ブラジルの金融市場動向 Weekly Report

2016年12月19日
ブラジルの金融市場動向 Weekly Report
【2016年12月10日~2016年12月16日の推移】
【1】先週の回顧
【ブラジル・レアル 為替推移】 (2016年11月18日~2016年12月16日)
主要産油国が原油生産量の削減で合意し原油価格が
上昇したことを背景に、資源国へのリスク選好姿勢が強
まったことがレアルの上昇に寄与しました。
歳出抑制法案が上院を通過し、成立しました。また、テ
メル政権からは経済活性化包括策が発表されましたが、
政策の一部は具体性を欠いており、議会承認も必要なこ
とから、市場の反応は限定的でした。
注目されていたFOMC(米国連邦公開市場委員会)で
は、市場の予想どおり0.25%ポイントの利上げが発表さ
れました。FOMCメンバーによる2017年の政策金利見通
しが前回の2回の利上げから3回の利上げへと変更され
たため、やや引き締め姿勢が強いものと解釈され、新興
国通貨であるレアルが弱含む材料となりました。しかし、
日米の金利差が一層拡大するとの観測により、円が引き
続き米ドルに対して弱含んだため、対円で見るとレアル
への影響は限定的となりました。
40
(円/レアル)
(レアル/米ドル)
円/レアル(左軸)
38
34.77
3.0
34
3.2
32
3.4
30
3.6
3.39
28
高
安
3.8
26
11/18
11/25
12/2
4.0
12/16
12/9
※四捨五入の関係で数値とグラフの目盛りが一致しない場合があります。
【ブラジル 金利推移】
【2】今週の見通し
レアル
2.8
レアル/米ドル(右軸、上下反転)
36
2.6
今週は、インフレ率などの経済指標が発表される予定
です。来年にかけてインフレ率が低下する見込みである
ことや、足元のインフレ率が落ち着きつつあることで、市
場では景気下支えのための政策金利の引き下げが予想
されています。しかし、足元の通貨安や原油高により、イ
ンフレ率が上振れるようであれば、政策金利の動向に影
響を与えることが想定されます。
13.5
引き続き、財政健全化の動向や、テメル政権の財政再
建の実行力が注目されています。公的年金支給年齢の
引き上げや社会保障改革など国民に痛みを強いる緊縮
策には各方面から反発も予想されますが、政権が財政健
全化を着々と進めることができれば、海外からの投資も活
発になると見込みます。
11.5
(2016年11月18日~2016年12月16日)
(%)
2年国債
13.0
12.5
12.0
11.41
11.0
10.5
11/18
11/25
12/2
12/9
12/16
【3】主要経済指標
発表日
12/13
12/15
12/21
12/21
発表頻度
毎月
毎月
毎月
毎月
期間
2016年10月
2016年10月
2016年11月
2016年12月
指標名
小売売上高(前年同月比)
経済活動指数(前年同月比)
経常収支(百万米ドル)
インフレ率(15日締め、前年同月比)
データ
-8.2%
-5.28%
---
(参考)前回
-5.7%
-3.44%
-3,339
7.64%
(出所:ブルームバーグより大和投資信託作成)
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