ブラジルの金融市場動向 Weekly Report

2016年8月8日
ブラジルの金融市場動向 Weekly Report
【2016年7月30日~2016年8月5日の推移】
【1】先週の回顧
【ブラジル・レアル 為替推移】 (2016年7月8日~2016年8月5日)
先週のブラジル・レアルは対円、対米ドルともに上昇し
ました。金利は低下しました。
週前半は、原油価格の下落や、州政府債務問題を解
決する法案の審議が国会で難航していることが、嫌気さ
れました。
その後、ガソリン在庫が予想以上の大幅な取り崩しと
なったことから供給過剰懸念が和らぎ、原油価格が反発
したことや、英中央銀行が政策金利を0.25%ポイント引き
下げ、国債買い入れ枠も拡大したことを受け、投資家セ
ンチメントが回復しました。また、米国の雇用統計が良好
な結果だったことを受け、レアルは上昇する展開となりま
した。
金利に関しては、中央銀行のエコノミスト調査の結果か
ら、インフレ期待が低下していることが示唆され、早期の
利下げ観測から短期の年限を中心に金利は低下しまし
た。
38
(円/レアル)
(レアル/米ドル)
2.8
円/レアル(左軸)
36
レアル
3.0
3.17
レアル/米ドル(右軸、上下反転)
高
34
3.2
32
3.4
30
3.6
32.18
28
3.8
26
安
4.0
7/8
7/15
7/22
7/29
8/5
※四捨五入の関係で数値とグラフの目盛りが一致しない場合があります。
【2】今週の見通し
国内では、引き続き財政状況と政治動向に注目が集ま
るとみられます。2017年のプライマリー・バランス(基礎的
財政収支)の赤字目標は、1,390億レアルと発表されてい
ます。政府は、景気回復による歳入増と公共事業の民営
化や資産売却により目標を達成するとしており、財政赤
字を改善させるための政策に関する議会での審議の行
方が、今後の注目材料になると思われます。
国外では、投資家センチメントが改善しており、ブラジ
ル資産には追い風となっています。足元では、ブラジル
資産は堅調に推移することが見込まれますが、ブラジル
中央銀行は急激なレアル高には警戒感を示し、引き続き
レアル売り米ドル買いに相当する為替オペレーションを
行っているため、為替動向は落ち着いた推移となると思
われます。
また、ルセフ大統領に関しては、上院で弾劾審議が行
われており、8月後半には弾劾の評決が上院で行われる
と見込まれています。
【ブラジル 金利推移】
14.0
(2016年7月8日~2016年8月5日)
(%)
2年国債
13.5
13.0
12.5
12.28
12.0
11.5
11.0
7/8
7/15
7/22
7/29
8/5
【3】主要経済指標
発表日
8/2
8/9
8/10
8/10
発表頻度
毎月
毎月
毎月
毎月
期間
2016年6月
2016年6月
2016年7月
2016年6月
指標名
鉱工業生産(前年同月比)
小売売上高(前年同月比)
インフレ率(前年同月比)
経済活動指数(前年同月比)
データ
-6.0%
----
(参考)前回
-7.5%
-9.0%
8.84%
-4.92%
(出所:ブルームバーグより大和投資信託作成)
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