電力使用量︵2%削減︶
目標値
35,663
累計値
272,868
実績値
34,989
累計値
264,675
達成度
103%
評
価
A
3、生ゴミ有効利用
目標値
23
累計値
115
実施値
26
累計値
149
達成度
129%
評
価
A
15
6、総合評価
C
5、エコツーリズム
目標値
3
累計値
27
達成度
112%
評
価
A
累計値
14,600
実施値
2,025
累計値
11,850
達成度
81%
評
価
C
35
12
ヒント
11
34 31
4、割り箸の削減
目標値
2,000
11
1、 、 、 、 の文字を組み合わせて一つの言葉にし
てください。
10
ヨコのカギ
9
2.物事を人に頼むこと
8
タテのカギ
7
17
21
30
32
26 24 15 10
26 21 13 10
2、紙の使用量
目標値
6200
累計値
31,000
−8−
6
5
4
3
2
1