平成 28 年度 第 栽培 区分 草 丈 (昨年比) cm 極 匠 匠(前年真) 舞 一般 58.3(-8.8) 57.9(+2.5) 55.7(-2.8) 76.1 (+10.1) 63.8(+3.6) 4 回 青 空 教 7月 12 日 茎 数 葉 色 (昨年比) (昨年比) 本/株 18.0(-1.0) 18.0(-5.4) 17.4(-6.2) 19.8(+0.8) 32.4(+6.4) 3.7(-0.5) 4.2(-0.1) 4.0(-1.0) 4.2(+0.4) 3.6(-0.8) 室 7月21日(木) 7月 19 日 幼穂 ㎜ 草 丈 cm 茎 数 本/株 -(±0) 0.5(+0.5) -(±0) 3.3(+0.8) 0.5(+0.5) 70.7(-6.3) 66.8(-2.8) 68.4(-5.5) 85.2(+7.6) 73.9(+3.3) 18.4(+1.4) 17.6(-5.0) 19.2(-3.2) 18.6(+0.4) 22.4(-1.0) 1.穂肥について ・ほとんどの圃場で幼穂形成期(穂肥の時期)に入りました。草丈は短く 茎数も少な目ですが、生育は昨年よりやや早まっています。一度目の 穂肥を施肥してください。 ・葉色が濃いなら一度目の穂肥は減らしましょう。葉色が薄い場合は、 多目に施肥してください。施肥量は右表を参考にして調節します。 ・幼穂2~7㍉を確認したら、アグレット674を施しましょう。 一般栽培では福井有機追肥 50 も可です。有機追肥 50 など化成肥料 を施す場合は、幼穂 10 ㍉を確認してから施肥にしてください。 葉 幼穂 ㎜ 出 穂 予想日 (昨年比) 7(+2.0) 4~5(+1.0) 5(±0) 40(+1.7) 6(±0) 8/9(-1) 8/7(-4) 8/7(-3) 8/3(-4) 8/7(-3) 色 3.8(-0.7) 4.2(-0.5) 4.2(-1.1) 4.2(-0.1) 3.8(-0.5) 区 分 極・匠・真・舞 一般栽培 葉 色 有機アグレット 674 (N6%,有機 100%) 福井有機追肥 (N12%・有機 50%) 30kg(N1.8) 15kg(N1.8) 4.0 前後 20kg(N1.2) 10kg(N1.2) 4.5 以上 10kg 以下(N0.6) 1回目は省く 2回目 20kg(N1.2) 15kg(N1.8) 3.5 以下 ・2 回目の穂肥は 1 回目を施用してから 10 日後です。出穂期以降の施肥(実肥)は登熟が遅れてバラつきやすくなり、 食味も悪くなります。実肥は施用しないで下さい。田植えを6月上旬に行った場合を除き、8 月上旬以降の穂肥 はひかえましょう。施肥量や施肥時期に迷った場合は、農協に相談してください。 2.病虫害対策 ・町内各所でいもち病が発生しています。来週の雨で被害が広がる恐れがありますので、圃場の観察をきめ細かく 行い、いもち病の斑点が見えはじめたらできるだけ早く防除しましょう。 ・殺菌剤でいもち病の防除を行う場合は、風下の圃場に迷惑をかけないよう風向きに注意して作業してください。 一般・舞はブラシン粉剤、匠・極ではホワイトミネラル(貝の粉)を使って防除します。 ・カメムシ防除の基本は草刈です。7 月中に畦畔の草刈を行いましょう。 ・小型のカメムシは雑草の穂(おしべ)のにおいにひかれて飛んできます。 ヒエ、アワ、エノコログサなど稲の出穂前に穂をつける雑草は、必ず 除草して下さい(左の写真は、ヒエの汁を吸う斑点米カメムシです)。 ・一度に草刈できない場合は、雑草の穂を抜くだけでも圃場へのカメムシ の侵入を減らせます。北側の畦畔や、日当たりの悪い畦畔など、気温が 高い時に虫が避難しそうな涼しい場所から優先して草刈りしましょう。 ・カメムシは朝夕の涼しい時間帯に移動します。朝夕に畦畔と稲株の間に 水があると、歩いて圃場に進入する大型カメムシを減らせます。 ・カメムシの防除は、出穂 7 日後の早朝か夕方にスタークル粒剤を散布します(一般・舞作りのみ)。殺虫剤の散布量 や散布時期がわからない場合は、農協に相談してください。 3.水管理(出穂期から収穫 7 日前までの水管理で、米粒の大きさや品質が変わります!) ・出穂までは間断通水(水がなくなったら入水し、常に田面が乾かないように保つ)を行いましょう。 ・出穂してからは特に水が必要になります。水が十分ある地区では浅水でかけ流しを、水が少ない地区では間断通水 を行ってください。お盆前は一年で最も暑い時期なので、圃場の水を切らさないように管理しましょう。 ※毎年電気柵による事故が発生しています。町外の観光客が増える時期ですので、電気柵の近くには目立つ場所に 「感電注意」など危険を知らせる看板を設置しましょう。機械の故障や漏電がないかもこまめに確認してください。 本年の青空教室は今回で最後になります。収穫までしっかり圃場管理し、おいしいお米をたくさん収穫しましょう!
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